下着と、前よりちょっとだけもっこりしてしまうショートパンツを履き直して、アトリエを後にした。
中央区のいつもの場所に向かえば、やはり親友はそこにいた——どうやら商談中の様子。終わった折を見て声を掛け、アトリエまで来てもらった。
「ねえ、見て欲しいものってなんなの?」
「今、見せるよ。でも、その……びっくりすると思うけど、どうか冷静に、落ち着いて。ねっ?」
「えっ? う、うん……そんなに、びっくりしちゃうような事なの?」
「クラウディアなら、間違いなくびっくりすると思うよ……うん、よしっ。覚悟も決まった! 先に謝っておくね、クラウディア。あたし、ちゃんと女の子だからね? だからその……ごっ、ごめんね!」
両手を腰に持っていき、屈まるように背中を曲げ、指を引っ掛けてショートパンツを降ろし、続けて下着もするすると降ろしていく──すると露わになる、あたしの肉棒。
「え……う、えっ? こっ、これって、まさか……」
「うん……そっ、その。おっ……おちんちん、かな……?」
「えっ……えぇーっ!?」
クラウディアは両手で口を覆い、目をぱちくりと開いて心底驚いていた。そして、すぐにその手で顔を覆って、
「うそ……! うそぉっ……!」
と声を発しながらも膝を曲げて座り込むことで近付き、そしてその指の隙間からも目を細め、しっかりとあたしの肉棒をじぃーっと見つめてきていた。
「クラウディア……その。見てるの、ばればれだよ?」
「……えっ!? やっ、わたし、見てない! 見てないよ、ライザ! ライザの勘違いだよ!」
と、口を開く度に指の隙間が広がっていく。そしてあたしの勘違いだと言い放った折には、いよいよ両手を太ももに降ろして前のめりになり、あたしの肉棒に熱い視線を真っ直ぐに向けていた。
「みっ、見てるよ、思いっきり……!」
なんだか、あたしの方が恥ずかしくなってしまう。どうしよう、恥ずかしい──その時、あたしの肉棒がびくびくと脈打って、凄い速さで大きく、長く、太くと形を変えていった。みるみる内に育ち、先まではだらんとしてちょっとだけ包皮を被っていたはずの花びらが今や満開で、クラウディアの視線を捉えて離さない。項垂れるようだった姿勢だって、もう見違えるくらいに背筋をぴんと張り、真っ直ぐに天を仰いでいる。そうなるまで、いや今も、びくびくと脈打ち続けている。
見たことがなくたって、これくらいは知っていた。しかし、あたしよりも先にクラウディアが開口した。
「らっ、ライザ……! まって、おっきくなるところなんて見せないで……!」
「ちがっ! 違うの、クラウディア! クラウディアがまじまじと見つめるから……だ、だから……!」
「うう……こんなの、わたしに見せつけたりして……! ライザ、まさか……わたしのこと……?」
「違う、違うよクラウディア! そうじゃない! それは本当に勘違い! あたしね──」
ロミィさんから頼まれてもらったキノコ。それとオーレン族っぽい女の子から貰った白い液体を使って調合してみたら、こんなことになった──と、これまでの経緯を伝えてから、
「──それで、もうずっとこのままなのかなって。それは困るなって……相談できる相手も、クラウディアくらいしか居なくて……!」
「そっ、そっか……確かに、ずっとこのままだと大変だもんね……なにか、このおち——じゃなくて。キノコを、取り除く方法を考えないとだね?」
そうして、普段通りの冷静な面持ちに戻ってくれた。ほっと胸を撫で下ろす想いだけれど、しかしクラウディアの行動を受けては、やはり落ち着いては居られない。
「ちょっ、ちょっとクラウディア? 近いっ、近いって!」
「だめだよライザ。よーく観察して、方法を考えないと!」
「それは、嬉しいんだけど……こんなに近いと、恥ずかしいから……!」
「がまんして! 治す為に、わたし……んっ。あっ、違うの。ごめんね、ライザ」
んっ、と喉を鳴らしたクラウディアは、きっとあたしの肉棒の臭いを嗅いでしまったに違いない。きっとあのキノコと同じ臭いだろうから、それなりの臭いだったはず。恥ずかしい——クラウディアに、あたしの肉棒の臭いを嗅がれちゃうだなんて。
「う、ううん……いいよ。あたしが悪いんだし……」
「違うの! ライザ、きっとわたしが嫌がったと思ってるんでしょう? わたし、嫌じゃなかったよ。ライザの、おちっ……おちんちん……。わたしね、嫌な臭いじゃなかったの。むしろ、いい匂いだったっていうか……ほっ、本当だよ? 嘘じゃないから!」
これを告げられたあたしは、今まで以上に恥じらいを隠せなくなった。そんな気持ちを知ってか知らずか、クラウディアはすんすん、と肉棒の先端に鼻先が触れるくらいにまで近付いて匂いを今一度嗅いでみてから、はぁと声を漏らしながら息を吐いた。
そしてあろうことか、手袋の上からあたしの肉棒に指を這わせてきた。
「ひゃっ!?」
クラウディアはもう、遠慮がなかった。あたしを助けたいだけの一心で、してくれているのかもしれないけれど。
「わっ、硬い……でも、ぷにぷに? ぷによりは、全然硬い……うーん、変な感触……」
「くっ、クラウディア……! 触っちゃだめだよ!」
「だめなのはライザの方だよ! 治す方法を一緒に考えないと!」
断固として聞き入れず、あたしの肉棒に触れてくる。ぎゅっぎゅっと握って力を入れてきたり、
「ここ、なんか膨らんでる……?」
と言いながら裏筋の尿道をつうーっと撫で上げては、
「先っぽだけピンク色なの、どうしてなんだろう……?」
と言って、撫で上げた指でそのまま先っぽをぷにぷにと摘んでしまう。
「あんっ……! ちょっと、クラウディア……!」
「なに? なにか……あっ。もしかして、わたしの指で……かっ、感じちゃった……?」
「ん……う、うん……」
「そ、そっか……」
ちょっぴり恥ずかしそうな顔でそんな風に言われたら、なんだかクラウディアといけない事をしちゃっているみたいで、変な気持ちになってくる。
「触ってみて、なにかわかったことはある?」
「うーん……ごめんね、ライザ。わたしにはさっぱりだよ」
「まぁ、そうだよね。そう簡単に治ったりなんか──」
「あっ!」
そのとき、クラウディアが何かを閃いたようだった。
「えっ、なに? 何か思いついた?」
「あ、ううん。えーっとね? ……いや、でも、これはちょっと……凄過ぎちゃうというか、わたしの欲望が混ざり過ぎてるというか……」
「いいの、なんでも。教えて? クラウディアの言う通り、あれこれ試してみないといけないから」
クラウディアは返事に困り、しばらく黙考してから、恥ずかしそうな面持ちでこう返した。
「あのね。ライザの、その……おちんちんを……きっ、気持ちよくしてみたら、どうなのかなって……思って……」
それが余りにも衝撃的だったから、あたしはちょっと当惑して返事ができなかった。
「——お、思っただけ! その、しなくてもいいから! ちょっぴりだけ、思っちゃっただけで……へっ、変だよね、わたし! もういいよ、忘れて? わたし達、女の子同士なんだから……うう〜っ! やっぱり、忘れてっ!」
クラウディアもあたしと同じようにちょっぴり興奮していたのだと知れば、それは当然、衝撃を受ける。あたしが興奮していることなんて、勃起してしまっている時点でわかりきっていたはずなのに。
「ううん。いいよ、クラウディア。あたしもその……してみたいって、思っちゃってるから。それに……もしするのなら、クラウディアにして欲しい」
「らっ、ライザ……本当? 無理、してない? いいんだよ、本当に。したくなかったら──」
「したいの! 本当にしたい……ねえクラウディア。見てよ、あたしのおちんちん。こんなに大きくなっちゃってるんだよ? それなのに、したくないわけないでしょ?」
今度は、クラウディアにしっかりと見せつける。肉棒に熱い視線が刺さって、もっと興奮する。
「ふあぁ……♡ ──うっ、うん! じゃあ、その……ライザのおちんちん、わたしが気持ちよくしてあげる、ね……?」
今度は手袋から指を引き抜いて、生の手指で再び、あたしのおちんちんに触る。それも、両手で──握ってしこしこと擦ってきたり、先っぽをなでなで、すりすりと、これまた擦る。
「あっ、んっ……! いいよ、クラウディア。気持ちいい……」
「えへへ……。もうちょっと、激しくしてみる?」
「あっ、うん。お願い……」
「じゃーあー……んっしょっ、んっしょっ。──ふふっ♡ これくらい、かなぁ?」
しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ、と扱くペースが速まると、さっきよりもずっとずっと気持ちよくなってしまえた。
「あ、んっ……♡」
激しくされてすぐに、くちゅくちゅと水音が響き始めた。おちんちんの愛液が先っぽから溢れて、音を立ててしまっている。
大切な親友に、それも女の子同士なのにおちんちんをしこしこしてもらっているこの状況を思うと、恥ずかしくてクラウディアのことも見れなくなり、口を噤みながら目を逸らしてしまう。
「ねえ、ライザ。このおちんちんって、せーえき出ちゃうのかなぁ?」
「えっ? わ、わかんないよ……んっ。まだ、出したことないからっ……んぅっ♡ ちょっとこれ、気持ちいい♡ ん……んっ。んんぅっ……!」
「気持ちよさそう……嬉しい、ライザ! ライザがおちんちんで気持ちよくなってくれて、わたしも嬉しいよ!」
速めるとも言わずして、更に扱くペースが速まった。心做しか握力も強まっていて、そのせいでクラウディアがあたしに射精して欲しがっていると伝わってくる。
「だめっ、クラウディア! そんな風にしたら……!」
「いいよ。いつでも、好きなときにイって? ライザのおちんちん、お射精したら消えちゃうかもだから……!」
イってみたい──射精したら消えちゃうだなんて、ちょっとだけもったいない。でも、この肉棒がずっとあったら困るから、ちゃんと消す方法を見つけないと。
その時、普段感じているイク感覚に近いものがどんどんせり上がってきた。肉棒でなんて、初めてだからよくわからない。けれど、先まではなかった感覚──内側から、何かが溢れ出しそうな感覚が迫ってくる。
このまましたら、本当にあたし──凄い。クラウディアに手でされて、女の子なのにおちんちんでイっちゃうだなんて、凄過ぎちゃう──でも、だめっ。──もうっ!
「あっ! クラウディア! だめっ、イクかもっ! あっ、あっ! んっんっ、んぅっ! ああーっこれだめっ……あたし、イクぅっ!! おちんちんでイっちゃうぅ♡ んっ……んああっ!! もっ、あっ♡ ふあぁっ♡♡♡」
何かが確かな感覚を伴い、裏筋の尿道を通った。波打つように、吐き出されるようにしてぴゅっぴゅと噴き出していく。
射精するたびに肉棒の感覚が鮮明になっていき、どんどん快感が強まる——いや、感じられるようになっていくような気がした。
見れば白濁とした液体が、いつの間にか大きく口を開いて先っぽのすぐそばで待っていたクラウディアの口内に、何度も、何度も注がれていた。
「れー……♡ あぁーんむっ……!」
そして、クラウディアはいよいよ肉棒の先っぽにかぶり付いてきた。口内に射精し、一滴も余す事なくクラウディアに注ぎ込んでいると思うと、初めての射精なのにおちんちんによる快楽に溺れ、精液を注ぎ込みたいという征服欲に満たされた。
「はあっ……! ああっ、クラウディアっ……!」
射精は終わり、尿道に残った精液をクラウディアが根元近くまで頑張って頬張り、舌で押しながらゆっくりと、ねっとりと搾り取ってゆく。そして最後には、先っぽからちゅぷんっと唇を離して、
「んむっ……んんっ♡ んはぁあ……♡」
と、舌をだらしなく出して口内にたっぷりと溜まった精液を見せつけてきた。
「あっ……! あたし、そんなに……!」
そして、クラウディアのお口を犯す精液を、三回に分けて。
──こく。
こく。
──ごっくん。
クラウディアの喉が、小さく鳴る。
「んはぁっ……♡ らいふあぁ……♡」
クラウディアが、再び口内を見せつける──今度は精液がなくなった、桃色ばかりの口内を。
「あたしの……のっ、飲んじゃった……♡」
しかし、クラウディアは恍惚とした面持ちで頬に手を添えながら、
「はぁ……♡ 喉に引っかかるけど……ライザのだって思うと、なんだかおいしい気がする……♡」
と呟きながら、あたしの肉棒に目を落とす。
「あっ。でも、まだ……うーん。足りないのかなぁ?」
肉棒は射精しても依然としてほとんど勃起を維持したままで、クラウディアの指に根元を摘まれながらびくびくと跳ねていた。勃起が治まるくらいにまで気待ちよくならないといけないのかもしれない。