※この作品はR-18です。

こころ(DOAXVV)─変態オーナーはんとうちの調教日記─   作:羽吾人

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前書き

 うち、怒りましたよオーナーはん。いくらオーナーはんでも、やってええことと悪いことがあります。せやからうち、オーナーはんがどれだけスケベなのか、みんなに聞いてもらって、怒ってもらうことに決めました。

 

 うちは、こころ、いいます。

 

 出身は京都で、ちょっと前までは学校に行きながら、舞妓の稽古をしていました。お稽古自体は嫌いやないんやけど、お母はんに言われるまま続けることにはモヤモヤを感じてたんです。せやから、熱中できたのは拳法……八極拳でした。うち、これでもDOATECいう大企業が開催したDEAD OR ALIVEいう大会に出場したこともあるんですえ。普通、格闘技の試合って体重はもちろん、男女でもわかれていることが普通なんやけど、DOAではヘビー級のプロレスラーや小柄な女の子も戦うことができるんです。しかも前の記録を見ると、初代優勝者はその小柄な女の子……今もヴィーナス諸島で一緒にバカンスを楽しんでる、かすみさんいう人なんや。

 

 あ、話が逸れましたね。

 

 ともかくうちは、この常夏の島ヴィーナス諸島へやってきました。次に開かれる大会に向けての調整を兼ねたリフレッシュのつもりで。

 

 そんな中で、この島のオーナーはんいう人に出会いました。ヴィーナスフェスいうお祭り? にまつわる色々な仕事をしてはる人で、うち以外にもいろいろな女の子に声をかけて、フェスに参加させてくれる奇特なお人。せやけど、オーナーはんと接していく内に、彼に惹かれていく自分がおって……

 

 あかん。

 さすがにこんなことは書けません。うちは想いを胸に秘める京女やさかい、勘弁してくださいね。そもそも、そんなことかてどうだってええんです。

 

 今、うちがしたいのは、そのオーナーはんのことなんです。

 

 オーナーはんが、相手が女の子を見ると誰かれ構わず声をかけて回るスケベなお人やいうことはすでに書いた通りなんですが、彼とお付き合いするようになってから、それまでうちや他の女の子たちに見せていたのは、氷山の一角でしかなかったことに気付かされてしまいました。それはもう、嫌と言うほどに、や。

 

 まぁ……主に、夜の……その、うちの部屋で……あ(・)れ(・)する、あ(・)れ(・)のことなんやけど……。まさか、女の子の水着姿を見るだけで顔を真っ赤にしてしまうようなオーナーはんが、あ(・)ん(・)な(・)こ(・)と(・)や(・)こ(・)ん(・)な(・)こ(・)と(・)を次々と仕掛けてくるなんて思いもよらへんかった。他の子たちが無事でいることが信じられないくらいです。

 

 でも、うちはそれを嬉しいと感じていました。だって、オーナーはん、他の子たちの前では精々“ちょっとスケベな男の人”、と思われている程度なんやから(うちがそうやったし)。でもうちには、かすみさんにあやねさん、たまきさん、女天狗さんみたいにとっても綺麗な子たちや、ヒトミさん、ほのかちゃん、マリーちゃん、みさきちゃんみたいにすっごく可愛い子たちに囲まれていて、それでも胸の内にひそめて我慢していたことを、うちには文字通りさらけ出してくれるんやから。

 

 でも、さらけ出し過ぎなんです、オーナーはんは。

 それを受け入れてしまううちもうちであんまりよくないのかもしれへんけど……。

 

 ほな、前置きが長くなりましたけど、うちがほんまに怒った、オーナーはんの蛮行について、みなさんに訴えたい思います。

 

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