無口無表情でダウナー系の幼馴染は僕の部屋でくつろぎすぎている──ダウナー系で隠れ巨乳美少女な幼馴染がオナニーしているところを見かけてしまってから、僕が彼女と生ハメセックスを繰り返す仲になるまでの七日間 作:しじままどせ
「あ、教室にスマホ忘れた……」
放課後になって、校門を出るタイミングでそう気が付いた。
その場で振り返るとグラウンドの向こう側に赤い夕日に照らされた校舎が見える。グラウンドでは野球部が声を出しながらぐるぐる走り回っていて、その向こうにある校舎の方からは吹奏楽部の金管楽器の音が聞こえてきている。
もう放課後の結構遅い時間だから、そろそろ部活も終了の時刻だろう。だからなのか野球部の声も吹奏楽部の音もなんだか間延びしていて気怠げに聞こえていた。
「しょうがないな、一度教室まで戻るか」
昼休みに会話して以降、悠里とはひと言も口を利いていない。
なんとなく気まずかったからだ。そうしてそのまま放課後になってしまって、まっすぐ家に帰ったらまた悠里が部屋に入り浸ってくるような気がしたので、放課後になってからずっと図書室で時間を潰していた。
それでもいい加減飽きてきてそろそろ家に帰ろうと思ったタイミングで、教室にスマホを置き忘れたことを思い出したのだ。せっかく校門まで歩いてきたのに教室まで戻るのは面倒だったけれど、だからといって戻らないわけにはいかない。
だから僕は教室まで戻ることにした。
昇降口を通り抜けてだらだらと廊下を歩いていく。もう校舎の中にはほとんど人がいないのか、誰ともすれ違わない。吹奏楽部がいるのは部室棟だろうか。間延びした金管楽器の音がどこか遠いところから聞こえてきている。
そして僕は教室まで戻ってきてドアの窓から中を覗いた。
「あれ、悠里? あいつ僕の席で何やって……?」
驚いたことに、そこに悠里がいた。まだ帰らずに教室にひとり残っていたらしい。
彼女はなぜか僕の席に座って、というか机に突っ伏すようにしながらこちらに背を向けてスマートフォンを眺めている。僕のスマホではない。悠里のスマホだ。
珍しい、と思った。
悠里は学校が終わったら即帰宅する──というか学校が終わるとすぐに僕の部屋に来るタイプの子で、だからこうして学校に残っているのは珍しいのだ。それも今はけっこう遅い時間で、校舎の中にはほとんど人が残っていないのに。
何となく、悠里も僕と同じで家に帰りづらかったのかな、と思った。屋上ではあんな感じになってしまったから、余計にだ。
そういえば屋上で悠里は『好きな人がいる』みたいな雰囲気を出していたけれど、それは誰なのだろう。彼女からそんな浮ついた話を聞いたことは一度もなかった。まるで避けているみたいに彼女とその話をしたことは一度もなかったのだ。
というか悠里はどうして僕の席に座っているのだろう。
そこまで一気に考えて、まあ何にせよ自分のスマホを回収しないと……と思って扉を開けようとした瞬間、悠里がスッと立ち上がるのが見えた。
「あ……」と思って見ていると、悠里は目の前の僕の机に静かに近づいて手のひらで僕の机の角を撫で始める。まるで机の角の丸みを確かめているような動きだ。
机の天板は程よい硬さの木製だ。その角は綺麗に丸く整えられている。
あいつ何やってるんだ、と思いながら僕は廊下に立ったまま彼女を眺め続ける。何となく入るタイミングを逃してしまったからだ。
でもいい加減にそろそろスマホを取りに入らないと学校が閉められてしまう。いつの間にか吹奏楽部の演奏も終わっていて、校舎は静かになっている。窓から差し込んでくる赤い夕日が制服姿の悠里の姿を照らしていて、それはとても綺麗だけれども、もうそろそろいい時間だ。
だから僕が教室のドアを開けようとしたとき──ぴと♡と悠里が机の角に自分の秘部を押し当てるのが見えた。
「……?」
少しだけ背伸びをするようにつま先を伸ばして、やや前屈みになりながら秘部を机の角に押し当てている悠里。机の角の丸みが彼女のスカートに触れていて、その丸みに押し上げられているせいで彼女の秘部の窪みがかすかに見えている。
そして悠里はそのまま、すり……♡と腰を前方向に滑らせた。
「……っ♡」と悠里が下唇を噛むのが見えて、彼女の体がぴくっ♡と震えた。俯いているから分かりづらいけれど、悩ましげな表情をしている。
そのまま間髪を入れずに悠里はすり、すり……とスカート越しの秘部を机に接触させたまま腰を前後に揺らし始めた。
やや前傾姿勢になったまま自分の秘部を机の角に擦り付けている美少女。その腰と、それから彼女の長い髪がかすかに揺れている。その様子は神々しいくらいに淫蕩で。
ハッと息を飲んだ。
悠里が何をしているのか、分かってしまったからだ。
──あいつ、オナニーしてやがる!
そのことに気が付いて、僕は思わず身を屈めて息を殺した。何か悪いことをしているような気持ちになったのだ。
明らかに悠里は僕の机の角で自慰をしている。彼女の性器──おそらくクリトリスを衣類越しに机の角に接触させて、角がそこの表面を撫でていくことによって生じる性感で自らの体を慰めているのだ。
そう思って見れば悠里はいつもよりも悩ましげな表情をしている。
僅かに下唇を噛んで息を潜めながら何かに耐えるように眉根を寄せている。その頬はスッと朱が差したかのように赤くなっていて、目は伏し目がちにどこかを見つめている。
すり、すり……♡と秘部を擦り付けるリズムは一定で、動作そのものは細かい。けれどもその動きの小ささが逆に確実に机の角が彼女のクリトリスを捉えているであろうことは想像できた。
クリトリスというのは女性器の比較的前の方にある一センチにも満たない小さな突起である。だから、机の角でそこだけを刺激しようとするのなら大きな動きは必要ない。ただ押し当てて、ゆっくりと小刻みに腰を前後させればいい。
実際に悠里もそうしていて、彼女は机に手を突きながらその角で自らの秘部を刺激している。
机の角に触れている彼女の秘部の方に目をやれば、その奥にある割れ目を想起させるような格好でソコが角に僅かに食い込んでいるのが見えた。
当然だけれど、明らかにペニスが生えていない女性的な股間だ。その形が机に圧されて見えてしまっている。
「……ん、ん……ん……ぅ♡」
たぶん悠里は小さな声を出しながら感じていて、それがこの場の空気をひどく淫蕩にしている。
「う……人の机でなにやってんだよ……」
僕はごくりと喉を鳴らして唾を飲み込んだ。
悠里の下着くらいなら数え切れないくらい目撃してきた僕だけれど、彼女がオナニーをしているところを目にしたのは初めてだったのだ。それもまさかこんな場所で目にするとは思わなかった。
その自慰のやり方は男のそれとは全く違う。だから妙にドキドキしてしまって、僕はその場から動けなくなってしまう。
本当ならば『こんなところで何やってんだよ』と悠里に声を掛けたり、あるいは何も言わずに立ち去ったりするべきなのだろう。けれども僕はそのどちらもすることができない。
だって、今の悠里──ちょっとずつ腰の動きが大きく深く大胆になってきている、つまり性的な昂ぶりが上昇してきているらしい悠里──に声を掛けることなんてできない。なんと声を掛けていいかわからないからだ。
まさか『なに人の机でオナニーしてんだよ』『もしかして僕のこと好きなん?』などと茶化すわけにもいかないだろう。
しかし、かといって見ないふりをして立ち去る訳にもいかない。
だってここは学校である。今は偶然にも僕と悠里以外の誰も居ないけれど、いつ誰かがやってくるとも分からない。
もし誰かがやってきて、オナニーをしている悠里の姿を見られたら、嫌だ。
オナニーしているところを写真に撮られて悠里が脅されたらどうしよう、とかそういうのではない。単純に悠里の秘め事を僕以外の誰かに見せるのが嫌なのだ。どうしてそう思うのか分からないけれど。
だったら逆に今の机の角でオナニーをしている悠里を僕が写真に収めて脅してはどうか、と一瞬考えて、すぐにそれを却下する。僕のスマホは今まさに悠里がオナニーをしている机の中だ。悠里のオナニーを中断させずにスマホを回収するなんて不可能だ。
だから僕は、廊下で誰かが来ないかを見張りつつ、同時に悠里のオナニーを鑑賞することしかできないのである。
「ん、ん、ん……っ♡ ん、あ、うぁ……っ♡」
そう思っている間に、悠里のオナニーはますます加速していた。
腰をカクカクと動かすスピードが早くなっているのだ。同時に上半身のブレも大きくなっていて、彼女の感じている快感が大きくなっていることも察される。
ちら、と一瞬だけ悠里がこちらを見た気がした。そして悠里が腰を揺らすのを止め、机の角から秘部を離す。
「──ッ」と息を飲み、慌てて僕はドアの影に隠れ直した。心臓がバクバク言っている。
けれど僕の心配をよそに悠里はもうこちらを見ようとはせず、むしろ自分のスカートをゆっくりとたくし上げた。
ピンク。
悠里のショーツは屋上で見たのと同じピンク色だった。付いているレースの柄も同じようだったから、あの時から着替えてはいないらしい。違うのは秘部に接触するあたりに染みができていて、つまり濡れているらしいということ。
興奮して、濡れているんだ。そのことに気が付いて思わず腰が熱くなる。
そして悠里はその濡れているあたりの面を、今度はスカート越しにではなく直接机の角に接触させた。
──ぬちっ♡ と湿った音が聞こえた、気がした。
もちろんそれは幻聴だったのだろうけれど、しかし僕の耳には確かにそう聞こえたのだ。
そして悠里はたくし上げたスカートを胸元に抱きしめてショーツを露出させたまま、また腰を揺さぶり始めた。先ほどまでよりももっと早く、小刻みに。
「ん、ん、んっ♡♡ ん、ん、ん、んんっ♡♡」
その声はかすかにしか聞こえなかったけれど、とても甘く、高かった。そして連続していた。
彼女が秘部を擦り付けて、机の角がクリトリスを押しつぶすたびに声が出るのだろう。その声のスパンが短いということはそれだけ彼女の腰の揺さぶりのペースが速いことを意味する。
そしてスカートというやや厚手の布を介していない分だけ刺激が直接的で、だからどんどん昂ぶってしまうのだろう。
周囲を警戒している様子はまったくない。むしろ積極的に自分の快感と向き合っているようで、眉を寄せたその眼差しがだんだん本気になっていって。
すり、すり、すり……♡とショーツが直接机に触れあう音が聞こえてきそうなほどで。
そして──
「~~~~~~ッッッ♡♡♡」
そして、声にならない悲鳴をあげて、悠里は達した。
びくっと体を大きく振るわせたかと思ったら背中を丸めて、でも反対につま先はぴんと伸びていて、重力に従って秘部を机の角に強く押し当てるようにしながらひくっ、ひくっ、ひくっ♡と小刻みに痙攣を始めたのだ。
女子が達しているところを初めて見た。彼女の体の動きは全体で見ればほとんど静止していて、けれども腰や背中は震えていたから達しているのは明らかだった。
その表情はぎゅーっと眉根を寄せたまま下唇を噛んだ状態で固まっていて、やや振り乱した髪が頬にかかっているのが妙に淫蕩だった。
そうして悠里は十数秒間ほど達していた。
「あ……」
やがて強張っていていた悠里の顔がふわっと弛緩して、それから彼女は「はぁー……♡」と熱い息を吐いた。達し終えたらしい。
その弛んでいる、半分くらい涙目になっているような蕩け顔を見て、ハッとする。
しまった、悠里のオナニーを最初から最後まで鑑賞してしまった。幼馴染の女の子が僕の机でオナニーをして、達するところまで見てしまった。
そう思うと妙に気まずくなって、僕は慌ててその場を離れて誰も居ないトイレへと駆け込んだのだった。
◇◇◇
男子トイレの洗面台で顔をざぶざぶ洗って頭を冷やした。
どうしてもオナニーをしている悠里の痴態が頭から離れなくて、たっぷり十分くらいはそこに居たと思う。
悠里はどうしてあんな場所で自慰をしていたのだろう。何も僕の机でオナニーしなくてもいいじゃないか。どうして僕のなんだ。
「──え、あっ!?」
そこまで考えて、悠里の『好きな人』が僕であるという可能性に思い至った。
そう考えれば色々なことが腑に落ちるではないか。
いや悠里に限ってそれはない、僕たちは単なる腐れ縁の幼馴染で互いに自分たちを異性として意識していないと強弁していて、だからあり得ないとは思うのだけれど……。
そう思うと腹部が妙に熱くなって、顔まで再び熱くなってしまって、僕はまた顔を洗い直す羽目になったのだった。
そうしてそれからさらに十分経ったのち、僕はスマホを取りに再び教室へ舞い戻った。
そこで悠里がまだ待っているなんて想像もしないままで。