※この作品はR-18です。

無口無表情でダウナー系の幼馴染は僕の部屋でくつろぎすぎている──ダウナー系で隠れ巨乳美少女な幼馴染がオナニーしているところを見かけてしまってから、僕が彼女と生ハメセックスを繰り返す仲になるまでの七日間   作:しじままどせ

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7.寝たふりしてたら幼馴染がオナニー始めちゃった

 

 ダウナー系の美少女、日野悠里は恋をしている。

 

 片思いの恋だ。

 

 恋する相手は幼馴染の睦月という名前の青年である。彼に恋をし始めたのが三歳とか四歳とか五歳とかのころだと換算すると十五年近くになる。

 

 それくらい前からずっと彼のことが好きだった。男とか女とかそういうことを意識し始めるずっと前から彼に恋をしていたのである。

 

 けれど、その間に一度たりとも悠里は告白をしていない。彼から告白をされたこともない。ただ単に一番仲のいい腐れ縁の幼馴染の域を悠里は出られていない。だからこれはいまだ成就していない、片思いの恋だ。

 

 きっと恋に気付くのが遅すぎたのだ。

 

 ずっと彼が隣にいるのが当たり前すぎて、自分がその幼馴染に対して向けている感情が恋だと気が付くまでに十年以上を要してしまった。そしてその恋に気付いた時にはすでにふたりは腐れ縁の幼馴染になってしまっていた。

 

 生来より悠里はダウナー系で、何事も行動を起こすのに時間がかかる方だ。そのうえ口下手で、思ったことを話すことがなかなかできない。告白なんて、論外だ。

 

 だから悠里はその恋に気付いてからもほとんど行動を起こせていない。告白はおろか好きな素振りすら見せられないでいる。ただひたすら彼の部屋に入り浸って、一緒に居るだけの時間を楽しむだけ。それだけに留まってしまっている。

 

 といってもその時間が悠里にとっての幸せなのであるが。

 

 そして彼が時折、悠里がくつろいでいるタイミングで視線を向けてきていることに悠里は気付いている。それは悠里のスカートの処理が甘くて下着がチラリと見えてしまっている時だとか、あるいはブラウスの首元が緩くて胸元が覗いてしまったりした時だったりするのだが。

 

 どうやら彼は悠里の肉体に対して性欲のようなものを抱いているらしい。その事実はいまだ告白できていない悠里にとっては気持ちの慰めだった。

 

 体を使って彼を誘惑していれば、いつか堪えきれなくなった彼が悠里に襲いかかってくれるかもしれない。そうすれば告白を経ずともなし崩し的に彼と『そういう仲』になれるかもしれない。それが悠里の唯一の希望だった。

 

 そのために悠里は下着を精一杯お洒落したり、不用意に彼に身を寄せてみたり、ちょっと冒険して彼の机でオナニーをしているところに遭遇させてみたり、あるいは彼の部屋で狸寝入りをしてみたりしている。

 

 そして、それは着実に功を奏し始めている。

 

 昨日彼の前で狸寝入りをしたのは大正解だった。あの誠実で優柔不断な彼が初めて悠里の体に触れてくれたのだ! 

 

 その際の悠里は大興奮だった。いつもはそう簡単に達したりしないのに、触れてくれた彼の指であっけなく達してしまったほどだ。

 

 あの時は興奮と羞恥から思わず目を覚ましたフリをしてしまったが、この調子でいけば近いうちに彼とそういう仲になれる、と悠里はそう信じているのだが──

 

「──これは誘ってる、よね……?」

 

 放課後、いつものように彼の部屋に勝手に侵入をして、彼のベッドの上を見て悠里は小さな声でそう呟いた。

 

 ベッドの上で彼が眠っていたのだ。まるで昨日の意趣返しをするかのように。

 

 彼はベッドの上で仰向けになってすうすうと寝息を吐いている。その目は閉じられていて、穏やかな寝顔のように見える。服装は制服ではない。ティーシャツとハーフパンツ、ようするに部屋着だ。帰ってからシャワーを浴びたらしい。

 

「わざわざシャワーを浴びるなんて、どう考えたって誘ってる……」

 

 昨日の悠里が彼のベッドで狸寝入りをしたときだって、自分の家でシャワーを浴びてから彼のベッドに潜り込んだ。それと同じことを──つまり仕返しを、彼は悠里にしかけてきているのではないか、悠里はそう感じた。

 

 実際には睦月は単に睡眠不足から自分のベッドで眠っているのだが、なまじ普段から彼を誘惑している悠里は疑心暗鬼になっていた。つまり彼が悠里に対して仕返しをしているのではないか、と。

 

 だから悠里はおもむろに眠る彼の胸板に手のひらを当ててほとんど撫でるのと変わらないくらいの強さでひたひたと叩いてみた。

 

「おーい、こんなところで寝たら風邪を引きますよー……?」

 

「んー……」と彼は息を吐いてまぶたを震わせた。が、しかし、それだけだった。

 

 本格的に眠っているらしい。目を覚ます気配はない。実際、このタイミングの彼は深く眠りに落ちていた。夢も見ないくらいの深い眠りだ。

 

「ほんとにねてる……? ほんとに……?」

 

 悠里は首を傾げ、もう少し大胆に彼の体に触れていった。向こうずねを叩き、脇腹をくすぐり、頬を軽くひねる。けれども、やはり眠っている。

 

 だとすると……と悠里は人さし指を自分の顎に当てて「ムムム」と考える。彼が眠っているとすると、目を覚ましたときに彼が一番興奮するのはどんな状況だろうか。どういう状況なら、彼は悠里のことを襲いたくなるだろうか。

 

 ここで自慰をしてその嬌声で彼を起こす? いや、それはない。いいタイミングで彼が起きてくれるとは限らない。ここはむしろオーソドックスに攻めるべきだ。ダウナー系の自分のキャラを崩さずに、彼が悠里を襲いたくなる方法。

 

 それは──添い寝だ。

 

「……おじゃましまーす」と悠里はとても小さな声で言った。

 

 そしてベッドで仰向けに眠っている彼の隣に静かに横になった。彼の方を向いて、彼に腕枕をされているかのような格好で目を閉じる。昨日に引き続き、狸寝入りだ。

 

 こうすれば彼が目を覚ましたときに悠里の顔が目の前にあって彼はびっくりするに違いない。そして悠里が眠っていることに気が付けば、彼は昨日の続きをしてくれるかもしれない。悠里の体を仰向けにして、愛撫をして、そのまま両足を開かせて、そして──

 

「きゃー♡」

 

 思わず両手両足をジタバタとしたくなって、慌てて悠里は自分の手のひらで顔を覆った。その想像はあまりにも甘美だったからだ。

 

 そして悠里はすぐに自分の失敗を悟った。

 

 心臓がドキドキしすぎてとても狸寝入りどころではないのだ。彼と添い寝をしているという事実だけですでに顔が真っ赤っかになってしまってとても平静ではいられないのだ。

 

 そのうえここは彼のベッドで、だから彼の匂いに包まれている。彼自身はシャワーを浴びたせいかシャンプーやら石けんやらのいい香りがしていて、呼吸をするだけで腹の奥がズンッ♡となる。

 

 手を伸ばせば触れられる位置に彼の体があって、その事実で頭がおかしくなってしまいそうだ。こんなのは、もう、ダメである。もう体が熱を帯びてしまっている。

 

 早い話が悠里はムラムラし始めていた。

 

「もう、ばか……」

 

 ここでコペルニクス的転回がある。

 

 ムラムラした彼が悠里を襲うのではなく、ムラムラした悠里が彼を襲ってもいいのではないだろうか、ということだ。

 

 いや、あくまで悠里の目的は彼から襲われてなし崩し的に恋仲になることである。けれども彼がぐっすり眠っている今は彼の体を悠里が自由に触れて、彼の体で悠里が自慰をしたって咎める者はいないのではないだろうか。

 

 そう悠里が理屈を思いついたときにはすでに悠里の手は彼の胸板に伸びていた。そして彼の胸板の形を確かめるようにするり、するりと撫で始めていたのである。

 

 これは何事にも腰の重い悠里にとっては異例の早さの出来事であった。それだけ悠里がムラムラしていたということである。無理もないことだ。なぜなら昨日の悠里は不完全燃焼で、これからようやく襲ってもらえるというタイミングで中断されてしまって以降の体の昂ぶりをずっと腹の奥に隠してきたのだから。

 

 だから悠里はするり、さわりと彼の体に触れていく。

 

 胸板から脇腹を伝って下腹部へ、ズボンの上から骨盤をくすぐって足の付け根へ、そして内ももから彼の股間へ。

 

「──ッ」と、そこに手を触れた瞬間に悠里は息を飲んだ。

 

 眠っているはずの彼のソコはすでに立ち上がっていたのだ。ズボンの内側で、それはもう天も衝かんばかりに。

 

 彼が目を覚ましてしまったのだろうかと思って悠里は彼の顔を見る。けれども彼はいまだすやすやと眠っていた。どうやら立ち上がっているのは股間だけであるらしかった。

 

 きっと悠里が体を押し当てながら全身に触れていった手のひらの刺激だけで彼は眠ったまま勃起してしまったのだろう。

 

「あは……♡」と悠里は小さく笑って、それからベッドから降りて彼の股間あたりに顔を近づけた。

 

 近くで見るとそれはもう大きく勃起していた。ズボンが持ち上がってテントのようになっている。普段は近くで見られることなど滅多にないから悠里はソレをマジマジと見つめる。

 

 そしておもむろに彼のズボンをパンツと一緒くたにするりと降ろした。

 

 瞬間ぴーんっと彼のモノが飛び出してくる。

 

「わ、おっきぃ……」と悠里は思わずひとりごちた。

 

 子供の頃に見た彼のソレよりもずっと大きく、逞しかったのだ。本当にまっすぐ天井に向かって立っていて、先の方が傘が開くみたいに太くなってピクピクと震えていた。先端からはカウパー腺液が滲んでいる。

 

 こんなに勃起していて、本当に眠っているのだろうか。そんな疑念を抱きたくなるくらいに彼のソレは上を向いていた。

 

 そして悠里はソレを上から下にするり、さわさわ……♡と撫でてみた。

 

 やはりびっくりするくらいに硬く、そして熱い。本当にこれが自分の膣内に収まってくるのだろうかと不思議になるくらいにソレは勃起している。

 

 うっとりとした目で悠里がそれをしこしこ、しこしこと扱くと先端からは透明なカウパー腺液がますます溢れてくる。それは彼自身が感じている証拠だ。

 

 そのことが嬉しくて悠里は自分の横髪をかき上げながら彼のモノの先端に口をつけ、ちゅ♡と音を立ててそれを啜った。それは決して美味ではなかったが、腹の奥がぎゅーっ♡と熱くなるのを感じた。

 

 だから悠里は一旦ペニスから離れる。

 

 そして猛烈にドキドキしながらも静かな声で彼の耳元にそっと言葉を流し込んだ。

 

「ねえ、起きてるんでしょ? わたし今からパンツを脱ぐよ。目を開けてこっちを見たら……見えるよ?」

 

 そう言いながらスカートの内側でするりと悠里はショーツを脱いだ。それはぬと……♡と粘液の糸を引いたが、その事実は悠里しか知らない。

 

 そして悠里は自分のスカートをたくし上げ、眠る彼にそこを見せつける。

 

 悠里の密やかな秘部は今や愛液が垂れんばかりに濡れている。彼が目を開けてこちらを見ればその事実は一瞬で露呈するであろう。しかし彼は眠っていて、だから悠里の最も恥ずかしい部分は彼の目にさらされることはない。

 

 その事実に猛烈に興奮しながら悠里はスカートでパタパタと揺らし、その催眠剤みたいな女の薫りを彼の方へと扇ぎ立てる。

 

「ほら、目を覚まさないと、どうなっちゃうかな……♡」

 

 そして悠里は天を衝かんばかりに勃起している彼のペニスに近づいていった。スカートをたくし上げたまま彼の腰を跨いで、少しずつ自分の秘部を彼のモノの先端に近づけていく。

 

 ここで彼のモノを膣内に迎え入れる気はない。

 

 彼に入れてもらうのは彼の意思で、そしてやや強引にシてほしいと願っているから。だから今は膣内に迎え入れる気はない。

 

 だけれどもこれから悠里が行うのは彼のモノを使った自慰だ。だから意識のない彼のモノが悠里の秘部の表面に引っかかったり、クリトリスを押しつぶしたりすることはあるかもしれない。

 

 そしてその刺激で目を覚ましてしまった彼は怒って悠里のことを押し倒すかも……そう思うとゾクゾクとした興奮が背中を駆け上がってくる。

 

 そして悠里はその興奮のままに自身の秘部の表面を彼のモノに押し当てた。

 

 ぬたぁ♡と愛液が彼の亀頭にまぶさる。その瞬間に悠里の内からさらに愛液がじわっ♡と湧いて、彼女の膣内をますます満たしていく。

 

「……ん♡」と思わず声を漏らしながら、悠里は彼のモノを手で支え、そのまま腰を前後に揺らしてみた。

 

 ぬち、ぬち、ぬち……♡とかすかな音がする。悠里の秘唇が彼の亀頭の表面を舐めていく音だ。その音は小さいが確実に悠里の耳には届いている。もっとも、彼女にはそれを聞いている余裕などありはしないが。

 

 これは亀頭に対する素股だ。

 

 そして同時に彼のモノを使って悠里の秘部の表面を撫でるオナニーで、ようするに彼の机の角を使って自慰をしたのの亜種のようなものだ。違うのはコレが彼の性器であるということで、だから悠里の興奮度合いと言ったら半端ではない。

 

 だってこのまま間違って腰を落としてしまったら、彼のモノがみっちりと悠里の内を埋めてしまう──セックスになってしまうのだ。

 

 悠里の体は昂ぶれば昂ぶるほど蕩けるし、感じれば感じるほど力が抜けてしまう。達した瞬間に腰がカクッと落ちてセックスと相成ってしまう可能性はひとつも否めない。そう思うと興奮してしまって仕方がない。

 

 というか現に先ほどから先っちょだけは入っているくらいなのだ。

 

「ん、ん、ん……♡♡ これ、やば……♡♡」

 

 だから悠里はへこ、へこ♡と彼の上で前後に腰を揺らしていく。

 

 客観的に見ればそれはダウナー系の美少女がペニスの上で腰をヘコつかせている状況で、すさまじく淫蕩だ。彼女の顔は限界まで蕩けていたし、快楽を貪ろうとするその腰つきは同じクラスの者が見たら卒倒するほどだろう。

 

 対する彼の方も「……ッ……く……あッ」と快感から寝言らしき喘ぎを漏らしている。

 

 無理もないことだ。彼にとってはずっと亀頭責めを食らっているようなものなのだ。しかも相手は美少女の秘部で、潤滑油は彼女の愛液なのだ。これで感じないはずがない。

 

 その様子を見るだけで悠里は昂ぶってしまって、そうするとどんどん腰が揺れる速度が上がっていく。

 

「あ、あ、あ♡♡ も、もう……っ♡♡」

 

 そして悠里が今まさに達そうとした瞬間──

 

──ぬるんっ♡ と彼の腰が滑った。

 

 眠ったままの彼の体は、ペニスを支えていた悠里の手を振りきってゴロンと横向きに寝返りを打ってしまったのだ。それはもう、無慈悲に。

 

「はうっ♡♡」と悠里は思わず悲鳴をあげて、達しそこなった。あと少し、もう後一押しで達せたのに。ひゅくっ、ひゅくっ♡と悠里の秘部は悔しそうに無駄な痙攣をした。

 

「なん、でぇ……♡」とギリギリで達せなかった悠里は頬を膨らませた。

 

 そして悠里は寝返りを打った彼の体に連動して横に倒れた。

 

 目の前には瞳を閉じている彼の顔が見える。顔が赤い、けれどもまだ眠っているように見える顔だ。

 

 きっと彼の体はペニスの先端に与えられる快感で眠りが浅くなって、それでつい寝返りを打ってしまったのだろう、と悠里は想像した。相手は眠っているのだし、不随意に体が動いてしまうのは仕方のないことだと思う。

 

 けれどもそんなことは絶頂寸前で生殺しを食らった悠里には関係ない。

 

「まだ……まだ続けるから……」

 

 だから悠里は横向きになった彼の体に添い寝をして、いまだ勃起している彼のモノを両ふとももの間──秘部にギリギリ触れるところに挟んだ。

 

 その位置に彼のモノが来ると、彼のモノの上端が悠里の割れ目にぴったり触れる形になる。裏筋のある側を『ペニスの裏』と表現するとするなら、ちょうど『ペニスの表』が悠里の秘部に密着している形だ。

 

 ペニスの表面に向けた素股、あるいはふとももコキの形とでも言えばいいのだろうか。

 

 挿入はしていないまでもふたりの性器は密着していて、しかも悠里の顔の目の前には彼の顔がある。彼の顔を見たまま腰を揺らせば、彼の顔をオカズにしながら彼のモノでオナニーができる。

 

 これってめちゃくちゃ興奮するな……と悠里は思いながら、そのオナニーを続行することにしたのだった。

 

 

◇◇◇

 

 

 ところで悠里は気が付いていなかった。

 

 目の前の彼──つまり僕が、もうとっくに目を覚ましているということに。

 

 

 

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