※この作品はR-18です。

ハーレム主人公にさせられて   作:ボルメテウスさん

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金猫に閉じ込められて

「ここは……どこだ?」

 

目を覚ますと、見慣れない部屋にいた。

 

天井も壁も、何もかもが初めて見るものばかりだ。心臓が早鐘のように鳴り響き、背筋を冷たい汗が伝う。

 

一体、何が起こっているんだ。

 

「どうして俺はここにいるんだ?」

 

疑問に思いながらも、探索していく。

 

周囲を見渡すと、簡素なベッドと小さな机、そして扉が一つだけ見える。

 

だが、窓がない。まるで外界と隔離されたような空間だ。

 

出口を探すために部屋の中を歩き回る。

 

ドアノブを回してみるが、鍵がかかっているようだ。ガチャガチャと音を立てて動かしても開かない。

 

壁や床を調べてみても、何もない。絶望感が胸を締めつける。

 

「一体どうすればいいんだ……?」

 

自分がなぜここにいるのか思い出そうとしても、頭が混乱して何も浮かばない。不安が募る一方で、心の中の冷静な部分が何かを訴えているような気がする。

 

「落ち着け、冷静になれ……」

 

そう自分に言い聞かせながら、周囲を見回す。すると、後ろから囁くような声が聞こえてきた。

 

「やっと、目が覚めたんだね、エロゲ」

 

「っ!?」

 

振り返ると、そこにはゼータが立っていた。驚きと混乱で言葉が詰まる。

 

「ゼータ……?」

 

彼女の顔にはどこか寂しげな微笑みが浮かんでいる。その表情に胸が締め付けられるような痛みを覚える。

 

「あぁ、そうだよ。エロゲ」

 

ゼータは俺の後ろに立ち、ゆっくりと両手を回して俺を抱き締めてくる。

 

その温もりと息遣いが耳元に触れる。

 

「なっ……!?」

 

驚きのあまり声が出ない。混乱しながらも、ゼータの手を振りほどこうと体を動かすが、彼女の力は思いの外強い。

 

ゼータはそのまま俺を抱き締めたままベットの上に座った。その瞬間、彼女の体温と柔らかい感触が全身に伝わる。

 

「ゼータ……?」

 

困惑しながらも尋ねると、ゼータは俺の耳元に口を近づけて囁く。その声は低く甘美で、背筋に震えが走る。

 

「普段は仕事で一緒にいられないから、休日はずっと一緒にいたかったんだ。だから……エロゲを攫ったんだよ」

 

その言葉を聞いた瞬間、衝撃が走る。誘拐されたという事実に驚愕するが、同時に何かが腑に落ちるような感覚もある。

 

「誘拐……?ゼータが……?」

 

信じられない気持ちと混乱が交錯する中、ゼータの手が俺の首筋を撫でる。その触感に思わず身を震わせる。

 

「ごめんね、エロゲ。でも……ずっとこうしたかったんだ」

 

ゼータの声が再び耳元に響く。その言葉に心が揺れる。

 

「ゼータ……」

 

思わず呟きながらも、彼女の手の感触と温もりに抵抗する気持ちが弱まっていく。

 

「エロゲ……好きだよ」

 

ゼータはそのまま俺の耳を舐める。その感触に全身が震え、思わず声を漏らしてしまう。

 

「っ……!?」

 

彼女の舌が耳たぶや耳の裏を這い回る度に、背筋に快感が走る。その感覚に体が反応し、力が抜けてしまう。

 

ゼータは俺の身体を逃さないように抱き締めながら、耳元で囁き続ける。

 

「エロゲ……もっと感じて。もっと感じて欲しいんだ」

 

彼女の言葉に誘惑され、次第に俺の意識は朦朧としてくる。抵抗する気持ちが弱まり、彼女に身を委ねていく。

 

「ゼータ……」

 

俺の声が震えながらも彼女の名前を呼ぶ。その瞬間、ゼータは。

 

「良いよね、今日、一日ぐらい」

 

俺の口から最期の了承を聞く為に。

 

そんなゼータへの返答は。

 

「一日ぐらいだったら、ゼータの好きにしてくれ」

 

そうして俺はゼータに身体を預けた。

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