「……こんな状況になるなんて、まさか思わなかったな」
俺は、自分が開発した薬を飲んでしまったイータを見つめていた。
その頬は赤く染まっていた。
俺の身体は、眼前にいるイータが操るスライムによって拘束されていた。
身動きを取ろうともがくが、スライムの触手は俺の四肢をしっかりと固定している。
「どうしてこんなことになったんだ……」
俺の心の中にある疑問を呟く。
「…どうかした、エロゲ?」
そんな俺に対して、イータは変わらないマイペースな返答をする。
「いや、普通になんで俺を拘束するんだ、イータ」
未だに状況が分からずに思わず問いかける。
すると、イータが懐から取り出した。
少し疑問に思っていると、イータが取り出したのは薬瓶。
「これは?」
「新しく開発した薬だ」
その言葉に、俺の思考が急速に働く。
そして、先ほど言った言葉と組み合わせた。
イータは、新しく開発した薬を試そうとしているのかもしれない。
「試しの実験で、私はこの薬を飲んでみたの」
「自分で実験を?」
イータは基本的にシャドウガーデンの他のメンバーで人体実験をしている事が多かった。
しかし、今回は自らで薬を飲んだ。
つまり、それだけ危険なものということだろう。
「この薬の効能は、身体能力を向上させる効果がある」
「身体能力向上……」
「ただし、副作用もあって……」
イータの口調は変わらないが、その頬が赤くなっている。
「副作用?」
「発情する効果があるの」
「……発情?」
「発情が続く限り、誰かと性行為をしないと収まらないわ」
「……なるほど」
薬の効果について理解した俺は、その意味するところを考えた。
「だから、他のメンバーは嫌がって飲んでくれなかったの」
「そりゃそうだろ」
薬の効果に性行為が伴うのは確かに避けたいことだ。
特に、イータの目的が単なる実験目的であれば、他者にそんな薬を飲ませるのは無理がある。
「だから、イータは自分で飲んだのか」
「ええ、私は自らの意思で飲んだわ」
「……それで、なんで俺を拘束しているんだ」
俺は再び質問をした。
「発情してしまったから、誰かと性行為をしなければいけないの」
「性行為……」
イータの言葉に、俺の心臓が一瞬だけ跳ね上がった。
「だから、貴方を捕まえたの」
その言葉に、俺の思考は急激に混乱した。
俺はその場で少し考えた。
そして、俺が拘束されている理由が分かった。
「つまり、俺と性行為をするために拘束しているのか」
「そうよ」
イータの口調は変わらないが、その頬はさらに赤みを増している。
彼女は、俺と性行為をするために行動を起こしたのだ。
その事実に、俺は冷や汗をかく。
「それもえぐいのじゃないと満足できない。だから、エロゲ」
イータは、そのまま俺に近づいてくる。
「私を満足させてくれるよね?」
彼女の声は普段と変わらないが、その瞳には何かが宿っていた。
そして、彼女の手が俺の身体に触れる。
その瞬間、俺の心臓が激しく鼓動を始めた。
「待て……イータ」
「もう待てないわ」
彼女の言葉とともに、俺の身体は再びスライムの触手に固定される。
その感触に、俺の背筋が凍る。
「私はもう我慢できない」
その言葉とともに、彼女が、俺の服を引きちぎる。