催眠玩具船団・オラクル 作:どろまみれ
17.
アークスシップとは別の拡張された空間の中。
虚数機関と呼ばれた区画、その奥で。
この部屋の培養ポッドが稼働しているのは久し振りだった。
粘性の液体で満たされた強化プラスチックの中に、ふたりの女アークスが繋がれている。
四肢を弛緩させられ。
フォトンの感応をシャットアウトさせられ。
「―― ほぉおお゛、オ゛ォおおッ……!?」
「っぐ、イグイグイグイグゥゥゥーーーッッッ!?」
口から鼻までを覆っているマスク越しに、絶叫。
誰にも届かず、しんとした区画内に響いて消える。
繋がれているアークスは。
目を見開き、大きな乳を揺らしているパティと。
眉間にしわを寄せ、背筋を丸めて唸るように吼えるティアだった。
全裸の彼女らは膝と肘から先をだらりと下げ……腕を開き、股を広げ。
女性器はスジを隠す程度の黒の前張り。乳首とマスクにはチューブが繋がれており、常に彼女らを汚染するための情報が送られ続けている。
ふたりともに尻穴には一際大きな黒色のディルドが差し込まれており、ウィンウィンと機械的に抽挿を繰り返していた。
「ふんッ、ググググゥ……!」
「ほぉォーッ!! ぎもぢ……イグ! おしりの穴、イッ……グ!!」
どれだけ喘ごうと関係は無い。このポッドを眺めているのはひとり。
レギアスを介した絶対命令によって彼女らを捉えた、ルーサーのみ。
「……」
「ふぐあ……ア゛ァッ……ア゛! ア゛ア゛ア゛!!!」
「ほぉン゛ッッ……! おぉ、ほォッ、おほぉーーーーッ!!」
四つん這いになったクーナの背に座り、足を組み。パティとティアが汚い
ルーサーは、勃起した男性器を扱いていた。ライトグリーンの色をしたシリコン質のそれ。先日、アムドゥスキアで入手してきたロ・カミツを
彼の企みは成功した。
アムドゥスキア下層で稼げる依頼を幾つか発効し、原生生物である龍族とダーカーの注目をそちらへ集めた。
その隙にクーナと創世器・透刃マイの力を使い「龍の祭壇」へと侵入。ロのカミツと呼ばれる龍族の実質的な
ロのカミツはキューブ状の超高度情報集積体の中に収められた、粒子状の姿をしていたのだが。だからこそ、その汚染と形成という分野ではルーサーに軍配が上がった。
外付けのオル・ガを活用し処理能力で辛うじて勝った上で、スペース内にデッドコピーを生成。本体を持ち帰ってオナホにしてしまった後で、完全に
「……ハハ! フハハハハッ!」
「ぐ、ぅぅっ……! なにがっ……! おかし、の……!」
彼が楽しむためだけの処理。尻穴の拡張と性器化という身体改造を進められながらも、ティアは気丈に声を荒げた。
薄く笑ったままでルーサーが言う。
「可笑しいとも。君ら一般のアークスは、僕らが産み出した兵隊だ。要するに ―― 玩具だろう。その様子を観察するのも、こうして弄って遊ぶのも、楽しくて仕方が無い」
「……!」
歯を食いしばりながら、ティアはルーサーを睨む。
実際として、ティアとパティは彼に抗いようが無かった。レギアスら六芒均衡が権限として有する絶対命令。アークスとして産まれる限り、これに直接的に抗う術は存在しない。
しないとされている、が。
「……あるとすれば例外か。
何事かを考えながら、ルーサーは肘置きに右腕を乗せた。
彼の
可能性の話だ。いずれにせよ今は彼女らで遊んでいることを楽しむべきだと、ルーサーは断じた。
首を振る。前を見る。
シオンとクラリッサの活動まで時間を潰そうと考えた。
完全に尻穴で快感を感受できるようになってきた
絶頂を繰り返しながらも未だに時折、反抗的な目を見せる
こうしてヒトを気ままに弄んでいるという事実にこそ、興奮する。
こんなに悪趣味な性癖に気付いたのは、最近のことだ。
それこそ、性欲を発散しようなどと考えたのも、最近のことだ。
彼 ―― ヒースクリフを発見してから、後のこと。
「んおぉぉっ……おオ゛ッ!? イグ、おしり……焼ける……!」
「パティ、ちゃ……。が、ま、ん……っ、ぐぉぉ……ォォッ!」
ごぼり。尻穴に次の情報体が注入されてゆく。
彼女らを内側から満たしてゆき、いずれは全てを掌握するための液体だ。
女が絶頂するたび、乳がぶるんぶるんと揺れる。
女が絶頂するたび、尻穴から逆流した液体がもれて培養液を汚してゆく。
これを眺めて楽しいと思うのも。
シオンへの貞淑を守るため、尻穴だけをしごき穴とするのも。
こんなにも性欲というものを処理すべき重要物だと認識し始めたのも。
やはり、彼を拾い上げてからのことだった。
「ごめ、ティア……ふんぐぅ!! おおぅ!? ふんオーーーーッッッ!!」
「……ッ!! ……い゛、ア゛ッ……!?」
絶頂した。カウント102。
びんびんと尖ったクリトリスが股の間で勃起し、その下から培養液でない液体を噴射する。
アークスは元来、繁殖欲というものが低くなるようデザインが成されている。
恋愛だとか結婚という実例が無いわけではない。しかし意識的に低くすることで、人口管理などがし易くなるというメリットが存在している。
つまりは管理下にあるアークスにおいて、本来は強くなるはずのない欲求なのだ。
ましてやルーサーはアークスではない。それよりも古来の人種、世代的に枯れているレベルの時を生きた人種……フォトナーだ。彼に関しては性欲が再び湧いてきた、とまで言い表す事が出来るだろう。
それが、こうして性欲を発散している。アークス弄りは気持ちが良い。射精は、気持ちが良い。悪趣味に興じているのだ。
「イグ! ……イッグ!! ……イッグゥ……!! ……オゴアッ!?」
「……おし、り! ばっか……り! ……なんでェッ!?」
尻穴に刺さっていたディルドがさらに奥へ。直腸を広げ始めている。
女ふたりの腹がぼこんぼこんと盛り上がり、ディルドを締め付け扱いている。
人体弄りのノウハウを、ルーサーは持ち合わせていた。デューマン製造の際に手に入れたものだ。
それをこうして、計画を終了させた後でも扱うことが出来るとは思ってもいなかった。
普通のアークスを手ずから改造する。
形成された人格を崩し。ヒトとしての形を崩し。
いずれはクーナ同様、自らの私兵ならぬ私オナホールとして完成させよう。
それが今のルーサーの楽しみだ。
シオンとの逢瀬を待つ合間の悦楽で、唯一の自慰だ。
「―― ほぉおおおっ! イグ、イった、イぐぅぅうぅぅぅッッ!」
「―― く、あ……ァァアアアッッ……!」
絶頂した。それらを見ながら、ルーサーも射精した。
ぶびゅると吐き出された精液は、ロのカミツオナホールを通じて本体の……龍族の超高度情報集積体へと転送されてゆく。
快感に、ぶるりと背筋を振るわせながら。
ぱちり。ルーサーが指を鳴らすと、ポッドの中。マスクから手製の笑気が送り込まれ、2体が眠り始めた。
「あ、ふ……」
「……ぜった、ゆる、さ……」
女たちの瞼が閉じるのを見届けて。
愉悦に浸ったまま。男性器をずるりとオナホールから抜き、尻の下に敷いていたクーナにしゃぶらせる。
「んごっ」
「……はてさて。僕も彼に見出された側なのか、それとも彼に求めているものがあるのか……。いずれにせよ楽しみだ。それまではアークス
「……ごきゅっ、ごきゅっ……」
ぽいとオナホールを、洗浄プールへ投げ捨てる。ついでに女の口で排泄を済ませる。
最後の1滴まで出し切ると、陰茎で顔を撫でる。命令実行中のクーナの機械めいた顔を竿でひとしきり撫でて遊ぶと、ズボンをはき直し、再び自らのデスクに腰掛けた。
翌日。ルーサーはレギアスを介して、あるひとつの命令を秘密裏に
アークスシップ内の「倫理レベル」が下げられた。
義務づけられていた公共部でのインナー装着が撤廃され……アークス隊員の
彼がロのカミツを手中に収め。管理権限が拡張された故に可能となった、悪法だった。
>>パティ
洗脳(意識混濁)
性器(未通)
尻穴(拡張中)
>>ティア
洗脳(意識混濁)
性器(未通)
尻穴(拡張中)