※この作品はR-18です。

催眠玩具船団・オラクル   作:どろまみれ

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25.×パティ02、ティア02

 

 25.

 

 

 出す場所に、入っていても。

 ずうっとお尻の穴に感じていた異物感は、いつの間にか無くなってしまった。

 ルーサーに何度も男性器を入れられたせいだろうか。それともこうして、あいつの人形(・・)に犯されるようになったからだろうか。

 

 きっと多分、どちらもだ。

 どっちであろうと、どうでもいいと思った。

 

「―― ん゛アッ……。……ッ、くぁ……」

 

「ぶぼっ……ありが! ありがッ……ありがとござ、ますゥッ……!」

 

 お尻への男性器の抽挿を歯を食いしばって耐えるわたしの隣。

 パティちゃんはルーサーの指示通り、お礼を言いながら喘ぐようになってしまった。

 

 わたし達の後ろで、無言のまま腰を振っている竿人形がふたつ。

 キャスト。それもアークス上層に食い込んでいる人物。

 

 レギアスとジグ。

 六芒均衡のトップと、伝説に謳われる刀匠……の、ハズだった。

 

「―― チンポ1、射精する」

 

「―― チンポ2、射精する」

 

 彼らがお決まりの文言を復唱すると同時、冷たい腰がお尻に打ち付けられた。

 付けられた生体パーツ、勃起した男性器が疑似精液をどばどばと注ぎ込んでくる。

 

 いつまでたっても気持ちが悪い感覚を飲み込んでいると。

 隣では、またもや姉が絶頂を宣言していた。

 

「あぃ……ひぐゥゅ!? ……んがっ、ひはっ……いっっグ!!!!」

 

 手と足は固定されて動かないため、頭だけをがくがくと上下させながら。

 床には涎の水溜まり。無駄にでかい乳を汗が伝ってぶるん、ぶるんと揺れている。

 

 なんとか射精を受け止めていると、レギアスとジグは男性器を抜いてしまった(・・・・)。既に本日15回目の射精……だが、いつもよりはかなり短い頃合いだ。

 なんだろうと顔を上げると。

 同時に、扉が開く。

 

「―― ふむ」

 

 わたし達を陵辱している張本人 ―― ルーサーが姿を現した。

 周囲をきょろきょろと見回す。視線が合う。

 

「どうやら今回の実験は、進捗よろしいようで何よりだ」

 

「……ッ、死ね」

 

 せめても彼を睨み、呪詛を吐く。今のわたしに出来る精一杯。

 同時に腹に力が入ったせいで、尻穴からぶりぶりと、先ほど注ぎこまれた液体が噴出されてしまい……その開放感に、背筋をぶるりと振るわせるという無様さよ。

 

 そういうこちらの様子を……よりにもよって無様な部分だけはにやりと見咎めて。

 ルーサーは手のひらをかざし、指示を出した。

 

「ふたりは消えろ。レギアスは変わらず機械的な任務。ジグは性玩具の開発を続けたまえ。……ああ、先日の玩具は良い出来だった。今回のこのスーツ(・・・)に採用をさせてもらったよ」

 

「恐縮です」

 

 リバーブの効いた音声で無機質に、ジグが応じる。

 そのまま余計な動作無く。命令通りレギアスを伴い、実験室から出て行った。

 

「……さて」

 

 残された部屋の中央で、ルーサーは中空の椅子に腰掛け足を組む。

 粒子の机に肘を着いて。子どもみたいな無邪気な楽しさで、わたし達を見た。

 

「本格的に働いてもらおうか、僕の玩具たち。具体的には今の、思春期と発情期が同時に来た猿みたいなアークスの状況を……もっと楽しくするための触媒さ」

 

 細い指を弄ぶようにスイと結ぶ。

 ただそれだけで、わたし達の所属が書き換えられてゆく。

 

 チームに加入させられた。名前は『@♯!』。

 伏せ字になってしまったことにルーサーは嘲笑を溢していたが、彼が持つ権限でそのまま受理してしまった。

 

 わたし達に規定制服(マイファッション)が追加された。

 クーナちゃんが着せられているのと同様の、しかし肌色の……身体に密着する全身タイツ。

 光沢がある。もはや全裸みたいなものだ。乳首は隠れるよう当て布があるようだが、性器やお尻はくっきりと浮かび上がる。悪趣味としか言いようがない。

 

 その上で、補完防具(サブユニット)まで渡された。

 サブユニットは通常の防具と違い、装備部位が自由なのがセールス・ポイント。

 ……悪い予感は的中する。装備部位は3ヵ所。乳首と、女性器と、尻穴だ。ブラシと吸引器付きのニップルドーム。女性器を覆いつつ、同様にクリトリスを刺激するクリティカルカップ。そして無造作に尻穴に突き刺される、ピンクの蛍光色の浣腸器。

 

「同量かそれ以上の薬液漬けにはなったハズだ。……これで、どうだい?」

 

 ルーサーが指を鳴らすと、拘束が解かれた。

 今すぐ殴りかかろうとするも、どさりと床を舐めてしまう。

 力は入らない。尻穴から液体が漏れ続ける。それが気持ち良くて、前からも液体を拭きだした。

 長期間拘束され、絶頂を続けた身体は動かない。勝手に動いているのは、性器と尻穴だけだ。

 

「試すとしよう。クーナで得た実験結果に汎用性があるのかどうか。壊れるか、どうか」

 

 地面に倒れ、自分の排泄物に塗れたわたしの顔を、ルーサーが片手でつかんで持ち上げた。

 彼の目が、わたしの目を捉える。

 

「―― 数多、混ざれ(ラ・ザン)

 

 が

 

 ぴ。

 

 ぱぁんと、天井が地面になって。

 

 イモウトの中身が攪拌された音がした。

 

 頭の中に、ケツ穴、気持ちいい、だけが、残されて。

 

 脱力(ぶらり)

 

「クハッ。身体とエーテル体の人為的な剥離(はくり)実験……その第一段階は、どうやら成功と呼べるようだね。同様のカリキュラムをこなせば、なんら特徴の無い一般的なアークスでも、素養は十分に開発しうる。その実例がふたつ、ここに出来たと言うわけだ」

 

 彼の手から離れ、足が地面に付く。

 今度は身体に力が入った。倒れ込むことなく ―― ぴしりと。

 彼の前で気をつけを、ティア(わたし)が、している。

 

「自我は十分に残っている。そこを消してしまっては意味が無い。この結果も含めて含めて成功だろう。あとは……そう。売り物の映像の撮り溜めも十分。用意した拘束用の洗脳(ブレインウォッシュ)メットを被せて……クッ、クッ。辱めにこの女たちを、ヒースの援護にでも送ってやるとしようか。ああ、そうだね。それがいい。面白そうだ」

 

 ひとりごとだ。わたしへ向けられたものではない。

 それでも返答代わりに。尻穴から、残った精液を拭きだしながら。

 わたしは、自然と、敬礼をしていた。

 






>>パティ
 所属チーム:『@♯!』
 女性器:未通
 尻穴使用:↑800回、経験人数3人

>>ティア
 同上

>>サブユニット:クリティカルドーム、クリティカルカップ、アナルシリンジ
 防御力は1。局部を覆うだけの性能しか無く、見た目と相まってアークスとしての尊厳を奪う。
 耐性は無い。耐久力(HP)の下降はないが上昇もない。全身タイツにより肌露出が制限されておりフォトン効率があがらないため、当然フォトン・ポイント(PP)の上限上昇すらない。各種器官を刺激して遊ぶためだけのジョークユニットでしかない。
 全身スーツ調に誂えられた完全版ゼルシウス(全身タイツ)に合わせるための専用防具で、刀匠ジグ(源氏名:β630)によって開発された。

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