催眠玩具船団・オラクル 作:どろまみれ
30.
惑星ナベリウスの一画。
深い森が広がるエリアの
アークスはダーカーとの戦闘を主な任務とする、オラクル船団の戦闘部隊である。
その部隊がダーカーが確認されていないこの星……惑星ナベリウスに派遣されていると言うことは。つまり
だというのに。
件のアークスの部隊長 ―― ゲッテムハルトはしかし、腐ってなどいなかった。
「―― クハッ……ハハハハハハッ!」
どころか、ここ最近で最もご機嫌ですらあった。
男は盛り上がった筋肉を鎧のように
男性器は、彼と比べてしまうと酷く
貫いていた、という比喩は正しい。
ゲッテムハルトの男性器は大き過ぎた。少なくとも彼が陰茎を扱いている女、
「ハッ、出るぞ、雑魚マンコ!」
「オ、ゴッ……」
彼が腰を突き上げると、女性器は大きく広がり、腹は内側から叩かれたように膨れ上がった。
射精された精液がごぼごぼと注ぎ込まれ、
その頭をゲッテムハルトは踏みつけ、睨んだ。
「そろそろ決心ついたか? このナベリウスにはアークスなんて殆どこねぇからな。テメェみたいな雑魚も、オレの性欲処理部隊に入れてやるよ」
ぐりぐりと足の裏で、なじるように。
あるいは潰れるのではないかというほど容赦なく、女は頭を地面にめり込ませる。
「が、は。わた。し、は……アークスでは、な……ゴボッ!?」
「知らねぇよ」
髪をつかんで身体を持ち上げ、腹を思い切り殴り飛ばす。
女の腹にはすっかり
全裸の女が地面を転がる。
転がって、転がって、ばしゃり。今度は湧き水の池に突っ込んだ。
「んぐっ……ガボッ、ガボボっ」
「きたねぇから洗ってやるよ! ハハハハッ!」
顔を水につけたまま、数分間。
ゲッテムハルトが再び女の顔を持ち上げたとき、股からは汚水が。顔からは流せる全ての体液が流れ、彼女の表情を彩っていた。
サポートパートナーはアークスの身の回りの世話や、収集任務などの軽度の手伝いを行うことが出来るよう調整された疑似人格である。
当然ながらフォトンは扱えるし、その肉体も第2世代アークスを誕生させた際のノウハウを利用して造られた、一般的なオラクル民と同様のものだ。
その性能が仇となった。
彼女は惑星ナベリウスでの任務についてこの方、ゲッテムハルトの性欲処理にしか役立っていない。
「か、は」
既に彼女の中枢は、正常に判断を行うことが出来ていない。
彼女の主が、とか。サポートパートナーとしての役目が、とか。
そういうものを全て、ゲッテムハルトの男性器が破壊した。
手のひらに収まる大きさの頭をむんずと掴む。持ち上げられる。手足に力は入らない。
身体も。思考も。命も。
彼女の全てが、目前の男に握られている。
男が言う。
「これが最後の問いかけだ。テメェが出来る返事はYESかNoか、だ。Noなら捨てる。YESなら、オレの性欲処理部隊の
男が笑う。
女性器は未だ広がったままだ。
中からはどぼどぼと、精液の残りが糸を引いて落ちてゆく。
「―― テメェの主は捨てろ。オレの部隊員になれ」
命が惜しかったわけではなかった。
彼女の頭が、判断をした。
この男は、
この男が持つ隊長格の権限は、自らの主が持つそれよりも上のものであると。
決してサポートパートナーが誤認をしたわけではない。
……ただ、ゲッテムハルトにはある力が宿りつつあった。
惑星ナベリウスでの左遷の日々を過ごす内に……彼の中。彼の心の中。彼のもつ闘争心に共鳴し、半ば宿りつつあった「とある存在」による浸食。精液や粘膜接触を媒介とした、思考の汚染。その結果である。
彼女の頭は、ゲッテムハルトに都合良く働くように、なってしまったのだ。
……だから。頷いた。
べしゃり。再び水面とキスをする。
指を突っ込まれ、膣内を掻き出される感触。
彼の太い指は彼女の敏感な部分を、腹の裏を、的確に力強く抉った。
「ほっ……お゛っ、おごゥッ……」
「そんじゃあまた挿入してやるかっ……と!!」
「ンゴホッ!? は、はぁっ……!」
そのまま。
男性器を彼女の膣内で適度にしごきながら、ゲッテムハルトは歩いて行く。
行き先は、彼が与えられたキャンプシップだ。
彼にはおおよそ快適な、ハイグレードのシップが与えられていた。
他のアークスが関わらなくてもある程度の申請や承認が行える、長期滞在用途のものだ。
その入り口を、ゲッテムハルトは潜る。
潜ってすぐさま、名を呼んだ。
「―― シーィナァァァアアアア!!」
「……ハイッ」
入り口を潜って横の部屋。
そこで待機していた女が、機敏に席を立ち上がり、敬礼をした。
……シーナと呼ばれた女。メルフォンシーナは。
かつてと比べものにならないほど、外見を
全裸。肌を浅黒くされ、乳輪は巨大化し。
乳房を
腰のくびれはほどほどにした後。尻と太股は歩くのに邪魔なのではないかというほど、太く豊かになっている。
彼女が渡してしまった、
その肉体の調整を行う権利は、既に彼女にはない。ゲッテムハルトに全てが
昔のメルフォンシーナが有したオドオドとした、付き従うような、窺うような動作はみられない。
これはどちらかというと彼女に命令をする側の……ゲッテムハルトの
敬礼をしたまま微動だにせず、指示を待つ様子を当然と気にせず。
男性器を抜き差ししながら、ゲッテムハルトは言う。
「この女……サポートパートナーだったか? こいつもお前と
「ハッ。ではIDを用意出来次第、こちらで
「雑魚マンコ1。お前が
「了解しました」
上機嫌のまま、ゲッテムハルトは階段を登ってゆく。
男性器の
彼はメルフォンシーナがきっちりと掃除、整備したヤリ部屋の扉を潜り。
中途、首だけで振り返る。
「そんじゃあ頼んだぜ、シーナ」
最後のその言葉に、メルフォンシーナは背筋を振るわせた。
脳内に幸福が満ちてゆく。絶頂した。恍惚に乳首を勃起させ、ぶるりと尻を振り、女性器を液体で溢れさせ、あまつさえ小便を床に拭きだした。
彼がまたそういう言葉をかけてくれる。それだけが、今の彼女の全てである。
股を濡らしたまま、サポパの所有権や名称変更のための手続きを進めておく。
ゲッテムハルトの所有物となった彼女の……「イリス」という名前も。見覚えのある主の名前も。
メルフォンシーナにとってはどうでもよい。世界の外に、在るものだ。
>>アークスネーム変更(イリス→雑魚マンコ1
性器拡張、思考浸食