※この作品はR-18です。

催眠玩具船団・オラクル   作:どろまみれ

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31.×マールー01、フーリエ01

 

 31.

 

 

 私の上に跨がった男が、執拗に腰を振っている。

 入るたびに出るたびに、股からじぃんと気持ちよさが駆け上っていって、頭が色で満ちてゆく。

 

 桃色の、マイルーム。

 

「―― うひょ~! マールーちゃんの中、気ん持ちぃィ~~~~~!!!」

 

 レダのチンチンは硬い。それに絶倫だ。

 私の気持ちが良いところも大分覚えてきたようで、カリの部分で行き止まり(・・・・・)手前(・・)を丁寧に(こす)りあげてくれる。

 

 こうして彼が覚えてしまうほど。私が覚えてしまうほどに、身体を重ねてきた。

 初めては惑星リリーパでの任務、最終日。お酒を飲んでからのことだった。

 

 モニカと一緒にお酒を飲んでいて。

 いつの間にか、オーザが居なくなっていて。レダが隣に来ていて。

 気付いたら、ベッドで身体を許していた。

 

 そんなに気にするようなことではない……と、思ったけれど。それからずるずると、こんな関係を続けている。

 任務に差し支えはないのだし。それにハンターだとはいえ、彼に対する生理的な嫌悪感は、今は無い。

 

「おれの童貞はモニカちゃんに捧げたけどよ~。マールーちゃんの初めてはおれだもんな~! こんだけぴったりだってのも、仕方が無いぜ~!」

 

 体勢を変えて。

 私のお尻に、後ろから、腰をぶつけるような形。

 

 当たる場所が変わる。

 先ほどよりもツボは押さえられないけれど、レダが腰を振りやすい体勢だ。

 

「ん、んっ……んっ、んん゛ッ……!」

 

「へへっ、マールーちゃんも気持ち良いんだな! やっと声が出てきたぜ~。……そんじゃあちょっとお先に一発……!」

 

 肉を揺らして。私の腰をがっしりと掴んで。

 レダが、射精する。

 

「ほぉ~……。サイッコー……!」

 

 脈打ったチンチンが、私の膣内へ続々と精液を吐き出してくる。

 レダの射精はどう考えても一般的なオラクル民のそれよりも長く、量が多い。

 

「そりゃあ、フォトンを使って精巣(・・)活性化(・・・)させてるからな~。動画のおかげで広まったエロ知識なんだけどよ、最近じゃあ知ってる人も多いと思うぜ? ……あ~でも、あんまそういうの見ねぇ人は知らないかもだけどな。奥手で、無駄に(・・・)意地張って(・・・・・)動画とか買わない奴。……そんな奴いんのかは、知らないけどさ~」

 

 フォトンを、そんなことに……と思ったけれども。

 可能か不可能かで言えば、可能だ。ハンターが扱う身体強化もそうだし、回復術(レスタ)などの基本的な術でも組織の活性化は使われている。

 どちらにしろ精巣の活性化も、陰茎の強化も。戦闘には使わない能力だ。

 

 ……。

 

「……んんっ。……まだ、うごかなっ……んぁっ」

 

「良いじゃんかよ~。今言ったとおり、1発出せば終わりだなんてことは無いんだからさ。……うひょ~、女の子の身体、柔らけぇ~! 胸も尻も……んびょっ」

 

 唇を合わせ、舌を絡める。

 しばらく口内を蹂躙したレダが、満足そうに言う。

 

「マールーちゃんの唇、うんめぇ~ッ!」

 

「……」

 

 黙って腰を振られる。

 一度抱かれてしまえば、嫌悪感は薄れた。

 お金を出そうかと提案されたこともあるけれど、固辞した。

 それでは本格的に情婦ではないか、と思ってしまったのだ。

 

「あ~、出る出る、出るぅ……ぅっ」

 

「……っ」

 

 それで気持ちいいということはない。

 ただ、きちんと。射精する前に彼は私の奥を擦りあげてから、出した。

 だから絶頂してしまった。それだけだ。

 

「ふはぁ~」

 

 汗をかいたレダの身体が、私の上に覆い被さる。

 荒い呼吸を整えてゆく。

 

「そんじゃシャワー浴びてこよーぜ、マールーちゃん」

 

 膣内からチンチンを抜いて、レダがベッドから立ち上がる。

 多分、シャワールームでまたする流れにはなると思うけれども。

 こういう原始的な気持ちよさに流されてしまっているアークスという組織が、心配にはなるけれど。

 

 ……別に良いか、と思ってしまった。気持ちが良いし。

 それに。第2世代の増加以降、下降の一途を辿っているオラクルの民の人口が増えてゆくのは、多分、良いことだから。

 

 そういう理屈を並べて。

 今日もレダと、セックスをする。

 

 した。

 

 

 

 /

 

 

 

 惑星リリーパから帰投した、キャンプシップの倉庫室。

 

「―― ふっ……ふっ……! ばぼっ、ぼぶっ……んはっ」

 

 そこではオーザが腰を振っていた。

 目前に置いた「尻から女性器を切り取ったパーツ」に男性器を挿入し。

 口いっぱいに「腰から上の胸部だけのパーツ」その乳房を頬張り。

 時折、横に置かれた「首から上だけのパーツ」に顔を向け、女性を模したその唇を貪るように吸い付いた。

 

 これらは全て、女性キャストのパーツ。

 砂漠で救出を行った個体名「フーリエ」のものだった。

 

「ふっ、ふっ……はぁ~っっ……」

 

 出そうになったのを堪えるように、オーザが腰を止める。

 右手で乳房を揉み続けるのは止めず。目の前の尻を抱え、今度は仰向けになった。

 

 彼がこうしてフーリエのパーツで自慰をし始めたのは、リリーパに居る内から。

 補完しているバイオポッドへ忍び込み、精液を吐き出す為の道具として扱い続けている。

 

「……ふんっ」

 

 腰の動きを再開する。

 たった一度(・・・・・)の射精を大事に大事に、守り抜き。

 最高の射精をするために、腰をぱんぱんと打ち付ける。

 

 フーリエのパーツは通常のジョイント部分で破損したわけではなく、技術部へ持っていく必要があった。タイミングは隊のリーダーであるオーザに一任されている。

 そこで彼はアークスシップに帰投してから1週間の猶予を持たせた。……ただただ、存分に自慰をするためだけに。

 

 別段、隊務規定違反という訳では無い。フーリエの回収が特殊すぎるというだけだ。

 とはいえ倫理的におかしいことは、オーザも理解している。

 倫理的におかしいから、オーザは興奮しているのだ。

 

「くぅっ……っは、っは。……ふはぁ」

 

 また、腰を止める。

 フーリエの肉体は、ばらばらだというのに気持ちが良かった。

 女性器はきちりと役目を果たす(・・・・・・)し、膣内は稼働する。勿論稼働させるにはエネルギーが供給される必要があるが、それはオーザ自身のフォトンによって可能だった。

 

 胸部装甲の下に盛られた乳と脂肪はきちんと柔らかいし、尻の肉も同様。顔は手動で動かす必要があるが……それはむしろ、オーザにとっては好都合だ。

 

 腰をぶるぶると震わせながら、男性器を膣から抜き出す。

 今度はフーリエの顔を持ち上げ。

 

「うっ……ぅ」

 

 彼女の唇を無理矢理開くと、そのまま奥へ。喉までを貫くように挿入した。

 口内だというのに容赦なくローションをぶちまけて。フーリエに生えていた歯は、既に全てオーザによって除去されている。

 

 腰をぶつけるたびに、フーリエの喉が盛り上がる。

 鼻が潰れて形を変える。瞳は開いたまま、瞬きすらしていない。

 それがまた、キャストをパーツとして扱っているということが、オーザを興奮させていた。

 

「ふっ……ふっ……これで、オレも、童貞じゃ……ないっ……!」

 

 最後に顎に玉袋が当たるほど、腰をばつんと打ち付けて。

 オーザが射精した。フーリエの首の接合(ジョイント)部から、食道を伝って、精液がぼたぼたと落ちてゆく。

 

「……ふぅ」

 

 汗だくのオーザが、股にフーリエの頭を装着したままで寝転がる。

 彼女のパーツを技術部へ提出する予定まで、まだ数日。その間も持て余した性欲をフーリエのパーツを使用して、発散し続けた。

 

 繁殖欲。つまり性欲は、生物にとって当然の欲求だという。

 しかし歪な形で発展と増加を行ってきたオラクル船団にとって……その民にとって。

 性の快楽というものは、あまりにも刺激的で。享楽的で。

 

 退廃的だ。

 

 これら全て。

 第2世代のアークスをデザインした際、生殖機能を消さなかった当人。

 つまりは虚数機関局長の思惑の内である。

 

 






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