催眠玩具船団・オラクル 作:どろまみれ
31.
私の上に跨がった男が、執拗に腰を振っている。
入るたびに出るたびに、股からじぃんと気持ちよさが駆け上っていって、頭が色で満ちてゆく。
桃色の、マイルーム。
「―― うひょ~! マールーちゃんの中、気ん持ちぃィ~~~~~!!!」
レダのチンチンは硬い。それに絶倫だ。
私の気持ちが良いところも大分覚えてきたようで、カリの部分で
こうして彼が覚えてしまうほど。私が覚えてしまうほどに、身体を重ねてきた。
初めては惑星リリーパでの任務、最終日。お酒を飲んでからのことだった。
モニカと一緒にお酒を飲んでいて。
いつの間にか、オーザが居なくなっていて。レダが隣に来ていて。
気付いたら、ベッドで身体を許していた。
そんなに気にするようなことではない……と、思ったけれど。それからずるずると、こんな関係を続けている。
任務に差し支えはないのだし。それにハンターだとはいえ、彼に対する生理的な嫌悪感は、今は無い。
「おれの童貞はモニカちゃんに捧げたけどよ~。マールーちゃんの初めてはおれだもんな~! こんだけぴったりだってのも、仕方が無いぜ~!」
体勢を変えて。
私のお尻に、後ろから、腰をぶつけるような形。
当たる場所が変わる。
先ほどよりもツボは押さえられないけれど、レダが腰を振りやすい体勢だ。
「ん、んっ……んっ、んん゛ッ……!」
「へへっ、マールーちゃんも気持ち良いんだな! やっと声が出てきたぜ~。……そんじゃあちょっとお先に一発……!」
肉を揺らして。私の腰をがっしりと掴んで。
レダが、射精する。
「ほぉ~……。サイッコー……!」
脈打ったチンチンが、私の膣内へ続々と精液を吐き出してくる。
レダの射精はどう考えても一般的なオラクル民のそれよりも長く、量が多い。
「そりゃあ、フォトンを使って
フォトンを、そんなことに……と思ったけれども。
可能か不可能かで言えば、可能だ。ハンターが扱う身体強化もそうだし、
どちらにしろ精巣の活性化も、陰茎の強化も。戦闘には使わない能力だ。
……。
「……んんっ。……まだ、うごかなっ……んぁっ」
「良いじゃんかよ~。今言ったとおり、1発出せば終わりだなんてことは無いんだからさ。……うひょ~、女の子の身体、柔らけぇ~! 胸も尻も……んびょっ」
唇を合わせ、舌を絡める。
しばらく口内を蹂躙したレダが、満足そうに言う。
「マールーちゃんの唇、うんめぇ~ッ!」
「……」
黙って腰を振られる。
一度抱かれてしまえば、嫌悪感は薄れた。
お金を出そうかと提案されたこともあるけれど、固辞した。
それでは本格的に情婦ではないか、と思ってしまったのだ。
「あ~、出る出る、出るぅ……ぅっ」
「……っ」
それで気持ちいいということはない。
ただ、きちんと。射精する前に彼は私の奥を擦りあげてから、出した。
だから絶頂してしまった。それだけだ。
「ふはぁ~」
汗をかいたレダの身体が、私の上に覆い被さる。
荒い呼吸を整えてゆく。
「そんじゃシャワー浴びてこよーぜ、マールーちゃん」
膣内からチンチンを抜いて、レダがベッドから立ち上がる。
多分、シャワールームでまたする流れにはなると思うけれども。
こういう原始的な気持ちよさに流されてしまっているアークスという組織が、心配にはなるけれど。
……別に良いか、と思ってしまった。気持ちが良いし。
それに。第2世代の増加以降、下降の一途を辿っているオラクルの民の人口が増えてゆくのは、多分、良いことだから。
そういう理屈を並べて。
今日もレダと、セックスをする。
した。
/
惑星リリーパから帰投した、キャンプシップの倉庫室。
「―― ふっ……ふっ……! ばぼっ、ぼぶっ……んはっ」
そこではオーザが腰を振っていた。
目前に置いた「尻から女性器を切り取ったパーツ」に男性器を挿入し。
口いっぱいに「腰から上の胸部だけのパーツ」その乳房を頬張り。
時折、横に置かれた「首から上だけのパーツ」に顔を向け、女性を模したその唇を貪るように吸い付いた。
これらは全て、女性キャストのパーツ。
砂漠で救出を行った個体名「フーリエ」のものだった。
「ふっ、ふっ……はぁ~っっ……」
出そうになったのを堪えるように、オーザが腰を止める。
右手で乳房を揉み続けるのは止めず。目の前の尻を抱え、今度は仰向けになった。
彼がこうしてフーリエのパーツで自慰をし始めたのは、リリーパに居る内から。
補完しているバイオポッドへ忍び込み、精液を吐き出す為の道具として扱い続けている。
「……ふんっ」
腰の動きを再開する。
最高の射精をするために、腰をぱんぱんと打ち付ける。
フーリエのパーツは通常のジョイント部分で破損したわけではなく、技術部へ持っていく必要があった。タイミングは隊のリーダーであるオーザに一任されている。
そこで彼はアークスシップに帰投してから1週間の猶予を持たせた。……ただただ、存分に自慰をするためだけに。
別段、隊務規定違反という訳では無い。フーリエの回収が特殊すぎるというだけだ。
とはいえ倫理的におかしいことは、オーザも理解している。
倫理的におかしいから、オーザは興奮しているのだ。
「くぅっ……っは、っは。……ふはぁ」
また、腰を止める。
フーリエの肉体は、ばらばらだというのに気持ちが良かった。
女性器はきちりと
胸部装甲の下に盛られた乳と脂肪はきちんと柔らかいし、尻の肉も同様。顔は手動で動かす必要があるが……それはむしろ、オーザにとっては好都合だ。
腰をぶるぶると震わせながら、男性器を膣から抜き出す。
今度はフーリエの顔を持ち上げ。
「うっ……ぅ」
彼女の唇を無理矢理開くと、そのまま奥へ。喉までを貫くように挿入した。
口内だというのに容赦なくローションをぶちまけて。フーリエに生えていた歯は、既に全てオーザによって除去されている。
腰をぶつけるたびに、フーリエの喉が盛り上がる。
鼻が潰れて形を変える。瞳は開いたまま、瞬きすらしていない。
それがまた、キャストをパーツとして扱っているということが、オーザを興奮させていた。
「ふっ……ふっ……これで、オレも、童貞じゃ……ないっ……!」
最後に顎に玉袋が当たるほど、腰をばつんと打ち付けて。
オーザが射精した。フーリエの首の
「……ふぅ」
汗だくのオーザが、股にフーリエの頭を装着したままで寝転がる。
彼女のパーツを技術部へ提出する予定まで、まだ数日。その間も持て余した性欲をフーリエのパーツを使用して、発散し続けた。
繁殖欲。つまり性欲は、生物にとって当然の欲求だという。
しかし歪な形で発展と増加を行ってきたオラクル船団にとって……その民にとって。
性の快楽というものは、あまりにも刺激的で。享楽的で。
退廃的だ。
これら全て。
第2世代のアークスをデザインした際、生殖機能を消さなかった当人。
つまりは虚数機関局長の思惑の内である。
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