――俺は夢を見ているのか?
高校二年生の荒尻狩人は生徒会に所属しており、職務は会計だった。忘れ物をしたので放課後に学園に戻ってきたのだが、生徒会室に入ろうとしたら信じられない光景が映し出された。
「ううっ……やっぱり恥ずかしいよ」
「あん、駄目だよ。お姉ちゃん達も恥ずかしいんだから……」
「ほら、いつも通りにぴゅっぴゅっしなさい♡」
二年生で生徒会長の「桃山 春香」と一年生で副会長を務める「桃山 秋香」この二人は学園内でも指折りの美少女として有名であり、ファンクラブまで存在する。特に姉の春香は狩人の同級生で同じグラスであるため、彼女にお近づきになるために狩人は生徒会に入ったと言っても過言ではない。
春香の容姿は人形のように整った顔立ちに茶色の髪の毛を腰元まで伸ばしており、体型に関しては学園一と言っても過言ではないほどの巨乳で安産型のお尻をしていた。狩人は彼女を初めて見た時から夢中だった。
妹の秋香は春香にも負けず劣らずの美少女だが彼女よりも一才年下であり、生徒会副会長であるのと同時に陸上部にも所属していた。常に外で走り続けているために日焼けしており、それが逆に魅力となっている。姉ほど大きくはないが胸も豊かでお尻も大きい。
そんな学園の指折り美少女二人が
「はあっ、あっ……だんだん大きくなってる」
「ふふっ、お姉ちゃん達の手が気持ちいいの?」
「き、気持ちいいよ。あと少しで射精そう……ううっ!?」
生徒会室では春香と秋香が天使のズボンを下ろし、可憐な見た目とは裏腹にわりと大きい男性の一物を取り出す。その光景を見て狩人は目を見開き、姉弟でありながら性行為に励んでいるのだと嫌でも認めざるを得ない。
(ど、どういう事だ。あの二人が弟を相手にあんなことをするなんて……)
春香と秋香は天使の一物をお互いの手で擦り始め、初めてではないのか随分と手慣れており、二人に股間をいじくられた天使は恍惚な表情を浮かべる。
「ううっ……も、もう僕、我慢できないよ」
「いいよ、射精して。お姉ちゃん達がちゃんと受け止めてあげるから」
「ほら、頑張って……きゃあっ!?」
「うああっ!!」
天使は二人の手コキに耐え切れず、二人の顔に盛大に放つ。白濁益まみれとなった春香と秋香は頬を赤くする。
「す、凄い……今日はたくさん射精たね」
「ふふっ、お姉ちゃん達の手でまた気持ち良くなったね」
「あううっ……も、もう立てないよ」
あまりの気持ち良さに腰が抜けたのか天使は股間を抑えながらへたり込み、そんな彼を見て秋香は微笑み、春香は頭を撫でる。その光景を見て狩人は冷や汗を流す。
(あの三人、まさかこういう関係だったのか……それにしてもどうしてこんな場所で?)
春香と秋香が弟である天使とただならぬ関係を築いている事に驚かされたが、さらに狩人は驚愕の真実を知る。
「ふうっ、補給完了」
「秋香ちゃん、準備は良い?」
「いつでもいけるよ。それじゃあ、天使君は気をつけて帰ってね」
「うん、二人とも気をつけてね」
春香と秋香は立ち上がると、首にかけていたペンダントを取り出す。二人は常にペンダントを身に着けており、学校の校則ではアクセサリーの類は禁止されているが、何故か生徒会の会長と副会長という立場でありながら二人はペンダントを身に着けている事を狩人は疑問に抱いていた。しかもその事を教師は注意せず、周りの人間も何も言わない。
(そういえばいつも付けてるけど、どうして誰も注意しないんだ?)
狩人は不思議に思いながらも生徒会室の扉の隙間からスマホのカメラを向けて
撮影されているとも気付かずに二人はペンダントを両手で掴むと、目を閉じて意識を集中させる。その直後、ペンダントが光り輝いて二人の身体が光に包まれた。
(な、何だ!?)
唐突に発光した二人を見て狩人は驚くが、光が収まると生徒会室にいたのは世間で注目を浴びている二人の少女が立っていた。
(あ、あの姿はまさか!?)
春香と秋香の変わり果てた姿を見て狩人は驚愕し、今日一番の衝撃を受けた。学園の美人姉妹の正体は世間で騒がれている「魔法少女」で間違いなかった――