【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
唐突なる乱入者に、場面が止まった。怨霊忍者スコーピオン?そんなヒーロー聞いた事が無いと、オールマイトは唐突に現れてヴィラン連合の内2人を再起不能にした様を見て……。
「誰かは知らないがすまない!!これでこっちに……集中できる!!」
「むぅう!?」
AFOを殴り倒して、サシの戦いに集中する余裕を与えてくれた事に感謝した。通したし気づきもしなかった、よかったと緑谷ことスコーピオンは安堵したが……。
「お前……そんな格好してなんのーー」
死柄木が気付いたので、かっちゃんにバレたらまずいと感じた瞬間、即座に間合いを詰め。
「せいっ!!」
「ごばぁあははぁ!?」
「弔くーーーん!!?」
胸板に思い切り正拳を打ち込んだ。
明らかに人体から出るとは思えない、大太鼓でも叩いたような重苦しい音を響かせて、死柄木の胸骨は砕け、ついでに肋骨も左右全て持って行かれて前のめりに崩れ落ちた。唐突な事態に女子高生のヴィラン、トガヒミコは叫んだ。
これで残り3人!!
「ええい!?何者だ貴様邪魔をするーー」
この事態の急変にスピナーが襲い掛かろうとしたのも束の間、爆豪が先んじて懐に入り込み両手を胴体に当てていた。
「吹き飛べやぁあああ!!」
「ぐわぁあああ!?」
0距離からの爆破!上空へ吹き飛ばされたスピナー!さらにその腹部へ、スコーピオンが投げた鎖苦無が突き刺さり。
「砕け散れい!!」
「がげぇえ!?」
そのまま引き寄せられ逆さまに落とされたスピナーは、頸椎が捻挫してぐったりとうつ伏せに倒れた。
残り2人!!スコーピオンと爆豪の2人が、マグネに顔を向けてまるで目が光るんじゃあないかと思うほどの目力が向けられ、即座に判断した。
逃げなければ!!早く!!
「ごめんなさいトガちゃん!!引き寄せるわよ!?」
「うぇえ!?待って!!全員ですかぁ!?」
「そうじゃなきゃ殺されるわ!!」
マグネこと、引石健磁が個性を使い逃走を図る!その力は磁力!男はS極、女はN極を付加する力を、倒れ伏したコンプレス、死柄木、スピナー、トゥワイス、トガヒミコへ付与し、AFOが強制発動した黒霧のワープゲートに退避しにかかる!!
「ぐぇえ!?」
倒された四人が浮かび上がり、トガヒミコにぶつかりワープゲートに入ったのを確認したマグネは自らも入ろうとした瞬間ーー。
「「死に晒せぇえええーー!!」」
「あぎょらぁああ!?」
爆豪の拳がサングラスを叩き割り、スコーピオンの膝蹴りが睾丸を潰して、その勢いでワープゲートに叩き込まれ、ワープゲートは閉じられたのだった。
「よし逃げるぞ!爆豪!!」
これでよし!逃げるぞと走り出したスコーピオンに、爆豪は手を爆発させ逃走を開始した!!
「呼び捨てすんなクソ忍者!!初対面だろうがぁ!!あとな、俺1人でも逃げれたんだよ!?最短で効率考えて、テメェと組んだだけだ!!」
「理解しているさ!!」
時間にして、1分掛かったか……見事な分断から接敵数秒で戦力を削ぎ落とし避難を開始した爆豪とスコーピオン……ではなく緑谷を見て、切島は言った。
「俺たちも……逃げようか……」
切島達も、オールマイトの邪魔をすまいと、さっさと退散し始めたのだった。
「とんだ誤算だよオールマイト……まさかあんな仲間が居たとはねぇ」
上空で対峙するAFOとオールマイト、盤面をひっくり返された事態に苛立ちを募らせて拳を握り締める。
「残念ながら知らない男でね、情け無い話だが……これで心置きなく!お前を倒せる!!」
知らない男に助けられたが、不幸中の幸いと指を指し示すオールマイト、更に……。
「早すぎるわ!全く……追いつくのがやっとじゃぞ」
「遅いですよ……」
爆豪救出とヴィラン連合確保に参加していたグラントリノも到着した!
「全く、なぁあいつ、馬鹿弟子の奴も来ていたのか!?さっきすれ違ったが……一体何があった!」
そしてグラントリノ、途中に避難中の爆豪と緑谷とすれ違ったらしい、緑谷がどうしてここに来ているのだと尋ねた。
しかし……。
「緑谷少年が!?確か退院して今日自宅に帰ると聞いてましたが……何故神野区に!?全く……夜遊びとは説教だな!終わったら!!」
グラントリノは唖然とした、気づかんかったんか、こいつと。そして……弟子は弟子で理由があると思ったし、今は目の前のAFOに集中する為、これ以上は言わない事にしたのだった。