※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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127話 象徴の大鎧 金色

「ぬふぐおぁああ……あの小僧コケにしおってえ……!」

 

 AFOは、ようやく金玉を個性によって治療、再構築が完了して痛みから解放された。まさかの場所を破壊されて不意を突かれた、有象無象のガキでしかないと思ったがもう許さないと立ち上がる。

 

「頭に来たぞ!ジワジワと嬲り殺しにしてやる、命乞いをしても決して許し……は……」

 

 だから、オールマイト達の方で、何が起こっているかなど、見向きもしなかった。

 

 金色の風が吹き荒れて、先程まで傷ついていたオールマイトの姿はどこにも無い、風が止み……その場に立つ金色の鎧の男の姿にAFOは絶句した。

 

「な、なんだその姿、いや!貴様……何者だぁ!?」

 

 現れた金色の鎧を纏う男は、仮面から晒された口元をニヤリと笑顔にして言う。

 

「『おいおいAFO?頭まで耄碌しちまったか?さっきまで私たち戦っていただろう』」

 

 重々しく雄大な歩みの力強い事、今からお前を倒すと物語るような姿に、AFOは、後ろに一歩下がり理解する。

 

『まずい』と『逃げねば』と。

 

 その金色の鎧を纏った男は、言い放つ。

 

「『覚悟しろ!オール・フォー・ワン!!貴様の野望はここで潰える!!何故かって?』」

 

 それは平和の象徴、闇を照らす希望の証、金色の光。

 

 

 

「『私が!帰って来た!!』」

 

 

 

 緑谷出久『象徴の大鎧 金色』

 

 装着完了!!

 

 

 

『驚いたな少年……まさか、私に変身するとは!武器でなく変身アイテム!考えた事も無かった!!』

 

 肉体は変化し、自分自身ではあるが景色から何まで違う。その有様に緑谷は驚く、本当に変身ができるなんてと。そして響き渡るオールマイトの声に安心と高揚を沸き立たせた。

 

『じゃあ……行きますよオールマイト!』

 

『ああ、行くぞ少年!!共に!!』

 

 互いに了解を取り合い、遂にAFOに向けて勢いよく飛びかかった!

 

「!?衝撃反転!!」

 

 変身したがなんだ!!こちらには蓄えた数多の個性がある!!そんな派手な鎧を砕いて姿を晒してくれるとAFOは左手を翳した。

 

「『ぬぅううん!!」』

 

 翳された手に、剛腕が唸りを上げる!衝撃が確かに反転して右腕に伝わったーーが!

 

「なーーにぃ!?」

 

 それすらも無理矢理に押し通して、黄金の拳がAFOの顔面を殴り抜き、肉体がバウンドした!!

 

『少年!!あれやってみよう!!せっかくだから!!』

 

『はい!!』

 

 宙を舞うAFOの身体に、さらにアッパーカットが叩き込まれ対空し、裏拳で肉体は回転し、そしてAFOは背中を見せ頭から落下する中、両手に金色のエネルギーが可視化して、それを背中に叩きつける!!

 

「『エアフォース・コンビネイション!!金色!!」』

 

「ぬぐぁああああああ!?」

 

 その衝撃に瓦礫を巻き込み、奥へ奥へ吹き飛んでいくAFO!!さらに!!

 

「『ワン・フォー・オール!!フルブースト!!』」

 

 飛んでいくAFOに、金色の雷を纏い、音速ミサイルのように高速で移動してなんと先回りし、タイミングを合わせ右のアッパーカットで軌道を上空へと無理矢理切り替えた!

 

「がっ……か!!」

 

『次は僕の番だ!!合わせてください!!』

 

『おうともさ!!』

 

 上空へ打ち上げられたAFOに、自らも飛翔!空を越え成層圏まで吹き飛んだAFOに追いつき右足を天高く振り上げる!

 

「『マイティヒールクラッシュ!!』」

 

「ごううぶふ!!」

 

 金色の雷と紫色の雷を纏った踵落としを叩き込まれ、一気に元の瓦礫の場所に叩き落とされるAFO、クレーターが出来上がり、大の字に磔となるが、即座にあらゆる治療、回復の個性を回して逃走を図る。

 

「まずい、まずい、こんな事態……予想できるか!逃げなくては、身体を……再構築……」

 

「『ゴールデンアンカー!』」

 

「ぬぁああ!?」

 

 立ち上がって逃走を図るAFOの身体を、地面から現れた金色の鎖が拘束し、ゆっくりと金色鎧のオールマイトが降下して来る。

 

「『最初に言ったことを覚えているか!AFO!!今回こそ……貴様を刑務所にぶち込むと!今日がその日だと!!」』

 

 地面に着地すると、ゆっくり身を屈め、右足に黄金の雷が迸る!!そしてーー!AFO向けて走り出し、飛び上がった!!

 

『『ユナイテッドぉおお!!』』

 

 頂点に達した瞬間!前転宙返りを行い!

 

『『ステイツオブゥウウウーー!!』』

 

 そして思い切り足を伸ばし、その胸板向けて蹴りを放った。

 

「『スマァアアアアアアアッシュ!!』」

 

「ぬわぁあおぁあああああああ!?」

 

拘束の鎖が砕け散り、地面を引きずりながら瓦礫を巻き上げ、黄金の衝撃波が神野区を照らした。

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