※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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165話 かっちゃんVS出久 Round2

そして翌日、朝礼の後の話。

 

「ダメに決まってんだろうが、馬鹿ども」

 

「えー……」

 

「分かってた事じゃあねぇか、クソヴィラン」

 

 職員室にて、相澤先生の前で緑谷と爆豪が立って話をした。無論、自主練による夕方の、体育館か訓練所の使用許可の為である。それを担任の相澤先生に貰おうとして、却下されたのだった。

 

「喧嘩するために訓練所貸し出す教師がどこに居るんだ、馬鹿馬鹿しい」

 

「喧嘩ではありません、互いにルールを決めた、実践的な戦闘訓練です」

 

「厚かましい言い換えをするようになったな、緑谷?」

 

 無論、爆豪との決闘のためである。それを対人戦闘訓練、自主練と言い換えただけだが、見え透いた嘘をと緑谷に相澤は指摘する。

 

「先生は正式な手続きをと言ったじゃあないですか、僕たち2人は衝突して、これ以上は言葉では埒があかないとなり、喧嘩では無く組み手で決める為にこうして相談に来たんですよ?じゃあ喧嘩して怒られろと相澤先生はおっしゃるのですか?」

 

「その話し合いでなんとかしろと言ってるんだ俺は……兎も角、許可は出さん、とっとと教室に帰れ」

 

 相澤先生は取り合ってくれない、おう、どうすんだクソヴィラン?と睨む爆豪に緑谷は、職員室中に聴こえるように大声で言った。

 

「そうですかー、残念だなー、今から本当の雄英体育祭決勝戦をやろうと思ったのになー!仕方ない、じゃあ人知れず校舎裏でやりましょうかー!爆豪くん!」

 

 そんな馬鹿げた話に食いつく教師がーー。

 

「おーーっと!今何を言ったのかな問題児達!聞き捨てならない非行か面白い話、どっちだ!?」

 

 居た、プレゼントマイクだ、緑谷と爆豪に肩を回し、非行と喧嘩はいかんぞとニヤついて話に混ざる。

 

「マイク、関係無い話だ、もう終わった」

 

 緑谷は、ここだとばかりに捲し立てた。

 

「今から僕たち、本当の雄英体育祭決勝戦をやろうと思ってるんです」

 

「おお……本当なら俺とクソヴィランがやり合うのができなかった、だからその許可を貰おうと相澤センセに話をしに来たんだ……です」

 

 本当の決勝戦!即ち……緑谷出久VS爆豪勝己!!なにそれ超見たかったやつじゃんと、プレゼントマイクは笑った。

 

「アチィーー!青春してんねぇ!!そりゃ喧嘩で終わらせたら勿体ねーわ!!イレイザー、許可出してやれよ!!出さないなら俺出しちゃうよ?」

 

「マイク、学生の喧嘩を焚き付ける気か?」

 

「喧嘩じゃあなくて、実戦訓練だろ?なら俺たち教師がケツモチやったらいいじゃあねぇか!お互い話し合ってケリつかねぇなら、ガキのうちはこんなイベント必要だろ!」

 

 教師を味方につける、プレゼントマイクなら、このお祭り大好きなヒーローならば乗るだろうさと、だからわざわざ聞こえるように言ったのだ。さぁ、後はと緑谷は、この人も話を聞いてくれるだろうと目線を送った。

 

「あら、いいじゃない若い子同士のぶつかり合い!青臭くて好きよ私?」

 

「ミッドナイト!あんたまで……」

 

 ミッドナイト先生も、引き込めると緑谷は踏んで、そして見事引き込めたとニヤリと笑う。

 

「喧嘩じゃ無くてルールありの戦闘訓練なんでしょ?なら先生としてしっかり見張ってあげれば良い話じゃない、それに……今のヴィラン活性化著しい中で、少しでも戦う力を伸ばしておくのは必要だと思うわ、イレイザー?」

 

 相澤先生が頭を抱えた、これが狙いか緑谷貴様と、多分今までに無いくらいの怖い顔を緑谷と爆豪に向けて、さしもの2人も後ずさる。

 

「……馬鹿どもめ……分かった、ただし厳重な監視下での演習とする、もしも喧嘩じみた雰囲気になったら即座に中止する、いいな」

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとうございまぁす」

 

 何度も相澤先生には迷惑をかけてきた、本当にこれっきりだ、これが最後の迷惑にしようと緑谷は心に決めた。爆豪も、まさか許可が下りるとは思わなかったが、こうして下りた以上、本気で戦う事が決まり顔が引き締まった。

 

 決闘(戦闘自主練)の時刻は、本日全ての授業を終えた放課後の18:00……場所はーー。

 

 

 

 雄英体育祭会場!!

 

 

 

 そうして……いよいよかっちゃんとの戦いが決まった。今日の夕方に、本気でぶつかり合う……人知れずに2人、教師たちの前での果たし合いだと、その事が決まって授業に身が入らないのを防ごうと、自然体で緑谷は本日の授業を受けた。

 

 受けたのだがーー。

 

 

 

「「どうしてこうなった」」

 

 

 

 ヒーロースーツを着た2人は……会場のあちこちや最前席にて観覧しようとしている雄英生徒達の姿、そこには一年生ヒーロー科だけではない……普通科、経営科、サポート科……さらには上級生までも会場に来ていたのだ。

 

 そして、セメントス先生に作られたフィールドの外に並ぶ教師陣と……。

 

「レフリーとして……私が来た!!ごはっ!?」

 

「無理しないでよオールマイト……」

 

「引退したんだろうがオールマイト」

 

 マッスルフォームのオールマイトが、相対する2人の間でニッカリ笑ったが即座に鶏ガラのトゥルーに変化して吐血した。

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