※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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171話 ビッグ3との出会い

 緑谷はその夜から気になって仕方なく、ずっと唸っていた。

 

 あの魔導輪ザルバさんは一体何者だったのだろうか?あの人が次回予告なんてするから、あと6日は待たなきゃいけないと、気になって気になって仕方ない。特撮のリアタイを追う気分だ全くと、唸る。

 

「お腹痛いのか緑谷?唸ってるけど……」

 

「いや、来週が待てなくて……」

 

「好みのレオタード着たヒーローの写真集でも発売するのか?」

 

「違うけどそれに近い……」

 

 理由は違えど気分を当てて来た峰田に、そんな処だと緑谷は頷く。

 

「っせぇぞクソヴィラン、唸るのやめろ」

 

「あ、ごめんかっちゃん」

 

 爆豪に舌打ちから言われ、素直にやめた緑谷。そして今日の午後の訓練が始まる、と思ったが。

 

「お前ら席につ……いてるな?今日は授業に入る前に、インターンについて話がある、入っておいで?」

 

 相澤先生が訓練前に、ヒーローインターンについて話があると、入って早々言い出した。その後ろからも、誰かが着いてきて中に入ってくる、2人の男子と1人の女子だ、そしてーー。

 

「職場体験とどう言う違いがあるのか、直に経験している人間から、話してもらおう。心して聞くように」

 

 その中の1人、一番前を悠々歩く、見事に鍛え上げた肉体の少年の顔を見て、緑谷は驚いた。その3人が一体何者なのか、相澤先生が紹介する。

 

「現雄英生の中でもトップに君臨する3年生3名……通称、ビッグ3のーー」

 

「あーーー!?ま、魔導輪ザルバさん!!先輩だったんでぐむっ!?」

 

「うるさい」

 

 緑谷は思わずその1人、昨日夕方に出会ったCV.影山ヒロノブの青年、いや先輩を指差して相澤先生の捕縛布で即座に縛られた。

 

「あれー?ミリオってそんな名前だったの?ヒーロー名とも違うよね?」

 

「あっはっはっ……また会えたな鋼牙!」(Cv影山ヒロノブ)

 

「ミリオ、そんな隠し芸があったんだね」

 

 緑谷との再会に、早速声優が変わったかのように声真似をする3年の先輩。これはいかん、話が始まらないと相澤先生は緑谷を縛ったまま三年生達に言う。

 

「彼らは雄英高校ビッグ3、最もプロヒーローに近い3人だ……じゃあ、手短に自己紹介よろしいか?」

 

 

 

 雄英ビッグ3…‥即ち、雄英高校全生徒のトップに君臨する3名。その3人は、そう呼ばれる割にはそうとは思えない程、皆特徴的だった。

 

「ダメだミリオ……ジャガイモだと思って臨んでも… 頭部以外が人間のままで依然人間にしか見えない」

 

 人見知りであがり症、目つきや殺気かと思ったら極度の緊張だった、天喰環先輩。

 

「ねぇねぇところで、キミは何でマスクを?あら!あなた轟くんだよね!ねぇ、何でそんな所を火傷したの!芦戸さんはそのツノ!折れちゃったら生えてくる?峰田くんのボールみたいなのは髪の毛!?」

 

 あまりに方々に移り気に興味を示す、情緒赤ちゃんな女子生徒、波動ねじれ先輩。

 

 そしてーー。

 

「前途ーー!!」

 

「多難ーー!!」

 

「おー!ありがとう!乗ってくれて!よーし!だけど掴みは大失敗だーー!」

 

 緑谷がアンサーを返した、昨日夕方のゴミ出しで出会った『魔導輪ザルバさん』こと、彼の名前は……通形ミリオという名前だった。

 

 そして緑谷は知らない……彼はこの学園の校長そして、かつてオールマイトのサイドキックだった男に見初められた男であり……。

 

『もう1人の、オールマイトの後継者』である事を知るのは、この日からしばらくしての事であった。

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