※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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173話 金的したら大抵はやり返されるから……やめようね!

爆豪勝己による股間爆破攻撃は全て不発に終わった、壁をすり抜け床もすり抜ける、やはりすり抜ける個性かと緑谷が分析する最中、確かに一気に掛かって来いと通形先輩は言ったが芦戸、瀬呂、そして青山のそれぞれの溶解液、テープ、レーザーが、全て臀部に向かい透過して爆豪から見たら酷い絵面で、そのまますり抜け爆豪に向かって来たので、爆豪は回避して体育館γのセメントの壁を破砕し溶解した。

 

「テメェらふざけてんのか!?当たりかけたろうが!!」

 

「待って待ってストップ!!いくら何でもキミら股間への集中砲火は駄目だって!?かっちゃんにもフレンドリーファイアしかけてるから落ち着いて!!」

 

 初撃を担当した爆豪が怒り吐き散らし、緑谷も、これ流石に仕切り直した方が良いと声を上げた。

 

「ま、待て!!居ないぞ!?」

 

 が、そんな事すら許そうと、通形先輩の姿は消え去り、飯田がそれに気づいた頃にはーー。

 

「まずは遠距離持ちからだよね!!」

 

「後ろ!?いつの間……OH!?ブラブーラ!!」

 

「いやぁああああああああ!?」

 

 緑谷と耳郎が声を聞いて振り返り、最後列に現れた全裸の通形先輩に2人して声を上げた。

 

「ワープした!?」

 

「すり抜けるだけじゃあねぇのか!?」

 

「どんな強個性だよぉ!!」

 

 唐突に背後に瞬間移動し、地面から飛び出てきた通形に、障子が驚愕する。回り込まれたと最後列に砂藤と切島が移動する中、その蹂躙は始まった。

 

「ぐぅう!?」

 

「ぬわぁ!!」

 

「おぶふ!!」

 

 最初にやられたのは常闇だった、ダークシャドウで背後から掴みにかかったが、即座に体は消えて間合に入り込まれ腹部のストレートに崩れ落ちる。

 

 次いで瀬呂、峰田が腹を叩かれ白目を剥いて地面から浮いた。

 

「ゲロぉ!?」

 

「ああ!?」

 

「おっふ!?」

 

 さらに蛙吹、芦戸、青山と腹部を瞬時に殴られ一撃で崩れ落ちる。

 

「かは!!」

 

「ぬぅう!!」

 

「あが!!」

 

「ううあ!!」

 

 さらに畳み掛けられ、八百万が、障子が、上鳴が、耳郎がボディ一撃で崩れ落ちた。そのまま宙に浮いた自分のズボンをしっかり履いて、通形は叫ぶ。

 

「パワァアアアアアーーーー!!」

 

 A組の半数以上が……たった数秒足らずで無力化された……その光景に絶句した。

 

 

 

「通形ミリオ……あの男は俺の知る限り、最もNo.1に近い男だ、プロも含めてな……」

 

「あれが……No.1に最も近い男……」

 

 相澤先生の呟きに、唯一見学していた轟が、A組の死屍累々たる光景に冷や汗を流した。

 

「……お前行かないのか?No.1に興味が無い訳じゃあないだろ?」

 

「……俺は仮免取ってないので……」

 

「いや、爆豪もそうだが?丸くなったな……」

 

 入学時のギラギラした様はどうしたのやら、余程仮免落ちが響いたかと、残る近接特化の生徒達を見て、相澤は思った。

 

「さて、遠距離は大方片付いたね!!」

 

 残りを前に、自信に満ちた声を上げる通形。残った一年組はほぼ彼の実力と、個性の力に気迫から飲まれかけていた。

 

「何したのかさっぱり分からねぇ……!」

 

「すり抜けるだけでも強いのに、ワープとか……」

 

「それってもう、無敵じゃないですか!?」

 

「よせやい!!」

 

 残った近接主体組の切島、麗日、尾白の感想に笑みを浮かべ構える通形。しかしーーこの男は飲まれるかと背後から襲いかかって。

 

「当たらねえなら、当たるまで叩き込むだけだ!」

 

 右の大振りを後頭部から叩き込み、地面が爆破に包まれる!爆豪はまだやれると通形に襲いかかったが、その姿がまた消える。

 

「消えやがった!どこだぁ!!」

 

「ここだよ問題児!!」

 

 現れたのは爆豪の真下!!そしてーー!!

 

「お返しだよ!!」

 

 ごちゅ、と嫌な音が……聞こえる距離ではなかったけど想像できてしまった。爆豪のナッツに向かって、地面から現れた通形先輩の脳天が突き刺さった。爆豪は一瞬真顔にそして、クラスメイトが初めて目撃した諦観やら走馬灯を見た微笑みを浮かべ、股を押さえて前のめりに倒れた。

 

「か、かっちゃーーーーーん!」

 

 この先輩根に持ってらっしゃったよ!!そんな緑谷の叫びをよそに、次々とクラスメイトが腹を殴られダウンしていくーー。

 

「残るは……お前だな!さぁやろうか、鋼牙!!」(CV.影山ヒロノブ)

 

 残ったのは緑谷ただ1人……まさかわざと残されたのかと冷や汗をかく緑谷に、耳郎のイヤホンジャックに縛られた上鳴がうめき声で言った。

 

「うう……た、頼む総大将、一矢報いてくれ……」

 

 その声を聞いて、緑谷は通形と相対し……体操服の上着を脱いで、上半身裸になった。

 

「おーー鍛えてるねぇ!わかるよ!俺たち、努力家同士だ!!」

 

 目の前に立つ、雄英トップの3年生……今の自分がこの人に届きうるか否か……全てをぶつけてやると緑谷は、手を爪立てる獣の様に力を込め、構えを取る。紫色の殺気と稲妻が身体から発せられ、本気であると倒れたクラスメイトも、見学の轟も、相澤先生もしかとその一戦を見逃すまいと目を向けた。

 

「行きますよ、通形先輩……」

 

「応っ!!全力で、来い!!」

 

 A組の総大将として願いを受け、一矢報いんと緑谷は雄英最強の生徒に突撃した!!

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