※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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*オリジナル……といいますか、オマージュしたキャラが登場します、あしからず。


183話 集結するヒーロー達

「お!緑谷おはよー!お前も今日インターン行くのか?てか、調子は大丈夫か?」

 

 ナイトアイ事務所の初インターンからしばらくして、ナイトアイから再びインターン出向の連絡が来た緑谷は、朝早く荷物を携えて出れば、切島に挨拶された。

 

「なんとかね、食欲も戻った……しばらく空いたけどやっと呼ばれた、ヒーロースーツも無しだから……事務方かも」

 

 エリの一件から意気消沈していた緑谷だが、オールマイトとの会話や皆から色々と元気づけて貰えたのもあり、何とか持ち直していた。少し頬がこけた感じもあるが応答に澱みはない。ここからゆっくり回復していくのだろうと、切島は安堵した。

 

「あれー!?おはよー!2人とも今日?」

 

「偶然ね、私たちもよ」

 

 そうして会話していると、また寮の扉が開いて、そこから麗日お茶子と蛙吹梅雨が並んで出てきた。A組早期インターン組が、常闇以外勢揃いと、珍しい事になった。

 

「じゃあま、とりあえず駅までは一緒に行こうぜ、折角だからよ?」

 

 こうも出揃ったならと切島は、駅で別れるなら一緒に行こうと皆を誘った。

 

 

 

 そして、皆同じ方向に歩き出した。街中もーー。

 

「何?駅まで?よかったら送ってくよ?」

 

「わ、じゃあお願いします!」

 

「何か、今日ヒーロー多いな?」

 

 途中、プロヒーローに同じく駅まで行くからと送ってもらう4人。ふと、切島はヒーローを朝からよく見かけるなと呟いた。

 

 そして駅に着いて、皆違う地区であるためここで別れるはずがーー。

 

「あれ、切島くん関西じゃないの?間違ってない?」

 

「いや、なんか今日指定された集合場所違くてさ?」

 

「あたし達もそうなの……」

 

 全員同じ改札から入ったので、間違って無いかと尋ねたら。集合指定場所が今日は違うらしい、そして皆同じ電車に乗り込んだ。

 

「電車も同じ……そう言えば、切島くん撃たれたらしいけど大丈夫だった?」

 

 駅は違うだろうが、ここまで一緒とはと思いながら緑谷は、インターンで関西に行った切島が、撃たれた事を聞いたので大丈夫かと尋ねる。

 

「おお、弾いたからさ?ただ、天喰先輩が怪我は無いんだけどちょっと……つか、お前が心配だよ俺は……」

 

「前までご飯も喉を通ってなかったじゃない……緑谷ちゃん、今朝は食べれてたけど大丈夫なの?」

 

 それはこちらのセリフだと切島が返し、蛙吹も最近の落ち込みようから食欲も見て無かったと心配の声が上がる。

 

「うん、とりあえず踏ん切りはつけれたから……」

 

 決意はした、割り切った筈だ、ちゃんと。そう言い聞かせる緑谷に、お茶子は鞄から何かを取り出して、緑谷に渡した。

 

「少し、食べた方がいいよ?今朝も食べれてたけど、量は少なかったみたいだから」

 

 アルミホイルの玉だった、それを解いて開いてみれば、小さめながらおにぎりがそこにはあった。

 

「ありがとう、麗日さん」

 

 確かに、ちょっとだけお腹に余裕があるなと、緑谷はその小さなおにぎりを取り出し、緑谷はゆっくり咀嚼していただくのだった。

 

 

 

「んーーー?待って、待って?もしかして……駅も同じ?」

 

「みたいね……」

 

 そして緑谷達は同じ駅に降りた、同じ出口から出て……渡る信号、曲がる角も同じで、皆同じ方向に向かう、そしてーー。

 

「お、来た来た!」

 

「あー、おはよー!」

 

「……」

 

 到着した集合場所のビルには、通形、波動、天喰のBIG3が待っていた。

 

「これは一体……」

 

「何なんだ?」

 

 異様だ、一体何があるのか分からないと緑谷と切島は、そのまま先輩たちに連れられビルに入り、一室の扉を開ける。緑谷達一年組は、その光景を見て呆気に取られた。

 

「師匠!?相澤先生まで!!」

 

「おお、息災か坊主」

 

 グラントリノが、そして相澤先生までもが先にこの場所に来ていた。それだけではない……様々なヒーローがこのビルに集められていたのだ。

 

 切島が天喰のツテでインターン先の世話になっている『BMIヒーロー』のファットガム、そして麗日、蛙吹のインターン先の『ドラグーンヒーロー』リュウキュウの姿があった。

 

 それだけではない、チャートにランクインしている有名ヒーローから、地方で活躍しているマイナーヒーローまでもが集まっていた。

 

「一体……何があるんだ、ここでーー」

 

 これだけのヒーローが集められた理由は何なのだろうかと緑谷が辺りを見回す中ーー。

 

「よ、緑谷くん?」

 

 そうして、背後からなんとも良い声が聞こえて緑谷は背中が凍りついて即座に振り返った。

 

「な、何故貴方が!?」

 

「おいおい、そう警戒してくれるなよ、悲しいじゃないか?インターンも誘ったが、まさかサー・ナイトアイの方にイクとなったら、まぁ納得するしかないわけだ」

 

 そこには長身で、中々にガタイのいい、青いツナギを着た男が立っていた。緑谷は戦慄した、どうしてこの男までここに居るんだと冷や汗を流して壁を背中につけるくらいまで下がった。

 

「俺もナイトアイに呼ばれてホイホイ来ちまったのさ、どうやら……余程のデカい事件のチームアップ♂要請みたいだぜ?」

 

「緑谷……もしかしてこの人が……」

 

 切島も、そのヒーローの独特な雰囲気に気圧されて下がり、まさかこの人がと気付いて、緑谷は言った。

 

「ああそうさ、この人がヒーロービルボードチャートJP上半期20位の、ナイスガイヒーロー、タカカズさんだよ」

 

「そっちの赤髪もいい男じゃないの?そして女の子2人も、才気溢れる若々しさを感じるね」

 

 まさかの再会に、緑谷は顔面を青くするが、当のタカカズは、A組生徒に笑顔を見せるのだった。

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