【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
『衝撃だったな、あれは……躊躇いが無かったよ、私は彼が雄英一年生で参加した際、その死穢八斎會のガサ入れを指揮してたんだが……言葉を失ったさ』
当時、死穢八斎會ガサ入れにて警察側を指揮していた当時の刑事は語った。彼の働きは、今でも忘れる事などできようかと腕を組み頷く。
『あれからだったかな、民生品ガジェットの規制が議題に上がって、5年後くらいにやっと新規定になったのは……いや、当時も緩さはあったんですよ、何しろ民間でも護身で必要なくらいには犯罪が多発してましたし……慎重に議論が交わされて、その原因がこの事件ですから』
傍に、当時彼が使用していたらしい同型のガジェットが置かれて、それを見せながら刑事は語った。
『実弾感知はあるんですよ、同会社の専用弾を使わないとロックが掛かる……ただ、威力が実銃の非殺傷弾と少ししか変わらないんです、で……まぁ手際良く、まるでゲーセンのガンシューティングみたいに彼は、八斎會の構成員を次々撃ち倒していきました、私は令状読み上げてましたよ?読み上げた瞬間にもう撃ってました……まー、パニックでしたよね?だってそうでしょ?ヒーローがショットガンぶっ放して次々倒すなんて』
ーーAM:08:32ーー
死穢八斎會本部玄関庭園
「ヒーローと警察だ!違法薬物製造!販ば"ズドン!ズドン!ズドン"いの容疑で待て待て待ちなさい!?」
「ぬぁあ!?」
「な、なんでヒーローがショットガン持ってぎゃぁあ!?」
「あぎゃああ!?」
刑事が令状を読み上げた途中、銃声が鳴り響いて、前方で待機していた構成員3名が思いっきり弾かれた様に倒れた。
先陣を切る緑谷が構えた、ショットガン型ガジェットから放たれた鎮圧用非殺傷弾頭が、その3名を瞬時に撃ち抜いたのだ。
「か、カチコミやぁ!?ヒーローがチャカ持ってカチコミに」
「うるさい」
「ぎゃああ?!」
また一人、弾頭に弾かれて倒れ、緑谷はコートの下のベルトのシェルホルダーから、四発弾丸を取り外し、スライドして素早く装填し構え直す。
「ナイトアイ!ルミリオン!こじ開けますから最短で中に!!」
「ああイズク!行きましょう、サー!」
「全く……やんちゃなヤツだよ」
ヒーローがまさかショットガンぶっ放して先手をとりに来ると、誰が思ったか?その萎縮を利用してナイトアイとルミリオンが緑谷を追い越し、本部へ突入する!
「おうわれぇ!?何さらしとんじゃあ!?」
「それ出すんやったら俺らもやったんぞ!!」
先に手ぇ出したのはお前らや!ドスに拳銃と取り出して戦争やと、緑谷に襲いかかる構成員に対して緑谷は銃口を向け、容赦なく引き金を引いた!
「ぬわぁあ!?」
「ぎゃああ!!」
「はうっ!!」
胴体、膝頭、股間、それぞれに命中して倒れたのを確認して、突入するヒーロー達をどんどん緑谷は中に入れていく。
「ファットガムさんも!」
「よっしゃあ!環!切島くん!行ったれぇ!!」
「う、うっす!!緑谷、程々にな!?」
「この後輩……怖すぎるよ……」
あまりの事態に、ヒーローの進行を止める様に言われていた構成員達はたじろぐ、そのままファットガムとインターンの切島、天喰が本部に立ち入り、最後は相澤先生がそれに追従した。
「ここは我々に任せて先に!イズクくんだったな、キミも!!」
「わかりました!」
玄関前に戦力は割けない、ヒーローの一人にここは任せろと言われて、緑谷も先に進み出した。
「待てやぁ!いかせるわけーー」
その横から掻い潜って来た構成員に、緑谷は片手でガジェットを構え銃口を顔面に向けーー。
ズドン
「が……は……」
構成員はのけぞり、顔面がひどい凹みを作り後頭部から倒れた。
「さっさと病院に運んでもらえ……死なれたら敵わない」
そのまま緑谷は、先に向かったナイトアイ他、ヒーロー達を追った。なお、この顔面を撃たれた構成員に関しては、二度と同じ顔に戻る事はできなかったという。
現在の死穢八斎會構成員被害状況
重傷者:多数
軽傷者:数名
無傷:1名