※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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思い出から戻る

アルバムに写真を戻し、夏の思い出から緑谷は帰還した。色々と刺激的だったし、大変だったけど……とても楽しかったなとアルバムを緑谷は閉じた。

 

 雄英に来てから、楽しい事ばっかりだった。いじめられていた幼少、蔑まされて来た小学校、全てにおいてやけになっていた中学校。その15年が、この数ヶ月で全部塗り替えてくれる程に楽しくて……緑谷は思わず一筋涙を流した。

 

 自身の個性を受け入れてくれたクラスメイト、道を示してくれる先生、頼れる先輩……今まで自分になかった物が全部全部ここにある。

 

 そして今日また、自分はこのインターンでヒーローに近づけた事を実感できた。

 

 まだまだ先は長いけど、これからも頑張らないといけない。緑谷はアルバムを本棚にしまい、ベッドに転がった。

 

 やっぱり疲れていたのかもしれない……だから緑谷は即座に、電気が切れたように意識を手放した。

 

 

 

『あれ……』

 

 

 

 緑谷出久は目を覚ます、いや……明らかに夢を見ていると理解した。地面の実感から、穏やかな空気までリアリティのある夢だった。

 

 知らない裏路地に、緑谷出久は制服で立っていた……と思ったが、緑谷出久はふとこの景色、見たことあるようなと、記憶を掘り出す。

 

 知っているぞ、ここはと足は自ずとそこに向かい、曲がり角に入る。そして、見つけた、本当にあった。

 

『嘘だぁ……夢の中でこんな再現あるぅ?』

 

 解放されたガラスの引き戸に暖簾、左には大人数が座れる楕円のテーブルに木製の椅子、そこにはもう何人か座っているのが見える。

 

 右側には二人と四人用の白いソファ、そこにも何人か座っていた。奥のカウンター席は三つあり、一つ真ん中を空けて左右の席にそれぞれ誰かが座っていた。

 

 緑谷は、暖簾を入り口に掛かっているか確認して、その場所が『自分の知る、架空の喫茶店』だと再確認した。

 

 暖簾には、こう屋号が刻まれていた。

 

 

 

『喫茶 どんぶら』と。

 

 

 

 何故?とはなったが、緑谷は夢の中とは言え入店して、改めて客の姿を確認した。左のテーブル席にはスキンヘッドにゴーグルを被った男、赤い服の襟が口元まで隠れた男。

 

 右側のソファ席には、ヒーロースーツを纏った女性と、顔にヒビが入った男と……金色のモヤが浮かんでいた。

 

 そしてカウンター席。

 

 二人は服の柄やデザインは一緒だ、どこかの軍人を思わせる。

 

 左に座る赤髪は、緑谷出久の知る爆豪勝己が大人になったような、そんな雰囲気を持っていた。

 

 右に座る男は水色の髪をバンダナで纏めていた。

 

 そして……マスターの居るカウンター、そこには白髪の優男が……自身の知る、この喫茶どんぶらでマスターをやっていた『五色田介人』のように、黒い服を着て蝶ネクタイを結びグラスを磨いていた。

 

『やぁ、来たね……緑谷出久くん、僕の兄と同じ因子を持つ男よ』

 

 白髪の優男は、にっこり笑って緑谷出久を出迎えた。




じかーいじかい

緑谷「はぁ!?あの時もし別れずオールマイトに全部流れてたら、大爆発して神野がクレーターになってた!?僕にあの金玉の因子が入ってるってどういう事だよ!しかもあんたは、その金玉の弟で初代OFAだって!?だから僕に緊急避難してたって、あーーもう!これ悪夢かよ!?」

ドン?話「オールフォーワン・ワンフォーオール」

さぁ楽しもうぜ!!
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