【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
チーム分けと対戦カード、そして心操が入るチームも決まり、早速第一試合が始まる。
第一試合
A組 蛙吹 口田 上鳴 切島 心操
VS
B組 塩崎 宍田 円場 鱗
早速、心操が試される試合となった。ヒーロー科に編入するなら、この試合どうにか活躍を見せるなりしたいだろう。モニターに映る両者の状況を皆が見守るなか、集合場所の階段を登る音を芦戸が聞いて、来訪者に気付いた。
「あ!オールマイトとミッドナイトが来た!熱愛?」
「やーめーて、年上管轄外」
からかいを笑ってあしらうミッドナイトは、オールマイトに尋ねる。
「どっちが勝つと思いますか?」
「どうだろうねぇ……多くのピンチを乗り越えて来たA組は確かに強い……」
現場や実践はアクシデント続きのA組に確かに軍杯は上がる。しかし、とオールマイトは話を続ける。
「成績を見ると、実はB組の方が伸びてるんだ……トラブルが無い分、カリキュラムをきちんと消化しているのだろう」
全体に成長しているのはB組だと成績では出ている。ピンチに強い実践経験のA組か、堅実に学び強くなって来たB組か……そこに心操というイレギュラーが入った場合、いかにそれをうまくチームアップできるか?楽しみだとオールマイトは語る。
「真冬の寒さが厳しくなって来ました今日この頃、皆さまこんにちは体育祭以来、私帰って来ました解説の緑谷出久でございます」
いつの間にかスーツとメガネ姿になり、解説の札と椅子を用意した緑谷が、カメラに向かって一礼をした。
「本日のA組B組対抗戦、解説緑谷出久、実況はブラドキング先生でお送りいたします、ブラドキング先生よろしくお願いいたします」
「む!?お、おお、よろしく」
ブラドキングもいつの間にか座ってしまっており、思わず頭を下げる。
「名解説のミスター緑谷だ!!体育祭以来からの参戦だ!!」
「わかりやすい名解説!しっかり聞かねぇと!!」
瀬呂と鉄哲が、あの名解説が帰ってきた!と興奮する。
「えーさて、ブラドキング先生、第一試合に関してですが作戦を組む時間もない、ほぼぶっつけの本番となりますが、いかにしてこのチームで戦うべきとお考えでしょうか?」
背後のモニターと別に、ホワイトボードとそれぞれの生徒の顔を貼り付けた磁石が用意され、解説ミスター緑谷の質問にブラドキング先生が答える。
「B組の主軸になるのは塩崎だな、彼女の個性は索敵かつ広範囲の捕縛に優れている、彼女を要とした罠を仕掛け、宍田や鱗で攪乱と追い込み、全体的なサポートに円場を置いて揺さぶって罠に嵌めて捕縛……特に上鳴、そして心操を早めに捕まえれば一気に有利になると思う」
実況、ブラドキングならどうするかとホワイトボードの磁石を動かして、自分ならこう作戦を立てると説明する。
「成る程、確かに上鳴くんの帯電からの放電は威力も範囲も高いから、早めに捕まえて置きたいですし、心操くんの洗脳もまだ手を見せてない部分から行動させる前に捕まえたいのが分かります……」
流石雄英教師、いかに動かして相手を捕まえるべきか生徒をしっかり見てるのが緑谷にはわかった。
「さて、A組は心操くんと如何にチームアップして数の有利を取れるかと言った所、索敵は口田くんの生き物ボイスによる動物を使った索敵、範囲攻撃高威力の上鳴くん、タフネスと硬さのタンク役な切島くんに……曲者の司令塔、蛙吹さんがどうこの布陣をうまく使うかですね」
「お前らノリノリだな……」
緑谷、なぜお前が解説やってるんだ?その相澤の疑問もよそに、ブザーが鳴り響き、第一試合は始まった。
ミスター緑谷
緑谷現場監督、謎の敏腕マネージャー緑谷に続く新たな緑谷七変化。実は体育祭で少し原型はあった。
わかりやすい解説で訓練や戦闘をを紐解いてくれる名解説だ!!その道数日の大新人だぞ!