【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
個性を使うな、この前代未聞の宣告を先生方から正式に通達され緑谷は言った。
「安心してくださいよ相澤先生!個性がなくても使わなくても!ヒーローになれるように‥…今まで鍛えて来ましたから!絶対1-A以外の生徒には負けませんから見ててください!!」
むしろ見ててくれと大声で宣言し、他の科からの敵意の視線は爆豪から緑谷に移った!その無邪気な顔を見て実況席の、包帯に巻かれまだ傷の癒えない相澤を見て、プレゼント・マイクはニンマリ笑った。
「肩入れしてんじゃん、気に入ったのあの子?」
「努力バカは嫌いじゃない」
包帯の下絶対笑ってるよと笑みをこぼし、自身もまた入試でレスキューポイントのみで受かった子がこうも気持ちよく受け入れてこの体育祭を参加した事に笑みが溢れた。
「その粋やよし!男らしいわ緑谷出久!もしも優勝したらあなた私の(放送禁止)を(放送禁止)して(放送禁止)してもーー」
「スタッフ放送止めてー!?」
ーーしばらくお待ちくださいーー
「さぁ今年の第一種目は……障害物競走!スタジアムの外周4キロを、コースアウト以外なんでもありで回って来なさい!」
途中、映像が乱れたが気を取り直して第一競技が提示された。スタジアム外周を使った障害物競走!ゲートが開き、皆がスタートラインに集合する。緑谷も位置につき、そして目を閉じる。
『母さん……見てて……貴方の息子は、貴方から普通の個性を受け継いで、悪の個性に目覚めてしまった息子は……』
集中を終えた、スタートを告げるライトが最後の一個になる!
『貴方のおかげでここまで成長できました!』
「スターーーーーーーート!!」
ライトが消え!スタートがコールされた!一斉に走り出す一年団!!今年の雄英体育祭が始まりを告げた!!
「って!?スタートゲートが狭すぎだろ!?」
誰かがそう叫び、ゲートにぎゅうぎゅう詰めが起こる中、その意図を理解したのが1人!
「最初のふるいーー!」
轟焦凍!彼はトップに抜け出すや、後続の妨害として冷気で足元を!さらに生徒達を凍らせにかかる!
「ってぇーー!なんだ凍った!?動けん!!」
「寒みーー!」
「ンのヤロォオオオ!!」
これでまず、自分がトップに出たと思った轟ーーだったが。
「!?」
その真横を通過して、影が一つ前を走り出した。
「緑谷!!」
この凍結地獄が貼られる前に!まさかのまさか!個性禁止の緑谷出久がトップを走ったのだった!
「待ちやがれクソヴィラン!半分野郎!!」
「甘いわ轟さん!!」
その凍結の妨害を、1-A全員が、見抜いていたと各々の個性や判断で突破していく!
「クラス連中は当然だが……緑谷ーー!」
前を走る緑谷を見て、即座に追走する轟!その追走を許さんと速度をキープする緑谷!
『おーーっと!!こいつは誰か予想できたかーー!!個性禁止の緑谷出久がトップを独走ーー!それを轟焦凍が追い縋る!!』
「な、なんで!?あんな!」
「絶対個性使ってんだろ、反則だ反則!!」
彼の個性を知らない者からは、反則だ失格だと声が上がる。しかし1-Aのクラスメイトは知っている!緑谷出久の規格外な身体能力、戦闘能力を!!
『だがここは雄英高校だぜ緑谷!そこらの障害物競争とは違うんだ!』
まさかの番狂わせにヒートアップするプレゼントマイク!しかしそうは行かないと、緑谷と轟の前に立ちはだかったのはーー。
『さぁ第一関門!ロボ・ーー』
入試試験の仮想ロボ敵!しかもポイント無しの巨大な敵が立ちはだかった!のだがーー。
「ふぅううううーー!!」
その足元を、まるで最短ルートが見えているとばかりに、なんと緑谷は走破して通過したのだった!
『待て待て緑谷!?まだ全部言ってないぞ!!お前はア◯シールド21か!?実況が追いつかねーー!?」
「緑谷ぁああ!!」
立ち止まった轟は、先に行った緑谷を追走する為にその氷の個性をまた解き放った!腕を振るい、瞬時に凍らされた仮想巨大敵ロボは凍りつき、その隙に突破してーー。
「あいつが凍らせたぞ!その隙にーー」
「やめとけ、不安定な体勢で凍らせたからーーたおれるぞ!」
自重で倒れ来る巨大ロボが、後続一年団向けて倒れ出した!
「1-A轟が攻略と妨害を一度に!!こいつぁシヴィーー!」
「逃すか!!」
足元を凍らせ、アイススケートの要領でスピードを上げ、流石に緑谷に轟が追いつく!
雄英体育祭第一種目、障害物競争……緑谷、轟双方がトップを争う!!