【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
『この個性時代に何という番狂わせ!個性を封じられながらもツートップを演じるこの展開!!熱くならないわけがねーー!!」
緑谷と轟のトップ争い!!番狂わせのせめぎ合いに観客たちは熱狂する中……。
「一位の2人凄いな、一体誰なんだ……」
「個性の強さ抜きにしても、あの2人の身体能力と判断力はずば抜けている……」
ヒーロー達は値踏みする様に2人のせめぎ合いを見つめていた。さながらサラブレッドの競り落としに来た馬主のように、品評会としてこの競走を見る。未来のサイドキックを探すために。
「そりゃそうだろ、あの氷を操る方、轟焦凍はあのフレイムヒーローエンデヴァーの息子なんだから」
「ああー道理で、オールマイトに次ぐナンバー2の血か」
「片方のボサボサ髪は……緑谷出久って言うのか、ヒーローの家の子じゃ無い、つまり雑草組か、個性は……」
「脊髄……ぶっこ抜き……?」
…………脊髄ぶっこ抜きって何だ?ヒーロー達は物騒な個性に首を傾げた。そんな最中、2人は第二関門に到達する!
『さぁさぁ高速の走りと凍結で潜り抜けて来た2人だが次はどうだ!落ちたら終わりの綱渡り、第二関門!ザ・フォール!』
本当になんでもあるな!この学校と明らかに落ちたら死ぬ高さの石柱と、そこに繋がれたワイヤーによる綱渡りの障害には、流石に緑谷は立ち止まった。
「先行くぞ緑谷」
「くそっ!こればかりは地道に這いずるしか無い!」
ワイヤーを滑るように渡る轟に対して、緑谷は仕方なしと安全策の這いずりを使用!ここで後続が一気に追いついてくる!!
「はっはーー!無様だなクソヴィラン!!」
「誰しも苦手はあるわね緑谷ちゃん」
爆豪はその爆発の個性でワイヤーそのものを無視!遂に緑谷を追い抜き2位に浮上!蛙吹梅雨はカエルの特性で落ちる事無くスイスイワイヤーを這っていく!
「恐らく兄も見ているのだ!カッコ悪い所は見せられない!!」
『かっこわりーー!?」
両足を揃えてエンジン噴射で滑る飯田はなじられるが、一気に緑谷の順位は下がる!
「テメェ半分野郎!!宣戦布告の相手を間違うんじゃあねぇよ!!」
代わりに台頭するは爆豪!一気に轟に追いつき、トップ争いに!
『さぁついに最終関門だ!最終関門は……地雷原!!怒りのアフガンだ!!よく見て行けよー!?まぁ威力は大した事ないが、音と見た目は派手だから気をつけろよ!!』
本当に殺しに来てるだろ!?実況を聞いた緑谷はようやく第二関門を渡りきるも、前の爆発する光景に歯噛みする。
「このまま行ってもまぁ、上位だけどさぁ……!」
駆ける緑谷、地雷原が近づいてくる!飯田くんが吹っ飛ぶ様を見かけ、地面を注視して、確かに地雷の場所は分かりやすくなっていると見るやーー。
「個性封印してもやってやれるとこーー見せてやる!!」
わざと、地雷を踏み抜いて爆発に身を任せた!ふわりと浮き上がり宙を舞う身体、臓腑が揺れ耳鳴りも凄まじい!景色も回転する中ーーしっかりと見えた、爆豪と轟の姿!
「もっかい……いけーーーー!!」
さらに、不時着先の地雷に身体を押し付け吹っ飛び、飛距離を稼ぐ!
『なーーんて奴だ!イカれてるぜ緑谷ぁああーー!個性で追いつけないなら自らと、地雷の爆発を利用して……もう一度トップに追いついたー!!』
『着地どうするんだあの馬鹿』
このイかれっぷりには会場が興奮に地ならしが起きるほどに熱狂!そして緑谷は……。
「僕の必殺技……即席!!」
2人の背中目掛け大きく体を広げて、飛び掛かった!
「スーサイド・ボディプレーーース!!」
「ぐぁあ!?」
「がはぁああ!!」
2人を巻き込んだ自爆特攻ボディプレスで着陸成功!!そのまま受け身を取り、疾走した!!
「てんめぇええ!?クソヴィラァアアン!!」
「みぃどぉりぃいいやぁあああああ!!」
これで終わるかと、即座に立ち上がるや2人は、共通の敵として緑谷をロックオン!!貴様だけは許さんと残り数メートルを、個性も忘れ走り、緑谷へ飛びかかった。
執念のダイブ、2人の手は緑谷の背中には届かなかった……しかして……ズボンにはとどいてーー。
『さぁさぁ現れるぞ!!こんな結果は体育祭初めてだ!!個性使用禁止を押しのけて!!その肉体のみで一位を取ったのはーーあ、いかん!カメラ止めろーー!!』
前略、お母様……ごめんなさい……あなたの息子は、自らの息子を全国に晒して、一位を取ってしまいました。
後に……雄英体育祭最強の珍事件として刻まれた『緑谷出久チ◯ポ全国放送事件』として語られ、SNSにて世界に発信され、そっち系♂ヒーローからサイドキックにしたい見習いNo.1となるのであった。
緑谷出久……第一競技順位、チ◯ポ出して一位で突破!!