【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
「それで……一人ヴィランを捕まえてるんだっけ?」
決意表明をした皆を前に、そう言えばと緑谷は尋ねた。確か、一人ヴィランを確保しているとか小耳に挟んだがと。
「爆豪が倒した、商店街に現れたヴィランね?今は地下に幽閉されてて、尋問しても全然口を割らないんだ」
そのヴィラン、マミーはこの工場の地下に幽閉していると耳郎が答えた。緑谷は顎に手を当てて、しばらく考えると、うんと頷いた。
「わかった、じゃあ僕が交渉して色々聞いてくるよ」
なら僕が交渉して情報を聞き出してくると、緑谷は会議室に積まれた、避難民に配布する八百万が作り出した物から……ある物を取って尋ねた。
「八百万さん、これ一枚使っていい?」
「タオルですか?それなら一枚程度構いませんが……」
「ありがとう、あとは……切島くん、このやかんは?」
「ん?ああ、ここの備品で使ってないから構わねぇよ?」
「ありがとう、じゃあちょっと情報、聞き出してくるねー?」
緑谷は、古びたやかんとタオルを持っていき、そのまま笑顔でるんるんスキップして、会議室を後にした。
「やかんとタオルで聞き出すって……緑谷は何をする気なんだ?」
その二つを使って、ヴィランから情報を聞き出す?魔法でもあるまいしと、轟は全く理解できないと首を傾げた。が……この男は即座に気付いた。
「あんのクソヴィラン……えげつねぇ事考えやがる……」
爆豪は頭を押さえて、本当にあのヴィランはマジで倫理の線を簡単に飛び越えるなと思って呟いた。
「な、何だ爆豪?何か知ってんのか?」
瀬呂が、緑谷が一体何をする気なのかと尋ねて、爆豪は答えた。
「ウォーターボーディングだよ」
「ウォーターボーディング?」
「簡単に言やぁ、水責め拷問だ」
爆豪の言葉に、A組一同が凍りついた。水責め拷問って……あの逆さ吊りにして海に沈めたりとか、浴槽に沈めるあれか?と皆がざわついた。
ーー地下室ーー
「んぼうぶぅうう!?」
「おー、溺れてる溺れてる」
地下室に来た緑谷出久は、拘束されたマミーを仰向けに寝かせ、濡らしたタオルを顔に被せて、さらにやかんへ汲んだ水をかけてやった。
即座にマミーは暴れ出したが……タオルは落ちない。何しろ緑谷がマミーの顔に引き寄せる個性で押さえつけているのだから。
ウォーターボーディング、それは簡単に溺死体験ができる拷問方法、痛みを伴わないその拷問方法は簡単で、仰向けに寝かせ固定した相手の顔に濡れタオルを被せて、水をかけてやるだけ。こうするだけで抵抗できず、鼻の穴や口に水が入り、気管や鼻腔に水が溜まり溺れてしまうのだ。
即座にタオルを剥がして軽く押すように蹴れば、マミーは咳き込んで声をあげた。
「き、きさま!それでもヒーローか!?ヒーローがこんな事していいのか!?」
「えー?島をめちゃくちゃにしたヴィランが被害者面は無いんじゃあないかなぁ?」
ヒーローの所業かと、自分がヴィランである事を棚に上げてマミーは驚愕と焦りの孕んだ言葉を吐き散らす。対して緑谷は冗談がきついなぁと屈んでマミーを見つめた。
「貴方達ヴィランはこっちを殺しに来てる、ならヒーローも……それを守るために手を出すでしょう?こっちは後ろに島民控えてるし、何より孤立無援……手段は選んでられないわ……け!」
「あがぁあ!?がっ……」
ゴォン!!緑谷の靴底が、マミーの顔面を踏み抜き、コンクリの床とサンドイッチ!!マミーは白目を剥いて悶絶の嗚咽を漏らした。
マミーを引き寄せで立たせ、そのまま地下の電気版に緑谷は思い切り叩きつける!!そのまま尋問は続く!
「後何人仲間が居る?個性は?話しなよ……話したら楽になるけど?」
「な、仲間を売るなぞ……」
「あっそー……」
緑谷は、磔にしたマミーの首を左手で鷲掴みにして、右手を伸ばしーー。
「あぎ!?ぎぃい!!」
そのまま腹を貫いた!そして、間髪入れずに右手が引き摺り出したのはーー腎臓!!
「な!?あ、ああ!!ま、まさか貴様?拙者の腎臓を!!」
マミーは驚愕した!痛みも感じてそれなのに体表が引き裂かれてもないのに、自身の腎臓を握りしめている緑谷の姿に
「そう、引っこ抜いた、まぁいいよね、片方だけでも生きれるし……さてさて」
緑谷は……その腎臓を弄ぶように手で投げてはキャッチしてとしながら、地下に用意したある物の前に立った。
「お、おい、貴様……な、何をする気だ、拙者の腎臓で!?」
簡単な長机であった、公民館に積み重なっている備品の。そしてそこにはフライパンにまな板、包丁、カセットガスコンロ、各種調味料まで用意されている。
「ゆーえー!3分クッキングーー!!」
緑谷は呑気にそんな事言いながら、拍手して、マミーはこれから行われる所業を理解して血の気が引いた!人の臓器でこいつ料理しようとしてやがると!
「本日はこちら!ヴィランの腎臓を使った簡単な炒め物を作っていこうと思いまーす!」
「何考えてるんだ貴様ぁぁああ!?」
「本日はイキのいいヴィランが手に入ったのでね、肺をつかったもう一品!作っちゃいますよー!」
「いぎゃああはぁあああ!?」
反論した瞬間、笑顔で戻ってくるや、胸元にまた緑谷の手が潜り込み、マミーの右肺が引きちぎられ、外気にさらされた!そのままべちゃあ!とまな板に置くと、早速緑谷は包丁を取り出して、腎臓を切り始めた。
「腎臓はですねーこうして一口台に切って塩胡椒でね、炒めていきましょうか!臭み消しはチューブ生姜を使っていきましょう!」
「拙者の腎臓ぉおおお!?やめて!!やめてくれ!!頼むからぁああ!!」
自分の腎臓が目の前で刻まれ、焼かれ、塩胡椒と生姜でしっかりガスコンロの火力で炒められる名状しがたい光景をマミーは見せつけられ、流石に心が折れて懇願した。
「はい、ヴィランの腎臓の炒め物できました!じゃあ続いてね、肺をバラしていきますからねー!」
「ああ!やめろ!肺は、肺はぁああ!?」
そして行われる残酷な解体ショー!自身の肺に包丁が入り、手慣れたように解体していく緑谷に待ったをかけても手は止まらない!どうしたら止まるのか、マミーは肺が細切れにされて、鍋に入れられ下茹でされる寸前に理解して声をあげた。
「せ、拙者以外に3人仲間が居る!!」
それを聞いた瞬間、緑谷は手を止めた。
「話すから……頼むから……もう、やめてくれぇ……」
マミーは泣きながら懇願し、仲間の全てを話した。