【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
チーム決め兼作戦会議の時間が終わり、ブザーがスタジアムに鳴り響いた。プレゼント・マイクの実況、観客の熱狂、それすらも気にせず緑谷は、自分達のチームの合計点「10000325」と印刷された鉢巻を身に付ける。
「それじゃあ行こうか……麗日さん、発目さん、常闇くん!!」
「うん!」
「ええ!」
「ああ!」
常闇の影が形作る個性の使役獣、ダークシャドウが咆哮を上げ威嚇する、その背中には仰々しいジェットパックが、腰のベルトには左右に榴弾が括り付けられ、右手には……。
「ちょ、ちょちょ!!あいつら兵器持ち込んでるぞ!あれグレネードランチャーだよな!?」
「主審!!待ってください!!流石に審議をお願いします!!」
「緑谷くん!?そんな物騒な物どこから仕入れて来たんだね!?銃刀法違反だぞ!?」
「緑谷……まさかここで殺しに来るのか!?」
M79グレネードランチャーが握られていた。轟が集めた、上鳴、八百万、飯田チームから待て待てと物言いが入った。
「ちょっとちょっと!死人出す気ウマナミボーイ!?改めさせてもらうわよ!!」
ミッドナイトも流石に審議だと、ホイッスルを鳴らして緑谷チームの元へ行き、審判団からも確認が入った、そして装備が全て検品され……。
「オーケー!サポート科開発のガジェットね!!非殺傷の弾頭、鎮圧用の装備で届出も確認されたわ!」
「いいのか!?マジでいいのかそれ!?」
検品クリアの裁定に峰田が声を上げたが、裁定は使用可能を下した以上認められた事になる。
「はっ!何持ち込もうが関係ねぇよ、あのクソヴィランからポイント分捕り殺しゃあいいんだからなぁ!むしろ個性の替わりでイーブンだこれでよォ!!」
むしろこれでハンデなしイーブンだとターゲットは決まっている爆豪が言い切る。
「ま、まぁそもそも、俺らの個性って実弾以上に危険だから今更だよなぁ……けど怖ぇよ!緑谷があんなの持ったら!!持たせちゃダメだって!!」
爆豪チームの切島は、実弾より危険な個性持ちはこの場に何人も居ると納得……するが、そんな物騒な物をあの子に持たせたら、個性無しでも血の海を作り上げると悲鳴をあげた。
『ぶっひゃっひゃっひゃっひゃっ!どうやら緑谷はさっきの事でめちゃくちゃ怒ってるようだ!!怒りのアフガン再来だぜこりゃ!緑谷くん!死人出しちゃあダメだぞ?まぁ血で血を争うバトルだけどなぁこの競技は!!さぁーーー、行くぜーーー!3ーーー!」
カウントダウンが始まる、狙いは自分に大半が来ると理解している。中学時代、先輩方々のべ数十人に呼ばれたのを思い出す!
「狙いはぁーー!」
殺気をひしひしと体に感じる、それだけで誰か分かるくらいに!
『2ーーーーー!』
こんなに楽しい事は、初めてだ!無邪気な笑みを緑谷は浮かべーー。
「ただ、一つ!」
『1!』
心臓が跳ね上がる、心地よい、快感物質が脳に駆け巡る!
「スタート!!」
ミッドナイトの号令と共に、あらゆるチームが、緑谷チームへ突貫!一千万ポイントの首目掛けて走り出した!
「さぁ選択しろ我が同胞緑谷!どうする!?」
常闇の問いに、緑谷は応える!
「勿論、逃げの一手!ただし……」
作戦は変わらない!『ガン逃げ』即ち!
「まっすぐ行くよ!!みんな!」
「「「おう!!」」」
『ガンガン戦って、逃げる!!』
襲い来る集団目掛け、緑谷チームも突貫した!