※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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35話 ランボー怒りの体育祭

「突っ込んで来やがった!?玉砕覚悟か舐めやがってぇ!!」

 

 B組の鉄哲徹鐡が、緑谷チームの玉砕突貫にふざけるなと怒りを露わにする中、行動には全て理由があると、葉隠透チームの騎馬、前衛側を任された、耳郎響香は考えた。

 

 彼は二週間前、教室に一年団が敵情視察に来ていた時言っていたーー。

 

『一年生の名前と個性は、全て覚えた』と。

 

「止まって!?ここで待って周囲を警戒して!!」

 

「え!?何耳郎ちゃん!!」

 

「緑谷がなにかやるのか!?」

 

 緑谷の策に気付いたのかと、彼の筋トレの友、左翼騎馬担当、砂藤力道が尋ねて停止する。

 

「足止めだ!やれ骨抜!!」

 

「ああ!」

 

 鉄哲チームの前衛、骨抜きの個性が発動する!触れたものを柔らかくする『軟化』が!地面をぬかるみに変えて緑谷チームへ迫る。

 

「テイクオフ!」

 

「「「了解!」」」

 

 しかし、緑谷がそう指示して左手に握ったスイッチを押した瞬間、背負ったジェットパックが作動して空を駆け鉄哲チームを飛び越えた!

 

「飛んだ!?読んでやがったのか!!させーーむ?」

 

 させるかと、方向転換する指示を出そうとした鉄哲……その時奇妙な音を聞いた。何というか、電子音……そう、まるで時限爆弾のようなと、目の前に落ちて来た棒状楕円形の何かが開き、鉄哲チームの視界を白く染めた。

 

「ぐぁあああ!?ま、眩しい!!」

 

「閃光手榴弾か!?うわぁあ!!」

 

 閃光に目を焼かれ、鉄哲チームの騎馬は崩れ落ち、転倒した。

 

「いぃーーやっほーー!!本当にヒーロー映画のガジェットだ!最高だよ発目さん!」

 

「私のベィビイを気に入ってくれて何よりですよ!貴方がプロになった暁には是非私のガジェットを!」

 

 空を駆けながら、早速ヒーローガジェットによる作戦が成功したのを喜ぶ緑谷と発目。

 

「気を抜くな契約者!来るぞ!」

 

 それを見切っていたと、読んだと待機していた葉隠チームの耳郎の個性『イヤホンジャック』の耳たぶが伸びて来た、しかしそれを常闇の個性のモンスター、ダークシャドウが弾いて防ぐ!

 

「常闇っ……!」

 

「お見事!麗日さん着地!着地したらそのまま速度維持して逃げるよ!」

 

「うん!緑谷くん!」

 

 綺麗な着陸をしながら、速度を落とさず走り逃げ去る緑谷チーム、その最中に緑谷はスイッチを口に噛み、榴弾をグレネードランチャーに装填し、くるりと回した。

 

「はーはっはっは!緑谷ぁ!いくらガジェットを持っててもこの防壁は攻略できまい!」

 

「おー……成る程、障子くんの個性の盾か」

 

 その後を追いかけて来たのは、峰田チーム!しかしてその姿は見えない!障子目蔵が1人疾走するその背中に、個性『複製腕』で増やした腕を、翼膜にして作り上げた防壁に、蛙吹と共に乗って鉢巻を完全防御し、一方的に攻撃しようというのが分かった。

 

「緑谷ぁああああ勝ち残るのは俺達だ、さぁ1千万よこせぇぇ!」

 

「悪いわね緑谷ちゃん、これも作戦よ」

 

「うん!わかってる!!だから……そのまま倒れててね!」

 

 右手のガジェット…M79グレネードガンを構え、緑谷はそのまま引き金を引いた。シュポン!という小気味いい音を鳴らしてその弾丸……鎮圧用ゴム弾頭が放たれーー。

 

「あ、ミスった」

 

 照準を間違えたと呟いた緑谷、ゴム弾は斜め下にバウンドしーー。

 

「はっはぁ!下手くそが!どこ狙ってーー」

 

「パオン!?」

 

「あら、やばいわね、クリーンヒット」

 

「なぁああああああああ!?」

 

 障子の障子に命中し、聞いた事も無い声をあげて、峰田と蛙吹は投げ出された。

 

「ごめんよ障子くん!後でジュース奢るからさー!」

 

「ひ、卑怯、者ぉ……」

 

「大丈夫?背中叩いたげるわ」

 

「緑谷ぁああーー!お前それはやっちゃダメだろーー!」

 

 股を押さえ蹲る障子目蔵に、蛙吹は背中を叩いてあげ、峰田はそれはダメだろうと声を上げた。

 

「ごめん!わざとじゃあ無いんだってば!」

 

 わざとでは無い、そう、わざとでは無い決してと、緑谷は笑顔でグレネードの薬莢を排莢して取り出す。

 

「てんめぇえええ!よくもやりやがったなぁあああ!!」

 

「契約者よ!前からだ!」

 

「りょーかい」

 

 そして、先程の目潰しの復讐とばかりに復帰した鉄哲チームが真っ向から襲いかかって来たのでーー熱持った空薬莢を、騎馬の骨抜の顔面へ投げつけ。

 

「熱うぅう!?」

 

「おい!馬鹿また!」

 

「はいいらっしゃい」

 

 鉄哲の個性『スティール』が発動する暇すら与えず、ゼロ距離から引き金を引き、鉄哲を弾き飛ばした。

 

『な、なんてこったぁーー!こんな蹂躙劇があっていいのか!?1000万点持ちの緑谷出久チーム!誰も点には触らせないと寄せ付けずぅうーー!お前あの子に何教えたんだよ担任!?」

 

『最初からだよ……あいつはまず道徳から補習授業だな……』

 

 やっぱり銃持たせたらダメだった、最早誰もこの点に手を出したりはしないと思えたその時ーー。

 

「クソヴィランがァアアアアアアアア!!」

 

「うぉおおお!行ったれオラあぁああああ!」

 

 爆豪チームが、緑谷チーム向けて突貫した。 

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