【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
プロローグ2 死の気配?
生徒と教師の淫行。しかも、ヒーローとその教え子が肉体関係なぞ、バレたら退職と退学なのは分かっている。けれど、憧れの励ましやクラスメイトからの同情だけでは、今の緑谷出久が立ち直るのは難しかった。
慰めが欲しかった、それは多分、口約束と接吻だけながら恋仲になった麗日や八百万でも良かったのかもしれない。もしも、メリッサ・シールドがこの場に居ればその役は彼女になっていた。
ただ、都合が良かったのだ。女性の胸と柔らかさに包まれて、優しくして貰いたかった。それがたまたまミッドナイト……香山睡だったというだけ。
香山睡からしても、ヒーローでこそあるがスーツを脱げば一人の女。若い男との交わり、禁断の学生との火遊びは興奮するし、未熟な果実の味を堪能できるならしたいと思っている。
お互い『都合が良かった』
たったそれだけの、割り切った肉体関係だと互いに線引きしているから遊べるのだ。
香山の自宅……タワーマンションの一室、一人で眠るには広すぎるベッド。その床には既に制服とヒーロースーツが脱ぎ捨てられ、睡はバスタオルに身体を包み込み、緑谷が彼女に覆い被さっていた。
「傷、増えたわね緑谷くん……」
「正直僕も、鏡見て笑うしかなかったです」
下手したら一番傷跡があるのが、今のA組なのではなかろうか?アクシデントに次ぐアクシデントに見舞われ生傷が絶えない。そんな傷跡をなぞられくすぐったがる緑谷は、そのままゆっくり目を閉じて顔を近づけて、睡と唇を合わせた。
交わったのは一度、けど回数は……スキンを一箱使い切ったのを覚えている。互いに啄むようなキスで唇を濡らしていき、一度離しながら睡は緑谷に笑った。
「緑谷くんって……本当にがっつかないのね、思い切り舌入れて絡めてこないもの」
「あ、あまりがっつくのって、嫌かと……」
「優しいのね、けどせっかくだから、激しくも試してみましょう」
こんなふうに、と睡は緑谷の両耳を両手でそれぞれ包んで塞ぎ、そのまま唇を重ねて舌を絡め始めた。口内から耳に反響する官能な水音に緑谷は震えて驚き、ついていく為に舌を動かして絡め合う。
「……生意気」
「うあ……」
あ、火をつけてしまったと身体が転がって上下を変えられ、右手で肉棒を掴まれた。まるで支配するように、それでいて優しく、緑谷の巨根を撫であげては亀頭を手のひらで擦ると、早速粘質な液が湧き出し糸を引いた。
「ふふ、こんなのはどう?」
「あ……」
火をつけて、一方的にならないのが睡さんなのかもしれない。そのまま緑谷の頭に跨る形になり、無毛の処理した陰唇を見せつけてゆっくり口へ押し付ければ、鍛えてなお柔らかな尻肉と太ももが顔に押し付けられ、ぬるりと粘膜の滑りが肉棒を包み込む。
69でお互いにフェアで、与え合うように、緑谷も舌で睡の割れ目をなぞり、媚肉を吸い上げ、陰核を押し潰すように舌を押し付ければ時折彼女は身体を震わせた。
「ぷぁ、み、緑谷くん……なんか、上手になってない?」
口から肉棒を解放して、上手になってないかと驚く睡に、緑谷はそんな事はと返答する。
「ええ?睡さんとしかしてないから……睡さんが……」
「もしかして……妄想で練習積んだのかしら?」
くすくす笑われながら、妄想したのかと言われ……緑谷も少しだけカチンと来た。だから、若さをぶつける事に決めた。
「言ったな……じゃあちょっと酷いことします」
「ふふ、どんな……きゃああ!?」
香山睡はサディストである、そして……緑谷出久も潜在的にはサディストだ。サディスト同士のぶつかり合いに、緑谷はならばと個性を使用した。
「うぁあ……こ、これは……」
「ふふ、いい眺めですよ……あのミッドナイトがこんな姿を晒してるなんて」
これ絶対峰田くんが知ったら絶交ものだなと、緑谷は睡を個性で引き上げ空中に逆さまに吊り上げた。さながら刑死者のように。逆さ釣りにされた睡は驚くも、その表情はここから何を、まさかと次の動きを期待している眼差しだった。
「ほら、抵抗しないと……足がゆっくり開かれて……」
「いやぁああ、緑谷くんの変態ぃ……」
そのまま、睡の両足をゆっくりと、力を入れたら簡単に閉じれるくらいな力で、左右へ引き寄せてじわじわ開かせていく。嫌なら、足に力を入れてそれはやめてと言えばいい、止めるから……。
けど、睡は委ねた。そのまま、真横まで彼女の足は開かされた。余程柔軟しているのか、股関節が外れたのかと思うほどの軟体……晒されてヒクつき蜜を垂らす秘所に、緑谷は指を這わせる。
すると、下半身に滑りがまた這い回った。ああ、高さは丁度股座あたりなのかと、竿を舐める睡に、緑谷は容赦なく指で肉壺を貫き掻き回した。痛さを感じるくらいに締め付けられ、粘膜と粘液の温かみが興奮を激らせ、広い部屋に水音が響き渡る。
「ああ!あはぁああああーー!?」
その果てに、睡は背中を逸らして跳ねて、股座から噴水の様に潮を噴き出した。本当に噴水みたいな勢いで、無様な肉のオブジェになった彼女が痙攣したのを見て、緑谷はしまったと彼女をおろした。
「す、すいません!やりすぎました!」
大の字にベッドへ倒れ息を上げる睡だったが、息を整えながら緑谷に笑みを浮かべて言った。
「いや、すごいわ緑谷くん……ちょっと新体験だったわ」
逆さ吊りにされながら、好きにイかされて、逆に新鮮だったという彼女は、そのまま緑谷を引き込み、限界の肉棒を自らの肉壺に誘った。
「あ、せ、先生、スキンを……」
「ん……」
「うぁああ……!?」
そのまま、避妊具を取ろうとした緑谷の腰を足で巻き付け引き寄せ、睡は生で緑谷に挿入させた。たった0.01mmの壁が無くなった、それだけで全然違うとダイレクトな熱とうねりに緑谷は抵抗できなくなる。
「ま、まっ、せんせ……」
「いいから、気にしないで……薬も医者にもかかるから……このままね?」
「あぅう……!」
それを無しに行う、ただでさえあってはならない関係を更に背徳にする生挿入と睡の声に耐えれず、緑谷は身体の体重を睡にかけて逃がさないようにして腰を打ちつけた。
ベッドの軋みもひどく、骨組みが折れるような打ちつけに、睡は喘いだ。若さをぶつけるこの青さと、それでもしっかり雄を刻みつけてくる力強さに睡は何もできずひたすら腰を打ちつけられる。
あ、だめだ、本当にこれ戻れない、それくらいこの雄を捕まえながらも、屈してしまった睡は……。
「あぇああ!ああ、あ……」
「うぅうう!」
腹に流し込まれた熱に背を逸らしながら震え、バタリと体から力が抜けた。足もくたりと緑谷の腰から離れ、緑谷はそのまま横に倒れ伏す。
ダメになる、これはダメだと思いながら明滅する景色の中、そのまま睡に抱き寄せられて、互いにそれが当たり前とばかりに唇を重ねた。
「いやぁーー緑谷くんも意外と強引なとこあるじゃない、ちょっと驚いたわ」
「……忘れてくれませんか?」
「ヴィランに捕まって犯されるってこんな感じかしら、緑谷くん本当にそれっぽかったわ」
「うぁあぁああ……」
シャワーを浴びる睡から、先程見せた個性を使った宙吊り開脚ヴィランプレイをからかわれた緑谷は、頭を押さえながら唸った。明らかにノリノリでやってしまったと、実際願望としてやってみたかった事をぶつけてしまったはずかしさに悶えるしかなかった。
「それで、元気出た?緑谷くん?」
「……はい」
「うん、よろしい!良かったわよ、本当に……」
シャワーから上がってバスローブを纏った睡が横に座り、そのまま頬にキスを落として、気持ち良かったのは事実であると報せた。
「あの、本当に大丈夫ですか?その……」
それはそれとして、やはり避妊具なしでしてしまってはやはり心配だと、間違いが起こらないか緑谷は聞くと、睡はくすくす笑って言う。
「なに、心配しないの、ちゃんと病院行くし避妊薬も飲むから……あ、もしかして産んで欲しかったりする?」
「いぃい!?いや、責任取れないですって!高校生ですよ!?」
そのあたりの事は大人としてちゃんとするから子どもは心配しないというが、逆に孕ませたかったのかと聞かれたら緑谷は慌てた。
「じゃあ、ヒーローになったら取れるの?」
「ええっ!?」
「冗談よ、もう本当……逐一真面目に反応するなぁキミは」
全く、乱されてばっかりだと緑谷は交わりの疲れと揶揄いに乾笑いしつつ、ここまでして自分のモヤを払ってくれた睡……いや、ミッドナイトに礼を言う事にした。
「本当に、ありがとうございますミッドナイト先せーー」
そうして、緑谷が彼女を見た時……緑谷は自分の目を疑った。
一瞬……ほんの一瞬……バスローブの彼女が、血に塗れて生気の無い顔になり、そして不思議そうに緑谷が止まった事に疑問を持った。
「どうしたの?緑谷くん?」
「いや……えっと……」
何だ、今のは……まるで、ミッドナイト先生が死ぬかのようなフラッシュバックと姿はと、緑谷は、何だか気になりミッドナイトに聞いた。
「ミッドナイト先生……どこか、最近調子良くなかったりします?」
「え?そうねぇ……あー、色々あってお酒が飲めてないのよね……いや、それはむしろ健康的かしら?」
「そうですか……その、元気つけられた僕が言うのもですけど、気をつけてください」
「変な緑谷くんねぇ……」
一体何だったんだ、あのフラッシュバックはと、最後の最後でリラックスを邪魔されながらも、緑谷はミッドナイトこと、香山睡との蜜月により、調子を取り戻せたのだった。