※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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46話 何でち◯ぽから推理に入るかなこの親子はもう!

その試合を見て、やっぱりかっちゃんは強いなと緑谷出久は思った。生まれから違う、個性から違う、わかりやすくて力強くてなんと輝かしいんだろうと。

 

 麗日お茶子も諦めなかった、身代わりを使い、目線のトラップを仕掛け、爆豪の爆発で巻き上がった破片や瓦礫を無重力で浮かせて落石攻撃という罠を仕掛けた。彼女もまた、ヒーロー科の1人、ヒーローを目指す同胞だと再認識させられた。

 

 

 

「私は……まだ……」

 

 

 

 痛々しくて見てられないとも思った……多分、自分の個性を使った時とは違うけど、見たくないという事はこうなのかなと思った。

 

 けど、最後まで、瞬き無しで、絶対に目を閉じず彼女の勇姿を緑谷出久はその目に刻み込んだ。

 

 小休止の後……いよいよ轟との試合になる緑谷は、入り口に向かっていた。彼女に声をかけたかったが、今それをするべきじゃなくて……勝ち登って爆豪と戦い、勝つ事こそ彼女に見せるべきだと感じて、医務室には行かなかった。

 

 廊下を歩く、この先に……最強の敵が待っている……逃げる事はできないと歩いて、立ち止まった。

 

「隠れてないで出て来たらどうです、熱いのと殺気でバレバレですよ?」

 

 そう言った緑谷の前に、曲がり角から現れた……巨躯であり火を纏う男……。『フレイムヒーロー』エンデヴァーが姿を現した。

 

「緑谷出久……キミの活躍見せてもらった……個性も無しに予選を潜り抜けた力、素晴らしいものだ……戦闘能力だけならば最早プロヒーローでも指折りに入るだろう」

 

「リップサービスでもありがたいですよ、光栄です」

 

 リップサービスに大袈裟なと思いながら、頭を下げた。

 

「しかし……私は思うのだ……たとえ個性はヴィランのそれだが、その身体能力は……オールマイトが過ってならない」

 

「……うん?」

 

 この流れ、何だかさっきやったようなと、いやまさかと、違うはずと話を聞き続けた。

 

「単刀直入に聞くが……キミはオールマイトの息子なのか?」

 

 緑谷出久はずっこけ、そして立ち上がった。

 

「焦凍くんにも言われましたよ!それ!違いますから!!僕はただの一般市民の出ですから!!」

 

「違うのか?私の見立てでは3つの理由が……」

 

「それ、3つ目チ◯ポだったりします?」

 

「いや1つ目だ」

 

 というわけで……。

 

エンデヴァーの推理。

 

 

 

その①チ◯ポ

 

 

 

「やらなくていい!ああもう、あんたらそっくりだな……焦凍くんは嫌がってたけど、天然はエンデヴァー譲りなのかなぁ……」

 

 時間の無駄だったと、エンデヴァーの横を通り抜ける緑谷、そのままさっさと会場に向かおうとしたが……。

 

「うちの焦凍には……オールマイトを超える義務がある」

 

 その話に、緑谷は立ち止まった……。

 

「キミとの試合は、テストベッドとしてとても有意義なものとなる」

 

 本当にこいつは、クソ親父だ、僕の父さんと似ても似つかない、焦凍くんが哀れで仕方ない。

 

「くれぐれも……みっともない試合はーー」

 

「口を閉じてくれない?虐待クソ親父」

 

「なにーー」

 

 振り返るエンデヴァー、対して緑谷もまた振り返り、エンデヴァーを睨みつけていた。

 

「自分の理想を押し付け、子どもを道具としか見てないクソ親父だって言ったんですよ、だからオールマイトに敵わないんだよ万年2位のエンデヴァー……焦凍くんは焦凍くんだ……貴方じゃ無い!」

 

 プロヒーローに、緑谷は啖呵を切って挑発した、それに対してギンと目力を込めてエンデヴァーが睨み返す

 

「ほざくなよ小僧……家庭の話に他人が踏み込まないで貰おうか」

 

「そのガキの戯言に本気で睨んで凄む……器が知れるよ……来なよエンデヴァー?遊んであげるからさ?」

 

 右手の指をくいくいと動かして、遊んでやると傲慢な口ぶりで話す緑谷。互いの闘気、殺気で、空間が歪み出した刹那ーー。

 

「来ないんなら……こっちから行くぞ!!」

 

 緑谷が先に、エンデヴァー向かって突貫する!そのまま股座に、緑谷は右足を振り上げ蹴りかかった!

 

 それをエンデヴァーが掴みかかろうとするも、それはフェイント!飛び上がった緑谷は左手の手刀をエンデヴァーの右目向け放ち……それをギリギリで止め、右足でさらに顎を蹴り上げにかかる!!

 

 二重のフェイントから顎への蹴り上げ!しかし、エンデヴァーはそれを見切りバックステップして、緑谷の右足は火災用のスプリンクラーを破壊し、誤作動させた。

 

 床に着地する緑谷、火災ベルが鳴り響き、水が天井から吹き出す。その水でもエンデヴァーの火は、降り注ぐ水を蒸発させ消えはしなかった。

 

「スプリンクラー程度じゃあ、貴方の火は消えませんか……数々の無礼をお許しください」

 

「……」

 

「ですが、今言った事全て本心です、彼は貴方じゃない……それだけです」

 

 スプリンクラーが止まる、振り返り、試合会場へ向かう緑谷の背をエンデヴァーが見送り、顎のかすり傷を撫でた。

 

「あーあー何してるんだエンデヴァー、火災報知器に火が当たっちゃったか?」

 

 背後より苛立つ声、オールマイトは相変わらずの笑顔で彼が何したのかと尋ねる。

 

「あの少年……緑谷出久は何者だ?オールマイト?」

 

「へぇっ!彼に会ったんだ!強かったろう?緑谷少年!なにせ……」

 

 オールマイトは、彼が去った廊下を見て言った。

 

「いずれ私の後を継ぐ、正統後継者だからさ!」

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