※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

47 / 697
47話 Get Over Here!!

『お待たせしたなエブリバァディーーー!?そして申し訳ないが生中継、テレビ組の方々はまぁた後日の公式サイトで見てくれぇーー!!二回戦第一試合からぁビィッグマッチだぁああーー!!』

 

 プレゼント・マイクの実況が、ガチバトル二回戦の始まりを告げる。同時に、轟焦凍が、緑谷出久の個性使用を認めた事が分かった。

 

『1回戦の圧勝で、観客を文字通り凍りつかせた男!ヒーロー科!轟焦凍!』

 

 悠然と、壇上に登っていく轟、その目線の先には無論ーー彼が居る。

 

『片や!1回戦を悲鳴で染め上げた!一年最強とも呼ばれる男!ヒーロー科!緑谷出久!』

 

 その顔に笑みは無し、ただ眼前の敵を打ち倒し滅してくれんと殺気を立たせて、両雄が並び立つ!

 

「来たな……」

 

「うん……」

 

 迸る冷たい氷の闘気、全てを飲み込む殺意の闘気がぶつかり、混じり合い始めた。

 

 

 

「常闇くん、この試合どう見る?」

 

 A組の面々は緊張の中、この決戦どうなるかと飯田が常闇に聞いた。

 

「この試合、間合いの差は緑谷の絶対不利だ……遠距離戦の手段を緑谷は有していない」

 

 常闇は語る、間合い……リーチの差は歴然としている。いかに緑谷が規格外の格闘能力を有していようが、間合いに入らなければ意味がない。

 

「近寄れば緑谷くんの容赦無い徒手、そして一撃必殺の個性があるけど」

 

「それは轟も同じだ、凍らされたらいかに緑谷であれ……お終いだ」

 

 轟の氷の個性もそれは同じだ、しかもそれをこのスタジアム全体でもそれができる。

 

「間合に入る為にできる手段は……開始直後の突貫か」

 

「それを轟は見越してくるだろう、覆すには……最初の動きが肝心だ」

 

 

 

 緑谷出久は、スタジアム観客席、A組の方に目を向けた。爆豪勝己が見ていた、皆が見ていた、そして放送席に目を向ける。そこには担任の相澤消太が居た。

 

 祈るように目を閉じて、右手の手首を左手で掴み、心を落ち着かせる。入学して約一カ月……色々とあった……そして今、自分がこの舞台に立ち、最高の相手を前にしている事に感謝をする。

 

「この試合を……父さんに、母さんに……相澤先生に…………憧れに捧げる」

 

 互いに構えを取る中で、緑谷は、普段とは違う右手を前にした構えを取り、その違いに轟は気付いた。しかして、策はあろうが全て、一瞬で凍らせ終わらせてやると合図を待つ!!

 

 

 

 TEST YOUR MIGHT

 

(さぁ、力を解放しろ)

 

 TEST YOUR MIGHT

 

(全ての力を出し切るんだ)

 

 TEST YOUR MIGHT

 

(思う存分に力を振るえ)

 

 TEST YOUR MIGHT

 

(遠慮なんて必要無い)

 

 MORTAL KOMBAT!!

 

(何故ならこれは、死闘なんだから!)

 

 

 

『スタァアーーーートォーーー!!』

 

 開始の合図がなった瞬間、轟の足元から氷の個性が緑谷をーー襲わなかった。

 

 代わりに、響いたのは一つの声!

 

「あれは!?」

 

「緑谷の十八番!!」

 

 

 

「Get Over Here!!」

 

 

 

「くぅうう!?」

 

 轟は、突然背骨に掛かった引っ張られる力によって、等速直線運動のように、緑谷向けて引っ張られた!!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。