【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
蛙吹梅雨の場合
「えーっと……本当にいいの蛙吹さん」
「梅雨ちゃんって呼んで、信頼してるわ緑谷ちゃん」
芦戸の脊髄を抜き終え、武器を作り出した緑谷は、次に座った蛙吹の背後に立ち、本当にやるのかと尋ねて、改めて名前呼びを促されつつ変な事や間違いはしないと信頼していると言われながら身を委ねた。
これは本当に全員やるまで終わりそうに無いと、いよいよ緑谷は覚悟を決めて、蛙吹の首に手をかけ、脊髄をぶっこ抜いた。
「グェロァアアアア!あ…ああ……」
芦戸同様、首を失った体が痙攣して血を吹き出して椅子から崩れ落ちる。さっさとやってしまおうと緑谷は、声を上げた。
「脊髄着装!!」
蛙吹の生首付き脊髄が光を放ち、緑谷の右手に形を変えてまとわり付く。ファンシーなカエルをモチーフにした口と、緑色の武器に緑谷は首を傾げた。
「あら、これまた意外な武器だ……装着式のクロスボウ?」
芦戸がシリンジガン、次いで蛙吹も射撃武器のクロスボウという武器になって、繋がりがわからないなと緑谷は首を傾げた。
「緑谷はどんな武器になると思ったわけ?」
「うーん……伸びる舌のような鞭とか、保護色を纏うマント?」
「思ったものが武器になるとは限らんのだな」
上鳴から、蛙吹はどんな武器になるイメージがあったのかと問われ、安直な彼女のカエルらしい力を模した武器になると緑谷は答えた。そもそも、緑谷がイメージした武器に変わるのではないらしいと、障子は緑谷のイメージは武器に反映されてない事を理解した。
しかし、何故クロスボウ?芦戸の『酸』ならシリンジガンはまだ繋がりは見えるが、蛙吹の『蛙』にクロスボウは何か関連があるのかと皆首を傾げ……。
「ヤドクガエルか?」
爆豪がさながらクイズを答えるように口に出した。
「ヤドクカエルって……あの猛毒を持った?」
確か少量で数百人殺傷できる毒を分泌しているカエルだよねと、物知り爆豪にあってるかと緑谷は尋ねた。
「アメリカ先住民が矢に塗って狩猟に使ってたらしいからな、だからヤドクカエルって呼ばれんだ」
「あ、それでヤドクカエル!?知らなかった!!」
「下手したらその装填されてる矢、神経毒があるかもしれねぇぞ?」
『緑谷ちゃんの武器になると攻撃性が増すのね……』
蛙吹のボウガンもやはり喋る、繋がったが緑谷のAFO因子故に攻撃性が強化されるのかもしれない、緑谷はボウガンを腕から外してやると、やはり光となって蛙吹の亡骸に戻り、蛙吹は頭を取り戻しむくりと起き上がった。
「大丈夫だった、蛙吹さん?」
蛙吹は首をくるくる回して、ふうと一息吐いて、緑谷に言った。
「……週一でお願いしていいかしら、解放感が凄いわこれ」
「でしょう!?」
「嘘だぁ!?」
「正気かカエル女ぁ!?」
めちゃくちゃ体の開放感があるから週一で頼みたいと宣う蛙吹に、八百万が同意した。それに対して緑谷は嘘だろと目を見開き、同時に爆豪も信じられねぇと声を上げたのだった。
飯田天哉の場合
「男子トップバッターは委員長かぁ……」
「さ、やってくれたまえ緑谷くん!」
男子最初は委員長、飯田天哉がビシリと椅子に座って、真面目にやる気を出していた。3人目ともなれば慣れがくるなと、背後に立った緑谷はもうさっさと数をこなそうと、飯田の首を掴みぶっこ抜く!
「がはぁあ!?が……あ……」
「脊髄着装!!」
断末魔が嫌に耳に残る、さっさとやろうと緑谷は声を上げた!そして、飯田の脊髄は二つの光に分かれて緑谷の両足に形を変えて纏いーー。
「「「あー、予想通り」」」
『予想通り!?』
A組全員、予想できた形だなと頷き、武器と変わり果てた飯田が早速喋った。
「うん、これはもう、イメージ通りだ飯田くん、キミの足のエンジンを模した、レッグガードだ」
「エンジンもついてるし、もうイメージ通りだ委員長、しかし輝いてカッケーなデザイン」
飯田天哉を武器にしたらレッグガードやら、足の武器になるよなと差異は皆多少あれど、イメージ通りだと緑谷は頷く。光り輝くレッグガード、デザインもカッコいいなと上鳴が屈んで触った瞬間。
「あちぃいぃああああああ!?」
「え!?」
「やべえ火傷した!!轟、氷!!」
さながら鉄板を触ったように上鳴の指からジュ!と音が鳴って即座に手を離し、轟に氷を頼み冷やす羽目になった。
「エンジンだから触ったら熱いに決まってんだろ……イズク、作動させたりしてねぇよな?」
「そんな事しないよ……」
「つまりこれで通常か、蹴られりゃ焼印つくな……」
『これでレシプロしたらより熱くなるのか……』
触れば熱いレッグガード、どうやって脱いだらと少し考えるが、緑谷が戻れと念じたら、レッグガードは光となって飯田の下へ戻り、首は元通りとなった。
まだまだぶっこ抜き大会は続く
・蛙吹梅雨の脊髄着装
『蛙毒連弩』フロッピースリンガー
蛙吹梅雨が脊髄着装した際の武器、腕に装着する連射機能付きボウガンで、その矢には神経毒が塗られており、当たれば麻痺は免れない……なお『一発ならギリ死なない』らしい。
必殺技は一射目で相手をターゲット固定して、二射目で必ず当たる矢を放つ『二射決殺・葬送の矢』
・飯田天哉の脊髄着装
『閃光脚具』イダテンレッグEVO
飯田天哉が脊髄着装した際の武器で、両足に纏うレッグガード。飯田同様マフラーが付いており、輝く意匠は熱を帯びて蹴り抜けば焼印が刻まれる。飯田同様のハイスピードの走行、そしてキック力が増強される。ちなみに、ミスファイアリングシステム搭載らしい。これはセミナーだ。
必殺技は最高出力から放つ、回避不能の変則キックコンボ『トルクオーバーランブルコンビネーション』