※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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404話 誠刃二輪花

 超忍ヒーロー ブレイドコンドル!

 

 本名『姫鷹志鬼』!誠刃高校の創立者であり校長でもある彼は、かつてはヨロイムシャ、グラントリノと共に、個性黎明期の時代を活躍したプロヒーローである!

 

 個性は『コンドル』!自らの肉体をコンドルの姿に変身させるだけでなく、その一部を人間体のまま発現させ扱う事も可能!

 

 そして……彼が創立した『誠刃高校』もまた、ヒーロー科専門の学校である!

 

 その学校の特徴であり伝統として、仮免許を取るか、卒業までは『独自のヒーロースーツ作成、着用、ヒーロー名の名乗り』を許されず『一律の忍び装束』を着用させられるという伝統があった!今でこそ制服を着てその顔を晒してはいるが、彼ら一人一人がヒーローとしての個を手に入れるのは、仮免許を取るまで許されないという厳しい決まりの下、切磋琢磨しているという事になる。

 

「誠刃……仮免一次の時にはちあったな」

「そういや一人で動いて受かってたよな轟……どんな感じだった?」

「連携が厄介だったな、元から個の強さより集団の戦いを良しとしてた様に見えた……なんとか切り抜けたが」

 

 轟は、仮免試験の際にこの学校の生徒達と戦い一次試験を突破していた。それを思い出して呟いたのを砂藤が聞いて、同じ学校での連携が中々に厄介だったと感想を漏らした。

 

 姫鷹校長は杖をつきながら、雄英の生徒たち……特に轟と緑谷へ近づくや笑みを浮かべながら話しかけて来た。

 

「轟ぃ焦凍くんだねぇ?昨年の多古場の仮免試験に向かわせたぁ二年団、今のぉ三年団が一次で不合格になって、帰って来た時ぃ……話を聞いたよ……見事な腕を持っていると」

「恐縮です」

 

 自身の学校で育てた学生が、一部全員落ちたというに、恨みではなく、その力量を称えるという懐の深さ、轟は一言を返しながら頭を下げた。

 

「そしてぇ……緑谷ぁ出久くん、亡き我が盟友グラントリノ、空彦からぁ話は聞いていたよ、オールマイト同様手のかかるがぁ、良き弟子だったと」

「師匠が……!?」

「かつて鎬を削りぃ、共に空を駆けた仲よ……此度は授業もだが、うちの生徒達もぉ合同訓練に参加する、先を進む者として、揉んでやってくれぃ」

 

 緑谷は、不意打ちの様にかつてのヒーローから、蛇腔で死柄木に討たれた師匠『グラントリノ』の名前が出て来て、両手で口を塞いだ。同じ時代を駆けた戦友であり、好敵手であったと、話も聞いていたと。

 

 そんな男から、先達としてうちの生徒に教えを賜りたいと、なんと畏れ多いことを言われ焦るのであった。

 

「い、いや、僕らはそんな……まだまだ未熟な━━あ、握手してもらってもいいですか?」

「ああもちろん」

「相変わらずのミーハークソナードは変わらねぇな……」

 

 しかしちゃっかりと、かつての有名ヒーローから握手してもらうあたりヒーローオタクなのは変わらないと爆豪が呆れた。

 

「校長先生、我々も早く整列すべきかと」

「一番最後に来て待たせるわけには……」

 

 歓談の時間があるのか?そう姫鷹校長の背後から、二人の女性の声がかかる。

 

「いやぁすまんね、確かにその通りだ……では、また後ほど」

 

 生徒に指摘されて頷くあたり、優しい校長なのかもしれない。握手を終えて、横切っていくや……緑谷と、轟……いや、A組B組男子は、誠刃の生徒達を束ねる様に先頭を歩く、二人の少女に、刹那の瞬間目を奪われた。

 

 明るい茶色の長髪を一つにまとめてポニーテールにした女子生徒。そして、もう一人は紫色のマッシュショートヘアの女子生徒だった。

 

 顔立ちが似ており、髪色は違えど恐らくは姉妹と思われた。何より……目を引くの……轟すらも一瞬目がおよいだくらいだった。

 

『胸』だった。

 

 二人して、八百万超えの胸を持っていて……横切る中、雄英だけではない勇学園の男子達、さらには聖愛女子の目を奪う美貌と肢体を持っていたのだ。

 

「うっそ、すっごい美人……」

「綺麗な人……」

 

 雄英女子陣、芦戸に拳藤からもそんな声が上がる中、峰田ははっとして気付いた。

 

「あーー!?思い出した!!あの二人って」

 

 まさかの峰田が知る、その美女二人。峰田は横切って離れていく二人を見て、その名を呼んだ!

 

「「誠刃二輪花の、花霞姉妹!!」」

 

 その声は重なった。

 

 また一人知る者が居たらしい、声を上げたのは誰だと峰田が声の方向を向けば、緑谷が峰田を見下ろし、峰田もまた緑谷を見上げていた。

 

 そして……お互いにニヤつきながら両手人差し指を相手に指しつつ口を開いた。

 

「あー?やっぱり峰田くん知ってたんだぁ?どこで仕入れたか当ててやろうか?ヤンジャンやヒーロービジュでしょ?」

「なぁんだよ、緑谷も知ってたのかよぉ?お前も好きだなぁ、エロい谷だなぁもーー」

「い、いや僕はほら、同じ世代の?違う高校の?有望な子が居るって聞いただけだしぃ?」

 

 この二人が仲良く語る、という事は『そういう』話題でもあるが……しかし二人以外知らないかと言えばそうでもなかった。

 

「花霞桜に、花霞芙蓉……昨年の僕らやA組とは別地区の仮免試験で、誠刃高校でただ二人、一年で仮免試験を受けて姉妹揃ってトップ成績で合格した……誠刃高校始まって以来の才女……」

「骨抜が知っているとは……余程有名なんだ、彼女達」

 

 B組の推薦枠、骨抜柔造も知っていたらしい。彼の説明に物間が、意外なところから説明があったと驚いた。

 

「色んな意味で有名だよ、恐らく実力なら……僕たちに匹敵するか、下手しら上回るんじゃあないかな?」

「おっと、骨抜くんもご存知?じゃあここらで3人で解説やる?」

「資料ならオイラがスマホから引っ張り出せるぜ!骨抜!」

 

 さて、ここからこの美人姉妹高校生を語りたい所、やるか?やっちゃうか?骨抜きくん!と、なった所だが……。

 

「いや、まずは入所式とオリエンテーションが済んでからにしよう、入所する学校全部揃ったみたいだし」

「あ、そうだね、うん、これは失礼」

「そりゃそうだな、やる事やらねぇとなぁ」

「キミ達は妙なところで律儀になるし仲良いよな?」

 

 骨抜は真っ当に、全ての高校がそろったらしい入所式が始まるからそれからだと、付き合うがやる事やってからにしようと釘を刺したので、緑谷と峰田は律儀に引き下がったのであった。

 

 本当にこの二人は仲良すぎないかと、二人からの被害を度々被った事ある物間は苦笑するしかなかった。

 

 いよいよ、全ての学校が揃い……一ヶ月の勉強合宿の幕が開こうとしていた。




セキアカオリジナルヒーロー図鑑

姫鷹志鬼 Cv.若本規夫

ヒーロー名: 超忍ヒーロー『ブレイドコンドル』

個性黎明期に活躍したヒーローの一人、即ちヨロイムシャやグラントリノと同じ世代を戦い抜いたヒーロー。戦国時代より続く忍者の家系を血筋を持つ。

引退後はヒーロー科専門の学校、誠刃高校を設立して校長として後進を育成し、自らの教えを広めた。

個性は『コンドル』

変形型個性で、自らをコンドルの姿に変身させる。姿の変化は調整でき、羽を生やした翼人から、完全にコンドルへ変身も可能。

側から見れば真面目な老人だが、意外にも俗な面があるお爺さんである。

グラントリノとはかつて鎬を削った仲で、その最後の弟子である緑谷出久の事も知っていた。

元ネタは……ニニンがシノブ伝の音速丸。
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