※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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446話 一二年対抗ガチバトル!!

 通常授業の午前はあっという間に過ぎ去り午後、2回目の一二年合同訓練が始まった。

 

 会場は再び……グラウンドβ!!救出訓練の時と同じように、一二年A組生徒が共に集まった。

 

 が!ここで本日の?スペシャルゲストも登場!!

 

「ォオーーケェーーイーー!集まったな一二年!!待ぁちくたびれたぜぇえ!!」

「イィエェアアア!!」

「おっ!何々今年の一年!?ノリサイコーじゃないのぉ!!」

 

 グラウンドβ入り口にて、ターンテーブルのレコードを擦り屋外ライブとシャレ込みながら待っていたのはプレゼント・マイク!その斜め前でノリノリに腰振り手を上げ玉の様な汗を散らすは……晴日軽二郎!その様に他の一二年も、担任であるエクトプラズムに相澤も黙るしかなかった。

 

「そのへんにしとけ山田、授業を始められん」

「おっとガチじゃん……一年坊主ストップ」

「あ、はい……サーセン」

 

 山田……プレゼント・マイクの本姓である。(本名:山田ひざし)

 

 相澤先生の冷たい言葉に音楽は止まり、乗ってくれた一年生には嬉しいがここまでと言うと、晴日もしっかり頭を下げて皆の下に戻るのだった。

 

「とゆー訳で!今回の合同戦闘訓練!この俺、プレゼント・マイクが取り仕切らせて貰うぜリスナー!!」

 

 さて仕切り直しだ!何やら今回の合同訓練は、プレゼント・マイク先生が担任二人を差し置いて仕切るらしいので、まぁ流石に手が挙がる。飯田が愛も変わらず真面目な質問を挙手してぶつけた。

 

「プレゼント・マイク先生!本日の授業内容を教えていただけますか!」

「相変わらず真面目だなぁインゲニウム!OKじゃあ今回の授業内容さっさと発表しちゃおうじゃあないの!こいつだ!!」

 

 その質問に早速答えようと指を鳴らすプレゼント・マイク。宙に映し出された映像には、こう記されていた。

 

『一二年対抗ガチバトル訓練!!』

 

 まさかまさかの授業内容発表と、だからこそこのお祭り騒ぎ大好き男が取り仕切りに来たのかと一二年全員が驚きと理解と、また違う表情を作る者も居た。

 

「今回は一年A組と二年A組が!このグラウンドβでそれぞれ一人ずつバトって貰うぜ!まぁ話に聞いたこの前の訓練が救助によるチームワークの訓練ならば!今回は実力をぶつけ合う交流試合ってやつよ!」

 

 以前は協力なら、今回は実力を確かめ合ってみようと言うわけだ。真面目な授業もいいが、まだ回数も重ねてはいないし互いを知るにも良い機会だとプレゼント・マイクは語る。

 

「さて、ルールはこちらの画面を映すからよーく確認してくれよ!!」

 プレゼント・マイクの号令と共に、ルールが映し出された、生徒達は各々確認を始めた。

 

『一二年対抗!ガチバトル訓練ルール!!』

 

・一年生をヒーロー、二年生をヴィランとして、このグラウンドβにて一対一の戦闘を行う。

・1試合の時間は5分とする

・一年生側は以下の条件達成で勝利。

①二年生を倒す

②二年生を専用手錠で拘束する

③脱出口から脱出する。

・二年生側は以下の条件で勝利

①一年生を倒す、もしくはギブアップさせる

・時間切れの場合、引き分けとなる。

 

 ここまでのルール説明を見て、二年生側はやはり気付かない訳がなく、口田が声に出した。

 

「これって、僕たちの一年期末の実技試験と同じだよね?」

「あぁ、それの一年とのタイマンバージョンって事か」

 

 それはかつて、一年一学期末に行われた実技試験とほぼ同じ内容だった。その時はたしか時間が30分かつ、一年二人で先生一人と対峙するハンデがあったが、それを今度は自分達がヴィラン役として一年と対峙する事になるのかと、切島は理解する。

 

「5分か……タイムもシビアだなぁ、個性相性によっては勝つより時間切れの引き分けとかも視野に入れねぇと」

 

 瀬呂の呟きに、緑谷も確かにと頷かざるを得なかった。期末試験みたいに時間があるわけではない、5分間の短期決戦の中では、一年生は本気で勝ちに来るだろう、遠慮なんてしない筈だ。

 

「対戦カードはこっちがランダムに決めるぜ!それじゃあ一年二年!それぞれ別の待機場にて呼ばれたらグラウンドβに入場だ!その時まで誰が相手か分からねぇから楽しみにしとけよ!」

 

 プレゼント・マイクから説明は終わり、こうして交流戦闘訓練が始まったのであった。

 

 

「っしゃあ!一番ってわけでぇ、勢い付けるように勝っちゃいますよーー!」

 

 さて、そうして一年A組から最初に選ばれたのは、プレゼント・マイクとノリノリになっていた晴日軽二郎だった。

 

『おぉ!気合い入ってんねー!その勢いで二年生に黒星つけれるかぁ!?頑張りなぁ爆アゲ⭐︎Knightぉ!!』

「マイ先あざっす!!今の俺なら誰相手でも勝つ気満々っすよぉ!!」

 

 グラウンドβ上空に映された映像から、実況まで始めたプレゼント・マイクによりエールが送られて、テンション爆上げな晴日こと、ヒーロー名『爆アゲ⭐︎Knight』が入り口のスタート地点に立つ。

 

『そんな爆アゲ⭐︎Knightと戦う先輩ヒーローはぁああ!!コイツだぁああ!!』

 

 さらに、映像にルーレットが映し出され、二年A組ヒーロー達の名前が次々入れ替わる。しかし!今の自分はさっきのプレゼント・マイクの爆上げミュージックにてテンション最高潮!!負ける気がしねぇと思いながらルーレットが止まり、名前が表示された瞬間。

 

「あ」

 

 晴日の口があんぐりと開いた。

 

『あ』

 

 ルーレット動かした本人である、プレゼント・マイクも表情が固まった。

 

 

「「「「あ……」」」」

 

 二年側待機場でも同じ声が漏れて。

 

「「「「あ〜……」」」」

 

 一年側待機場では、この後晴日に起こる未来を誰もが見てそんな、諦めと同情の唸りが響いた。

 

 ルーレットに止まった名前は……。

 

『緑谷出久』であった。

 

『まぁ、その、なんだ……爆アゲ⭐︎Knight……Good Luck』

 

 さっきまでノリノリだったプレゼント・マイク先生は、十字を切ってからそう言い残し、通信は終了した。

 

 それと同時に、演出ではあるのだろうグラウンドβの方々からサイレンが鳴り響き、アナウンスが流れ出す。

 

『交流試合第一戦、一年A組 晴日軽二郎対二年A組 緑谷出久……試合開始します』

 

 無慈悲なアナウンスと共に、背後の入場ゲートが閉まった晴日は即座に閉まったゲートに向かって、そのゲートを叩きながら叫んだ!

 

「誰かぁあああああ!!たぁすけてぇええ!?殺されるぅうううう!!?」

 

 晴日軽二郎の死刑執行まで、残り4:53秒。

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