【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
488話 文化祭!再び!
10月、この時期の雄英高校は普段と異なる雰囲気により、浮つきは抑えられなかった。
「と言うわけで、今年も文化祭は行われる事になった、今年は外部からの客も招く事が決まった」
「「「「2度目の文化祭きたぁあああーー!」」」」
そう!雄英高校文化祭の時期である!!今年は昨年と違い、外部の客も参加できるようになった本来の規模での文化祭が執り行われる事になったのだ!!
「昨年同様、委員長であるこの飯田天哉が進行を務めさせていただく!!取り決めが遅れて公開授業とならぬ様に協力してくれ!!」
昨年はバンドミュージックとダンスで沸かしたA組、此度も決めあぐねないように、決まらねば自動的に公開授業となるぞと飯田から釘を刺されるが、やはり楽しみな皆が意見を次々と発表していく!!
「去年のリベンジだ!コスプレ喫茶やろうぜ!」
「お餅屋!その場でついて公開販売とか!」
上鳴電気は昨年駄目だったコスプレ喫茶を今年こそは!と早速手を挙げれば、麗日お茶子もつきたてを販売するお餅屋さんを提案した。
「そういや去年りんご飴とか、祭りっぽいやつが何故かあんまり無かったし……祭り屋台系の食べ物2種類とかできねぇかな」
「ならたこ焼きも提案させて貰おう」
砂藤は昨年、祭りには必ずあるはずのりんご飴が誰もやらなかったのと、ありがち系が見当たらなかったと屋台飯を提案、それに追従して障子も昨年出したたこ焼き屋をリベンジで提案した。
「ならば俺の暗黒学徒の宴も提案させて頂こう」
「じゃあ俺もアジアン喫茶リベンジで提案!」
となれば、昨年流れた自分たちの提案もリベンジだと常闇、そして瀬呂が意見を提案し、次々黒板が埋まっていく。
「よっしゃ!だったらオイラも提案するぜ!学生ソ」
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「と言うわけで、僕と蛙吹さんは"峰田実公開腹切り斬首ショー、feat.ヨロイムシャを提案します」
「賛成の方は挙手をお願い」
「んー!んーー!?」
またこいつやりやがったなと、飯田と八百万の進行から変わって緑谷と蛙吹が壇上に出て、簀巻きにされた峰田を逆さ釣りにしながら、峰田実の公開処刑を演目に提案したところ、満場一致で手が挙がったのだった。
今年の2-A組、出し物は『峰田実公開腹切り斬首ショー、feat.ヨロイムシャに決まったのである!!
さらば峰田実!!
さらば!もぎたてヒーローグレープジュース!!
「いや駄目に決まってんだろ、真面目にやれ」
流石に文化祭で処刑なんて許されるかと、久々に寝袋で寝ている姿を見たような相澤先生が目を覚まし、緑谷に注意した。
「先生ぇ……オイラ信じてたぜぇ」
マジで腹を切らされるかと思った峰田は、涙目で簀巻きにされたまま相澤先生に感涙の涙を流した。
「峰田……お前次言ったら退学な、本気で」
「ひぃいい!すいませんでしたぁ!!」
が、昨年と同じことを冗談でも繰り返した罪は重い。三度やれば『退学』だと相澤に釘を刺されるのだった。『除籍』を偶に突きつける相澤消太が『退学』を口にする事は殆どない、即ちこれはいよいよ本気という意味合いを持つのだ!
さて、また去年みたく『明日までに決めなければ公開授業』という流れになるか?とはならなかった、公平に多数決と話し合いもすんなり行われた結果……。
今年の2年A組出し物は『フルーツ飴&フルーツチョコスタンド』と、なったのである!
「去年のようにはならなかったな、成長が見て取れて嬉しいよ……じゃあ飯田は書類を明日朝までに持って来てくれ」
「分かりました!」
すんなりと決まって合理的でよろしいと、相澤先生は皆に語り、必要な書類の期限を飯田に伝えた。それと同時に授業終了のチャイムは鳴り響いた。脱皮するように寝袋から這い出た相澤が、そのまま退出するかと思われたが。
「午後のヒーロー実習はUSJで行う、全員バスへの集合に遅れないよう……あぁ、それから緑谷」
「え?あ、はい」
「放課後に話があるから職員室に来てくれ」
相澤より、緑谷へ放課後の呼び出しが行われたのだった。
「んだテメェ、インターンでまたなにかやったんか?」
爆豪が身体を向けて少しばかりニヤついて尋ねてきたので、緑谷はむっと顔を歪めた。
「失礼だなかっちゃん、
まるで僕がインターンの度にやらかしてるみたいな言い方を……まぁ、ちょっと監督不足みたいな事になっちゃったけどさぁ」
酷い言われようだが、今回は後輩の光活人に怪我をさせてしまった甘い判断をしたので、多分それかなと緑谷は思い出す。そんな緑谷は、確かあの『チンカ◯』こと、斥野力弥が確か、爆豪と同じベストジーニストの下で職場体験していた事を光から聞いたのを思い出した。
「で、チ◯カスは?キミやジーニストに迷惑かけなかった?」
斥野はキミやジーニストに迷惑かけなかったか?そう尋ねた緑谷に、爆豪は舌打ちした。
「主席で推薦組なだけあるわ、ジーパンも即戦力だと、一年前の俺だと吐かしてたよ」
「ふーん……」
例えチン◯スでも実力は本物なのだ、ベストジーニストと爆豪からも実力は文句無しの太鼓判を押されたらしい。しかし『1年前の俺』という単語から緑谷は、協調性の欠片も無い俺様ワンマン主義を◯ンカスは持っている事を理解し、想像するのも容易かった。
「で、コンパチビームマンは?」
その爆豪からは、緑谷が連れ回した光活人はどうなったかと尋ねられ、一度真顔になると笑顔に切り替えて爆豪に聞き返した。
「……聞きたい?」
「言えやさっさと」
「凄く成長したよ、ぐんぐん伸びてる……気になるんだ?」
話を聞きたいほど爆豪は、光活人が気になったらしい。いくらでも話すよと笑う緑谷に、爆豪は舌打ちして正面に向き直りこれ以上聞く事はなかったのであった。