【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】 作:ぶっこ抜きデク
「まだ痛む……くっそー……痛い」
「冷やしとくか?」
「直はらめぇえええーーー!」
訓練終了後男子更衣室にて、まだ痛むと椅子に座っていた緑谷に轟が冷気を股座に送ってあまりの冷たさに悶絶した。
「あーもう……ちゃんと着地先を選別しないといけないなぁ、かっちゃーん、ちょっと慰め……あれかっちゃんは?」
「爆豪ならさっさと着替えて出ていっちまったぜ?なんか最近あいつ、無口だよな」
爆豪に慰めてもらおうとした緑谷だが、すでに姿が無くなっていて、切島がもう出ていったと告げる。なんだか最近避けられていて寂しさを感じながら、股間の痛みが楽になってようやく立ち上がった緑谷は、自分も着替える為ロッカーに立ち、制服を取り出した。
「あぎゃあおああああーーー!!」
唐突に悲鳴が、男子更衣室に響き渡る、そして壁際に悶絶した峰田が顔を押さえて左右に転がっていたのを見て、緑谷はなんだどうしたと彼に近寄った。
「ど、どうしたの峰田くん!?何、何があったの!?」
「目がぁ、目がぁああああ!!」
「目って……え?何この穴?覗いたら刺されたのかーー?」
「緑谷くん!覗いたらダメだ!!」
峰田が目をやられた理由に、更衣室の壁の穴を見つけ、ここからやられたのかと覗く緑谷。緑谷は知らなかった、これが諸先輩が開けた女子更衣室を覗く穴という事を。峰田が見つけ、覗こうとして、飯田が止めたが耳郎のイヤホンジャックに目を刺された事に。
隣が女子更衣室と理解するのを遅れた緑谷は、その穴を覗いてしまったのだった。
一方で……その数十秒前に遡ろう。女子更衣室側。
「ありがとう響香ちゃん」
「なんて卑劣……すぐに塞いでーー」
「あ、緑谷が知らずに覗こうとしてるーー」
覗きに来た峰田を自らの個性にて反撃し、男子更衣室側の会話を聞いて察知した耳郎響香が、次は緑谷が覗こうとしていると言うと、麗日と八百万、そして蛙吹が赤面した。
「ええっと……今日そんなに可愛い下着じゃないんだけど」
「ま、まぁ、穴を塞ぐだけにしときましょう、彼は悪気なく覗いたりする方ではーー」
「あ!ねーねー皆、ちょっと面白いこと思いついちゃった!」
峰田の様に欲望からではなく、何があったのか案じての確認だから、塞げばよしという八百万達だったが、芦戸が提案した事に、女子は皆赤面した。
が……普段から彼の女子に対しての初心な反応は揶揄い甲斐があるため、それは面白そうだと皆が準備をし始めた。
さて、男子更衣室に戻ろう。
「えーーー」
緑谷は絶句した……その穴の先の景色は女子更衣室が映っていると。それで峰田くんは反撃にあったのかと、覗き穴から離れようとした瞬間……A組の女子全員が皆、制服に着替え終え、一列に横並びしているのを見てしまう。
芦戸が指を使って、指示するように穴の先にジェスチャーをする、待って、下を見て、皆が赤面しながら、それでいて揶揄うように挑発的に、スカートを……ゆっくりと、捲り上げて、そしてーー。
「かはぁあーー!!」
「うわぁあああーー緑谷が大量に出血したーー!?」
「何があった!!どうしたんだ緑谷ぁーー!」
壁一面に鮮血をぶちまけて、両方の鼻の穴から鼻血を垂れ流し、そのスプラッタシーンに切島と瀬呂が叫んだ、そして仰向けに倒れ、白目を剥く緑谷はうわ言のように呟く。
「い、いつつの、あかがいがひらいて、したぎがひとつ……」
「何を見せた!?何を見せたんだ女子達よーーー!お子様情緒には刺激が強すぎだろーー!!」
「流石にこれ見て羨ましいとかは言えねーよ大丈夫か緑谷ぁ!すぐ保健室、いや救急車だ!運べ運べーー!!」
出血量が危ういと、男子一同が緑谷を担いで救急車を手配し、何とか事なきを得た。一方で、芦戸に乗せられた女子たちは、やり過ぎたと反省するのであった。