※この作品はR-18です。

【原作完結】僕の脊髄ぶっこ抜きアカデミア【オリジナルストーリー開始】   作:ぶっこ抜きデク

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86話 流石にオールマイトも金的は回避する

『相当に拗れてるみたいだな、相澤くんのいう通りだ!』

 

 会合即、意見がぶつかり合い逃げと戦闘に別れた爆豪と緑谷に、笑顔のままオールマイトが距離を詰める!

 

「スタングレネード!」

 

 個性、爆破による目眩しがオールマイトの目をつぶし隙を作り、爆豪は飛びかかった。

 

「かかってこいだとオールマイト!!言われねぇでも!はなからぶがっ!?」

 

 しかし効いてなかった!オールマイトの巨木のような右腕が伸びて爆豪の顔面を鷲掴みにした!

 

「はあばへおぁあああ(はなせこらぁあああ)!!」

 

「いたたたたたたたたたた!?」

 

 その手から離れる為、爆発を連続で顔面に放つ爆豪に左腕で顔面を庇うが、さほど効いてないようだ。

 

『負けん気の強い!普通顔を掴まれたら、反射的にーー!?』

 

 爆豪に気を取られていたオールマイトだったが、ふと真下から殺気を感じ取る!まさか、逃げたのではないのかと斜め下に目線を下げるとーー。

 

「ま、まさか!?」

 

「いくぞ禁じ手その②!!ナッツパンチ!!」

 

「ううおぉおお!?」

 

 なんと、緑谷は逃げていなかったのだ!オールマイトは即座に爆豪を手から離し、緑谷の禁じ手ナッツパンチを回避した!

 

「た、体育祭の!?それはヴィラン役の私が使うべきではないかね!緑谷少年!?」

 

「オールマイト!貴方の師から手解き受けて、見せず終いなんてしませんよ!いざ!!」

 

 あの時の逃げの旋回もブラフ!台詞すらブラフ!爆豪が突っ込んだ隙を利用し、ナッツパンチで牽制した緑谷が前に出た!

 

 

 

「あ、相変わらずだな、緑谷くんは……」

 

「オールマイトも……やはりナッツパンチは回避するか」

 

 期末試験最後の組、爆豪&緑谷VSオールマイトは、A組全員が自動的に鑑賞する形となり、禁じ手ナッツパンチをまさかの初手発動から回避という事態に、飯田と轟が言葉を漏らした。

 

「まさか……逃げると見せかけて爆豪を囮にして懐に入るなんて」

 

「あんまり褒められた物じゃねーが、けど!一泡吹かせやがった!緑谷のやつ!!」

 

 しかも、互いの仲違いを利用した動きという、手のひらで爆豪を操る様を見て、どうもB組のケツを破壊された金髪が見え隠れすると瀬呂と切島が思いながらヒートアップする。

 

『あの爆豪とかいう子……相当苛立ってるわね、何かヤケを起こさなきゃいいけど』

 

 そんなA組のエキサイトをよそに、リカバリーガールは、地面を舐めて立ち上がる爆豪の様に胸騒ぎを覚えていた。

 

 

 

「まずは、レッキングスタイル!!」

 

「むっ!?」

 

 職場体験前の組み手、そして体育祭の轟戦で見せた紫色の禍々しい殺気が!真っ赤な鮮やかな殺気となって身に纏い、オールマイトに迫り来る!!

 

「えやぁああ!!」

 

「!!」

 

 体重差や筋力差がある、それだけでダメージが軽減される筈。しかして緑谷少年の踏み込み右ストレートを両腕ガードで防いだオールマイトが、鋭い痛みを感じて顔を歪めた!

 

『これは!?筋肉の薄い場所を!?そんな殴り方があるのか!!知らなかったよ!!』

 

 力だけの殴打に有らず、失われた武術の、人体破壊の知恵を垣間見えたオールマイトは感心してしまった。グラントリノ下で手に入れた力はそこまでと嬉しくなってしまう。

 

「まだまーー」

 

 だが、その瞬間……緑谷の身体が爆風で横に吹き飛んだ。

 

「がはっーー!!」

 

 爆炎に吹き飛ばされ、転がり、うつ伏せに倒れる緑谷。それを見て、ゆっくりオールマイトに歩み寄って来る、爆豪の姿。

 

「邪魔してんじゃねぇよクソヴィラン……テメェの出る幕なんざ、この試験にはねぇんだよ!!」

 

 まさかの不意打ちによって爆豪は緑谷を無理矢理引き剥がし、オールマイトとの再衝突を開始した。

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