※この作品はR-18です。

暗黒邪淫伝説RALL   作:guzu_gen

8 / 11
(8)

 ユリアが育った隠里(かくれざと)の男達は、ドロスの命令でユリアの口と肛門を犯しながら……ただただ、困惑していた。

 王女が……自分の一物を口と肛門で食わえ込んでいた。

 最愛の恋人に奉仕するような表情で、一物を熱心にしゃぶり続けていた。

 娼婦がやるように腰を振り続けていた。

 しかし……その口から出るのは……女達の名前……ユリアに仕えていた侍女達の名前だった。

「え……えっと……」

「な……なんか……萎えるな……」

 たしかに、隠里(かくれざと)の男達の多くは、ユリアを犯す事を夢想していた。ユリアを屈服させる日が来る事を望んでいた。

 妻や恋人とやる時や、女を強姦する時や、娼婦を買う時も、相手がユリアだと妄想した事も一度や二度では無かった。

 しかし……誰も望んではいなかった。

 あくまで、正気のユリアを自分の所有物(モノ)にしたいと願っていただけで……「自分の相手は自分が最も愛する者達だ」という妄想に逃げ込んだ……ありていに言えば狂女と化したユリアを犯したいなどと思っていた訳では無かった。

 しかも……ユリアの妄想の中では、ユリアを犯しているのは……同性(おんな)。

「いい加減にしろッ‼」

 バシっ‼

 とうとう、ユリアの尻を跡が残る程に強く平手打ちした男が出た……。

「あん……そうです……。フェイ……リウリ……ヒュウ……淫らな私をもっと罰して下さい。もっと私を躾けて下さい。いつか、男の人に嫁ぐ事になっても……私の心は、貴女(あなた)達だけの所有物(モノ)です。どうか……私自身に判らせて下さい……身分は王女でも心は既に貴女(あなた)達の奴隷だと云う事を……。お願い……貴女(あなた)達の手で、私を壊して……」

「え……えっと……もう壊れてねえか、この王女(アマ)……」

 余りにも間抜けな一言だったが、そう言わざるを得なかった男を誰が責められようか……。

 如何なる理由かはともかくユリアを憎みきっているらしいドロスも、余りに予想外の事態に顔に手を当てて固まっていた。

「ドロス……」

「え……あ……ラ……ラモー・ルー様?」

 闇の中から静かな……しかし威圧感に満ちた声がする。

「てぬるい……何をやっておる?」

「し……しかし……」

「まぁ良い……この王女を正気に戻せる可能性は残っている。私の部屋に連れて来い」

「わ……判りました」

「お前も来るのだ。お前自身が、このユリアを嬲る為の良い道具になる」

「は……はぁ……」

「お前も1つぐらいは良い仕事をしていたな……。深く考えずに打った一手だっただろうが……その一手の御蔭で、この王女を正気に戻した上で地獄に堕とす事が出来そうだ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。