※この作品はR-18です。

僕の個性はデスアクメ!   作:ボブボブリー

11 / 15
時系列や粗は無視でお願いします。


ミルコ IF

 眞司がクラスメイト達と駅で別れ、向かった場所は二つ先の駅だった。

 電車で揺られること十数分、電車を降り改札を出た途端、眞司の首に腕を回された。

 

「よく来たな!阿久津眞司!」

 

 そう言ったのはプロヒーロー、ミルコだった。

 

「見たぜ体育祭!エンデヴァーの息子にあと一歩ってとこで負けやがって!しかも私のルナフォールを使っておきながら外すとか本当にありえねぇぞテメェ!」

 

 彼女は拳を眞司のこめかみに当ててぐりぐりとした。

 しかし、口調とは裏腹に、その様子は楽しげで新しいおもちゃを手に入れた子供の様に笑顔だった。

 

「あのっ…ミルコさん!当たってます!当たってますから!」

 

 ミルコの拳だけではなく、絹の様な肌触りの髪や豊満な胸が眞司の頭に押し当てられ、思わず顔が真っ赤になっていた。

 

「お、興奮してんのか?このエロガキが!」

「そ、そんなんじゃ無いですよ!」

「っま、そんな事どうでもいいから、さっさと着替えてこい。持ってきてんだろ?コスチューム」

 

 ようやく開放してくれたミルコが指差した先は、駅構外にある男子トイレだった。

 

「…あそこで、ですか?」

「嫌ならここで着替えてもいいんだぜ?」

 

 先程の事もあり通行人が眞司達の事を見ていた。

 

「……わかりました着替えてきます!」

「早くしろよ!」

 

 ミルコの声を背に受けながら男子トイレに入ると、たまたま個室が全て空いていたので一先ず入り口に近い個室に入った。

 

「もう…無茶苦茶だよあの人……」

 

 眞司は体育祭後、初めてのホームルームの時にヒーロー事務所から少なくはない指名を貰っていた。そしてその際、職場体験先に眞司が憧れるヒーロー、ホークスから指名が来ていた。

 眞司としてもホークスの所へ行きたかったが相澤から言われた。

 

「ミルコはサイドキックも居ないしチームアップもしない。珍しい人からのご指名だ」

「え…でも…」

「いいか阿久津、それにこれは滅多に無い機会だ。他のヒーローのとこならインターンでも行ける可能性がある…だが、ミルコが指名を入れるのは初だ。折角のチャンスをお前はドブに捨てるのか?」

「わかりました…」

 

 そう相澤に勧められ、眞司は職場体験先をホークスからミルコに切り替えたのだった。

 

「相澤先生に騙されたのかな…?」

 

 今にして思えば、指名が発表されてから相澤は可能な限り眞司を避けていた様に思えてしまう。ついでに言ってしまえば、入学初日の個性把握テストの時も合理的虚偽という前科がある。

 そして眞司の知らぬことではあるが、雄英体育祭後から毎日のようにミルコから相澤へ鬼電が掛けられうんざりし、ついうっかり「行かせる」と口を滑らせてしまった為に、眞司が送られたという経緯があるのだがそのことは当分、眞司が知ることは無いのだった。

 

「帰ったら相澤に聞いてみないと……」

 

 何も知らない眞司はそうひとりごちながらも着替え進め、ズボンに手を掛けた瞬間、突如として激しい音を立てドアが蹴破られた。

 

「何時までチンタラ着替えてんだ!時間かけすぎだぞ!」

「待ってくださいよ!まだ2分も経ってないですよ!?」

「はぁ?2分もあれば十分着替えれるだろ!」

「でも……」

「じゃあ何だ?お前はヴィランが出た時にもそうやって、今着替えるから10分待ってて下さいってヴィランに言うのか?」

 

 眞司の動きが止まった。

 ミルコの言う通りだった。

 今、眞司の目の前にいるのは現役のプロヒーロー。

 ヒーローの仕事は人々を守り、ヴィランを倒すことだ。

 ホークスでは無くミルコという事で、眞司の中で下に見ていたところも無くはなかった。

 ヒーローに上も下もない。ただ人々の安全を最優先に考えるのがヒーローなのだ。

 そんな眞司の内心を見透かしているように、ミルコがジッと見ていた。

 

「あと5…いえ2分待って下さい!」

「早くしろよ」

 

 その後、コスチュームに着替えてミルコの前に立った。

 

「じゃあまず、お前に聞くがヴィランが現れたらどうする?」

「えっと…まず市民を避難させてから可能な限り市街地に被害を出さないようにしてからヴィランを確保する。ですか?」

「馬鹿、凶悪ヴィランだった時、もっと被害が出る場合があるだろ?だからな」

「だから?」

「ヴィランは見つけ次第、蹴っ飛ばして警察に連れてく!よし、じゃあ行くぞ!」

「えっ、もうですか!?それに荷物はどうしたら…!」

「そんなもんコインロッカーにでも突っ込んどけ!ほら行くぞ!!」

 

 そう言うや否やミルコは駆けだしてしまい、眞司は慌ててコスチュームケースや着替えの入ったリュック等をコインロッカーに放り込み、急いでそのあとを追った。

 

 

 今日だけで銀行強盗、車両盗難、そして突発的な個性犯罪2件を瞬く間に解決してしまった。

 現在は新幹線に乗り、別の地域に移動している。彼女は駅に着くまで仮眠を取っていた。

 一方で眞司は初めて乗る新幹線に興味津々でずっと周りをキョロキョロしていた。

 窓の外を見ていると高速で景色が流れてゆくのが、見ていて飽きなかったが徐々に日が落ち始め黒の割合が多くなってゆく。駅に着く頃にはすっかり暗くなるのだろうなと眞司は思った。

 事務所を持たないミルコは全国を転々としていた。曰く、「そっちの方が色んな奴とヤれて楽しい」との事だった。

 緑谷から事前情報として色々聞いていたが、やはり知識と経験は違うものだと実感した。

 

『あとミルコはコスチュームがいいよね!』

(…?……あれ…そんな事言ってたかな…?)

 

 眞司は記憶にない緑谷の発言を疑問に思い、職場体験先を決めた日の事を思い返した。

 相澤に言いくるめられた眞司はクラス1ヒーローに詳しい緑谷に聞きに行ったのだった。

 

「えっ、阿久津くんミルコから指名貰ったの!すごいなぁ、ミルコは事務所を持たないから普段は全国を転々としていて………」

 

 と、緑谷の長々とした解説を聞いてる最中に峰田が乱入してきた。

 

「なぁなぁなぁ阿久津、聞いたぜお前!ミルコんとこ行くんだってな!ミルコってばよぅ…おっぱいと尻もいいけど何と言ってもコスチュームがいいよな!!半分尻が見えてる機能美つーかさ!至近距離からあの絶景を拝んでみたいぜ!!何なら言っちまうとさ、もっとこう食い込みの角度が……」

 

 突然、峰田の姿が見えなくなり緑谷と共に辺りを見回すと、

 

「阿久津ちゃん、緑谷ちゃん、ちょっとごめんなさいね」

 

 峰田が熱く語っているところを蛙吹がふん縛り吊るし上げていた。

 眞司と緑谷はそれを苦笑いしながら見ていたのだった。

 

 

「あれかぁ…」

 

 緑谷と峰田が長々と話しているのがいつの間にか、記憶の中でごっちゃになっていた様だった。

 峰田の言葉を思い出し、ついミルコを意識し見てしまう。

 整った顔立ちに均整の取れた肢体、褐色の肌に白い髪が冴えている。顔を見てみると汗で髪が少し額に張り付いている。そしてコスチュームが眞司の男の部分に微かに欲情を抱かせる。

 

(…やっぱり峰田くんの言ってた通りミルコさんのコスチュームも…いやいや!そんなんじゃ……でも…)

 

 新幹線の揺れでミルコの胸が揺れるのをつい見入ってしまい車両がその速度を落とすのに気が付かなった。

 新幹線が駅に着き、アナウンスが流れると同時に目を開け、一気に立ち上がった。その時ミルコの下腹部が眞司の目の前に来た。

 ミルコが立ち上がるのを見て、眞司は慌てて顔を逸らした。

 

「よし、着いたな!さっさと荷物持って行くぞ…って、何してんだ?」

「いえ…何でもありません…」

「…?……まあとにかく行くぞ」

「何処にですか?」 

「今日の宿にだ」

 

 二人は駅を出て、雑多な雰囲気の飲み屋街を通り抜けた先にある建物の中に入っていった。

 中は仄暗く、エントランスには誰もいなかったがミルコは慣れたように、大型モニターへ近づき部屋を選択するとカードキーが機械から出てきたので、それを取るとエレベーターに乗り部屋に向かう。

 

「すごく綺麗なホテルですね」

「良いだろここのラブホ」

「え、ラ、ラブホ!?」

 

 思わず眞司の声が裏返る。外泊をしたことが無かった上に宿泊場所がラブホテルということで頭が真っ白になった。

 

「何だよ、うるせぇな。事務所ねぇからこういうとこで十分だろ。ほら、入るぞ!」

「ぇ…ぁっ…!」

「置いてくぞ!」

 

 一瞬、眞司は微かな声を持って抵抗しようとしたが、ミルコの一言に押されて着いていくしかなかった。

部屋に入ると、豪華な内装に巨大なベッドが中央に鎮座してその存在感を、薄暗い照明と鏡張りの壁がムードを煽る。

 

「えっと…部屋一つでいいんですか?」

 

眞司はと質問すると、ミルコがとニヤッと笑いながら言った。

 

「別々に取るの面倒くせぇだろ。お前、怖ぇのか?」

「そんなんじゃないですけど…!」

「そんなんじゃないなら何なんだ?」

(こんなとこでミルコさんと…)

 

 そんな眞司の内心も知らず、ミルコはコスチュームのままベッドにドサッと座り

 

「疲れたな。シャワー浴びて寝るか」

 

 そう言いながらミルコは靴を脱ぐ。太ももが露わになり、眞司は目を逸らそうとするけど、鏡に映るミルコの姿につい視線が吸い寄せられる。

 

「お前も座れよ、何時まで突っ立ってんだ?」

 

 眞司はベッドの端に恐る恐る座る。

 

「そこじゃ狭ぇだろ、もっとこっち来いよ」

 

 腕を引っ張ると勢い余ってか、眞司の肩がミルコの胸に当たり、「うわっ!」と声が出てしまった。

 

「んだよ、うるせぇな」

 

 眞司の事はあまり興味がないのか、気にせずに更にコスチュームを脱いだ。

 見てはいけないと思い、膝を握りしめカーペットを見つめていると、パサリと脱いだコスチュームをベッドの上に置く音が聞こえた。

 

「んじゃ、風呂入ってくっから好きにしとけ」

 

 視界の端にミルコの生足が映り僅かに眞司の体が跳ねた。

 浴室の扉が閉まる音が聞こえ、ほっと息付き顔を上げた途端、

 

「あと私のコスチュームには触るなよ」

 

 垂直に5センチ程浮いた。

 その後、シャワーの音が部屋に響き渡る。浴室の方を見ると、曇りガラス越しにミルコのシルエットが浮かび、思わず見入ってしまう。

 脈拍が早くなるのを感じながら、眞司は隣を見た。そこには脱ぎ捨てられたミルコのコスチュームがあり、震える手を慎重に伸ばし、それに触れた。

 脱ぎたての為か、温もりが指に伝わってきた。

 

「いや…こんなことしたらダメだ…」

 

 指を引っ込めてどぎまぎしていると、やがてミルコが風呂から上がった。

 

「おっまだコスチュームか、さっさと脱いで風呂に入れ」

 

 ミルコは一糸纏わぬままで部屋に戻ってきた。

 形のいい胸とピンクの乳首そして秘部が見え、また顔を下げた。体や耳からはまだ水滴が滴り、落ちる音が聞こえた。眞司の前を通るとシャンプーの香りが鼻をくすぐった。

 何も見ないようにしながら服を脱ぎ、浴室に入るとシャンプーの残り香がまだ残っていた。

 体の一点に血が集まるのを感じた。

 

「いやいや、落ち着け落ち着け落ち着け…」

 

 冷水を思いっきり浴びせると縮みあがり、多少落ち着くことが出来た。

 シャワーから上がると、ミルコはバスローブを着てベッドの上で胡坐をかきながら、どこから持ってきたのかビールを片手にスマホをいじっていた。

 

「私は報告書書いたら寝るからベッド入ってもう寝てろ…明日も早えぞ」

「は、はい…」

 

 眞司は曖昧に頷き、持ってきたTシャツと短パンに着替えて

 ミルコがバスローブのままシーツに潜り込む。

 

「え、おれもここで…?」

 

 戸惑うけど眞司に対して笑いながら

 

「何だ?床で寝たいのか?」

 

「いえ、そうじゃなくて…」と慌ててシーツに潜り込む。

 

 ベッドは広く距離はあるはずなのに、ミルコのシャンプーの香りとバスローブから覗く褐色の肌が気になって、眞司は目を閉じてもなかなか眠れなかった。

 

(こんな近くでミルコさんと寝るなんて…)

 

 そう思うと、心臓の鼓動がやけにうるさかった。ミルコは缶に残ったビールを一気に煽ると空いた缶をサイドテーブルに置きベッドに潜り込んだ。すぐに寝息を立て始めた。同じベッドで誰かと寝る事を意識すればする程顔が熱くなってゆく。

 眞司は好奇心から、体をミルコの方に向け少しだけ目を開けると、ミルコの白い耳が暗闇の中でピクピク動いてるのが見える。「寝てる時もウサギっぽいんだな…」と眞司は心の中で思った。

 やがて疲れが勝ったのか、眞司も目を閉じ、ミルコの寝息に合わせるように眠りに落ちていった。

 

 

 

「昨日はあんまり寝られなかったな…」

 

 と、ミルコの後ろを付いて走る眞司はあくびを噛み殺しながらそう呟いた。

 眠りが浅いのは普段からなので今更気にすることは無かったが、若い心と体を持つ眞司にとってはニ重の意味で眠ることが出来なかった。

 

「ちゃんとついて来いよ」 

 

 そう言うミルコの声に覇気は無く、寝不足には見えないが調子が悪いように見えた。

 朝から息が荒く、顔も赤い。どこか体調が悪いのかと聞いたら、「お前には関係ない」の一点張りだった。

 昼過ぎに強盗事件を解決し、警察に引き渡した後でソレは起こった。

 

「……あ〜...クソッ!よりにもよって今来やがったか…」

 

 そう呟くミルコの頬は朝よりも赤く上気していた。

 

「あの…大丈夫ですか…?」

「……今日のヒーロー活動は終了だ…帰るぞ」

 

 ミルコは眞司の手を掴みラブホテルへと戻って行く。

 手袋越しに彼女の熱が伝わって来るように思えた。

 部屋に入るなり

 

「ミルコさん、その……どうしたん…ですか…?」

「発情期に入っちまった」

「発情期ってどういう…」

「こう言う事だよ」

 

 言うや否や、ミルコの舌が乱暴に口内へ入りこみ、眞司の舌と絡み合い、ぴちゃぴちゃと水音が室内に響き渡る。

 その官能的な舌の動きに眞司の理性が溶けていくのを感じた。

 

「ぁん…ふぅ…♡」

 

 豪快なミルコから色っぽい喘ぎ声が零れ落ち、眞司の熱を一層煽り硬くそそり立ったペニスがズボン越しにミルコの下腹部に押し当てられた。

 

「お前も準備万端じゃねぇか♡」

 

 唇が離れ、眞司のペニスを見つめるミルコの目はまるで肉食獣の様だった。

 ミルコは左手を壁に付け、右脚を右腕で抱えるように持ち指でコスチュームとピッタリ閉じた秘肉を見せつける様に開いた。

 

「ほら♡お前の硬いチンポで、私の濡れたマンコをぐちゃぐちゃにかき回せ♡」

 

 眞司はズボンのチャックを降ろし、取り出したペニスをミルコの愛液が滴る秘部に挿入した。

 

「…んッ、オ゛ォ゛♡……お前、思ってたより…いいチンポしてんな♡」

 

 ミルコの膣内は愛液が糸を引くほどに濡れ、媚肉が竿を放さないとばかりにきつく締め付ける。

 

「まだ、イクんじゃねぇぞ♡まだ私がイッてねぇからな♡」

「は…い…!」

 

 眞司はそう言うだけで精一杯だった。

 ぎこちない動きで腰を前後に動かす。

 

「オ゛ッ♡オオオオ」

 

 室内に肉がぶつかり合う音がこだまする。

 

 

「ごめんなさい!出ます!!」

 

 中に出すのはダメだと思った眞司はそう言ってペニスを引き抜き、途端に勢いよく飛び出た精液がミルコの腹や胸を汚していった。

 興奮と絶頂で、眞司は軽い目眩を起こしていた。

 

「先に…♡イキやがって…♡」

「…え?」

 

 ミルコは眞司を熱い視線で睨め付けながらそう言った。そして彼女はまだ快感のショックが抜け切らない眞司をベッドに押し倒し、その上に覆いかぶさり熱い息を吐いた。

 

「私を満足させるまで終わらせねぇぞ♡」

 

 彼の体を押し倒した彼の体から乱暴にコスチュームを剥ぎ取った。そして再び濡れた秘部を竿に擦りつけ、そのまま挿入した眞司の体中に電流が走った。

 

「うっ…あっ…!」

 

 呻き声を漏らす眞司に、ミルコは鋭い笑みを浮かべる。腰を上げ、そして力強く打ち付けるように腰を下ろした。

 

「おらっ♡ ♡」

 

 パンパンとリズミカルに響く。ミルコの甘い吐息と喘ぎが混ざり合い、眞司の鼓膜を震わせる。視界の端で、白い耳が熱に揺れるのが見えた。

 ミルコになすがままの眞司だったが、限界はすぐそこまで迫っていた。

 

「また…出ます…!」

 

叫び声とともに全身が震え、眞司の精液が熱くミルコの内を満たす。だがミルコは俯いたまま、まだ甘美な余韻に浸っている。

ミルコは静かに体を倒し、眞司の耳元で低く囁く。

 

「何だよ♡ 二回も先にイキやがって…私を満足させろって言ったよな?」

 

 ミルコの張りのある胸が擦りつけるたび、眞司の背中に熱が走る。白い耳がかすかに震え、彼女の発情は留まるところを知らない。

 

「次はお前が動けよ♡ 私をイかせてみろよ♡」

 

 ミルコは眞司から体を離し、体位を入れ替えて眞司が上になる様にした。

 そして大胆に脚を広げ、少し広がった割れ目から愛液と精液が溢れさせていた。眞司の視界は、そこに集中せざるを得ない。

 2回も精を放ったがまだペニスは固く屹立していた。

 眞司は震える手で自身を握り直すと、ミルコの奥へと慎重に押し入った。

 ぐちゅっ、と湿った音が響いた瞬間、眞司の背筋にぞわりと電流が走る。

 熱く、柔らかく、蠢くような彼女の内が、まるで彼を離すまいと絡みついてくる。

 

「うぁ…っ、ミルコさん…中、すごく熱いです…」

 

 息を荒げながら呟くと、ミルコは艶やかに笑みを浮かべ、細かく腰を揺らしながら唇を噛んだ。

 

「なにビビってんだよ…もっと奥、突いて来いよ♡」

 

 その挑発に、眞司の喉が鳴る。

理性を絡め取られるような熱に呑まれながら、彼はゆっくりと、しかし確かに腰を動かし始めた。

 ぐちゅっ…ぐちゅっ…と濡れた音が深く響き、ミルコの喘ぎは甘く、しかし荒々しさを帯びていく。

 

「オ゛ッ…いいぞ…♡ もっと強く…」

 

ミルコが手を伸ばし、眞司の手を自分の胸へ導く。柔らかな弾力が掌に伝わり、全身の血液が沸騰するようだった。

 

「ミルコさん…気持ちいい、ですッ…!」

 

 その声とともに腰の動きは激しさを増し、快感を貪る様に激しく突いた。二人の呼吸が一つに重なる。ミルコの締め付けは最高潮に達し、声は次第に響きを帯びていった。

 

「ぁんっ…そこだ…♡ もっと…抉れ…!」

 

 眞司は「僕も…また…!」と声を絞り出すが、ミルコは鋭く脚を絡めて制した。

 

「まだだ♡ 一緒にイくぞ…!」

 

肉がぶつかり合う音と、互いの絶頂の声が重なり合う中、二人は同時に頂点を迎えた。眞司の体が大きく震え、ミルコの膣内に熱い精液を放つ。

 ミルコはその熱を全身で受け止め、甘い声を漏らしながら、力尽き、彼女の上に覆いかぶさる様に倒れた眞司をミルコは強く抱きしめた。

 

 

 甘い微睡みの中で眞司が目を覚ました。こんなに寝ることが出来たのはここ数年で初めてだった。

 まだ頭がぼんやりし、もう少し寝たかった眞司は目の前にある肉の谷間に顔を埋めて、相手の体を抱き締めた。

 

「あっ、テメっ………まぁいいや、もうちょい寝とけ」

 

 そんな彼女の声が彼の耳に届いたが、それよりも今は眠気と肌の温もりに浸っていたかった。

 ミルコが慈しむ様に彼の髪を指で梳きながら頭を撫でていた。

 しばらくして、

 

「あ…ミルコさん…おはようございます…」

 

 まだ寝ぼけているのか、眞司の声はフニャフニャしていた。

 

「おぅ、やっと起きたか」

 

 そう言いながらもミルコは眞司の毛先を弄んでいた。

 数瞬して、眞司は今の状況を理解したのか顔を赤くしてミルコから離れようとしたが、今度は眞司が抱き締められ動けなくなってしまった。

 

「さっきから考えてたけどな、お前卒業したら私のとこに来いよ、サイドキックにしてやる!」

「急にそんな事言われても…」

「私のサイドキックになったら何時でも抱いてやるよ。体の相性も良いみたいだしな」

「抱くって…」

 

 眞司は昨夜の事を思い出したのかミルコの太腿に硬く熱いモノが触れ、眞司の顔を見ると彼は恥ずかしそうに顔を伏せていた。

 

「興奮してんのか?このエロガキが」

 

 それを同意だと認識したミルコはニンマリと笑顔を浮かべて眞司に飛びつき、それからまた行為が始まった。

 

 

 近い将来、ミルコに一人のサイドキックが付くのはまた別の話。

 

 




感想や評価を頂けると嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。