おれと葉隠さんの指先が微かに触れた。慌てて手を引き、
「葉隠さん、大丈夫…?」
「う、うん…大丈夫だよ……それよりもお茶子ちゃん!ちょっと私達、用事思い出したからそろそろ行くね!」
今日はクレープを食べに来るという事以外特に予定は無かった筈だった。そんな葉隠さんの言葉におれは驚いて思わず尋ねた。
「えっ!急にどうしたの葉隠さん?!」
「じゃあまた明日ねお茶子ちゃん!さ、行こ阿久津くん♡」
そう言って葉隠さんは強引におれの腕を引く。
「…ちょっと……!」
呆然とした顔で置いてけぼりにされた麗日さんの顔が見えた。
そしてポツリと言う声が聞こえた。
「どうしたんやろ、あの二人…」
おれは葉隠さんに腕を引かれ、商店街を抜けて街の大通りを歩いていた。
すると、葉隠さんは裏路地の奥におれを引きずり込む様に入って言った。
「もう駄目!私もう限界!!」
「葉隠さん、限界って何が……!」
葉隠さんの唇で俺の口が塞がれた。腕が首に回された。彼女の視えない舌が俺の口の中を掻き回す。淫靡な水音が裏路地に響く。
「阿久津くんのせいなんだからね...!さっき私の手触った時にイキそうでイケなかったんだからね!」
おれの右脚を挟む様に葉隠さんの熱く濡れた感触がする。
「イッ…ク…♡」
おれの首に絡んだ腕が強く食い込んだ。身体は痙攣し、視えないはずの葉隠さんの身体から、熱い潮が噴き出すのが感覚的に伝わる。
絡んでいた腕がするりと解ける。そして葉隠さんは俺のチャックを降ろし、俺のペニスを取り出しそのまま根本から丁寧に舐め始めた。
「…ン、阿久津くんが…チュ…悪いん…だからね…今までデート…クチュ…しておいて…全然私に…手を出さなかった…こと怒って…るんだから…ね…!」
俺は彼女に一方的に責められイキそうになった。
そんな俺の様子を見て葉隠さんはペニスから口を離した。
「イキそうなんだね、阿久津くん…♡でも駄目だよ、出すのはこっちはじゃなきゃ…♡」
そう言って葉隠さんが着ているワンピースの肩がはだけブラジャーがあらわになった。
目に見えない温かく柔らかな胸の感触がペニスを包みこんだ。
「阿久津くんのおちんちん大っきい♡今私何してると思う?」
「何って…その…」
亀頭から粘液が溢れて裏路地に入る微かな光が反射してその形を顕にする。
「ちゃあんと言わないと…イカせてあげないよ♡」
「葉隠さんの胸で…」
「ダーメ♡どうやって阿久津くんのおちんちんをゴシゴシしてると思う?♡」
「葉隠さんのおっぱいで」
「はーい♡よく言えました♡じゃあイカせてあげるね♡♡」
葉隠さんはおれのペニスを胸で強くシゴきその勢いは早くなっていった。
「葉隠さん…!出る…!!」
放たれた精液は葉隠さんに降り注ぐことは無く、彼女の口内に消えていった。
「あくつくんのせーえき……ンクッ、すっごく濃いね……♡♡」
葉隠さんはおれが口内に放った白濁した精液を一度見せてから飲み下してみせた。
「じゃあそろそろ…イッちゃおっか…♡」
路地の反対側の壁に背を任すとワンピースのスカートをたくし上げ、下着が見えた。下着には黒いシミが煽情的で
「ほらほら…♡どーていの阿久津くんは一発で入れられるかな…♡」
僕は意を決し、壁ドンの体勢で葉隠さんの秘所に狙いを定めて、一気に挿入した。
「すご…い…」
「それダメッ♡もうイク♡イクッイクーッ♡♡」
そのまま僕と葉隠さんは同時に達した。
すると彼女は個性の制御が不安定になったせいか姿が浮かび上がってきた。
「葉隠さん...!見えてるよ」
「…っえ!…ヤダヤダ!見ないでイッちゃってる顔見ないでっ!♡」
また葉隠さんの膣内はまた収縮して体は絶頂で痙攣していた。彼女は半透明な顔を半透明な腕で隠していたが、僕はそんな葉隠さんをもっと見たかった。クセのある薄緑の髪も、透明感のある白い肌も、僕の手で淫らに乱れているその顔をもっともっと見たかった!
何も考えられず彼女の手を握り締めながら腰を振った。
「好きだよ、葉隠さん…!だからその顔、もっと見せて…!!」
葉隠は俺の個性の影響で口からは涎を垂らし、潮を吹きながら連続で絶頂していた。
「ぞれ゙!ゾレ゙ダ゙メ゙な゙の゙♡じん゙じゃ゙ゔじん゙じゃ゙ゔイ゙ッ゙ぢゃ゙ゔーーッ♡♡♡」
僕もまた、葉隠さんの膣内に精を吐き出した。
葉隠さんはは透明では無くその姿がはっきりと見えていた。彼女は荒い息をつきながら股からは尿と精液が漏れ、太ももを伝っていった。
そのあまりに無防備な姿は、一度は収まった本能に火を点けるには十分だった。その見て興奮した僕は彼女を抱き抱え絶頂し続ける葉隠さんを何度も抱き続けた。
「あく…つ…くん…♡出しすぎ♡♡」
その後、おれは葉隠さんが個性を使えるようになってから、出来るだけ綺麗にしてからおんぶして帰ることにした。
「もーっ!酷いよ阿久津くん!私もうイキ過ぎて全身痛いしお股も痛いしもう最悪!」
そう言って葉隠はおれの頭や背中をぽかぽかと殴りつけた。
「危ないよ、さっきからずっと謝ってるし…それに葉隠さんが焚きつけたんじゃ……」
「この埋め合わせをしてもらうまでもう絶対許さないからね!」
「わかったよ……それで埋め合わせって何をすればいいの?」
「今度はご飯をご馳走してもらって、綺麗な夜景を見に行って…」
それから彼女はおれの耳元に口を近づけて言った。
「また…エッチしよ♡」
葉隠の誕生日を思い出して急遽書きました。
出来れば誕生日に間に合わせたかったです…
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