ラブライブ! Another 一つ屋根の下で 作:伊崎ハヤテ
俺「俺とデュエルしろぉぉ!」
穂乃果「ファイトだよっ!」
・番外編です
・ただデュエルするだけです
・遊戯王が解らない、興味がない方はブラウザバックを推奨します。
・僕自身架空デュエルを作成するのが初めてなのでグダグダかもしれません。
それでも良い方はどうぞ。
カード表記に指摘を頂いたので修正しました。フォーミュラーだと正しい気もするんだけどなぁ。
「ねえ、デュエルしようよ」
唐突に穂乃果がそう言った。
「デュエルって、穂乃果は遊戯王解るのか?」
「うんっ! 小さい頃はよくアニメ見てたしね」
えへへと笑ってカードの束を取り出した。一番最初を「ジャンク・シンクロン」が飾っていた。
「シンクロンデッキか。俗に言う『ジャンド』って奴だな」
「うん。穂乃果ね、μ’sが9人になった時、このデッキのことを思い出しちゃった」
「どういうことだ?」
俺の問いにデッキをきゅっと大事そうに握って答える。
「初めて9人で踊ったライブが成功したとき、『ああ、この9人で廃校問題に立ち向かうんだな』って考えたんだ。そしたらチーム5D’Sの絆を思い出したんだ」
デッキから「ジャンク・シンクロン」を取り出し、微笑む。
「遊星くんを中心に、皆で困難に立ち向かう。丁度私達と同じだなって。一人一人弱くっても、団結すれば大きな力になっていくんだって。そう思ったら急に懐かしくなって、押し入れに入ってたデッキを掘りだしちゃった。そしたら――」
そこまで説明されて笑みがこぼれた。
「なるほど、それでデュエルしたくなったと」
「平たく言えばそうなんだけど……、悠くんデッキは持ってるの?」
彼女の問いに俺はにやりと笑うと鞄からプラスチックのケースを取り出した。
「あっ、デッキケース!」
「俺の学校でもデュエルは流行っててな。俺もつい最近復帰した。遊星のストラク出てたし、買って自分なりに強化した」
「へぇ~! 遊星くんのストラクが出たんだ~! おもしろそう!」
穂乃果は興味津々な表情で俺のデッキを眺める。その瞳がなかなかに可愛らしい。
「じゃあ、いっちょデュエルしますか」
「うん!」
そんな訳で穂乃果とデュエルすることになった。
『デュエル!』
穂乃果8000. VS 悠8000.
悠「先攻はどうする? ルール改訂で先攻はドロー出来なくなったけど」
穂「うーん、じゃあ……」
穂「先攻はくれてやる!」
悠「それが言いたいだけだろ」
悠「じゃあ俺のターン」
「俺は調律を発動」
《調律》通常魔法
①デッキから「シンクロン」チューナー1体を手札に加えてデッキをシャッフルする。その後、自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
「俺はジェット・シンクロンを手札に加える」
「この手札に加えたジェット・シンクロンを墓地に送り、手札のクイック・シンクロンを手札から特殊召喚する」
《クイック・シンクロン》Lv5(効果・チューナー)機械族/風 700/1400
このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。このカードをS素材とする場合、「シンクロン」チューナーを素材とするSモンスターのS召喚にしか使用できない。
①このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚出来る。
「更にジャンク・シンクロンを通常召喚。効果で墓地のジェット・シンクロンを蘇生させる」
《ジャンク・シンクロン》Lv3(効果・チューナー)戦士族/闇 1300/500
①このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動出来る。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
《ジェット・シンクロン》Lv1(効果・チューナー)機械族/炎500/0
「ジェット・シンクロン」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動出来る。デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。
②このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドを離れた場合に除外される。
「更に墓地からモンスターを蘇生させたので手札からドッペル・ウォリア―を特殊召喚する」
《ドッペル・ウォリア―》Lv2(効果)戦士族/闇 800/800
①自分の墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動出来る。自分フィールドに「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する。
穂「おお~! 穂乃果と同じジャンドの動きだね!」
悠「ジェット・シンクロンを除けばほとんど既存の動きだからな。こっからが本番さ」
「Lv2のドッペル・ウォリア―にLv3のジャンク・シンクロンをチューニング。TGハイパー・ライブラリアンをシンクロ召喚!」
《TG ハイパー・ライブラリアン》Lv5(シンクロ・効果)魔法使い族/闇 2400/1800
①このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
「ドッペルの効果でシンクロ召喚に成功した為、ドッペル・トークンを2体生成する」
「ジェット・シンクロンとドッペル・トークン1体でチューニング、フォーミュラ・シンクロンをシンクロ召喚」
《フォーミュラ・シンクロン》(シンクロ・チューナー・効果)Lv2機械族/光200/1500
①このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
②相手メインフェイズに発動出来る。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
「フォーミュラとライブラリアンの効果、そしてジェットの効果を発動。まずジェットから。デッキからジャンク・シンクロンを手札に加え、2体のシンクロモンスターの効果でカードを二枚ドロー」
穂「わわ、モンスターがいっぱいだ」
悠「驚くのはまだ早いぞ。俺はLv5のクイック・シンクロンとLv5のライブラリアンを墓地に送って」
穂「え、シンクロじゃないの?!」
悠「アルティマヤ・ツィオルキンを特殊召喚する!」
《アルティマヤ・ツィオルキン》(シンクロ・効果)Lv?ドラゴン族/闇0/0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル5以上のチューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へと送った場合のみ特殊召喚できる。
①1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。「パワー・ツール」Sモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
②フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、攻撃対象及び、効果の対象にならない。
穂「おお! 赤き龍だ! カード化されてたんだ!」
悠「雑誌の付録についててな。せっかくだから買ってみたのさ。俺はカードを一枚伏せる。この瞬間アルティマヤ・ツィオルキンの効果発動。エクストラからスターダスト・ドラゴンを特殊召喚する」
穂「うぇぇ?!」
《スターダスト・ドラゴン》(シンクロ・効果)Lv8ドラゴン族/風2500/2000
①フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動出来る。その発動を無効にして破壊する。
②このカードの①の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動出来る。その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。
「まだだ! Lv8のスターダストに、Lv2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!」
「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ!」
穂「アクセルシンクロォォォォ!」
悠「それ俺の台詞! 招来せよ、シューティング・スター・ドラゴン!」
《シューティング・スター・ドラゴン》(シンクロ・効果)Lv10ドラゴン族/風3300/2500
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。このターンこのカードはその中のチューナーの数まで1度のバトルフェイズに攻撃することができる。その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、その効果を無効にし破壊することができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、相手モンスター1体の攻撃を無効にすることができる。エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
穂「1ターン目からシューティング・スター出ちゃった!」
悠「アニメでも遊星やってたろ。ストラクを応用すれば1ターンでクェーサー出せるみたいだぞ」
穂「うそぉ?!」
悠(ま、これだけ出してもあっさり除去されるのが今の環境だけどな)
「俺はこれでターンエンド」
悠フィールド:伏せ1シューティング・スター1 アルティマヤ1 ドッペル・トークン1
穂「穂乃果のターン! ドロー!」
「相手フィールドにモンスターがいて、自分フィールドにモンスターがいないのでアンノウン・シンクロンを特殊召喚するよ」
《アンノウン・シンクロン》(チューナー・効果)Lv1機械族/闇0/0
アンノウン・シンクロンの①の方法による特殊召喚はデュエル中1度しかできない。
①相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
「穂乃果も手札のモンスターをコストにクイック・シンクロンを特殊召喚するよ」
「コストとして墓地に送ったレベル・スティーラーの効果発動! クイック・シンクロンのレベルを一つ削り、墓地から蘇生させるよ!」
《レベル・スティーラー》(効果)Lv1昆虫族/闇600/0
①このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
②このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対照として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
「更に墓地からの蘇生に成功したのでドッペル・ウォリアーを手札から特殊召喚、更に通常召喚、チューニング・サポーター!」
《チューニング・サポーター》(効果)Lv1機械族/光100/300
①フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードはレベル2モンスターとして扱うことができる。
②このカードがS素材として墓地に送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
悠「自分も使っててアレだが、気持ち悪いくらい出てくるな」
穂「赤き龍の効果って相手ターンでもカードが伏せられても発動するの?」
悠「そうだな」
穂「するとあの伏せカードはくず鉄のかかしかな……」
悠(意外と鋭いな。伊達にジャンドは使ってないか)
穂「まずはシューティング・スターを何とかしなくちゃ。Lv1のレベル・スティーラーとLv2のドッペル・ウォリアーにLv4となったクイック・シンクロンをチューニング! ジャンク・アーチャーをシンクロ召喚!」
《ジャンク・アーチャー》(シンクロ・効果)Lv7 戦士族/地2300/2000
1ターンに一度。相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動することができる。選択したモンスターをゲームから除外する。この効果で除外したモンスターは、このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。
「ドッペル・ウォリアーの効果でドッペル・トークン2体を特殊召喚。トークン1体とアンノウン・シンクロンでチューニング。フォーミュラ―・シンクロンをシンクロ召喚! フォーミュラの効果で1枚ドロー!」
「再びレベル・スティーラーの効果を発動! ジャンク・アーチャーのレベルを下げて特殊召喚するよ。アーチャーの効果発動! シューティング・スターをこのターン除外する!」
アーチャー「ラブアローシュート!」
悠「何かアーチャーが喋った気がするんだが!?」
穂「気のせいだよ。たぶんカードの精霊か何かでしょ」
悠「なら納得、するわけねーだろ!」
穂「更にLv6となったアーチャーとLv1のチューニング・サポーターに、Lv2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング! 現れて、トリシューラ!」
《氷結界の龍 トリシューラ》Lv9 (シンクロ・効果)ドラゴン/水2700/2000
①このカードがS召喚に成功した時に発動出来る。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外出来る。
「サポーターの効果でドローしつつ、トリシューラの効果! 場の赤き龍と墓地のジャンク・シンクロン、手札のカード一枚を除外する!」
悠「手札のカードはボルト・ヘッジホッグか。ちょっと痛いな」
穂「穂乃果のシンクロ召喚はまだ終わってないよ! 手札からシンクロキャンセルを発動!」
《シンクロキャンセル》通常魔法
フィールドに表側表示で存在するSモンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターのS召喚に使用したS素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールド上に特殊召喚できる。
「トリシューラを戻し、シンクロ召喚につかったアーチャー、サポーター、フォーミュラを墓地から蘇生させるよ!」
悠「まだシンクロ召喚する気かよ!」
穂「当然! サポーターをLv2として扱い、Lv1のスティーラーと一緒にフォーミュラでチューニング! Go! TG ハイパー・ライブラリアン! サポーターの効果で再びドロー!」
「2枚目のクイック・シンクロンを手札一枚コストに特殊召喚! スティーラーの効果。アーチャーのレベルをかじって特殊召喚!」
アーチャー「もう好きにかじって下さい……」
悠(気のせいかこのアーチャーが海未に見えてきた……)
穂「Lv1のトークンとスティーラーにLv5のクイックをチューニング! ニトロ・ウォリアーをシンクロ召喚!」
《ニトロ・ウォリアー》(シンクロ・効果)Lv7戦士族/炎2800/1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動出来る。相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示にし、そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃出来る。
「ライブラリアンの効果で1枚ドロー! アーチャーの効果で悠くんのドッペル・トークンを除外だー!」
悠「トークンはフィールドから離れたら破壊される。これで俺の場は実質ガラ空きになったか」
穂「スティーラー、四回目の効果! 海未ちゃ、じゃなかった、アーチャーからレベルをかじって攻撃表示で蘇生!」
悠「今海未って言ったよな!? なあ?!」
スティーラー「もう休ませて……」
穂「穂乃果の場のモンスターの攻撃力の合計は8100! 全部まともに食らえばワンターンキルだよ!」
悠「やれるもんならやってみな!」
穂(あれがくず鉄のかかしだとしても使えるのは一度のみ。悠くんに大ダメージを与えられることは確実だね)
「バトルだ! まずレベル・スティーラーでダイレクトアタック!」
悠残りライフ:8000→7400
「続いてアーチャーでダイレクトアタックだ!」
アーチャー「悠! 覚悟はいいですね! ラブアローシュートォ!!」
悠「ぐっ……」
悠残りライフ7400→5100
穂「ライブラリアンで攻撃!」
悠残りライフ5100→2700
「これで最後だ! ニトロ・ウォリアーでダイレクトアタック!」
悠「トラップ発動! 星堕つる地に立つ閃珖!」
穂「かかしじゃない!?」
《星堕つる地に立つ閃珖(スターダスト・リ・スパーク)》通常罠
「星堕つる地に立つ閃珖」は1ターンに1枚しか発動出来ない。
①特殊召喚された相手モンスターの直接攻撃宣言時、そのモンスターの攻撃力が自分のLP以上の場合に発動出来る。その攻撃を無効にし、自分はデッキから1枚ドローする。
その後、自分のエクストラデッキ・墓地から「スターダスト」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
悠「この効果により、ニトロのダイレクトアタックは無効になった。そして俺は一枚ドローする。更に俺はエクストラデッキからスターダスト・ウォリアーを特殊召喚!」
《スターダスト・ウォリアー》(シンクロ・効果)LV10 戦士族/風 3000/2500
①相手がモンスターを特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動出来る。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
②このカードの①の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。その効果の発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。
③戦闘または相手の効果で表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
エクストラデッキからレベル8以下の「ウォリアー」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
穂「諦めなさい、悠くん。このデュエルに希望などないのです……」
悠「あのキャラの真似か?」
穂「うん、似てた?」
悠「いや、ぜんぜん」
穂「むー」
穂「ターンエンド。そのモンスター1体で何が出来るかな? 穂乃果のモンスターはこんなにいっぱいいるんだよ?」
悠「それはどうかな?」
穂「え?」
悠「穂乃果、お前は大事なことを一つ忘れているぞ」
穂「大事なこと?」
悠「最初にジャンク・アーチャーで除外したモンスターのことを!」
穂「あ!」
悠「今こそ戻って来い! シューティング・スター・ドラゴン!」
穂乃果フィールド:アーチャー1 ニトロ1 ライブラリアン1 スティーラー1
悠「俺のターン、ドロー!」
「シューティング・スターの効果、デッキから五枚確認し、その中のチューナーの数だけ攻撃出来る!」
『ジェット・シンクロン、サイクロン、クイック・シンクロン、スターライト・ジャンクション、アンノウン・シンクロン』
穂「三回の連続攻撃?!」
悠「まだだ! 俺はジャンク・シンクロンを通常召喚。効果でドッペルを蘇生し、シンクロ召喚! ジャンク・ウォリアー!」
《ジャンク・ウォリアー》(シンクロ・効果)Lv5戦士族/闇2300/1300
①このカードがS召喚に成功した場合に発動する。このカードの攻撃力は、自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
「ドッペルの効果でトークンが生成。ジャンク・ウォリアーの効果でその攻撃力の合計を足す!」
穂「攻撃力、3100……!」
悠「バトルだ! シューティング・スター・ドラゴンでレベル・スティーラー、ニトロ・ウォリア―、ライブラリアンの順に攻撃! スターダスト・ミラージュ!」
穂乃果残りライフ:8000→5300→4800→3900
穂「うぁ!」
悠「スターダスト・ウォリアーでジャンク・アーチャーを攻撃! スターダスト・クラッシャー!」
穂「うひゃあ!」
穂乃果残りライフ3900→3200
悠「トークン2体でダイレクト、そしてジャンク・ウォリアーでトドメだ! スクラップフィストォォ!」
穂乃果残りライフ3200→2800→2400→0
「うわあぁぁ!」
ライフがゼロになると穂乃果はわざとらしく床を転がった。
「おいおい、ダメージ受け過ぎだろ」
俺が苦笑いしているとうつ伏せに倒れた穂乃果は顔だけこちらに向けてきた。
「え? だって最近の遊戯王はちょっとのダメージで吹き飛ぶんじゃないの?」
「アニメじゃそうだが、何も実際に転がらなくても……」
正直、眼のやり場に困ったんだけど。穂乃果、制服のままだし。これは本人に言ったら怒りそうだからやめておくか。
「あー、楽しかった! 最近のデッキってすごいんだね!」
「穂乃果のプレイングだって凄かったぞ。軽くワンキル狙ってたじゃないか」
「えへへ、穂乃果、まどろっこしいの苦手だから早く決着をつけるデッキが好きなんだ」
「穂乃果らしいな」
広がったカードを集めていると穂乃果が一枚のカードを手に取った。あれは、「星堕つる地に立つ閃珖」だな。
「このカード使われた時はビックリしたよ。くず鉄のかかしだと思うもん普通」
「俺も本来ならかかし伏せるんだけど――」
「けど?」
このカードを伏せた時の心情が過った。それを思い出しながら言葉を紡いでいく。
「穂乃果だからこそこいつを伏せたってとこだな」
「穂乃果だから?」
「穂乃果だからって言うよりも、ジャンドの特性は大量にシンクロモンスターを特殊召喚して一気に攻めることだから、一回かかしで止めたからって止まらない気がしたんだ。それに信じてたのさ」
「信じてた? 何を?」
そうだ。俺は二体の龍を出した時、ワクワクしてたんだ。穂乃果はこの局面をどう乗り切るのか。そのデッキとの絆でどこまで俺を追い詰めるのか。
「穂乃果なら赤き龍を倒し、俺をギリギリまで追い詰めるってさ」
「悠くん……」
頬を染めて嬉しそうに俺を見つめるが、すぐに俺に抗議してきた。
「――ってことは穂乃果は悠くんの掌の上で踊ってたってことじゃん!」
「まあそういうことだな」
「そういうことじゃないよー!」
「いいじゃん。それに踊るのは得意だろ? アイドルなんだからさ」
「もー!」
穂乃果は頬を膨らませるが、すぐに笑った。
「でも本当に楽しかったよ! 悠くん、またデュエルしよ?」
「ああ。今後も俺が勝たせてもらうけどな」
「言ったな~! じゃあ穂乃果もストラク買って強化するぞー!」
そんなこんなで俺と穂乃果のデュエルは幕を閉じた。こうやって二人で決闘するのも悪くないな。決闘者という面では俺は穂乃果の一歩前に出てやらないと。そう思い、俺はデッキを握り締めた。
ありがとう、俺のデッキ。これからもよろしく。
絵里「何、レベルを持たないならレベル0ではないのか!?」
絵里ちゃんがこの台詞しっくりきますね。
というわけで番外編の架空デュエルいかがだったでしょうか? 今回はファンの方々のご意見も聞きながら作らせて頂きました。本当に感謝です。
穂乃果に遊星デッキを、という意見を頂きました。デュエル前の会話で彼女が言ったように絆あってこそのチーム5D’s、μ’sだと思いますからね。どっちの絆の方が好きかと聞かれたら、どちらでもなく未来組の絆が大好きです。迷いなく答えます。
ところがどっこい、悠も最近のストラク使用のジャンドを使って欲しかったので、差別化させたいと考えておりました。それ故に穂乃果は「アニメ5D’sが終わると遊戯王から離れた決闘者」という設定にし、デッキも「ストラクが入る前のジャンド」にしてみました。彼女のデッキがアニメ終了時のジャンドしてたのかは少し不安ですが……。やっぱキャンセル強いですね。
悠のデッキは実際に僕が使っているジャンドです。あの罠は入れてませんけど。シンクロンデッキ使ってると、アニメの遊星のようにカード達が繋がるヴィジョンみたいなのが見える時があるのは僕だけですかね?
しかし文字量がやばい。今回は3ターンで8000文字オーバーしました。もっと長いデュエルになったらどうなるんだこれ。
こんな感じになりましたが、いかかだったでしょうか? 最後の方は大分ノリノリで書きました。出来れば次も書いてみようかな、と考えてます。ヤンデレ海未ちゃんの《炎王ユベル》VS反逆者ことりの《RR》にしてみようかと。実際僕はADSで炎王ユベルで暴れ回ってました。
カード効果の説明の有無、効果発動のタイミング、間違っている点があればどんどん指摘してやって下さい。
ご意見ご感想お待ちしてます。