※この作品はR-18です。

ねこのこねっとりねんごろ   作:ボルメテウスさん

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ストレスは溜まり

シノンとの行為を行う事になった。

それに関して、俺は未だに戸惑いを隠せなかった。

先程までの会話を聞く限りでも、シノンは、俺と同じ時代。

そうじゃなくても、それに近い倫理観を持っているはずのシノンが、提案を受け入れたのに、俺は驚きを隠せなかった。

そのまま、シノンと共に近くの洞窟へと入る。

 

「その、確認したいのだけど、これからやるのって、やっぱり」

「・・・まぁ、そうね、セックスよ」

「Oh」

 

俺は思わず顔に手を当ててしまった。

聞き間違いではなかったようだ。

けれど、なぜ。

 

「その、シノン、なんで、こんな俺と?」

「・・・さっきの会話で、なんとなくだけど、あんたからの臭いに惹かれて、身体の疼きがあった。それが、ねこごろしだというのは、分かったわ」

 

そう、ゼータの言葉を思い出すように、シノンは呟く。

実際には、どれ程の効能なのか、俺自身は知らない。

けど、シノンの様子を見ても、かなりの効果があるのを目に見えて分かる。

 

「だけど、俺達は、その、会ったばかりだよな」

「・・・まぁ、そうね、けどね」

 

そうしながら、シノンは何かを思い出したように、こちらを見る。

 

「この世界って、ストレスがかなり溜まるの。それもね、前の世界でのストレスや悩みが比にならない程に」

「えっ」

 

それに対して、俺は、どう反応すべきか、分からなかった。

 

「一時でも、友達だと思っていた奴らが、自分の家に男を連れてきた。もしも、私がそのまま帰っていたら、どうなっていたのか。

考えるだけでも恐ろしい事は、分かるわよね」

「それは」

 

どう言えば良いのか分からなかった。

それでも、シノンは続ける。

 

「こっちの世界に来て、皮肉にも自分が求めていたはずの強さを手に入れた。だけどね、それ以上に、色々と嫌になっているのよ、そんな時に」

 

そう、シノンは、俺の方に目を向ける。

 

「あなたの香りは、惹かれたの。ねこごろしというのが、どういのか分からないわ、けど」

 

シノンは、真っ直ぐと見つめる。

 

「たぶん、もぅ、私自身、理性がどれぐらい保てるか分からない。だから」

 

そう、追い詰められたような目をしている彼女に対して、俺は。

 

「・・・分かった」

 

それには、俺もまた頷く。

 

「正直に言えば、俺がどんな事を言っても、変わらない。けど、少しでも君にとって、良い結果になれるのならば」

 

俺もまた、座る。

 

「良いよ、シノンの好きにして」

「・・・本当に」

 

そう、シノンの言葉に頷く。

 

「この世界に来てからの嫌な事も、この世界に来る前にあった嫌な事も。全部が、俺との行為で吹き飛んでくれるならば、良いよ、だから」

 

両手を広げる。

 

「来て」

 

俺は、その言葉をシノンに呟く。

次回作品の中心になる種族は?

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