「んっ」
フランとの行為を終えてしまった。
その後の余韻を終えた後に、フランはその横でぐっすりと寝ていた。どうやら疲れて眠ってしまったらしい。
無理もない。まだ子供だ。
その身体はまだ成熟しきっていない。
その成長段階にある身体では、あの行為は負担になるはずだ。
そう思うと、少し申し訳ない気持ちになった。
だが……それと同時に俺は自分の感情の変化にも戸惑っていた。
最初は単にこの子を守る為に、面倒を見るだけのつもりだったのだ。
しかし、実際にフランと接してみると、今まで経験した事のない感情が芽生えていた。
「というよりも、まさか子供を相手にも「ねこごろし」が発動するなんてな。猫を魅了させるなんて」
実際に、ゼータ達を始めとした面々が俺に魅了されている様を見てきた。
だから、「ねこごろし」の効果自体は知っている。
だが、それは大人に対してしか効果が発揮されないものだとばかり思っていた。
そんな考えとは、反対に、まさかこんなにも幼い女の子にまで効果が出るとは思わなかった。
これは予想外だった。
「しかも……あんな風に求めてくるなんてな」
フランの事を思い出すと顔が熱くなる。
同時に下半身が元気になりそうになるので、慌てて落ち着かせる。
あれ程までに積極的な態度をとるとは思っていなかった。
そして。
「おぉぉぉおぉ」
「どうしようか」
先程、入って来た師匠が、むっちゃ号泣していた。
そんな師匠に対して、俺は既に土下座をしていた。
「本当に申し訳ございませんでした」
「うぅ、とりあえず、スキルのせいという事で、理解はしている。けど、納得出来ないからなぁ」
そう、剣なのに、血の眼でこちらを見る師匠に対して、冷や汗を流すしかない俺であった。
3時間後、ようやく落ち着いた師匠と共に話し合いが始まった。
「まず、確認させて欲しいのだが、お前は本気で幼女に欲情したのか?」
「・・・はい」
今更誤魔化しても意味がないので素直に答える事にした。
「そうか・・・」
そう言うと、何故か考え込むように黙り込む師匠。
しばらくすると、何かを決心したように顔を上げてこちらを見てきた。
「はぁ、過ぎた事は仕方ないし、今後のお前次第で」
そう、師匠はゆっくりとため息を吐きながらも、
すると。
「・・・お前、これからどこに向かうつもりなんだ?」
「えっと、ゼータの国に向かうつもりだけど」
「・・・それは、本当に従って良いのか?」
「えっ?」
その言葉に対して、俺は思わず首を傾げる。
だけど、その意味を俺は、きちんと理解していなかったと思う。
次回作品の中心になる種族は?
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