※この作品はR-18です。

ねこのこねっとりねんごろ   作:ボルメテウスさん

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彼の答え

「猫達が?」

 

「あぁ、前の世界に関しては、ゼータに言われなくても、未練は少ないけど、正直に言えば、家にいる猫達と会えないのが嫌だからな」

 

「まぁ、それはそれで主らしいと言ったら、主らしいけど」

 

ゼータは、どこか呆れたように言う。

 

「それに、ゼータ達のお陰で、ここまで生き残れたんだ。こっちで楽しく暮らすのも良いけど、猫達への責任を取らないといけないから」

 

「うぅ、それを言われると、なんだかなぁ」

 

ゼータは、どこか困った表情をしていた。

 

「だけど、その元の世界に帰る方法とかはどうするの」

 

「・・・そもそも、召喚方法が未だに分からないんだったら、それを調べたら良いと思うけど、そんな方法はあるのかなぁ」

 

そう、俺は頭を悩ませた。

 

「それは、確かにそうだね」

 

「とりあえず、今は、その方法を探りたいけど、ゼータって、確か色々な国に潜入をしていたはずだよね」

 

そう言って、俺はゼータを見る。

 

すると、ゼータは何かを考える素振りを見せる。

 

そして、暫くして、口を開いた。

 

「まぁ、召喚した国に、それに関する資料を探れば行けると思うよ」

 

「という事は、あの国に再び侵入するのか、それはなんというか嫌だな」

 

俺は、眉間にしわを寄せて言った。

 

俺のクラスメイトが殺された場所。

 

そこに再び行くのは気が引ける。

 

だが、ゼータは。

 

「・・・なんというか、侵入する必要はないと思うよ」

 

「というと?」

 

俺が首を傾げる中、シノンも疑問を抱いていたのか、首を捻る。

 

そんな二人に対して、ゼータは口を開く。

 

それは、とんでもない内容であった。

 

「あの国、侵略しない」

「ハッハァ!?」

 

それには、さすがにその場にいた全員が驚きの声を出してしまった。

 

「いや、ゼータ、いきなり何を言っているんだ!?」

「ふむ、そんなに可笑しな話かな?私としては、最初は主を探す為に色々な国の召喚する方法を見ていたけど、あの国って、ぶっちゃけ転移者の武器以外、あまり価値ないんだよねぇ」

「それはそうかもしれないけど」

「それに、この獣の国の戦力とシノンの国の戦力。合わせれば、あの国の侵略ぐらい簡単に出来ると思うよ」

「かもしれないけど」

「何よりも、このままあの国を放っておくのは、主もあんまり良い気分はしないでしょ」

 

その言葉で、俺も納得した。

 

「そうだな」

 

あの国がきっかけでゼータと再会する事は出来た。

けれど、このまま放っておくのは、確かに嫌だ。

 

「けど、国を侵略した後は、何をするつもりなんだ?」

 

俺はそう、尋ねると。

 

「そうだねぇ色々と考えたい所だね」

 

そんなゼータは怪しげな笑みを浮かべていた。

次回作品の中心になる種族は?

  • 天使
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  • 吸血鬼
  • ロボット娘
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  • ドラゴン
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