あにまんで見た沖ノブが竿役ナンパして盛り合うアレ 作:あーさぁ
「お、そこ行くお主、いい体しとるのぉ。どこぞで武士でもやっとったか?あとドコ住まい?ラ◯ンやっとる?」
いきなり背後から声を掛けられると、背中や脇腹をゾワッとした何かが這うような感覚に身が震えた。
「ちょっ、なにやってんですか、この痴女!!」
首を曲げ振り返ると、ほぼ密着していた黒い長髪の少女と目が合った。美少女、と言って差し支えないほど整った顔の少女は目が合うと「ほほぅ」と舌なめずり。え、こわい。
つい、と目を逸らし黒髪美少女の後ろへ視線を移す。声が違う、別人のようだ。先の謝罪の言葉から、おそらく黒髪びしょ…痴女よりは話が通じるかもしれない。
「――――」
そう考えていたが、一瞬、思考が止まった。
まったくもって恥ずかしいことだが、いまだに背中から腕を回し密着する黒髪美少女の感触に下半身へ血が溜まっていくのを自覚していたのだが…一瞬、時間が止まったような感覚に陥ったのだ。
「こらノッブ、さっさと離れなさい、失礼でしょーが。ホントすみません、この大うつけが…」
目を奪われる、とはこういうことを言うのだろう。
黒髪痴女と違い薄い色素の髪は短く、首筋からのラインは繊細で、しかしながら出るところは出ている。俗っぽく言えば、とても扇情的な容貌の美しい女性だった。
「あのー…?」
「――ッ!?」
完全に見惚れていた!
こちらを見上げ小首を傾げて心配そうな彼女に大丈夫だ、と応えたが声が上擦っていたかもしれない。
ゆっくりと動き始めた時間を自覚した次の瞬間、下半身、男の大事な部分をナニかが、文字通り這っていた。
「ほぅ、こちらも中々……というか沖田、お主この男子に気に入られたようじゃぞ。どーせなら一発、相手してやったらどうじゃ、溜まっとるじゃろ?」
「はあぁぁ!?」
「ほれほれ、こっちじゃこっち」と黒髪美少女に腕を取られ、海岸を引きずり出されるように後にした…いや、この娘めっちゃ力強いな!
そのまま、あれよあれよと連れてこられたのは高い塀に囲まれた高級感のある建屋、雰囲気からホテルであるというのは分かるが、どう見てもラブホテルのそれ。
「いやいや、マズいですってぇ…」
「ッカー、お硬い奴じゃのぉ。水着で海岸を歩いとるイケ男子なんざ見かけたら即声掛けて勧誘するのは常識じゃろ、むしろスルーとか無作法もいいところよ。まぐわって縁の一つでも出来ればしめたもんじゃ、わし等も気持ち良くなれるし、うぃんうぃんってヤツじゃネ!」
「戦国脳こわぁ…やってること、そこら辺の頭パーな痴女と変わらないんですけど…」
黒髪痴女、ノッブは少し後ろを歩く沖田さんへ溜息混じりに吐き捨てラブホテルの正面、ではなく、いかにもな関係者用通用口から堂々と中へ入ってしまった。
そのまま薄暗い廊下の左右へ積み上げられた箱を避けながら、ずんずんと奥へと連れ込まれた先。少し小綺麗な開けた場所へ出ると、扉が一つ。
「わし等の仮住まいじゃから、遠慮せんで良いぞ。ほれほれ、入った入った」
ドアを潜った瞬間、迎えてくれたのは凄まじい熱気だ。外の高い温度で蒸された部屋は、サウナに負けず劣らずの熱気を内包していた。
しかし、だ…その熱気が顔を、肌を撫でていく際に鼻孔から違和感を感じた。暑い、というより熱い空気の中に、どこか甘ったるい刺激臭。その匂いが女性から発せられたモノであり、忌避感や嫌悪感どころか鼻を通して神経を犯し本能を訴えかけてくる。
次いで目に入るのは、少し大きめなベッド。微妙にシーツが捲れていたり、布団がズリ落ちているのが彼女達が寝床として使用したのだと訴えているようで生々しい。
―――と、不意にガチャリ、と背後で音が鳴る
「さて、では…始めるかの?」
振り向く暇もなく、背後に居たであろうノッブが体を寄せてくる。水着を通して感じる少し高めの体温と、女性特有の柔らかな感触。背中側から抱き留められるように腕が回され、日に焼けていない白い腕が横腹を、腹を通過し、股間へと伸びる。
ここに来るまでの期待で、すでに体は制御できないほどに臨戦態勢を取ってしまっていた。下半身を隠す、たった一枚の水着は一部分が大きく、突き破らん勢いで山を形作ってしまっている。
「ノ、ノッ…ノッブ…ッ!?」
驚愕の声を上げる沖田さんの声が掛かると同時に、盛り上がった水着の頭頂に微細な刺激が走った。ノッブの細く、しなやかな指が蛇のよう這い回るたび、時に爪先で引っ掻かれる度に、意思とは無関係に腰が跳ね背筋が震えてしまう。
「感度も良好じゃな、実に愛い…ほれ沖田、貴様もこっち来て相手してやらんか。実に不本意じゃが、こやつの好みは貴様みたいじゃからの」
「……ぃや…あ、の…」
「なーにを生娘のようにグズっておるか、ホレ、この苦しそうにしとり魔羅を出してやらんか可哀想に……それとも、怖気付いたか小娘?」
挑発的な言葉を投げるノッブの口端は歪み、どこか艷やかではあったが同時に恐ろしさも感じる。その言葉を受けた沖田は、いまだ頰を紅潮させ、「あ"ぁ"ぁ"…」とか「うぅ…」と悩ましげに頭を振っていたが、どうやら覚悟が決まったらしい。
意を決したように沖田さんは眼前まで回り込んでくると、小さく「失礼します」と呟き膝を折る。静かな熱室の中、ふっ、ふっ、と彼女の短く荒い呼吸がは耳を叩き、膝を折る前に覗かせた美しく整った顔が、自身の股間に近付いてくるだけで腰が引けてしまう。
「……クッ」
と、次の瞬間、喉を鳴らしたノッブは空いていた手を沖田さんの後頭部へと伸ばし、あろうことか、こちらの股関へと彼女の顔を押し付けてきた。水着は本来の用途ではなく道中と入室時から続く甘い熱波のせいで、滲み出た汗と恥汁で変色してしまっている。
そんな場所へ、沖田さんの顔が、容赦なく、押し付けられた。
「…ッ…フ、ッゴ…ッ! に、ぉい…すごっ…ッ!!」
「これだけ離れとるのに、わしの鼻にもむせ返るほどに届く臭いじゃ、それだけ至近距離で嗅げば脳にクるじゃろ。ほれ、ちゃんと呼吸せい」
沖田さんが苦しそうに呼吸を荒くして顔を上げようとすると、それをノッブが巧みに抑え込む。その度に沖田さんの顔の形が、水着越しに陰茎へ伝わってくる。額、鼻、頰、唇、美しく整っていた彼女の顔が自身の最も汚い場所を何度も擦るたび、荒く激しく酸素を求め呼吸する度に感じる吐息、股間を通じて感じる全てが、理性を揺さぶっていく。
「…ッ…スゥーッ…ん、ぉ…?」
「ま、こんなもんじゃろ。ほれ、体に火ィ付いたなら惚けておらんで、魔羅を出してやれ。こういうのは勢いが大事じゃぞ?」
先の攻防が続くこと数秒、時おりビクンッ、と肩を跳ねさせながらも沖田さんが大人しくなった頃を見計らいノッブが手を離した。不思議なことに、陰茎が感じる圧迫感は先程と変わらない。それは、つまり、沖田さんが、自ら…と察した直後、どこか緩慢な動きではあったが、彼女の手が水着に掛かったのに気付く。
止める間などなかった、あっという間に脱がされた水着が床へ落ちるより早く、曝された陰茎が外気の涼しさを感じたと同時に、ヌルッとした感触に触れる。
「…ぁー、んむ…じゅる…ぇぁ…」
ノッブに弄ばれていた時より、沖田さんの顔を押し付けられていた時より、激しく、熱く、鋭い、電流にも似た感覚が陰茎を突き抜け何度も背中へ走る。
反射的に下へ視線を落とすと、沖田さんの口から伸びる舌が、艶かしく陰茎を這っていた。舌腹を押し付けて強く舐め上げられたかと思えば、今度は舌先で先端部をなぞるように。その光景は、陰茎から汗と恥汁を舐め取るようにも、彼女の唾液を塗りたくっているようにも見える。
「こいつ火が付くまでがぐだぐだなんじゃが、こうなればもう満足するまで止まらんゆえ覚悟せい…して、どうじゃ沖田の口は、気持ち良かろ?」
ノッブの問いかけに、応える余裕などない。
「あー、ン…じゅる、ん、ふッ…ぷぁ、ぅ…んん…ッ!!」
まるで触りは終わったと言わんばかりに、沖田さんは陰茎を口へと迎え、貪るように頬張っていた。唾液か恥汁かは判断できないが卑猥な大きな水音を発しながら、口の端から漏れ出て床を汚す唾液など気にした様子もなく、一心不乱に頭を振り、口内で舌を踊らせている。
「気持ち良うて言葉も出んか……って、この人斬り容赦なさすぎじゃろ、絶対、絞り取ってやろうって動きしとるもん、引くわー。ま、おぬし若いんじゃし5、6発くらい余裕じゃろ。ここで一発、サクッと果てとくがいい」
「うわぁ」とか相方のガチ目な淫行に苦虫を噛み潰したような顔のノッブのトンデモ発言に反論を試みようとしたが、もはや口を開くだけで限界、言葉を絞り出すことなど無理だった。
もはや沖田さんは口元だけでなく、顔中が色々な体液で汚されているであろう程に激しく頭を振り乱す。その必死さは、早く、速く、疾く、と急かされていると錯覚するほど。
「じゅる、ん"…む…ッ…ぅ、じゅッ、ん、っン、んん…ッ!!」
「がんばれ、がんばれ。まずは一発目じゃ、おぬしの最も濃くて、真っ白な、くっさぁいの、沖田に喰らわせてやるがよい」
陰茎が膨張しているのを自覚する、沖田さんの熱い口内、舌、唇、刺激は全く衰えることなく。こちらの限界を見据えたかのように、彼女の喉が、口が、陰茎を飲み込まん勢いで吸い上げられた瞬間、堰を切るように欲望が放たれる。
「お、ぐッ…ん、ふ、ぅ"…ん、く…んん"…ッ…んっ、ん"ッ…」
ドクン、ドクンと陰茎が脈打っているのが分かる。その度に背筋が痙攣し、膝から崩れ落ちそうになるが、体を密着させるノッブが許してくれない。おまけに無意識下で引こうとしていた腰に沖田さんの腕が回っていて、離れたくないと、コレは私のだと主張するように強く絞められ、強引に立たせられているような体勢。
「よう出すのぉ、コレわしの分、残っとる?」
「…んく…ッ…ん…じゅる、…っ…ぅ…ふ、っ…」
いまだ陰茎を深く咥えたまま、苦しそうに呻きながらも大きくゴクン、ゴクン、と沖田さんが喉を鳴らし続けていた。あまりの快感のせいか、自分でも経験のない量を吐き出してしまったものだと驚いている。
「ん…むぅ、ン…ちゅ、ッはあぁぁ…」
ようやく口を離してくれた沖田さんが、呆けた顔で見上げてきた。口どころか顔中が体液で汚れている彼女の顔を見下ろし、この有り様は自分のせいだと、自分が汚してやったのだと思うと、鈍い快楽に背中にゾクリと悪寒にも似た震えが起きる。
「………もっ、と…もっとぉ…」
そんなこちらの胸中を知ってか知らずか、焦点の合ってない瞳で蕩けた表情の沖田さんが再び、媚びるように顔を寄せてくる…が、いきなり体が、あらぬ方へ引っ張られた。まるで、すり寄ってくる沖田さんから引き剥がすように。
そのせいかバランスを崩してしまい、先程の余韻のせいもあってかフラフラと頼りない足取りでベッドへと腰掛けてしまう。
「待て待て待てぇーい、次はわしじゃろ。こやつを最初に見つけたのわしじゃし、閨でわしの玉体をもって虜にしてやるのもわしッ、貴様は一人で慰めとけばいいじゃろ!?」
「む、ぅ…嫌です。お兄さんは私の方が好みなんです、ノッブの貧相な身体じゃ満足させれないでしょ。とりあえず私が先に行きますので、控えてて下さい」
思ったより柔らかいベッドへ腰掛けながら、しばらくはボーッと沖田さんとノッブの二人が言い合う様子を眺めていたのだが、唐突にこちらへ矢が飛んできた。
「おぬしはどうじゃ? わしのが良いよな!? な!?」
「私ですよね? 私に見惚れてましたもんね? ね!?」
ずいっ、と間合いを詰めてくる二人を宥めつつ、さて、どうしたものかと考える。
ホント、どうしようか?