ガールズ&パンツァー PINK! 作:Colonel.大佐
黒森峰の長い夜<前編>
銀髪のセミロングを揺らしながら、足早に少女が駆けていく。学生カバンをスカートの前に持ちながら駆けているのは、戦車道チームの副隊長として名高い少女、逸見エリカだ。いつもよく見せる険しい表情に、焦りを浮かべながらエリカは急いで目的地へと急ぐ。
黒森峰女学園の学生寮――実態は一人用の学生マンションの一室、そこがエリカの住まいだった。
マンションの階段を駆け上がり、自室のドアを急いで開けて、鍵をかける。
肩で息をしながら、素早く靴を脱いだエリカは脱衣所へ向かう。身にまとった制服を急いで脱ぐ、一糸纏わぬ姿になったエリカは、浴室のドアを開けて、シャワーの蛇口を捻った。
頭から水をかぶる、やがて冷たい水から湯に変わっていき、身体を熱く撫でていく。
それから、エリカは自らの手を股間へと伸ばした。
彼女の股間には、本来女性としてあるべきはずのないもの――男性器のそれ――が生えていた。
いつからか、エリカの股間に堂々と生え始めたそれは当初は不安そのものだった。病気か、身体の異常か、そういった不安故にエリカは誰にも相談できず、また、得体の知れない怖さから病院へ行く事も出来ずにしばらくの時間が経っていた。
しかも、それは男性器のそれと同じく、血流が海綿体に流れ、勃起し怒張する事もあり、何故か射精する事も出来た。そういった生理行動が完全に機能する事もエリカを更に不安にさせていた。
しかし、ネットで仕入れた知識を駆使して、所謂自分を慰める――オナニーし、射精する事で怒張を鎮めるなど、出来る限りの事をしたり、また、仲間同士に隠し通すための様々な方法を駆使する事で、今日まで乗り切ってきた。
「はぁっ……はぁっ……んっ……」
エリカはシャワーを頭から浴びながらも、必死に右手で自らのモノをしごく。
皮が亀頭を摺るたびに走る刺激と、全体を包み込む手の感覚に言いようの無い気持ち良さを覚えていくエリカは、無我夢中になってモノをしごき続ける。
「はぁっ、はぁっ、んぅっっ!!」
やがて、絶頂へと到達したエリカは鈴口から濃厚な白濁を一気に吐き出した。
数度、しゃくりあげるようにびくびくと震えるモノは、尋常ならざる量の精液を浴室の壁へと吐き出す、長い射精を終えたエリカのモノは、勢いを失ってそのまま萎え始めた。
肩で息をしながら、射精の快感に真っ白になりかけた意識から戻りかけたエリカは、そのまま壁に付着した、ゼリーのようにどろどろとした精液をシャワーで流し、排水溝へと追いやった。
「まだ……こんなに……」
自分の出した量の精液を見て、エリカはふと溜息を吐いた。
彼女のそれは、男性器そのものでありながらも、それとは違った。一度に吐き出す精液の量も、更に言えばその回数も、男性のそれと比べるとはるかに多かったのだ。既にエリカは昨日今日と何回か自分を慰めることでその怒張を鎮めてきた。それでも、衰えをしらないその怒張は自分の意思を無視するかのように、何度出しても、また時間をおけば元気に起立する事があり、自然に放ろうにも戻るのに時間がかかった。
とにかく、今日は夜更かしせずにすぐに寝よう、そうエリカは決め込んでゆっくりと、体の汚れを洗い流すために再び熱いシャワーを浴びた。
翌日も、エリカは同じ様な下半身の苛立ちに襲われた。
しかも、よりによって練習の終わりに。
「……以上が今日の反省点だ、次回はかならずそれを生かして改善を――」
隊長であるまほの長い訓示を真横で聞きながら、ミーティングルームの椅子から立つことの出来ないエリカは、心中で焦り始める。すでにパンツの上からはみ出す恐れがあり、スカートの下から隆起しつつあるそれを隠すためには、余計な動きも出来ないのだ。
「――以上で今日の反省会を終了する。皆、ご苦労だった」
お疲れ様でした、とミーティングルームの机を囲った生徒たちが一礼をする。
皆が席を立つ中、エリカは資料を纏めるフリをしながら、立ち上がろうともせずにそのまま座り続けていた。
「どうした、エリカ」
中々席を立たないエリカに、まほが声をかける。
「少し資料のまとめを……」
「そうか、よろしく頼むぞ」
まほはいつもの様子で答えると、席を立って帰りの支度を始める。
「……今日は残るのか?」
「そうします。あと、隊長」
エリカはまほに対して一言だけ付け加える。
「後で使うので……シャワー室の鍵は開けたままにしてもらっていいですか?」
エリカが時間を置いた頃には、すっかり日が暮れて空は夕焼けに染まっていた。
格納庫横にある戦車道受講者用の施設。ミーティングルームや休憩所や資料室と言った部屋の中に、練習で流した汗を洗い流すためのシャワー室はあった。普段は練習あがりで少女達でごったがえすシャワー室も、時間を置いた為が誰もおらず、すでに施設に残っているのはエリカのみとなっていた。
トイレの個室で行う、という選択肢もありだったが、その量と匂いを隠すためにシャワー室を使うのは最も手っ取り早く、また都合のいい方法だった。
誰もいないのを念入りに確認すると、エリカは脱衣所で服を脱ぎ、バスタオルを羽織ってからシャワー室のドアを開けた。
手身近なシャワーの蛇口を捻り、熱いシャワーを浴びる。
エリカのモノはすでに熱く脈打ち、ありえないほど硬くそそり立っていた。
「んもぅ……」
エリカは忌々しげに、背徳的で汚らわしくて淫らな行為――それでも癖になりそうな気持ちよさの――自慰でそれを鎮めようとする。
誰もいない夕暮れ時のシャワー室で、シャワーの水音と自分の口から漏れる荒い吐息を聞きながら、エリカは自らの怒張をしごき始める。
「んぅ……んっ」
もう既に何度繰り返したか解らない行為。この体を隠すためならしょうがないと自分の心に決めていながら、すでにエリカは自慰により刺激と快楽に、没頭しつつあった。
モノを掴み、何度も前後にしごく。
次第にそのスピードや手にこめた力を上げながら、モノに伝わる刺激に思わず声を漏らす。
予想よりも早く絶頂がきかけたエリカは、声を押し殺しながらも体の奥底から込み上げる絶頂に身をゆだねる。
「んぅぅ……んんっ!!」
鈴口から出口を求めるように勢い良く吐き出された白濁が、シャワー室の壁とタイル張りの床にぶちまけられる。二度、三度と塊のような白濁を吐き散らしながら、エリカは身体を小刻みに震わせてから、それからぐったりと身体を弛緩させる。
(もう……これで大丈夫よね?)
射精を終えて萎え始めるモノを見ながら、エリカはさっさと体を洗おうとするが――
それを劈くように、ごとん、とタイルの床に何かが落ちる音が響いた。
「!!」
音のした方向を振り向くと、床に転がった石鹸と――
「えっ……ちょっ……」
エリカがよく知る少女。ベリーショートの髪型、豊満なバスト、人懐っこい柔和な顔。黒森峰のヤークトパンター車長・直下が、バスタオルを羽織ったまま唖然とした顔で立っていた。
思わず心臓が止まりかけるエリカを前に、直下は突然の光景に思わず言葉も出ないままでいた。
「や、やめて」
エリカは何とか言葉を探り出そうとするが、考えたままの言葉が口から漏れる。
「みっ、見ないでっ!」
そう叫ぶと、バスタオルを掴んで身体を隠しながらシャワー室の端っこへ、一目散に駆けて蹲まった。
見られた――ついに見られた――
パニックになりかけるエリカを前に、ようやく我に返った直下が優しく声をかけようとする。
「えっと……副隊ちょ…エリカさん?大丈夫?」
「バカッ!早くあっち行ってよ!!」
大声を上げてエリカは直下を威嚇する。
そして、エリカはそのまま一目散に直下を押しのけて、足早にシャワー室を出て行った。
見られた。
よりによって“している”所を。
走るように自室に戻り、携帯の電源も切り、部屋のカギもかけて電気もすべて落としたエリカはベッドの上で膝を抱える。
「どうしよう……どうすれば……」
不安に襲われながらも、エリカの意思とは裏腹に夜は更け、そして朝がやってきた。
不思議に事に、翌日の戦車道チームはいつもの調子だった。
自分を影から指差したり、遠ざけたり、奇異の目を向ける人は一人もいなかった。それだけにエリカは不安になったが、隊長も何もいわず、いつも通りの練習の時間が始まり、そしていつものように一日が終わった。
「今日の練習を終了する……解散!」
隊長であるまほの号令と共に、お疲れ様でした!の掛け声が重なり、練習はいつものように終わり、何度と無く繰り返した日常が今まで通りやってきた。
昨日以上に気が気でない、そんな日が終わったにも関わらず、エリカの心のざわつきは今まで以上に収まらなかった。
撤収準備を終え、いつものように細心の注意を払って制服へ着替え終えたエリカの前に、直下がやってきた。
「……エリカさん」
「な、何よ」
いつも以上に、いや、今だかつてなく彼女を警戒するエリカだったが、直下はいつものと同じ柔和な笑顔でエリカを見た。
「よければ、一緒に帰りません?」
帰り道を2人で歩きながら、直下はエリカに対して親身になって話を始めた。
「別に一人で悩まなくたっていいじゃないですか、エリカさん。それに、私こう見えても口は堅いんですよー」
「……だって、おかしいじゃない、お、男の人の……そのっ……お、お、……」
「おちんちん、が?」
「すっ、ストレートに言わなくたっていいでしょ!」
エリカは怒るが、直下はいつもの笑顔で「そんなに怒らなくたっていいでしょー」と流す。
溜息をつきつつも、ようやくエリカはほっと肩の荷が下りたような気がした。
血の気が多くどこか男勝りな少女が多い黒森峰の中でも、直下はまだ“女の子”として近い位置にいるような子だ、とエリカは思い続けていた。
そんな明るい彼女に秘密を知られながらも、いつものように接してくれる優しさがエリカにとってはとてもありがたかった。
「そういえば、すぐそこが私の寮なんですよ。寄っていきません?エリカさん」
エリカはそういわれて、無言でこくりと頷いた。
初めて入る直下の部屋に上がったエリカは、直下に通されるまま上がっていく。
ベッドの上に座るエリカを前に、直下は向かいに座ってから話を続ける。
「実は……エリカさんのその身体を見て、嬉しかったんですよ?」
「嬉しい?」
思わず素っ頓狂な声を上げるエリカを前に、直下は立ち上がってスカートに手をかけた。
「ちょっと、あんた何を」
「ほら」
直下がスカートを脱いだ瞬間、エリカははっと息を呑んだ。
彼女の履いたパンティーの上から、あきらかな盛り上がりがあった。それはどう見ても自分と同じ――股に生えた男性器のそれ――だった。
「あ、あなた……それは……」
「私としては――」
直下は腰を下ろしてから、エリカの手をぎゅっと握った。
「やっと同じ人が現れてくれた、って感じで、とても嬉しかったんですよ?」
「……えっ、そのっ……なんで……?」
エリカの頭は軽い処理落ちの様相を呈していた。
暫くしてエリカが落ち着いてから、直下はエリカの隣に座って話を始めていた。
「そりゃ最初は怖かったですけど、今はすっかり慣れましたよ?それに、この身体でいる事にもちょっと意味があるのかなー、って」
「意味……?」
エリカは直下の言葉を問い返した。
確かにこの男性器はエリカにとっては無意味そのものだった。確かに気持ちよくはあるものの、硬く怒張し勃起した時などは対応に困るし、何よりもグロテスクな肉の棒が自分の身体に付いている事自体が気持ち悪くて仕方なかった。
だが、直下はそれが意味がある事だという。
「実は、後輩や先輩からたまに“お誘い”があって」
「お誘い?」
直下は股間にそっと手を伸ばしてから言う。
「えーっとね、その……同性と恋愛したい子とか、後は男の子とエッチしてみたいけど男の子が居ない子とか、後は私の事を好きなった子とか。そういった子たちの面倒を見てるんですよ」
「面倒って……まさか“それ”で?」
直下はこくりと頷く。
「あっ、皆が皆、ってわけじゃなくて、ごく一部の子ですからね。でも、そういう子たちを幸せにしてあげて、自分も気持ちよくなれたら、それはそれでこういう身体でもいいんじゃないかなー、って」
「……」
直下の前向きさと、その笑顔にエリカは思わずくらっとしかける。
直下の事はエリカもよく知っていた、面倒見のよいお姉さんタイプの直下は確かに後輩から好かれるし、彼女も面倒を見る事自体にやりがいや楽しさを見出しているような――そんな節があったからだ。
「それでね、同じ身体を持つ人同士、ちょーっとお願いしたい事があって……」
「なっ、何よいきなり……」
改まって直下に迫られ、エリカが思わず物怖じしてしまう。
「一緒に“お誘い”しません?」
「はぁ!?」
予想外の言葉にエリカは思わず声を上げてしまう。
「ちょ、ちょっと待って、頭を整理させて整理を」
「エリカさんの、見た時はすっごい立派だったじゃないですか。皆も喜びますよ~」
「よ、喜ぶって!?」
ふふん、と直下は笑ってからエリカのスカートの上に触れた。
「えっ、ちょっ!」
顔を真っ赤にさせるエリカを前に、直下の細い指がエリカのスカートの下に隠れたモノをそっと撫でる。
思わずピクリと反応したエリカを前に、直下はニヤリと笑った。
「私だけじゃ体力的にも無理な事も多いんですよ、需要と供給に合ってないんです」
「ま、待って……そんな異性不純行為は……」
「同性、ですよ?生えてますけど」
きゅっ、とその竿を指先で捕まえられてから、エリカのモノに血流が回り始め、むくむくと起立を始めていく。
「それに、私もエリカさんの体に……その……興味があるんです、お願いできませんか?」
自分以外の、第三者にそこを触れられて顔を赤らめるエリカを見て、直下は耳元で囁くように呟く。
「エリカさん……いい、ですか?」
「―――っ」
暫しの間を置いて、好奇心が勝ったエリカは首を縦に振った。
直下はその答えを聞いてから、すでに収まりが付かなくなったエリカのその股間をまさぐりつつ、提案をする。
「それじゃあ、今、エリカさんのそこ……見たり触ったりしてもいいですか?」
風呂場に案内されたエリカは、そのまま脱衣所で制服を脱ぐ。同じく直下も制服を脱ぎ、体に纏った衣服を一枚ずつ自分の手ではいでいく。
上着を脱ぎ、ブラジャーを外したとたんにぷるんと跳ねる豊満なバストに、エリカが思わず嫉妬の目を向ける。
それを知ってか、直下は「揉まれると大きくなるんですよ」と答えるが、エリカは「じきに私も大きくなるわよ!」と返事をしながら自らも衣服を脱いだ。
「それにしても……エリカさんもおっきい……」
視線を股間をおろした直下が感嘆の声を上げる。
立派に起立したエリカの陰茎は、エリカ自身の手からはみ出るほどの大きさであった。皮もほとんど被らず、亀頭はほんのりとサーモンピンクで、まさに立派な逸物と呼んでも差し支えない大きさだった。
じろじろと見られる事に羞恥しはじめたエリカを気遣うかのように、直下もパンツに手をかけて自身の陰茎を露出させる。
こちらも、エリカの物と遜色のない大きさと形だった。思わず驚くエリカだったが、直下はそんなエリカの手をとって浴室へと案内させた。
「それじゃあ、ここに座って」
浴室に淵にエリカを座らせると、直下はかがんで、そのそそり立つ陰茎を両手で包み込んだ。
思わず小さく声を漏らすエリカの反応を楽しみながら、直下は聞ける相手がいなかったであろう質問を何個か切り出す。
「やっぱり一日に何回も勃っちいます?」
「そうよ……訓練中も、教室で勉強してるときも……隠すのが大変で……」
「……溜まっちゃいます?」
こくりとエリカは頷いた。
「私も最初そんな感じだったけれど、今はあんまりそういう事は無いかなーって、やっぱり回数が関係してるのかな」
「定期的に抜いてるけれど……やっぱり出したくなっちゃって」
ゆっくりと直下は興味津々にエリカのそれをしごき始める。
「量は一度にどれくらいでます?」
「んっ……多いときは、本当に一杯出るみたい……」
しごく動きを早めていくうちに、エリカの息遣いが荒くなっていく。
「やっぱり、自分でするよりも気持ちいいです?」
「いっ、いいに決まってるじゃない、んっ……!」
はっ、はっ、と呼吸の感覚を早めるエリカを見て、直下は絶頂が近くなってきたのを感じ取る。
「エリカさん、出そう?」
「出るっ……出ちゃうっ……!ううっ!!」
エリカは返事を待たずに絶頂した。
脈打ちながら、先端から勢いよく迸った白濁が直下の顔を、そして胸にどろどろと白濁を塗りつける。
「ひゃっ!?」
あまりの濃厚な精液をぶちまけられ、思わず驚嘆の声を上げる直下を尻目に、びゅくびゅくと射精を続けながらエリカは下半身から長く波のように押し寄せる快楽に思わず声にならない声を上げる。
四度、五度と放出を終え、小刻みに震えていた身体がぐったりと弛緩する。
それでも、直下の手の中にあるエリカの陰茎は硬さも失わずにキッチリとそそり立ち続けていた。
顔にかかった精液を指先で拭いながら、直下はエリカの陰茎の下に目をやる。根元の下にあるエリカの秘部は、どろどろに濡れていた。
「やっぱり、ここも敏感になっちゃうんだ……私と同じなんですね……」
直下の言葉も耳に届いてないのか、蕩けた顔のエリカは自らの精液で体中を汚された直下の顔をぼーっと眺めながら、いつも以上の長い絶頂の余韻に浸り続けている。
「エリカさん」
「なに……」
朦朧としているエリカの前で、直下はエリカの目を見る。
「私にも……してもらっていいですか?」
すでに体の火照った直下は、昂ぶる身体を押さえ切れないようで、その大きめなお尻を突き出しながら、浴室の壁に手を付いて、お尻の窄まりの下にある秘所をもう片手の指先で押し広げた。
「ちょっと……いいの……これって、その……セ、セックスじゃ」
「大丈夫だよ、私、いつも他の子とこっちでもやってるし……エリカさんの“初めて”も味わってみたいから……お願い」
直下の懇願に、エリカはごくりと生唾を飲む。
すでに発射しながらも、まだ力強く起立するモノと、まだまだ出したりない不満さから、エリカは心臓の高鳴りを覚えながら見よう見まねで直下の腰に、自らのモノを添える。
「そっちの穴じゃなくて……そう、こっちに……」
直下に誘われるがままに、愛液ですっかりと濡れた秘所にぴたりと亀頭をあわせる。
「……来て」
直下のその声を合図に、エリカは腰を動かして直下に挿入した。
「んんっ!!」
「あぁっん!」
2人の声が同時に重なり、エリカは自分の手とは明らかに違う、膣にモノを包まれる感触に声を漏らした。
「凄いっ……中……熱い……」
エリカは自慰とは違う感触と刺激に声を上げ、直下は自分の中へ乱暴に押し入るエリカの怒張を堪能する。
「すごいっ……エリカさんの……いいよ……!」
中の感触に戸惑うエリカを導くように、直下は続ける。
「エリカさん、じゃあ、腰を使って……」
「こ、こうするの……?」
ゆっくりとエリカは腰を動かし、深く挿入したモノを動かしていく。ぬるり、とモノを動かすたびにエリカはその刺激を感じていく。
「そうっ、んっ……その調子……」
直下に言われるがままに、エリカはゆっくりと抽送を続けていく。
次第にゆっくりとしたその腰の動きは、次第に速さを増していき、エリカもコツがつかめてきたのか、自らに生えた男性器による初めてのセックスに、次第に没頭していく。
「なっ、なにこれ……気持ちい…っ…!」
小ぶりな乳房を揺らし、激しく腰を使いながらエリカはその感覚に思わず我を失いかける。
モノは更に硬く脈打ち、その根元の下にある秘所から溢れ出るエリカの愛液が、太ももを伝って浴室の床にぱたぱたと落ちていく。
結合部からはじゅくじゅくと淫らな水音が響き、それに重なるようにエリカと直下の激しい息遣いと嬌声が漏れていく。
「はぁっ、んんっ、あんっ、んぅぅ!」
直下もエリカの怒張で体の奥深くを突かれるたびに嬌声を漏らしていく。エリカは直下の腰を掴み、中々放さない。
激しく突くたびに直下の豊満なバストが揺れていき、立派な仰角をとった直下の怒張もまた、上下へとぶるぶる揺れる。その鈴口には透明な液体がじわりと滲み、今にも絶頂を待とうとしている。
「はぁっ、はぁっ、出ちゃう、出るうっ!!」
エリカの体の底から押し寄せるように大きな快楽が込み上げる。
「あんっ、んんぅっ、んぅぅぅぅ!!!!!」
爆発するような絶頂がエリカの身体を襲い、それに反応するように直下も堰を切ったかのような快楽の濁流に音を上げ、絶頂に達した。
鈴口を押し広げるように吐き出される濃厚な、熱い白濁が直下の膣内にぶちまけられる。膣内に収まりきらず、行き場を失った白濁が結合部からどろどろと漏れ出し、太ももを伝り、それでも間に合わず結合部から床へ滴り落ちていく。それでも尚、注ぎ込まれる熱い精液を絞りとろうと直下の膣壁が絡みつくようにエリカのモノを締め上げる。
そして、直下の硬くそそり立つモノもまた同じ様に絶頂し、じわじわと噴き出すように、鈴口から精液がどろどろとあふれ出し、モノを伝って結合部に混じり、床を更に汚していく。直下の背に覆いかぶさるように体を預けたエリカが、呼吸もままならないまま味わった事の無い快感に身を震わせる。
「はあっ……はぁっ……」
「エ、リカさん……いいよぉ……」
2人はそのまま、互いに繋がったまま快楽の余韻をただひたすら貪った。
互いに身体を洗い。激しい情事を満喫した2人はお互い半裸のまま、身体を拭いて髪を乾かしていた。
「どうだったエリカさん?初めての感想は」
直下に髪をドライヤーで乾かされながら、エリカは先刻の痴態を思い出しながら、僅かに顔を赤める。
「よ、良かったわよ……あんなに気持ちよかったなんて……」
ふふん、と直下は笑う。
「この体も悪くないでしょう?そうだ。エリカさん、今度みんなも呼んで一緒にお楽しみしません?」
「えっ、みんなって……お楽しみって……」
直下はニコリと笑うと、携帯電話を取り出した。
「ベッドの上でのお楽しみ……エリカさんも、きっと気に入りますよ」
直下の言葉を聞き、先ほどの快楽を思い出して、エリカはごくりと唾を飲み込んだ。
<続く>