ガールズ&パンツァー PINK! 作:Colonel.大佐
「みんなー、今日の訓練お疲れ様!」
ブロンドの髪を揺らした快活な少女――サンダース大付属高校戦車道隊長、ケイの一声と共に、格納庫に幾多もの少女たちの「お疲れ様でした!」の声が響き渡った。大量の戦車と履修生を抱えるスケールの大きいサンダースの戦車道らしく、体育館を2つ繋げたような大きな格納庫では、数え切れないほどの少女たちが一斉に帰宅の準備を始めていた。ちょっとしたイベント会場のような喧騒の中、ケイの両脇に控える副隊長――ベリーショートで、背の高い少女のナオミと、彼女に比べて背の低く、そばかす顔の少女――アリサもまた、同じく帰宅の準備を始める。
「ナオミもアリサも今日はお疲れ様、ところでさ、今日はうちでバーベキューパーティーやるんだけど、2人も来ない?」
「いいわね、アリサは?」
ナオミに話を振られたアリサは、申し訳無さそうに頭を振る。
「すいません隊長、今日は外せない用事があるのでまた今度の機会に……」
「あら?珍しいわねー、でもこの間は予定ないって言ってたんじゃ……」
「そ、それじゃあお先に失礼します」
アリサはそう言うと、そそくさと2人の元から去って行った。
遠くなっていくアリサの背中を見送りながら、ケイは訝しげな表情を浮かべる。
「最近のアリサ、何か様子が変よね、ナオミは何か心当たりがある?」
「さぁ?……でも、何か変よね……また例のタカシ君と何かあったんじゃないですか」
タカシ君、と聞いてケイはニヤリと笑顔を浮かべた。
「ははーん、さてはアリサ、また例のタカシ君と何かあったかな?そろそろあの2人もくっ付いていい頃合だと思うんだけど……」
勝手に推察するケイを尻目に、唯一事情に心当たりのあるナオミは押し黙る。
(アリサにまさか先を越されるなんてね……)
シャワーを浴びて練習で流した汗を落としてから、制服に着替えたアリサは、そのまま徒歩で帰路に着く。
通学路を歩きながら、ある分岐路に差し掛かると、不意に後ろを振り向いて誰か尾行してきてないか確認をする。
「……気にしすぎ、よね?」
自分に言い聞かせるように呟くと、アリサは足早に別の道――自宅とは別の方向――へと駆け出した。
暫くして、目的地のマンションにたどり着くと、アリサは階段を上ってある部屋の前に行き着く。乱れかけた呼吸を整えてから、インターホンを押した。
ドアの向こうから足音と鍵を外す音が聞こえ、アリサの前でドアが開いた。
「よっ、久しぶり」
ドアを開けて出てきた青年の顔を見て、アリサはにっと笑ってから抱きついた。
彼こそがアリサの意中の人物――ケイ隊長が噂をするタカシその人だった。
更に言うなら、2人はつい最近に恋人という関係で結ばれていた。
「……もうホントに戦車の調子で悪くて最悪だったわよ。おまけに練習相手がまた強すぎてやってられなかったわよ」
「にしても、それでも2両撃破なんてやるじゃん」
「まあ、実力よ実力」
彼の部屋に上がらせてもらってから、アリサはいつものように2人でお喋りを続けた。
ここ暫く練習続きで、あまり会えなかった2人にしてみれば、それは1週間ぶりの、恋人らしい時間だった。
「それにしても今回は随分練習が長引いたけど、なんかあったの?」
「来週に大洗女子と練習試合するからその対策に、って、いつもりよりも厳しい練習する事になったのよ」
アリサはマグカップの中身に視線を落とす。
「……今度は勝てるといいな」
「勝つわよ、絶対に」
彼の淹れたコーヒーを飲み、ベッドに腰かけ並んで座りながらアリサは1週間の穴埋めをするように彼にくっ付く。
「……それにしても、電話も入れられないし、休みは殆どないし、ホント嫌な1週間だったわ」
彼の腕に抱きつきながら、アリサは飲み終わったマグカップをベッド横の座卓に置いた。
「ねぇ」
耳元で囁いてから、アリサは彼の顔を見る。
アリサの視線と懇願するような表情を感じ取った彼は、アリサの身体を抱き寄せる。アリサもまた、目を閉じて顔を差し出す。
久しぶりの口付けを交わす。少しの間をおいて唇を離したところで、アリサは顔を赤らめながら、もう一つの「お願い」をする。
「あ、あの、来る前にシャワー浴びてきたから、その……」
「いいよ、俺もご無沙汰だったし」
アリサの返事を待たずに、彼はマグカップを座卓に置いて、会話の繋ぎに流していたテレビの電源もリモコンで消した。
あまりにアッサリと伝わり、拍子抜けするアリサだったが、すぐに気を取り直すと彼の腕に従うがままに、そのままベッドに押し倒された。
締め切られたカーテンの向こうから漏れる、夕焼けの明かりに包まれながら、ベッドの上でアリサとタカシは互いの服を脱がしあった。
制服の上着を脱がされ、ネクタイ、そしてスカートと徐々に彼の手で、身を包む衣服を剥がされていく。
(これから、するんだ……しちゃうんだ……)
久々の情事に、思わず動悸が早まるアリサは、心の中で平静を保とうとする。
ブラウスを脱がされ、互いに下着のみの姿になったところで、アリサは思い切って彼に尋ねてみる。
「た、タカシのも見て、いい?」
今まで一方的に彼にされるがままだったアリサの、彼女なりの好奇心の言葉に彼は快く頷いた。
ベッドに腰かけ、既に裸になった彼の前へ跪くように、アリサが座る。
「こんなじっくり見られるなんて、何か変な感じだな」
「いつも私がされてばっかりだから、私がしたっていいじゃない……」
そう答えながら、アリサはまじまじと、彼の股間へと視線を向ける。
(やっぱり、タカシのっておっきい……)
すでに熱く脈打ち、硬くそそり立つ彼のモノを手でゆっくりしごきながら、アリサは思わず感嘆する。
初めてを捧げてから数回ほど、彼のモノを直接目にしているがここまでまじまじと観察したのは彼女も始めてだった。初めはグロテスクで、倦厭していた彼のモノも、今では男と女でしか味わえない悦びを伝えるもの――もっと言えば、愛しい彼の一部としてアリサは受け入れていた。
手の平から大きくはみ出すほど大きなそれを、掌の中でゆっくりと包んでしごきつつも、アリサは最近覚えたての知識で、彼を喜ばせるための方法を試してみる。
恐る恐る、アリサはその舌先でモノの先端――亀頭と、その鈴口を舐めてみる。すでにその先端からは滲み出ていた透明な雫も舐め取る。
(ちょっとしょっぱい……)
初めて味わうカウパーの味に驚くが、アリサは果敢にも初めて行う行為――フェラを試そうと、その唇で彼のモノの先端にキスをした。
そして、その先端を咥える。
「うっ!ぅぅ……」
彼の反応を楽しみながらも、アリサはその口で彼のモノを包み込んだ。
男性器の味に脳裏に焼き付けながらも、アリサはその口膣と舌でモノをゆっくりと包みながら、頭を動かして抽送していく。
じゅぷ、と淫らな音を立てながら、ぎこちなくも初めてのフェラで奉仕をするアリサは彼の反応をうかがいながらも、覚えたての知識を駆使して、吸い付いてみたり、舌先を這わせて刺激してみたりと試行錯誤をくり返す。
一通り試した所で、アリサは口からモノを放す。唾液で滑る彼のモノは、心なしか先ほどよりも硬さと大きさが増しているような気さえした。
慣れない口淫で、すっかり身体が高ぶったアリサの秘所はすでにじわりと愛液で濡れ始めていた。
アリサは上目遣いで彼の顔を見ると、懇願するように尋ねた。
「ねぇ、その……して」
ベッドに上がり、仰向けに転がったアリサは、自分の身体を隠す最後の布となったブラとパンティーを脱ぐ。脱ぎ取ったそれをベッドの脇へと放ると、彼女は一糸纏わぬその白い、やや未発達な肢体を彼の目の前へ差し出した。
彼の視線が、アリサの胸――お世辞にも、形も大きさも良いとは言えない――に向けられる。
やっぱりをそこを見るのか、とアリサは思わず不安になる。アリサ自身にとっても、自分の胸の小ささはコンプレックスでもあった。
「これから大きくなるんだからっ……」
思わず顔を背けるアリサだったが、その返事を待たずして、彼はアリサの双丘へ顔を埋めると、その可愛らしいピンク色の乳首を舌先で舐めた。
「ひゃっ、うぅ!!」
突然の猛攻と、その刺激に思わずアリサが声を上げる。敏感な箇所を攻め終えると、彼はアリサの顔を見た。
「小さくてもいいよ、俺、そっちの方も好きだし」
「ばかっ、へ……変態」
呆れながら、半分はほっとしたアリサは彼の細めながらガッシリとした身体をその手で抱き寄せると、求めるように唇を重ねた。
「んんっ……んっ……」
音が漏れるほど深い口付けを交わす。そんな中、彼の手がアリサの下腹部へと伸び、まだ産毛ほどの茂みの下にある秘所をそっと這う。指先に伝わる湿っぽい感触を確かめると、彼は唇を離してから、アリサの太ももに両手を這わせて広げさせる。
恥じらうアリサを尻目に、腰をおろした彼はそそり立つモノを手で掴むと、溢れんばかりの蜜で濡れるアリサの秘所に、そっと先端を挿入した。
「はぁっん……んんんっ……」
自分の中をこじ開けられるその感覚に、思わずアリサが声を漏らす。
半分ほど挿入を終えたところで、彼は何の予告もなしに残りをたたきつけるように、一気に押し込んだ。
「あぁっんっ!!」
下半身から沸く刺激と衝撃にアリサが声を上げる。
「見なよ、もうこんなに入ったよ?」
結合部をまじまじと見せ付けられ、アリサは恥ずかしげに顔を伏せる。
「ばっ…ばかぁ……」
少しの間繋がったままになった2人だったが、やがてゆっくりとモノを引いては、腰を沈めてモノをアリサの膣内で動かし始める。
「んんっ……ぁんっ…」
その刺激と気持ちよさに声を上げながら、アリサは彼のなすがままに快楽に身を預けていく。
やがて彼もゆっくりとした抽送を続けながら、その手をアリサのささやかな乳房を這わせ、可愛らしいその乳首を指先で刺激したり、彼女の身体を確かめるようにいたるところに手を這わせていく。
「タカシぃ……んんっ」
彼の名前を呟きながらも、アリサの呼吸が次第に乱れ、顔は徐々に蕩けていく。
そんな彼女の反応が楽しいのか、彼はその指先をお腹から下――結合部へと持って行く。
立派なモノを、しっかりと咥えこむその部分の少し上――少し埋もれるように隠れた、彼女の小さな芽――クリトリスを人差し指の腹で弾く。
「んんぅっ!」
その刺激に一際大きな反応を示すアリサを見て、彼の中の意地悪な心が少しだけ顔を覗かせ始める。
クリストリスを指で刺激しながら、彼は抽送のスピードを徐々に速めていく。敏感な部分を同時に刺激されながら、アリサは壊れたラジオのように途切れかけの嬌声を漏らす。
「やっ、あぁん!そこっ、ダメぇっ、んんっぅ!!」
途切れかけの抗議を続けながらも、アリサの身体が電流を流されたかのように痙攣し、きゅう、と彼女が膣内で彼を締め付けた。
「――――!!!」
声にならない掠れた嬌声を上げて、アリサは一足先に絶頂を迎えた。
彼は一先ず腰の動きを止め、浅い呼吸を続けるアリサを見て意地悪そうに呟く。
「もうイっちゃった?」
「だってぇ……気持ちよすぎるのよぉ……」
アリサはそう言って彼の顔を見返したが、その目には期待の色が見えてる。
「タカシ……もっと、シて」
懇願する彼女の顔を見て、彼はキスを彼女の口に送ると、再び腰を動かし始めた。
「んんっ!んっ、うぅん!!」
絶頂したばかりで敏感になっているアリサは、突かれ、膣内を激しくかき回される度に声を上げていく。
彼もまた、包み込まれ、適度に締め付けていく彼女の感触に余裕を失い、じわじわと押し寄せてくる射精の感覚に声を上げそうになる。
結合部からじゅくじゅくと音が鳴るほど、激しい腰使いで抽送を繰り返すうちに、快楽の頂点が迫り始める。
「アリサ、出る、出すぞっ!」
「んんぅ!いいよ、中で出してっ、んんっ、うぅんっ――!!」
アリサの絶頂と同時に、彼は中で果てた。
込み上げるように吐き出された熱い白濁がアリサの膣内を染め上げるように満たしていく。
射精を終え、モノが引き抜かれる。疲れた彼はそのままごろんと仰向けになり、一息つく。
絶頂の余韻を味わう彼を前に、アリサは起き上がると、そのまま這うように彼の身体に覆いかぶさった。
「ねぇ……タカシ……これでおしまい……?」
まだまだ物足りないのか、アリサはねだるように、彼の耳元で囁く。
「まだしたい?」
「……したい、けど」
アリサの返事を聞きながらも、彼は下半身に意識を向ける。
射精を終えてはいるが、身体にかぶさるアリサを見ていくうちに、彼女に身体に触れていた、しぼみ始めた彼のモノが徐々に元気を取り戻していく。
その感触を確かめたアリサは、ふふん、と笑うとすぐに身体を起こした。
「じゃあ……2回戦目、するわよ」
彼の上に跨ってしゃがみこむと、アリサは手で、元気にそそり立つモノを掴む。騎乗位の姿勢を取り、位置を調整し、その先端を自らの膣口に押し当てると、アリサは躊躇いも無くその腰を一気に沈めた。
「んんぅぅっ!!!」
思わず大きな嬌声が漏れる。
両手をベッドの上に押し付け、アリサは腰を動かしていく。
積極的に腰を使い、一心不乱に男の身体を味わおうとするアリサの痴態に、彼もまた情欲を掻き立てられる。
「はぁっ、んんっ、あっ、はあっ」
ごりごりと、その先端で自分の奥深くにある感じる部分を刺激するように腰を使うアリサは、だらしなく口を開け、端から唾液の筋を垂らすほどその気持ちよさに没頭にしていく。
やがて、彼は半身を起こすと、アリサの身体を抱き寄せた。
「ちょっと、タカシぃっ……んっ」
アリサの声を封じるように、彼はその唇をキスで塞いだ。
そのまま対面座位の姿勢を取ると、アリサは彼の背中に手を回して深く口付けを求める。舌を這わせ、息苦しさも忘れながら繋がれるだけ深く繋がろうと、彼の身体を求める。
「ぷはぁ、ああぁ、んんぅっ!!」
唇を放し、唾液の糸を引きながらアリサは蕩けた顔で必死に腰を動かしていく。
先ほど放った白濁は中で掻き回され、結合部から溢れ出して身体を、そしてシーツを汚していく。
長く続く抽送と、愛液と白濁の混じった滑ついた刺激に彼も既に余裕はなく、込み上げてくる二度目の絶頂に必死に耐える。
だが、刺激と快楽を求めるアリサは腰の動きを緩めず、次第に早めていく。粘ついた水音が大きくなり、浅い呼吸と抑え切れずに漏れていくアリサの嬌声が部屋に響いていく。
「アリサ、我慢できねぇ、出るっ……!」
「んんっ!ちょうだい、タカシのっ、ぜんぶっ、んんっ!!」
アリサの腰の動きが一層早まる中、ついにアリサの体に快楽が爆発した。
「あぁん、んんっあぁぁっ――!!」
悲鳴のような声をあげ、アリサの身体が今日何度目かも解らない絶頂へと導かれる、きつく締め付けようとするアリサの膣内の刺激に、耐え切れなくなった彼も、二度目となる精をアリサの奥深くへとぶちまけた。
どくどくと吐き出される白濁の感触を感じながら、絶頂の余韻に浸るアリサは彼の体を強く抱きながら、時折ぴくぴくと体を震わせて、荒く浅い呼吸を繰り返す。
彼も最後の一滴まで彼女の奥へ注ぎ込むと、アリサの頬へ口付けを送り、抱き寄せた。
二度にわたる行為を終えた二人が、その行為の後始末を終える頃には夕日は沈み、窓の外はすっかり夜に変わっていた。
「もうっ、ピル飲んでなかったら絶対デキてるくらい出して……」
自分でも口に出すのが恥ずかしいのか、ベッドに腰掛け、彼の横でブラを付け直しながら顔を真っ赤にしたアリサが呟く。
「アリサだって、もうノリノリだった癖に」
「それは……その、久しぶりだったからよ!ご無沙汰だったし」
暫くしてから、アリサは何かに気が付いて、部屋のカレンダーを見る。
何かに気が付いたアリサは、少し思案してから彼に尋ねる。
「あのさ……タカシ……今日泊まって行ってもいい?」
懇願するアリサの表情を見て、彼は彼女が何を期待しているかを察すと「いいよ」とだけ答えた。
若い2人の熱い夜は、まだ始まったばかりだ。
<了>