OCG STORIESを参考にしていますが、ロゼのクール成分は強めな感じです。
いつものように食べ終えた朝食の食器をまとめ、キッチンのシンクに何回かに分けて運ぶ。
流しっぱなしにしているテレビのニュース番組ではその間にもコーナーが移り、今日の天気予報を伝え始めようとしていた。
画面を一瞥すれば、予想天気図を前に気象予報士のお姉さんとアナウンサーが並ぶように立って話している。
俺はそれに耳を傾けながら、スポンジ置きに置いているスポンジを手に取って泡立てる。
天気予報のコーナーは流れるように進んでいき、今日も酷い暑さになりそうなので屋外での激しい運動は出来る限り控えて水分補給を欠かさないように――とのことだった。
天気予報が終わって次のコーナーに移るのも聞いたので、俺はシンクに向き直って洗い物を再開することにした。
それにしても、あの眩いロングヘアが印象的な気象予報士のお姉さんはやっぱり虹天気アルシエル本人なんじゃないだろうか。
他人の空似と言ってしまうには、どことなく虹を思わせる華やかさと瞳を閉じているような落ち着いた雰囲気が似すぎている気がしてならない。
だが、面識があるわけでもない俺がいくら考えたところで結論なんて出るはずもなく。
閑話休題、分かっていることとはいえ今日も暑いと断言されてしまうと外に出る気持ちがホントに萎えてしまいそうだ。
最近の俺にはバイトを詰め込まなくてはいけない理由があるので、断腸の思いでクーラーを付けているこの部屋から一歩出ないなんてわけにはいかないのだが。
食器を洗い終えた俺は時間に余裕があるのを確認してから、その理由の前に座り込む。
狭い部屋の隅、出来る限り片づけられたその一角に並んで鎮座しているのは閃刀姫-レイと閃刀姫-ロゼのフィギュアだ。
一足先に発売されたレイに続いてロゼのフィギュアも先日発売され、ようやく二人揃って飾れるようになった。
ずっと待ち望んでいたこともあって、それからは毎日のように拝んでいる。
というか、色々なことが辛すぎて拝まなきゃとてもじゃないがやってられない。
あぁ、レイもロゼもイラストのポーズそのままだからカードから抜け出て実体化したようで。
ホントに、何度見ても最高だ……っ!
拝むついでに二人のフィギュアを下から見上げようとして――、寝そべった俺の顔を覗き込む神秘的な紅い瞳と視線が重なった。
「……何をしてるんだ、マスター」
銀色のロングヘアを二つに分けて結った少女が怪訝そうに首を傾げながら淡々と尋ねる。
その華奢な身体は漆黒の軍服に包まれており、裾の合間から覗くほっそりとした足も同じ色合いのタイツに包まれていた。
目の前に並ぶフィギュアの一体と寸分違わず同じ姿をしている彼女は閃刀姫-ロゼ。
デュエリストたちの間で都市伝説として密かに囁かれるカードの精霊という不思議な存在だ。
それがどういう存在なのかは俺自身も未だによく分かってないのだが、限定的な実体化もできる幽霊と言うと実感に一番近しいだろうか。
「そうですよ、マスター。以前から私のフィギュアをまじまじと見てることはありましたが、ロゼのフィギュアが加わってからはその頻度が輪をかけて上がってません!?」
続いて姿を見せた少女は白を基調とした軍服を華麗に着こなしていて、眩い色の髪が微かに揺れている。
その肢体は豊かな曲線を描いていて、スカートから伸びた健康的な足はニーソックスに包まれていた。
彼女は閃刀姫-レイ、レイもまたロゼと同様にカードの精霊として俺の元に現れた少女だ。
本人たちが初めて現れたときにしてくれた説明によれば、レイたちは「合体術式-エンゲージ・ゼロ」というカードを依り代として顕現しているので二人一緒に俺の前に姿を見せられるらしい。
俺としてはレイもロゼも同じくらいの推しなので、エンゲージ・ゼロが依り代として選ばれたことにはそれはもう感謝しかない。
エンゲージ・ゼロをもう一枚入手して、依り代になった一枚は額縁に納めて二体のフィギュアと一緒に象徴として飾ったくらいだ。
話が些か脱線してしまっているのに気づき、俺は居ずまいを正してレイたちに向き直る。
今日これからの色々なことがもう辛すぎてレイたちのフィギュアを拝んで気持ちを高めないとやっていけないのだ。
これだけは分かって欲しい、ホントにマジで。
「言わんとしていることは想像できなくもないですけど、こうやって私たちがいるのにフィギュアの方を拝むのはどうかと思いますよ!?」
「……? マスターは私のぱんつが見たいのか。別に今更、それくらい――」
ロゼが軍服の中に手を平然と突っ込もうとしたので、俺を呆れるように見ていたレイが慌ててそれを止めた。
「ロ、ロゼっ……ダメっ! 確かに、その……だけど、慎みは大事! なんだから」
「……そうなのか。難しいな」
ロゼは困ったような曖昧な表情を浮かべながら顔を俯け、首の周りを覆っているマフラーに口元を隠す。
その隣ではレイが思案するように顎の辺りに指を当てていたが、何らかの案を閃いたようで華やかな笑みを浮かべた。
「確か、マスターは今日お仕事に行けば週末はお休みでしたよね? だったら今日頑張れたら私たちから何かご褒美を差し上げるというのは――って、あれ? マスターは? ほんのさっきまでそこにいたよね!?」
「マスターならレイの話の途中でさっさと立ち上がって洗面所に行ってたぞ」
「も、もうっ! マスター! マスターってばぁぁっ!」
遠くレイとロゼが話しているのを聞きながら、俺は洗面台の前に立って身だしなみを整え始める。
彼女たちからもらいたいご褒美と言えば一つしか思い浮かばず、それを思えばやる気は幾らでも湧いてこようというものだった。
*
「マスター、今週もお疲れ様でした。とても頑張られたみたいですね」
「スキップしながら帰って来たからな。マスターがレイの言ったご褒美を楽しみに頑張っただろうことは私でも分かる」
労ってくれるレイの隣でロゼが首を縦に振ってうんうんと頷く。
その日の夜遅く、俺たち三人は向き合うようにしてベッドの上に座っていた。
レイとロゼは普段と変わらず軍服を身にまとっているが、バイトから帰宅した俺は先ほどシャワーで汗を流してパンツだけ履き替えた姿だ。
「頑張る活力にしてもらえたのなら何よりだけど。マスターって時折、その……とっても素直になりますよね」
「私はそんなマスターこそ好ましいがな。何を考えてるか分からないより余程いい」
レイが俺を気遣って絶妙に言葉を選んでくれている傍らでロゼからド直球な一発を投げられ、体温が一気に上がったように感じられた。
彼女は割とそういうところがあるのはもう分かっているが、それでもこうやって真正面から肯定されると空気を求める魚のように口をパクパクとさせることしかできなくなってしまう。
刻まれる鼓動が一気に速まり、昂りを伴った熱が全身を駆け巡って下腹部の辺りに収斂されていく。
そんな心地よい熱さにボンヤリと浸っていると、レイが慌てたように両手をろくろでも回しているかのように動かしていた。
「マ、マスターっ。そんなつもりはなかったんですけど、焦らしちゃってましたか!?」
「……マスターは可愛いな。あぁ、いい」
ロゼがどことなくうっとりとした表情を浮かべながら、宝石のような紅さを湛えた瞳を薄っすらと細める。
しかし、そのすぐ隣ではレイがまるでお姉ちゃんのようにぷんぷんと怒っていた。
そんなレイもとても可愛いのだが口にするといい感じに怒られるだけなのでいまは黙っておく。
「今日は頑張ったマスターへのご褒美なんだから、ロゼもマイペースに楽しんでないで! 準備はいい?」
「分かっている。私はいつでも構わない、レイ」
レイとロゼがあらためて目配せし合うと、それぞれの着ている軍服が光の粒子に換わって瞬く間に解けていく。
これは二人がカードの精霊だからこそ出来ることらしく、普段身にまとっている軍服以外にもエンゲージ・ゼロで描かれている閃刀姫としての装備にも着替えたりできるらしい。
そして露わになるのは二人の閃刀姫の一糸まとわぬ姿だ。
眩い色のロングヘアを揺らすレイの肢体は豊かな曲線を描いており、その胸元では形のいいおっぱいがたぷたぷと揺れている。
染み一つ見えない肌は健康的な色つやを誇っていて、彼女自身の大人びた雰囲気と相まって少女らしからぬ色気に花を添えていた。
一方のロゼは普段結っている髪を解いていて、色合いこそ違えどもレイと姉妹のような雰囲気が一層増していた。
肉づきは全体的に薄いうえに華奢ではあるものの、雪を思い起こさせる透き通るような肌が幻想的な雰囲気を醸し出していてレイとはまた違う引き込まれるような色気を感じさせた。
閃刀姫という名にふさわしい、まさに金と銀の美姫。
そんな彼女たち二人にこれから癒してもらえるのだと感慨に浸っていると、ロゼがゆっくりと頷いた。
「マスターからの要望通り、今日は二人で奉仕させてもらうからな?」
「ふふっ。毎日頑張れてえらいマスターへのご褒美、なんですから。
いっぱい、いぃっぱい癒されてくださいね。
私たちのマスター♥」
*
「……マスター」
レイがそっと囁きながら一糸まとわぬ身体を寄せて来る。
彼女の美乳が俺の胸板に圧されてむにゅうと形を変え、微かに開いた唇の合間から漏れた熱っぽい息が顔に当たる。
俺がレイの少女らしからぬ色っぽさにあらためて見惚れていると、彼女は唇を緩めて薄く微笑んだ。
「マスター、好きです……んっ、ちゅっ♥ ちゅぷ……、れろ、じゅぷっ♥」
唇同士が軽く触れ合い、俺とレイは自然と啄むように口づけを交わし始める。
それは次第に熱を帯びていき、俺たちはお互いの舌を絡ませて唾液を混ざり合わせるように交換していく。
視界の隅で唾液が口の端から垂れて伝っていくのを捉えながら、俺はレイの背に手を回して華奢な身体を思い切り抱き寄せる。
「マスっ……んんっ、じゅぷぅ♥ ちゅぷっ、ぬぷぅ………じゅぷううっ♥♥」
レイが驚いたように身体を強張らせるが、それを無視して彼女の口内に舌を思い切り挿し入れた。
そして歯の一本一本をなぞり、頬の裏側の柔肉を味わうように撫で――本能の求めるまま舌をレイの口内で暴れ回らせる。
もたらさせる昂りはあまりにも圧倒的で、全身を駆け巡った熱が下半身に集まって肉棒を更に膨れ上がらせた。
痛いくらいに勃起した愚息がパンツの中で暴れ回ってるが、それさえもいまは心地いい刺激でしかない。
そんな猛烈な昂りに理性が抗えるはずもなく、俺は抱いているレイを堪能し尽くすことしか考えられなくなっていく。
仮に俺とレイの二人きりだったらそれで終わりだったのだろうが、この場には三人にいて――その彼女、しばらく様子見に徹していたと思しきロゼは挑戦的に唇を歪めていた。
「レイはマスターといっぱいキスするので忙しい。だから、マスターのおちんちんは私が相手しよう」
四つん這いになっている薄い身体を野生の動物のようにしなやかに動かしながら、ロゼは俺の股座に顔を埋める。
そして慣れた手つきでテントを張っているパンツをずり下ろし、縮こまった睾丸に引っかけるようにして肉棒を露わにさせた。
先端から我慢汁を溢れ出させながら小刻みに震える愚息を見遣り、ロゼはほぉと短く熱を帯びた息を零す。
「もう、染みが出来るほどにカウパーを溢れさせて。レイとのキスがそんなにも気持ちいいんだな」
そして整った顔を勃起した肉棒の先端に躊躇いもなく近づけると鼻をすんすんと鳴らし、その傍らで睾丸をそっと握り込んだ。
微かな刺激が全身を駆け巡るのを感じ、俺は抗うように全身を微かに強張らせる。
「睾丸もこんなに縮こまらせて。やはりマスターは可愛い。あぁむ、ちゅっ……ちゅう♥」
ロゼは睾丸を食むようにしゃぶりながら雪のように白くほっそりとした手を伸ばし、血管を浮かびあがらせた竿を包み込むように優しくる。
微かにひんやりとしたような感触を覚えたのも束の間、擦るように上下に動かされればゾクゾクッとした気持ちよさが脳天に向かって突き抜けた。
俺が呻くように声を漏らして身体を震わせると、彼女は満足したようにニヤッと笑ってみせた。
「あぁ、その表情。もっと、もっと……私はマスターのその表情が見たい」
ロゼは白魚のような指を亀頭の先端に這わせ、鈴口を撫でるようにして溢れ出ている我慢汁を掬い取る。
それを亀頭全体に薄く塗すように広げながら、我慢汁を彼女自身の手のひらにも馴染ませるように亀頭そのものを握り込んだ。
肉棒がもたらされる刺激に歓喜するようにロゼの手中でビクビクッと跳ね、身体全体が爆発してしまいそうなくらいに熱い。
上半身はレイを求めてるのに下半身はロゼを求めていて、二つの違った昂りが体内で混ざり合ってもうどうにかなってしまいそうだった。
「っっ……んぅ、マスター♥ マスター♥ 私、わたしぃ……っっ♥」
俺の太ももの上に跨っているレイが甘い声を漏らしながら、下半身をくねらせるように動かす。
その度にぬちゅっにちゅと卑猥な水音が奏でられ、漂うように広がった雌の匂いが俺の理性をドロドロに溶かしていく。
そしてレイの痴態をガン見している間に、今度はロゼが肉棒をゆっくりと上下に扱き始める。
彼女が手を動かす度にぬちゅぅにちゅっと卑猥な音が響き、細い指が竿に浮かび上がった血管を焦らすように撫でた。
いまにも暴発してしまいそうなほどに溜まった熱を少しでも逃がそうと、俺はレイを折れんばかりに抱きしめて再び彼女の舌と自らの舌を絡ませ合った。
「マスターっ、マスターっっ……んじゅっ、じゅぷ♥ ちゅぷぅ、ちゅっ……れろれろぉ、じゅうぅ♥♥」
吐き続けている荒い息同士が顔に当たり合い、零れ出た唾液がレイの形のいいおっぱいに向かってぽたぽたと絶え間なく垂れる。
俺もレイもただただ舌同士の触れ合いだけでお互いを情熱的に求め合い続けていると、今度はロゼがゆっくりと口を大きく開いた。
宝石と見紛うほどに美しい瞳の色に似た、鮮やかな色合いの舌が唇の合間からその姿を覗かせて蠢くようにロゼの唇をなぞってみせた。
「マスター、果たしていつまで我慢できるかな?」
ロゼは淡々と告げると、あらためて口を限界まで大きく開いて俺の愚息を根本の方まで咥え込んだ。
肉棒全体を覆うねっとりとした温かさに下半身が思わず跳ね、先端がロゼの口内に勢いよく突き当たる。
頬越しのぶつかった亀頭の形が薄っすらと浮かびあがるが、ロゼは平然とした表情のまま口内で舌を器用に動かして大きく膨らんだその縁をれろぉと舐めあげた。
「れろぉ、んちゅ……ちゅう♥ じゅぷっ、ほじほじぃ……んぅ♥ マスターのおちんちん、やっぱり大きくて熱ぃ……ぬぷぅ、れろれろぉ♥」
彼女は舌で亀頭の縁をなぞった後は全体を舐め、鈴口をイジメるようにほじくって責める。
瞼の裏が明滅するのを感じながらレイとのキスに夢中になって堪えていると、ロゼは小さな顔全体をゆっくりと上下に動かし始める。
その間にも舌は裏筋を弾くように舐め続けているのだから、器用すぎる。
しかし、ロゼは俺の胸中を見透かしたかのように首を微かに左右に振った。
「私は器用な方だとは思うが、マスターが悦んでくれるから覚えたというだけ。
だから、マスター。出そうなら我慢せず私の口にいっぱいびゅびゅううしてくれていい。
れろ、ちゅ……れろれろぉ♥ じゅぷ、ぎゅぷ……じゅぽぉ、ぎゅぷうっ♥♥」
ロゼはラストスパートと言わんばかりに頬を微かに窄めるようにしながら顔全体を動かす動きを速めていく。
彼女のあまりにも巧みな搾り取る動きに俺は下半身の理性を手放しながら、それでも限界までレイを抱き寄せて彼女の唇を求め続けた。
「あぁ、マスター……っ、マスター……っっ!!♥ れろっ、れろれろぉ……ちゅぷっ、ぬちゅぅ♥ ちゅぽぉ、じゅぷ……ぴちゃあ、ちゅううう♥♥」
びゅるっ、びゅるびゅるっ……びゅううっっ!!!♥♥♥ びゅっ……びゅうう、びゅうううっっっ!!!♥♥♥
レイを抱きしめて彼女と舌を絡ませ合いながら、下半身では限界まで膨らんだ肉棒がロゼの口内で暴発する。
俺は無意識に腰を思い切り突き上げ、ロゼの喉奥に向かって白濁液を直接吐き出す。
射精音を響かせそうなくらいに激しい勢いで、彼女の顔に腰を押しつけるようにしながら何度も何度も吐き捨てるように精を注ぎ込んだ。
「んんぅ、んんっ……んくっ、んんんぅ♥ むぅぅぅ♥」
ロゼは最初嚥下しようと試みていたが白濁液は彼女の口内で逆流しているようで、空いていた口の端から微かにつつぅと垂れて線を描く。
それに気づいた彼女はまるで小動物のように頬を大きく膨らませて、続けて吐き出される精を口内で何とか受け止めた。
「はぁ、はぁ……マスター……いっぱい、出たみたいですね」
長く続いた射精が落ち着いてレイからそっと顔を離せば、彼女もまた息も絶え絶えになりながら呟いた。
その間もロゼは肉棒を咥え続けていたが、少し汗ばんだ顔で俺を見上げながらゆっくりと喉を鳴らして溜めている白濁液を嚥下し始めた。
「んくぅ、んくっ……こくごくっ、んんぅ♥ きゅぽっ……、ふぅ。ほぉら、マスター。全部飲めた」
ロゼはしばらくして飲み終えると肉棒から顔を離し、俺に見せるように口を大きく開いて見せる。
頬がぱんぱんに膨れるほど溜まっていった白濁液は見事に残っておらず、彼女の口内では鮮やかな色の舌がれろれろと動いていた。
気持ちよかったと感謝を伝えながら手を伸ばして解いているロングヘアをゆっくりと撫でれば、ロゼはむずがるように真っ赤な瞳を微かに細める。
「それにしても、マスターのおちんちんはいっぱい出したみたいなのにまだまだ元気そうですね」
俺たちの様子を見守っていたレイが視線を下ろしながら怪訝そうに首を微かに傾げる。
彼女の視線の先に見えるロゼの口内から解放された肉棒は唾液と白濁液に塗れながらも、十分な硬さを誇っていた。
俺自身も全身が圧倒的な虚脱感に支配されているものの、下半身は活力に満ち満ちているという何とも不思議な心地だ。
「私は……その、マスターにいっぱい抱きしめていただいてちょっと疲れたので、マスターがよければロゼから愛していただけないですか?」
「ななっ、レイ!?」
レイからの発案にロゼが目を丸くしながら驚いたように声を上げる。
二人とも多かれ少なかれ疲労感は抱いているだろうが、俺に力いっぱい抱きしめられ続けていたレイの方が確かに疲れているのかもしれない。
いずれにしても俺が判断することではないと思い、ロゼ自身に決めてもらおうと彼女の方に視線を向ける。
ロゼは黙り込んだまま俯いて視線を泳がせていたが、間もなく雪のように白い顔を微かに赤く染めながら首を上下に振って答えた。
*
ロゼが自らの身体をゆっくりと横たえるが、彼女の頭が下ろされたのは何とレイの太ももの上だった。
「……あはは。マスター……その、いいんでしょうか?」
レイは困ったように苦笑を零しながら俺に尋ねるが、彼女の膝枕を所望したのは他ならぬロゼ自身である。
曰く、せっかく三人一緒なのにレイだけ休みなのは勿体ないとか何とか。
レイに離れたところからセックスを見られる気恥ずかしさのような感情があったのではと想像するが、口にしているそれもまたロゼ自身の本心なのだろうと思う。
それはそれとして、彼女の発案にその手があったかと俺はちょっとした敗北感を抱いていた。
出来るならいまから代わって欲しいくらいなのだが――
「マスター……!」
レイの太ももを堪能しているロゼがいまにもふんすと鼻息を出しそうなくらいのドヤ顔をこっそり浮かべていた。
ぶっちゃけ血の涙を流れ出そうなくらいに悔しいが、今日は発案者であるロゼに譲るべきだろう。
次にこういう機会があったらレイに絶対お願いしようと心に深く刻み込み、一度短く息を吐いて気持ちを切り替える。
あらためて見下ろしても、ロゼの身体は肋骨の線が浮かびそうなほどに薄くひどく華奢だ。
肌はまるで雪のように白く透き通っていて、いまは解かれて広がっている銀色のロングヘアと相まって幻想的な雰囲気さえ感じられる。
胸元は微かに膨らんでいて、その頭頂部に見える鮮やかな色を帯びた乳輪と存在を主張するように膨らんだ突起が――どうしようもないくらいに、俺の劣情を煽った。
「マスター……っっ、んぅ♥」
俺はロゼに覆い被さるとその胸元に顔を寄せ、一方の膨らみを口に含んだ。
彼女が甲高い声をあげるのを聞きながら、湿り気を帯びた舌で鮮やかな色合いの乳輪をゆっくりと舐っていく。
彼女の頭を撫でるかのように丁寧に優しく舐めていると、ロゼが華奢な身体を時折勢いよく跳ねさせる。
水音が重なるように下品に響いてしまうが、それがまたより興奮を誘って堪らなかった。
「あっ、あ゙ぁっ……んっ♥ マスター……そこ、乳首はぁ……♥ んんっ、レイ……レィィ♥」
ロゼは小さな顔を左右に振りながら真上にいるレイに助けを求めるように名前を呼ぶ。
しかし彼女はどこか驚いたような調子でロゼへの愛撫を続ける俺を見下ろすばかりだった。
「マスターってロゼ相手だとそんな感じになっちゃうんですね」
確かにロゼ相手だと若干Sっぽくなってる自覚はなくもないが、そんなに違って見えるのだろうか。
っていうか、ほかの相手とのセックスを見られるのって凄く恥ずかしいな!
「……すごく今更な気が。それに発案者は他ならぬマスターですよ?」
内心を見透かされたようにレイからジト目を向けられながら指摘される。
頑張ったご褒美を提案してくれたことにつられて、深く考えてなかった部分はある。
レイからの今更という指摘も尤もだし、場当たり的に変えても調子が狂うので思ったままにやるのが一番だろう。
焦らすように舐っている内にロゼの乳首が硬さを帯びてきたのを見て、俺はそれを舌で勢いよく弾いた。
「――っっ、んぅぅぅっっ!!♥♥」
ロゼは声にならない悲鳴を上げながら華奢な身体を折れんばかりに勢いよく仰け反らせる。
その反応に満足して彼女のおっぱいから顔を一度離すと、触っていなかったもう一方のおっぱいの先端で微かに硬さを帯びた乳首がぴくぴくと震えているように見えた。
まるで俺に媚びているようなそれを弄りたい衝動に駆られるが、グッと堪えておく。
「はぁ、はぁ……こういうときのマスターはやっぱり、意地悪だ……っっ」
ロゼは荒くなった息を唇の合間から微かに漏らしながら、不機嫌そうにプイッと顔を背ける。
その目の端には薄っすらと銀の滴が溜まっていて、彼女の瞳の色と相まってとても幻想的な色合いに見えた。
俺は手を伸ばして溜まっている涙を掬い取ると、そのまま汗に濡れた彼女の頭をゆっくりと撫でる。
「むぅ……」
何とも言えない曖昧な表情を浮かべながらロゼは撫でられるがまま撫でられ続ける。
しかし撫でられることに拒否反応を一度も示さないどころか若干の嬉しさが滲み出ている辺りに彼女の愛らしさが滲み出ていると思う。
レイがロゼの世話を焼きたがるのって彼女にこういう部分があるからじゃないだろうか。
「……ふふっ」
微笑ましそうに見ている辺り、実にお姉さんっぽい。
って和んでいると盛り上がったテンションも落ち着いてきてしまいそうだし、せっかくだからレイがいるからこそ出来ることをお願いしよう。
「――っっ!!」
俺からレイへのお願いを聞き、ロゼが抵抗するように両脚を閉じようとするがそれよりもレイの動きの方が早かった。
彼女は両手を伸ばしてロゼの膝裏を抱えるように握ると、俺が指示した通りにロゼの両脚をM字状に開かせてくれた。
「……やっぱりマスターってロゼ相手にはかなりSじゃないです?」
レイからの疑問に答えると色々と大事な何かを失ってしまいそうな気がしたので無視し、俺はロゼの蜜壺を見遣る。
両脚が大きく開かれたことで秘裂自体もくぱぁとその内奥を微かに覗かせていて、漂う彼女の雌の匂いが落ち着きかけていた気持ちを綺麗に吹き飛ばしてくれた。
硬さを保っていた肉棒の先端をロゼの蜜壺の入口に宛がい、腰をゆっくりと押し入れる。
「っっ……、あぁ、んんぅ♥ マスターのおちんちんが、私の中にぃ……♥」
ロゼは切なそうな声を上げながら華奢な身体をビクッと大きく跳ねさせた。
彼女の中は大分押し広げられたもののやはりキツさが感じられ、気を抜けば屈してしまいそうなほどに締めつけが激しい。
何とか堪えながら全身を傾けるようにして、彼女の胸元に再び顔を寄せる。
先ほどまでの愛撫を再開しつつ、空いている手を伸ばしてロゼの手と指を絡ませ合うようにしながら握る。
「あっ、ああっ……あ゙っ♥ マスター、マスターの舌ぁ……先っぽを舐められる度にピリピリってぇ♥ でも、そっちだけじゃなくて……反対の乳首もぉ♥」
ロゼが媚びるように触られていないおっぱいを差し出すが俺は無視して一方ばかりを愛撫し続ける。
その間にもゆっくりと押し進めていた肉棒が彼女の最奥に触れ、ロゼは更に一段甲高い嬌声をあげた。
「あぁ、マスターのおちんちんが私の奥をぐりぐりってぇ♥ っつぅ……、あっあっあっ、あ゙っ♥ マスター、マスター……っっ♥♥ ああっ、んんぅ……あ゙ぁぁっ♥」
俺が腰を振り始めるとロゼの薄い身体が勢いよく跳ね、ベッドが合わせるようにぎっぎぃっと軋む音を奏でる。
出来ることならば彼女の身体をもっと堪能したかったが、すでに一度激しく射精している事実とロゼからの激しい締めつけの前には余裕なんてものが持てるはずもなかった。
全身を膨らんだ熱が駆け巡って一点に集約していくのを感じながら、俺は舐っているロゼの乳首を舌で弾きながらあえて触っていなかった方の乳首も指で挟むように握って抓った。
「あ゙ああっ、ああっ……ますたーますたーますたぁぁぁっっ♥♥ それ、乳首ぃ……しかいぃ、びりびりってぇぇっっ♥ あっ、あっ、ああぁッ♥♥ わたし、イくイくイくぅぅっっ。
ああッッ、あ゙ぁぁぁっっ……あ゙ぁ゙ぁ――っっっ!!!♥♥♥」
ロゼが悲鳴にも似た嬌声をあげて薄い身体を弧を描くように激しく仰け反らせる。
俺もまた視界が明滅するのを感じながら彼女の最奥に肉棒の先端を押しつけ、暴発したかのような激しい勢いに任せて白濁液を再び吐き出す。
精が注ぎ込まれる度にロゼが身体を跳ねさせるのを見ながら、俺はずっと彼女の乳首を舌で弾き指で抓り続けていた。
「はぁ、はぁ……ますたー……」
射精を終えて彼女の蜜壺から肉棒を引き抜くと逆流した精液がどろりと溢れ出てシーツの上に垂れて広がる。
ロゼは真っ赤な吸い跡が残ったおっぱいをどこか夢現な瞳で眺めながら荒く息を吐いている。
俺は愛する閃刀姫の一人にぐいっと顔を寄せ、気持ちよかったと伝えてその唇に口づけを軽く落とした。
「私も……とっても気持ち、よかった……」
ロゼもどこかうっとりとした表情を浮かべながら彼女も顔を上げてキスをお返ししてくれた。
*
ロゼとのキスを終えて顔を上げると、俺の視線がレイのそれと重なった。
「マスターとロゼとのえっちを間近で見てしまって、私は……その、どうすればいいんでしょう」
彼女は再び困ったように苦笑を浮かべているが、その答えは俺の方こそ知りたい。
だが、それはそれとしていまの俺にも言えることが一つある。
「……? 何でしょう?」
今更言うまでもないが、俺はレイのこともきちんと抱きたいと思っている。
レイは唐突な俺の力強い主張に目を瞬かせていただが、遅れてくすっと笑みを零した。
「マスターって妙なところで豪胆ですよね」
そうじゃなきゃ、ご褒美と言えども二人と一緒にセックスしたいだなんて言えないだろう。
俺のそんな吐露を聞きながら、レイは太ももの上に乗せていたロゼの頭をそっとベッドの上に下ろした。
「ロゼに順番を譲ってしまったので言い出せなかったですけど、私もそろそろ我慢が限界だったんです。だからマスター、私のこともロゼと同じくらい……愛して、くれますか?」
レイが閉じていた太ももをすっと開けば、彼女の蜜壺が愛液をしとどに溢れさせている光景が露わになる。
むわぁっと漂ってくる彼女の雌の匂いは俺の劣情をどうしようもなく煽って、肉棒がすでに二度も激しく射精しているという事実を忘れたくらいに大きく膨れあがった。
それを見せつけるように誇示しながら、俺は愛するもう一人の閃刀姫に向かってもちろんとはっきり答える。
レイはまるで花が咲いたように嬉しそうに微笑んで、すっと立ち上がった。
「さすがのマスターと言えどもお疲れでしょうから、今日はこのまま向かい合って座った体勢のままで。いいですか?」
頷いて答えれば、レイは俺の首に両手を回して勃起した肉棒の真上に膝立ちで向かい合った。
彼女の鍛えられながらも柔らかさを帯びたお腹に顔を埋めるような格好になり、埋めた部位がおっぱいじゃないのが少しだけ残念だったが……華やかないい匂いがしてこれはこれでエロい。
「も、もうっ……マスターはぁ。腰、ゆっくりと下ろしますからね?」
レイが腰をゆっくりと下ろしていき、屹立した肉棒の先端が彼女の秘裂を押し広げて埋没していく。
愛液の溢れたレイの蜜壺はぬちゅにちゅうと卑猥な水音を立てながら俺の肉棒を受け入れ、間もなく最奥と先端が触れ合った。
彼女もまたその感触を感じたようで短く息を吐くと、体重を傾けるようにしながら俺に顔を寄せる。
レイの形のいいおっぱいが胸板に挟まれるようにしてむにゅうと柔らかく形を変えた。
この柔らかな感触はホントに何度味わってもいいものだ。
「マスターのおちんちん、今日は一段と元気な気がします。すでに二回射精してるんですよね?」
レイは尋ねながらまるで具合を確かめるかのように下半身を微かに左右に揺らしている。
その微弱な動きさえいまの俺にとっては結構致命的ではあるのだが、何とか堪えながら必死に首を上下に振って答える。
「そう――なんですね。それじゃあ、マスター。そろそろ動きますね?」
レイは上半身を俺に密着させたまま腰を肉棒が抜けそうなギリギリまで持ち上げ、そのまま重力に任せてずんと勢いよく下ろす。
そして今度はベッドから返って来た反動を利用するように身体を器用に跳ねさせ、間もなくお互いの身体同士がぶつかり合う破裂音が響き始める。
「はぁ、はっ……あっ、んっっ♥ マスターのおちんちん、私の奥をゴンゴンって突いてぇ♥ あっ、あぁん……んんっ、あっ♥」
破裂音に誘われるように視線を下ろせば、肉棒と蜜壺の結合部で愛液が泡立ってずちゅにちゅうと卑猥な音を立てていた。
唐突に首に回されているレイの手に力が込められ、俺は反射的に彼女の方に顔を上げる。
「あっ、あぁ……んっ♥ だめです、だめです……マスター♥ もっともっとぉ私の方を見てくれなきゃ、嫌ですぅ♥ マスター、マスター♥ 好き、好き好き……大好き大好きなんです♥ んんっ、ちゅっ……じゅぷぅ、ちゅう♥ れろぉ、んむぅ……ちゅ、じゅぽ♥ じゅぷ、ちゅぱぁ♥♥」
俺は顔を寄せて来たレイと唇を重ね、お互いの舌を絡ませ合て唾液を交換し合う。
先ほどよりも最初から全力で舌を暴れさせているので、お互いの合間から垂れた唾液がぽたぽたと胸の間に垂れ落ちる。
だが、俺もレイもそんなことは一切気にしないでお互いの求めるままに口づけに没頭し続けていた。
このままいつまでもキスし続けれそうな心地だったが、先ほどと違うのは俺たちがつながり合っているということだろう。
彼女が受け入れている俺の肉棒が蜜壺の奥を抉るように擦り、レイは反射的に顔を離した。
「ぷはっ、はぁ……はっ♥ あっ、マスターのおちんちんが気持ちよすぎてぇ♥ もっとちゅーしてたかったのに、だめだめぇ♥ 腰振るのが止まらないのぉ♥♥ あぁっ、んんっ……あ゙っ♥ あっ、あぁん……マスター、マスターっっ♥♥」
全身がじんわりと痺れ、瞼の裏が再び明滅し始める。
巡っていた熱が下半身で一点に集約するのを感じ、俺もまたレイの動きに合わせるように腰を微かに上下に動かした。
「ああっ、んんっ……あんっ♥ あっ、あ゙っ……マスターもイく? イきそう、ですか? 私もそろそろイきそうなのでぇ、だったらマスターも一緒にぃ♥ あッ、あぁ……んんっ、あ゙っ♥♥ マスターマスターマスター……あ゙ぁ゙っ、あっ、あああぁ――っっっ!!!♥♥♥」
レイはばちゅんと音を立てながらひと際力強く腰を打ちつけると、押し倒さんばかりの勢いで俺に向かって全身を押しつけてくる。
俺はそれを何とか受け止めながら彼女の最奥に向かって腰を突き上げ、限界まで膨らんだ肉棒の先端から精の奔流を注ぎ込んだ。
「あぁっ、あぁぁぁ……んんっ♥ んんぅ……、はぁ……はぁ。はぁぁっ、マスターのせーえきでお腹がとっても温かぃぃ♥」
レイが余韻に浸るように息を吐いて呟くのを聞いて、俺は安堵して辛うじて保ち続けていた意識を手放した。
*
「えぇぇっっ!? マスター、週末の間ずっとえっちし続けるつもりだったんですか!?」
シャワーで汗を流しているレイが俺の告白を聞いて驚いたように声を上げる。
しばらく経って、俺たち三人は浴室に移っていた。
残念ながら三人同時に使用できるほど室内は広くはないので、俺とロゼはお湯を張った浴槽に浸かっている形だ。
結論から言えば、俺が気絶した原因は三度に渡って限界を超えるような量の射精を繰り返したからだった。
何か勢いでやり遂げられてしまったが、一度にあれだけの射精したのは考えるまでもなく人生初めてのことだ。
疲労困憊にもなって気絶するのも道理でしかない。
「マスターが望むなら私は一向に構わないが?」
「ダメよ、ロゼ。間違いなくマスターが病院送りになっちゃう」
淡々と乗り気な調子で答えるロゼだったが、レイが咎めるように首を左右に振った。
そういうエロ漫画的なシチュエーションに密かな憧れがあったのだが、レイの言う通りだ。
せめて充分な準備と耐え得る丈夫な身体を得てからリベンジするべきだろう。
「そういう問題ではない気がしますが――」
「マスターのそういうところ、私はいいと思うぞ。いつでもウェルカムだ」
「もうっ、ロゼったら。マスターをあまり煽らないの」
レイから指摘され、ロゼが子どもっぽく舌を出して微笑む。
こうやって二人の仲のいいやりとりを見ていると、彼女たちのマスターになれてよかったと思う。
こんな最高で楽しい日々が少しでも長く続いて欲しい、本当にそう願わずにはいられない。
「……マスター、今回は頑張ったご褒美ということでしたけど。どうでした? 癒されました?」
水を向けられ、感慨に浸っていた意識が現実にグイっと引き戻される。
しかし、レイから投げかけられたそれは問われるまでもないくらいに明らかなことだった。
だって――そんなの、最高に癒されたに決まっている。
俺は答えながら、レイとロゼの身体をグッと引き寄せて抱きしめた。
「だったら、これからは毎週末に三人でえっちだな」
「……マスターが望むのでしたら、私も構わないですけど。どう、ですか?」
あぁ、これは……彼女たちからご褒美をもらえ続けられるくらいに立派なマスターにならなくちゃいけないな。
俺がそんな決意を込めながら頷いていて答えると、レイもロゼも腕の中で嬉しそうに微笑んでくれた。