温泉旅館の露天風呂で、姉は毛を剃った秘部を歯ブラシで嬲られる。
温泉旅行へ向かうリムジンの車中で、私は自分の決断を後悔していた。後部座席の高級レザーは柔らかくて肌触りがいい。
でも、私の肌には緊張が張り付いたままだ。隣に座る社長の視線を感じる。私は背筋をピンと伸ばして、手は膝の上で強く握りしめていた。
「緊張してるのか? リラックスしろよ」
「は、はい……社長……」
緊張するに決まってるじゃない。バカじゃないの?
社長がシャンパンのグラスを傾けながら、行く先の温泉旅館の説明を始めた。
「その旅館はな、プライバシーを何よりも大切にしている」
その言葉に、私の不安は増すばかり。何をされるんだろう。逃げ出したい衝動に駆られる。でも、そんなことは許されない。契約、契約、契約……。
「温泉も、部屋も、食事も全てプライバシーが守られているんだ。そこで、お前を徹底的に
私は反射的に視線を窓の外に向けた。高原へと続く道は紅葉に彩られ、とても綺麗。でも、私の心は暗い影に覆われていく。
「躾け……ですか?」
社長はニヤリと笑って、私の太ももを撫でた。
……私服をパンツスタイルにしておいて良かった。スカートだったら、とっくに社長の手は私の股間に届いていただろうから。
「そう、躾だ。楽しみだろ」
「……はい、楽しみです。どうか……私……に、ご指導ください」
◆◆◆
途中、私たちは展望台に立ち寄った。
「うわあ……!」
「いい場所だろ?」
息を呑むほどの絶景が広がっていた。紅葉した木々、遠くに見える湖。一瞬、全てを忘れてしまいそうになる。
「きれい……」
思わず声が漏れる。
その時、社長が大きめの手帳を取り出し、ペンで何かを描き始めた。
不思議に思って覗き込むと、社長は慌てたように手帳を閉じる。
「見るな!」
「え、あ……すみません……」
私は思わず謝る。
すると社長は手帳をしまいながら、少し照れくさそうに言った。
「……ちょっと、景色をスケッチをしてただけだ。気にするな」
景色? 手帳の中にちらりと見えたのは、人物のスケッチだと思ったんだけど……。
「おい、行くぞ。早く来い」
「は、はい──きゃっ」
「おっと」
慌てて歩き出した私は、足を滑らせてしまった。転びそうになった瞬間、社長に抱きとめられた。
「す、すみません……」
「大丈夫か?」
社長の声に、心配の色が混じっているような気がした。密着した体から伝わる温もりに、私はひどく混乱する。
「あ、はい……大丈夫です」
そう答えながら、社長から離れる。
社長は近くの売店に向かい、コーヒーを買ってきてくれた。
「飲め。温まるぞ」
ぶっきらぼうな口調だけど、声は優しい。
私はカップを受け取りながら、小さな声でお礼を言う。
社長はそっけなく「おう」と答えて、遠くの景色を見始めた。
コーヒーを一口飲むと、甘さと苦さが口の中に広がる。……意外。この人、甘いものが飲めるんだ。
◆◆◆
旅館に到着した私は、建物の豪華さに圧倒された。古風な和風建築に、静寂に包まれた庭園。まるで別世界に来たみたいだ。
「どうした?」
社長が不思議そうな顔で言う。私は慌てて答えた。
「す、すみません……あまりに素敵だったので」
「そうか」
社長は挨拶する女将や従業員に余裕ある態度で応え、慣れた様子で案内させる。財力と権力を見せつけられたようで、私は少し悔しくなった。
客室に案内され、荷物を解こうとした時、社長から声がかかった。
「露天風呂に行くぞ」
来た。いよいよ始まるんだ、躾け……調教が。
媚びなくちゃ、心の中でそう自分に言い聞かせる。これまでのような屈辱を繰り返したくない。
でも、どうすればいいんだろう。男の人に媚びるって、一体どんな……?
◆◆◆
脱衣室から露天風呂に移動すると、湯気で周りがぼやけて見えて、ちょっと不安になった。メガネも外してるし、転ばないようにしないと。
とりあえず誰もいないのは確かだ。赤毛の髪をかき上げながら深呼吸をして、心を落ち着ける。
「色っぽいな、その仕草」
社長の声。びくっとしちゃって、慌てて振り向いたら、社長の顔がすぐそこにあった。
「あ……ありがとうございます」
「照れるなよ。湯気の中で髪を搔き上げる仕草、色っぽいぜ」
社長は私の髪を優しく撫でる。
「あ……ありがとうございます……」
「もっと自信を持てよ、お前は美人なんだから」
「……はい」
恥ずかしいな、もう。
「ま、ここはヤラしいけどな」
手が伸びてきて、私、思わず社長の手を掴んじゃった。でも、すぐに「す、すみません」って謝って手を放す。
「それでいい」
社長がニヤッて笑って、私の乳首をゆっくりと刺激し始める。
「あっ、んっ……」
「敏感になってきたな。いい子だ」
さらに胸全体を揉みしだきながら、社長は優しく語りかける。
変な気分だった。背筋が凍るのに、同時にゾクゾクしてるの。社長に媚びなきゃって思ってるからかな。なんか、体の底から出てくるものをうまく堪えられなくて……。
「あ、あっ……」
「まずは体を洗ってやる。ほら洗い場に行くぞ」
「はい……」
ここは内湯がなくて、洗い場が岩風呂のすぐ側だ。周りは竹や木々に囲まれ、外からは見えない。
「ほら、座れ」
私は社長に椅子に座らされ、後ろから太ももを撫でられながら、耳元で囁かれる。
「今日は特別に念入りに洗ってやる」
「はい……ありがとうございます……」
社長の手つきは優しいけど、どこかねっとりとした感じだ。太ももを撫でられているだけで私は変な気分になってくる。
「わ、私にも洗わせていただけませんか?」
媚びるつもりで言ったけど、声が震えちゃった。自分も何かしなきゃって思って、震える手で社長の胸に触れようとしたけど、
「意気込みは買うがな」
「きゃっ」
桶の湯を背中にかけられて、熱さで声が出ちゃった。
「今は黙ってオレに身を委ねろ」
「はい……すみません……」
社長の手が背中を洗い始める。泡を広げるように、じわじわと。
「お前、本当に細いな。華奢じゃないのに……スラっとしてる」
社長が私の耳元で囁く。息がくすぐったい。
「お前くらい均整の取れた体はなかなか見ない」
「あ、ありがとうございます……」
社長は肩と背中を洗い終えると、手を腰回りに伸ばしてきた。お尻……じゃないけど、太ももの付け根あたりを優しく撫でてくる。
「あっ……んっ……」
「尻も美人だ。小さくまとまってる」
「あ、ありがとうございます……んっ……」
社長の手が私のお尻を優しく揉みしだく。
「あっ……ん……っ……」
「感じやすいな、お前は」
社長が耳元で囁く。それだけでもゾクゾクしちゃうのに、社長の手つきはどんどんいやらしくなっていく。お尻を鷲掴みにして、ぐにゅっと揉んで、それからまた優しく撫でる。
「あっ……んっ……」
「いい尻だ」
「ありがとうございます……」
社長の手が前に回ってきて、私のお腹を撫で始めた。おへその周りをくすぐるように撫でて、そのままゆっくりと……胸に触れるか触れないかのところで愛撫する。
「は、あっ……」
私は思わず熱い息を漏らす。身体がもどかしい感じになってきてた。社長の手つきは優しいけど、私は着実に追い詰められてるんだ……。
「肌も良い。白くてきめ細やかだ」
「そ、そんな……あっ……」
社長の小指と薬指が、私の胸を優しく刺激し始めた。円を描くように撫でながら、時々乳首をかすめる。
「あ、んっ……やぁっ……」
「どうだ? 気持ちいいか?」
「は、はい……あんっ……」
私は思わず甘い声を出してしまう。やばい。
社長の手は止まらない。今度は乳首を中心に、少し強めに責めてくる。指の腹で押し込んだり、爪の先でカリカリと弾いたり。その度に体がビクビク反応しちゃう。
「わけてもここは、最高だ。細くてスラッとした女にこんなおっぱいがあるなんてな」
「あ、んっ……ありがとうございます……」
社長は私の胸を下から掬うようにして揉みしだく。手のひらに感じる社長の指の動きで、私の胸は形を変えていく。
「なんつうか、熟してる。パンパンに張ってるのに、ガキみたいな芯がない。柔らかすぎず硬すぎず……。触り心地も最高だ」
「あっ、あ……」
石鹸でヌルヌルした社長の手……正直、すごく気持ちいい。根元から先の方へお肉を絞るように揉まれ、乳首が硬くなる。
「あっ……あぅ……社長……」
「どうした? 洗ってるだけだ」
「はい……んっ……ありがとうございますぅ……」
思わず媚びた声が出ちゃう。恥ずかしいけど、私が感じちゃってるのは明らかで……。
「感度がいいな。もっと声を聞かせろ」
「はい……あっ……んん……」
社長にそう命じられて、私、必死に応えようとしちゃう。
「胸……感じます……」
でも、ぎこちなくて。昔の私なら絶対にこんな声出さな……いや、違う。これは演技なんだ。媚びるためだけの、偽りの声。そう自分に言い聞かせて、社長に媚びる。
午後の秋空には、葉と葉が触れ合う優しい音。そして「胸を揉まれるだけで感じる淫乱女」の喘ぎ声。
「きもちいいですっ……あ、ありがとうございますっ……」
胸を洗われながら、罪悪感と快感が混ざり合う。白い泡が私の肌を覆っていくのを見ながら、自分の心も白く覆われていくような錯覚を覚えた。
「どうした? もうギブアップか?」
「い、いえ……!」
社長が意地悪な声で囁く。
私は慌てて首を振った。媚びなきゃ。それは……ええと、なんのためだっけ……。
「もっと、強くしていただいても大丈夫です!」
「へえ、こうか?」
社長が私の胸を強く揉みしだく。
思わず声を漏らして、私は身をよじった。
「んっ! あ、ああっ!」
背中を反らしたせいで、後頭部が社長に当たっちゃった。すぐに謝る。
「ご、ごめんなさい」
「謝ってる暇があったら、もっと声を出せ」
社長が首筋に噛みついてきた。
「あっ、ああんっ!」
痛いのに、快感があった。私、混乱しちゃって。声を出さなきゃって思うけど、上手く出せなくて。
「う、うう……あ、ああっ……」
社長の手が、泡に覆われた私の下腹部をゆっくりと撫で下ろしていく。そして、おへその下……大事な部分をゆっくりと刺激し始めた。恥ずかしい毛を一本一本、確かめるように優しく撫でながら。
「あっ、社長……」
「ここも洗わないとな」
社長の手は止まらない。割れ目に指を這わせて、優しく愛撫する。
泡の滑りを借りているのか、それとも社長の指使いが巧みなのかはわからないけど……なんかすごく気持ちいい……。
「あ、ああっ!」
指を挿入してきた。一本、二本……。ゆっくりと出し入れされて、思わず腰が引けそうになる。
「逃げるなよ、ほら」
社長が私の耳にキスをした。そして、耳たぶを甘噛みしながら言う。
「お前は誰のものだ?」
指が激しく動き始めて、私は思わず腰を浮かせた。
「あっ、あぅ……社長ですっ……」
「本当か? 証明してみろ」
社長が指を抜いて、私の顔の前に突き出してきた。
指に石けんは残っていないけど……代わりに、私の愛液がまとわりついて、ぬらぬらと光っている。
「こ、これが……証拠です……」
私はその指をゆっくりと舐め始めた。社長は満足げに笑って、私の頭を撫でる。
「よくできた」
「はい……ありがとうございます」
私は社長の手を取り、指先にキスをする。そして、そのまま舌を這わした。
私の香りと、社長の匂いが混ざってる……。
弟の顔が脳裏をよぎるけど、すぐに社長の指に意識を集中した。
「ん……ちゅっ……」
社長が私の舌の感触を楽しんでいる。私はさらに激しく、丁寧に指を舐めた。そして、ゆっくりと口を離すと、今度は指を咥えて吸い上げる。
「ちゅぱっ、んっ……れろぉ……」
音を立ててしゃぶると、社長の息遣いが少し荒くなったような気がした。
これが、私の選んだ道。社長との契約。私、どんどん変わっていってる。社長のものになっていく。でも、本当の私はどこに行っちゃったの? 本当にこれでいいの?
「ちゅっ、ちゅぱっ……んっ」
答えはわからない。でも私はしゃぶり続ける。社長の欲望を満たすために、契約の中で少しでも気に入られるために。
「お前の体は全てオレのものだ」
社長の低い声が耳元で響く。温かい吐息が首筋をくすぐって、思わずゾクッとする。その瞬間、乳首が強く摘まれて、
「んっ! あぁっ……」
甘い痛みと快感が全身を駆け巡る。口から漏れる声が、誰かのもののように聞こえる。
「はい……全て社長のものです……んっ……」
自分の口から出る言葉に戸惑いながら、体は正直に反応してしまう。
「もっと強くして欲しいか?」
私は小さくうなずくことしかできなかった。
社長の手が下腹部へと這い、陰核を指で押し潰すように刺激し始める。
「ここはどうだ? 気持ちいいか?」
「はぁ……き、気持ちいいです……あぁん……」
社長の指が動く度に、私の口から甘い声が出る。こんなに感じてる自分が怖い。でも、耳元で囁かれる声すら心地よく感じてしまうほど、頭がボーっとしている。
「イく時は報告しろよ」
社長の指の動きが激しくなる。クチュクチュという水音が響いて、頭の中まで犯されているような感覚に陥る。
「はい……あぁっ……もっと……お願いします……そこ……気持ちいい……です……」
社長が私の言葉を聞いて、指の速度を上げる。私は思わず腰を浮かせて悶えた。弟の顔が脳裏をよぎるけど、すぐ快感の波に飲み込まれてしまう。
「あっ、ああっ……イきそうです……! 社長っ……!」
腰がガクガクと震える。頭が真っ白になって、絶頂に達する寸前に、社長の指は私の性器から離れた。
「あ……なんれ……?」
絶頂に達する直前に寸止めされちゃった私は、息も絶え絶えになりながら涙目で訴える。
でも、社長は意地悪な顔で笑うだけ。
「どうした? 何か言ったか?」
「……なんでもありません」
私は慌てて首を振った。恥ずかしいことを口走っちゃいそうだった。
「そうか、なら……自分の姿をよく見ろ」
姿見の前に立たされて、自分の姿を見る。近視のせいでぼやけてるけど、それがかえって生々しい。
全身に残る泡が、少しずつ流れ落ちていく。その様子が、今の私の心そのもののように思えた。
「お前の体のイヤらしいところを5つ言え」
社長の手が背中から腰、お尻へと這う。その感触に、背筋がゾクゾクする。
「え、えと……胸が……大きいところと……」
言葉に詰まる。こんなこと、口に出せるはずない。
パシンッ!
「きゃっ!」
お尻を強く叩かれて、反射的に腰が前に出ちゃう。
「どうした? 早く言え」
今度は優しく撫でられる。叩かれた場所が熱く疼いて、だんだん気持ち良くなってきちゃう。
「おっぱいが熟してるところ……です。パンパンに張ってるのに、女子高生みたいな芯がなくて……触り心地も最高だって、褒めていただきました……」
パシンッ!
また強く叩かれる。痛いはずなのに、体がゾクゾクして気持ちいい。もっとして欲しいと思ってしまう。
「それと……?」
今度は優しく撫でまわされる。すごく優しい手つきなのに、私の身体はビクビク震えちゃう。
「あ……あぁん……は、肌が白くてきめ細やかで……お、お尻も美人、です。小さくまとまってて、すごく可愛い……です」
パシンッ!
「きゃっ!」
今度は強く叩かれる。思わず声を漏らしちゃうけど、体は逆に悦んじゃってた。お尻から頭まで一直線に電気が走ったみたいで、体がビクビク痙攣しちゃう。
「あと2つだ。さっさと言え」
私は涙目になりながらも、社長の言葉に頷いて答える。恥ずかしい言葉を口にするたび、自分がどんどん堕ちていくのを実感する。でも止まらない。止められない……!
「……華奢じゃないのに……スラっとしてる、なかなか見ないくらい均整の取れた体だって……」
社長の手に優しくお尻を撫でられながら、私は必死に言葉を口にする。鏡に映る自分が、どんどん見知らぬ人になっていく。
「あと一つだ」
「あの……私の……おまんこ……濡れやすくて……感じやすい……です」
お尻を撫でていた手が、今度は太腿へと伸びてくる。脚の付け根や内腿を優しく愛撫されて、思わず声が出ちゃう。
「あっ……あぅ……」
「それで?」
社長の手が私の胸に触れる。乳首を指先で転がすように刺激しながら、耳元で囁いてくる。
「お前の体は誰のものだ? 言ってみろ」
私は必死に言葉を紡ごうとしたけど、もう限界だった。早くイかせて欲しいって、頭の中はそればっかりで、言葉をまともに考えられない。
「わ、わたしのからだはっ、社長のものですっ!」
だからこんな言葉しか言えない。日が落ち始めた秋空に向かって、私は必死に訴える。
「イかせてくださいっ! お願いします……!」
社長は私の言葉を聞くと、ニヤリと笑って私の顎に手をかけ、顔を鏡に向けさせた。
「……よく言えたな」
指の動きが激しくなった。
今までとは比べ物にならないほどの快感に、私は一瞬で絶頂へと押し上げられた。腰が砕けそうになるけど、後ろから押さえられてるから逃げられない。お尻を突き出してガクガク震えちゃうのを止められない!
「あっ……あああーっ!!」
目の前が真っ白になって何も見えない。メガネも湯気もあふれる涙も関係なく、私は全てが見えなくなった。
「はぁ……はぁ……」
絶頂の余韻に浸っていると、社長が私の耳元で囁いた。
「よく頑張ったな」
そう言って私の頭を優しく撫でてくれた。それが嬉しくて、思わず微笑んでしまう。
「今度は正座して感謝しろ」
一瞬戸惑うけど、言われるがまま冷たい床に正座した。そして社長に向かって深々と頭を下げる。
「イ、イかせていただき、あ、ありがとうございました……」
心の中で、これでいいのかと自問自答をしてしまう。膝に伝わる冷たさと固さが、現実感をより強く感じさせる。
「声が小さいぞ。心からの感謝はもっと大きな声で言うもんだ」
社長の言葉に、背筋にゾクゾクしたものが走る。私は大きく息を吸って、より大きな声で感謝の言葉を叫んだ。
「イかせていただきありがとうございました!!」
大きな声で叫ぶ。その声が露天風呂に響き渡って、恥ずかしさで顔が燃える。でも、同時に何かが解き放たれたような解放感も感じる。
「そうだ。その調子だ。今度は土下座だ」
社長の命令に、一瞬躊躇う。でも、すぐに額を地面につける。湿った石の匂いが鼻につく。
「ありがとうございます」
「もっと」
「ありがとうございますっ」
「聞こえねえぞ」
「イかせていただき、ありがとうございます!」
何度も感謝の言葉を口にするうちに、なんだか頭がボーっとしてきた。羞恥心が消えていって、もっと気持ち良くなりたいって気持ちに支配されていく。
「いい眺めだ。ケツを突き出せ」
恥ずかしさで体が震えるけど、言われた通りにお尻を突き出す。冷たい空気が秘所に触れて、ゾクッとしちゃう……。
「お前のここは本当に綺麗だな」
社長が私のお尻を撫でながら、そう呟いた。恥ずかしくて何も言えないけど、褒められて悪い気はしない。
「ケツの穴まで丸見えだ」
「っ!」
お尻の割れ目を指でなぞられて、思わず声が出ちゃった。
「これから、お前をもっと綺麗にしてやる」
社長の声に期待と恐怖が混ざる。次の瞬間、冷たい感触が秘所に触れた。
カミソリ?
思わずビクッと体が反応する。
「動くな」
厳しい声に、体が硬直する。
石けんの泡が塗りつけられる感触に、肌がゾワゾワする。
「動くな」
もう一度言われて、私は小さく頷くことしかできなかった。
冷たい石けんの感触がなくなると……ジョリジョリという音。剃られてるんだ……。恥毛を……。
「綺麗に剃るぞ」
その言葉に、心臓が大きく跳ねる。
どんどんと短くなっていく恥毛に、何とも言えない心地よさと恥ずかしさがこみ上げてくる。そして、何よりも……それを社長の手にやらせているという背徳感が心を揺さぶった。
ジョリジョリという音が止むと同時に、社長の指が陰核の周りを這う。その感覚は新鮮で、敏感になった今の体には刺激が強かった。
「あっ……そこ……」
思わず声が出る。社長は私の反応を楽しむかのように、ゆっくりと焦らすように愛撫を続ける。でも、決して絶頂には導いてくれない。もどかしさに腰が動いてしまうけど、それを咎めるように強く摘まれた。
「んんっ……!」
痛みと快楽が入り混じった感覚に体が震える。そしてまた陰核の周りを優しくなぞられる。その繰り返しが延々と続いていくうちに、何も考えられなくなっていった。
「んあぁ……ぁぁー……」
どれくらい時間が経っただろうか? 私はすっかり息が上がってしまっていた。それでもまだ絶頂には達していない。
「綺麗になったぞ。自分で触ってみろ」
震える手で自分の秘所に触れる。つるつるした感触。社長の言うとおり、毛は全て剃られてしまっていた。
露天風呂の床に、赤みを帯びた女の毛が泡とともに散らばっている。
「どうだ?」
「はい……とても綺麗です」
「誰のおかげだ?」
「社長のおかげです……あり、がとうございます」
土下座したままお尻だけを突き上げ、私は感謝の言葉を述べた。冷たい空気が剃りたての秘所に触れて、ゾクゾクする。残った泡がゆっくりと流れ落ちていく感覚さえ、今は心地良い。
イきたい。陰核を、穴の周りと中とを触って欲しい。でも、それを口に出すことはできない……。
「じゃあご褒美だ。これで気持ちよくしてやる」
社長が何かを手に取る音が聞こえて、首をすくめる。まだ土下座のままで、お尻を突き出した恥ずかしい姿勢のままで、私は次の刺激を待ち焦がれていた。
「これでイキ狂え」
何かが秘所に触れる。ザラザラとした感触。
「あっ……ああんっ!」
思わず声が出た。社長が手にしているのは、歯ブラシだったのだ。柔らかい毛が、剃りたてのつるつるな秘所を優しく撫で回す。
「あ……んっ……」
ブラシが触れるか触れないか、絶妙な力加減で秘所をなぞられるたび、甘い吐息が漏れてしまう。
「どうだ? 気持ちいいだろう?」
「は、はい……歯磨き用の道具でこんな……あ……んん……」
ブラシが秘所をそっと撫でるたび、背筋にゾワゾワとした快感が走る。柔らかい毛先が陰唇を刺激し、くすぐったいようなじれったいような感覚が下半身に広がる。
「もっと声を出せ」
社長の命令に、私は慌てて唇を噛み締めた。
「声を我慢するな」
しかし、すぐさま叱責の声が飛んでくる。
私は恥ずかしさに耐えながら口を開いた。
「あっ……きっ、気持ちいいです……ああっ!」
ブラシが秘所全体を動き回る。柔らかい毛先が敏感な部分を優しく撫で回し、甘い刺激に腰が砕けそうになる。
「ああぁっ! そ、そこはぁ……!」
陰核の包皮を指で剥かれ、その根元を歯ブラシでなぞられた。
今まで経験したことのない刺激に、私は思わず背をのけぞらせる。
「どうだ? 気持ちいいだろう?」
「はい!はい、気持ちいいです!」
私、おかしくなっちゃう。でも、止めてほしくなくて、もっともっと気持ち良くなりたくて、私は必死に声を上げた。
「ああぁっ! 気持ちいいっ……ああんっ!」
「イキ狂え。その時の感覚を言葉にしろ」
毛先が包皮と陰核の根元を丁寧に撫で回す。残っていた泡が歯ブラシの動きでさらに泡立ち、その刺激はどんどんと強くなっていく。
「あ、ああっ! イっ……クゥ……!」
私は腰をガクガク痙攣させながら絶頂に達した。今まで経験したことのないほどの快感に頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
イッた。私は歯ブラシでイッちゃった。土下座しながら、歯ブラシで気持ちよくなってイッちゃった……!
「言え。どんな感覚だ」
「花火みたい……体の中で……ドン! って……」
絶頂の余韻に体を震わせながら、私はそう答えた。
「そうか」
社長が短く答える。そして、再び毛先が陰核に触れた。
「あうっ!」
敏感になりすぎたソコは、ほんの少しの刺激でも私を跳ねさせた。しかし社長はその手を止めず、執拗に秘所への愛撫を続ける。
「まだだ。もっとイけ。感じたままを言え」
もうダメ……これ以上されたらおかしくなっちゃう。なのに私の口は私の意思とは関係なく勝手に動き始めた。
「あっ……あの、すごいのが弾けて……」
「それで?」
ブラシが陰核を包み込み、円を描くようにゆっくりと回り始める。
その刺激に背筋が震えた。そしてまた絶頂への階段を上らされる。
「お、お腹の中で花火が破裂してっ!」
ブラシの毛先が、充血した陰核に突き刺さる。
「あっ! あっ! それっ……イクッ! イッてる! 毛! 毛が! 私の中に入ってくる! 刺さってる! あっ!」
腰が砕け、脚がガクガク震える。それでもブラシの動きは止まらず、私は絶頂に達し続けた。
「逃げるな。もっと感じろ」
「はじ、弾けるぅ! あうぅ……あっ!」
絶頂に次ぐ絶頂。もう何も考えられない。私はただ喘ぎ続けた。ブラシの毛先が上下左右に動き、秘所を磨くように刺激する。
「ああぁっ! イクッ! イッてるぅ!」
ブラシが動くたびに、秘所から蜜が吹き出す。その感覚さえ気持ち良くて、私はまた絶頂に達した。
もう体が持たない。でも、歯ブラシは止まらない。
「あっ! ああんっむり! もうムリィ!」
「まだだ。お前はもっとイケる」
社長の声が少し掠れている。私の反応で、すごく興奮してるんだ。それを感じて、私もまた熱くなる。
「あぁ……私、壊れちゃう……もう死んじゃう」
「死にゃしない。安心しな」
社長が私の頭を優しく撫でる。そして、耳元で囁いた。
「お前の姿、最高に美しくてエロいぞ」
「あっ……」
その言葉に、私は思わず微笑んでしまった。心の底から、嬉しいと思ってしまったのだ。
土下座してお尻を突き上げながらクリを歯ブラシでいじられ、私はイキ狂って、心が闇に沈んでいった。
◆◆◆
気がつくと、社長の腕の中にいた。湯船の中で、社長に抱きかかえられている。
「気がついたか?」
社長の声がいつになく優しい。
「はい……」
かすれた声で答える。身体の芯がすごく冷たい。お湯の中でなかったら、自分から社長にすがりついてたかもしれない。
「すごかったぞ。お前の反応、最高だった」
社長の言葉に、私は何も答えられなかった。
「なあ……お前は、誰のものだ」
「社長のものです」
何も考えずに答える。契約も、媚びも、私の肉体も、心以外の全てがそう言っている。
「オレのものじゃないのか」
「……?」
「あ、いや……なんでもない」
会話が途切れた。秋の太陽が落ち始めて、露天風呂に夕日が差し込んでくる。
「綺麗ですね」
夕日を見ながら、私だけが呟いた。
しばらくして、社長が私の顔を覗き込む。近視の私でも、この距離ならはっきりと見えた。
あれ、意外に……。
「部屋でどんなことをしてほしい?」
その言葉にドキッとする。先ほどまでの快感が蘇って、私の理性を揺さぶる。
「なんでもしてやるぞ」
社長の腕が私を包む。体が温まるほどに、私は段々と冷静になってきた。
さっきの行為が契約の一部なら、私には拒否する権利なんかない……でも……。
「はっきり言えよ。お前の望みを」
「社長に……奉仕したいです……」
ドキドキが止まらない。震える手を伸ばし、社長の局部に触れる。
「どうだ、オレのチンポ」
「はい……とても……大きくて……硬いです……」
硬くて熱い。でも、不思議と嫌悪感はなかった。
「お願いします。私にご奉仕させてください」
私はゆっくりと頭を下げた。
◆◆◆
湯船から上がり、社長にタオルで体を拭かれる。
その間も、頭の中はグルグル回っている。これでいいの? 私、こんなことしてていいの?
「どうした?」
社長が私の顔を覗き込む。意外と幼い顔をしている。
「ううん、何でもないです。大丈夫……大丈夫ですから……」
答えながら、決意する。
「部屋に帰ったら契約通り……精一杯尽くします」
(続く)
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