「今っ!!」
ミュンテーがわたしを見失った瞬間を狙い、背後に回り込む。
かろうじてこちらに顔を向けたようだが、もう遅い。一撃で昏倒させるつもりで、全力の踵落としを頭に叩き込んだ。
「ぼっ、ひょおおおおお!」
「!!」
なんというタフネス、これで倒れないのかーー!
ミュンテーの口から伸びた舌が、左足にまとわりつく。そのままわたしの全身を舐め回すように上に上にと巻きつきながら登っていく。
「くうっ……!」
左足、腰、左腕と巻き付いた舌に、ものすごい力で拘束される。動かそうとしても、弾力のある舌はわたしの動きをしっかり封じてくる。
ねばねばとして気持ち悪いーー!
「ほひょひょひょひょ! 甘い、柔らかあぁぁぁい!」
「うっ……!」
力は凄まじいし、もっと戦いを楽しみたいが、気持ち悪さがそれを上回る。
ここは、霊素を使った戦技で瞬殺するーー!
「ーーひゃうっ!?」
霊素殻を発動しミュンテーの舌を剥がそうとしたその刹那、舌が制服の中に潜り込み、胸を直接舐め上げてきた。
「ほひょほほひょ! 柔らかくて汗が甘露のようじゃああああ」
生暖かくねとねとするその感触に、悪寒が背筋を走る。こんな気持ちの悪いものは一刻も早く剥がしたい。
だが、舌で胸が刺激されるたび、集中力が奪われてしまう……!早く対処をーー。そう考えた刹那
「あんっ……!」
なんだ、これはーー!?
ミュンテーの舌が胸の先端に触れた瞬間、これまでよりもはるかに強い快感に襲われた。
まずい、霊素を扱うための集中力が途切れてしまう!
「ひょひょ! 気の抜けた声が出たぞ? 気持ちええか〜?」
「ち、ちがっ……! あ! んっ、やっ……!!」
なんなんだ、この感覚は……!
胸の先端についたソレを、転がされたりつつかれたりしている、ただそれだけなのに、反撃のための霊素を練ることができず喘ぐことしかできていない。
「や、やめっ……、あんっ!」
「ひょひょ! そんな甘い声をあげているのにやめろお?イングリスちゃんは素直じゃないにょおおおお!」
胸の谷間から顔まで伸びてきた舌は、べろりとわたしの顔をひとなめした後ぐるぐると胸に巻きついてきた。そして、舌の先端が乳首に触れるか触れないかの距離で粘液を垂らしながら揺らし始めた。
「ひんっ……!ひっ……!あんっ……!ふぁぁっ……!」
ああっ、ダメだ、舌が乳首を掠めるだけ、粘液が胸を滑り落ちるだけ、ただそれだけで身体が快楽を感じてしまう……!
「くっ……、あっ……! んうっ……!」
「ひょひょ! まずは一回イッてみようか!」
そう言ったミュンテーの舌が乳首をなぞりあげーー
くりくりくりくりくりくりくりくり♡
「やあああああああああっっっ♡♡♡♡」
乳首が舌でおもちゃのように弄ばれる。
こんな刺激、知らないっ……!!
だめ、なにも、かんがえられなくーー!
「うあああああーーーッ!」
ぷしゃっ、わたしの股間から、何かが噴き出した感覚がする。
これは、まさか。そんなーー。
「ひょほほほほ!ついにわしの舌で!イっちゃったねえええええ!!」
まさか。絶頂したというのか。こんなやつに犯されてーー。
「そ、そんなわけないっ……!わたしが……!」
女として転生して、武を極めるためにこの身を捧げてきた。自分が性的絶頂に至るなど、想像したことすらなかった。
まさか、こんな男に……。
「ひょほほほほ!じゃあ次は他の場所も気持ち良くしてあげるねええええ!」
「やあっ、やめろおっ!」
ミュンテーは口を大きく開けて、舌を何本も伸ばしてきた。舌を増やせるのか。どんな特性だ。これからわたしの身体は、何をされるのだーー。
「ほーれ、ぺろぺろぺろぺろ」
「ああぁぁんっ!」
ミュンテーの舌に腋、へそ、背中、尻たぶと全身を舐め尽くされてしまう。
きもち悪い、でも、きもち良いーー!?
「違う!こんなーーひゃあっ!」
心に浮かんだ弱気をかき消そうと声を上げようとした瞬間。
ミュンテーの舌はわたしの不浄の穴ーー尻穴を舐め上げたのだ。
「そこはちがッ!?」
侵入を防がなければ!だが、手も足も舌で絡め取られていて、何もできない!いやだ!こんなところ、いやだ……!
「ひょひょひょ! いい反応するねええ!」
「やめろっ! そこは! そこだけはやめてぇっ!」
「大丈夫! すぐに気持ちよくなるよおおお!」
ああ、ダメだ。わたしの言葉など届かない。
じゅぶぶぶぶぶぶぶっ
「うああぁっ!!」
尻穴を舌が押し広げ、舌が侵入してくる。異物感と不快感がわたしを襲う。そして、同時に何か別の感覚がーー。
いや、そんなはずはない!こんなところを刺激されても、こんな感覚を感じるわけがない!
ただ不快なだけだ……!これに耐えて反撃の機会を……!
「ひょほほ!いい締め付けだねえ!」
ずぶっ!じゅるっ! ずぞぞぞぞぞっ!
舌が不快な音を立て、ピストン運動をしながら徐々に奥に入っていく。
大丈夫、気持ちよくなんてない、不快なだけだ。この不快に耐えて、ミュンテーが油断したところをーー!
「うあっ、あっ、あっ、あっ……!」
「ひょひょひょ! 良い声で鳴くねええ」
「くっ……、うっ……!」
なんで、なんでこんなに気持ち良いのぉ……っ!
「ひょほほ!気持ちよくなってるみたいだねぇ!」
ちがう……!気持ち良くなんてないっ……!
そう言いたいのに、わたしの口からはは、
「あんっ、ふううっ……!ひゃうっ……!」
どうして、喘ぎ声しか出てこないの……!
「ひょほほほほほほ!」
こんな男に、尻穴を舌でかき混ぜられることが持ちいい。なんて屈辱……。
「ほひょ!」
「うあっ!?」
腸壁を無理やりこじ開けながら侵入してきた舌が尻穴の中で突然膨らんだ。急な刺激に軽く意識が飛びかける。
「それじゃあイングリスちゃん、しっかり受け止めてくれええええ!」
「何を言ってーーあああああああっ!?」
ぶじゅじゅじゅじゅじゅっ!
なにか、ゼリーみたいなものが注ぎ込まれたーー!?それが触れたところが、熱くなって……!
熱い、お尻が、熱い……っ!
「ひぁっ……! なんで!? なにこれええッ!?」
「ひょっひょっひょっ!」
ミュンテーの不快な笑い声も、今は気にしている余裕がない。
腸の中に注がれたソレのせいで、お尻が熱くて、気持ち良くしてほしくて、たまらないーー!
「ーーッ!?いま、わたしは何を考えてーー!?」
だめだ、敏感になりすぎて、普段通りの思考がまるでできない。
「にゅほほほ」
じゅぼっ!と不快な音を立てて、舌が尻から引き抜かれた。
なんで、このタイミングでーー!
「ひゃあっ」
舌が抜けると同時に、入口を舐めまわし始めた。
まさか、こいつーー!
「ひぃっ!あっ、ああっ!ひゃあうっ!」
入口は執拗に嬲られてるのに、中には入ってこない……!
このまま焦らして、精神を屈服させようとでも言うのか。こんなの、こんなことでぇっ……!
「ひょっひょっひょ! もう我慢できなくなっちゃったかな?」
「あっ、うあ……」
反撃も反論もできなかった。ただ入口をいじられ、快感を高められながら、一番敏感なところに触れてもらえず悶えることしかできない。
「ううう……もうやめてぇ……!」
わたしの口から漏れたのは、無様な懇願。身体の反応も、口から出る言葉すら、もう自分で制御できてない。
「ひょほほほ!じゃあ、1番良いところに突っ込んであげる!」
ぬぷっ、ぷちゅっ♡
「はっ、ああっ……!」
限界まで焦らされていたところに、挿入ーー。
あ……あ……♡まだ少し入っただけなのにっ、すごく熱いぃぃ♡
「ふっ……くあっ、あああああああっ♡♡♡♡♡」
「ひょほぉ、軽く挿れただけなのにものすごく感じてるみたいだねえええ! 可愛いねええ!!」
「あ……あ……♡」
「ひょほほ、それじゃあもっと気持ちよくなるんじゃああああ!」
ずぶぶっ!と、さらに奥まで挿入される!
ちかちかと目の奥で火花が散るーー!
「ふゃあうぅうんんぅぅッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡」
雄たけびにも似た叫び声をあげる私。快楽が頭でスパークする! ああっ!これ以上気持ち良くされたらぁッ!ダメ、認めてはいけないのにぃッーー!
「ひぁっ♡♡……………………っ!」
ぷしっ、ぷしっ、と、わたしの秘部から絶頂の証が噴き出ている。腰が勝手に跳ねてしまう。
もう反撃どころか、口で抵抗することすらもままならない……。こんな奴に、わたしはーー
「ほひょほほほほほ、それじゃあそろそろ、これをーー!」
「あっ、ひいっ……」
ミュンテーが曝け出した剛直をみて、恐怖の声が漏れた。
大きすぎる。大量の魔石獣と融合して大きくなった身体に比例して、ソレも人のものとは思えないサイズになっているのか。
なんで、さっきまでなかったのに。舌みたいに生やしたの?あんな大きいの、入るわけない……!
「ほひょひょひょひょ!さあ、イングリスちゃん!一つになるんじゃあああああ!」
「いやああああああああっ!!!」
(つづく)