「久しぶりだな、イングリス・ユークス」
「あなたはーー」
イングリスが一人早朝の自主練に勤しんでいた時だった。
やや高めの、聴き覚えのある少年の声にイングリスは振り向く。
「ーーイーベル殿!?」
そこに立っていたのは、豪華な装飾の鎧に身を包んだ、白色の髪の少年ーー黒仮面と武器化したシスティアにより消滅させられたはずの、天上人の大戦将イーベルだった。
「あなたは、あの時消滅したはずではーー?」
「フン、天上領には君程度には考えもつかないような技術があるのさ!」
(……蘇生、あるいは複製だろうか。もし自分を増やせるのであれば、修行相手にぴったりだーー!)
そんなことを考え胸を躍らせながら、イングリスはイーベルに問いかける。
「それで、本日はどのようなご用件でしょうか?もし先日のお礼参りにいらっしゃったというのであれば、大歓迎なのですが?」
「ハッ、相変わらず真面ではないな。君を喜ばせるのは不本意だが、その通りだ」
「おおおおっ!本当ですか!?」
イングリスが歓喜の声を上げる。黒仮面に逃げられたり、ユアには途中で寝られたりと思う存分強者と戦える機会を逃すことが多い中、最初から戦う気で挑んでくれる強者はイングリスにとってとても貴重なのだ。
「だが、正々堂々の戦いになどなるとは思うなよ!開け、門よ!」
イーベルがそう叫んだ直後、二人を真っ暗な異空間が包んだ。
「これは、ファルスさんのときのーー」
イングリスとイーベルを包んだ異空間は、ミュンテーの襲撃事件のときにファルスが使った、魔素の働きを阻害する効果を持った空間、あるいはそれの改良版だろう。
(しかし、この空間では霊素が使えるはず。いや、あえて使わずにイーベル殿を制圧するのも良き修行になるかも)
「ククク、忠告しておくが、腕試しなど考えずに最初から全力を出すことだ。この空間は、君のために拵えた処刑場なのだから!」
そう言って、イーベルは掌の先に消滅の力を集中させ、イングリスを攻撃する。
(消滅の魔術!以前と比べ、どれだけ成長しているか、受けて確かめる!)
イングリスは、イーベルを迎え撃とうと霊素殻を発動ーーしようとした。しかし。
「ーーっ!?」
霊素を操ることが出来ない。
「ははは!どうした、隙だらけだぞ!」
「くぅっ!」
急いで回避に切り替え、なんとかイーベルの魔術を間一髪でかわしたが、消滅の魔術は胸元を掠め、イングリスの片胸を露出させる。
イングリスは顔を赤らめながら露出した胸を腕で隠し、距離を取る。
「ククっ、君にも人並みの羞恥心はあったようだな!どうやって屈辱を与えるかが決まったよ!」
「この空間は一体ーー」
「君やあの仮面の男の力は研究させてもらった。この空間ではその力は使えないと思え!」
今度は、魔素精練で身体能力を強化して襲い掛かる。
なんとかそれを捌くがーー
「ははははは!いくら君でも生身では分が悪いようだな!」
「くっ、ううっ」
イーベルの言う通り、霊素も魔素も使えないイングリスと魔素精錬で強化されたイーベルでは、イーベルに分があるようだ。
以前戦ったときよりも格段に強くなっている。無論、イングリスも強くなっているが、生身の身体能力では魔素精錬による強化には及んでいない。
なんとか攻撃を捌くが、身体能力に差がありすぎて反撃のチャンスがない。そしてーー
「はあああああっ!」
「がはっ……!」
ついにイーベルの一撃をまともに腹部に受け、吹き飛ばされてしまう。
「ぐっ……、ううっ……」
なんとか立ちあがろうとするが、ダメージが大きすぎて身体が言うことを聞かない。
「クククク、良い眺めだイングリス。僕が受けた屈辱を返してやる!」
そう言ってイングリスに近づいたイーベルは、イングリスを仰向けに押し倒しマウントを取る。そして、胸元の破れた部分に指をかけーー
ビリィィィィッ!!
一気に服を引き裂いた。
「なっ……!」
「ははは!良い格好だなイングリス!」
イーベルは露出したイングリスの胸を弄び始める。
「ううっ……な、なにを……、あっ!ひゃうっ!」
イーベルの指が胸の形を変えるたびに、イングリスを甘い刺激が襲う。
イングリスは、初めての性的快感に戸惑いを隠せなかった。ラフィニアに戯れに胸を揉まれることは何度かあったが、このように異性に愛撫されるのは転生してーーいや、前世から数えても初めてなのだ。
「ははは、身体が震えているぞ!どうやら相当敏感な身体のようだな」
「っ、そ、そんなことーーひゃあっ!」
イングリスの抗議の声は、嬌声でかき消されてしまった。イーベルがイングリスの乳首を強く摘んだのだ。
その反応を見て弱点と察し、乳首を重点的に責め始める。
くりくり、ぴんぴん、すりすり、ふにふに
「ひゃあっ!やめっ、あっ!んっ!うああっ!」
乳首を爪で引っ掛かれ、指で弾かれ、撫でられ、摘まれ。そのひとつひとつがイングリスにこれまで感じたことのない快感を刻み込む。
「そろそろ限界か?我慢しなくても良い。イカせてやろう」
「そんなっーーあああああああんっ!!」
一際強い力で乳首をつねられ、のけぞりながらガクガクと身体を震わせる。下着には黒いシミができ、イングリスが絶頂を迎えたことを証明していた。
女性としてこの世界に転生し、はじめての絶頂。
あまりにも強力で、抗いがたい圧倒的な快感に思考が漂白されていた。
「ククク、まさか君がこんなにも感じやすい身体だったとはね」
イーベルはイングリスを見下ろしながら、その無様な様子に満足する。
「ううっ……!」
イングリスは逃れようと、イーベルを跳ね除け、立ち上がり距離を取ろうとする。
「どこへ行くというんだ?」
しかしイーベルは容易く追いつき、後ろからイングリスの胸に手を伸ばし、強く揉みしだいた。
「あああんっ!」
それだけでイングリスは腰砕けになり、ぺたりと膝をついてしまう。
「なんて敏感な胸だ!この分では他にも弱点だらけなのだろうな!」
そう言って、イーベルがイングリスの反応を楽しみながら身体中に手を這わせる。首、腋、お腹、お尻、そして股間。
「ひゃあっ!やっ、やめ、やめてぇっ、ああ!あああっ!」
その全てにイングリスの身体は敏感に反応した。
「ははは、全身が弱点とは難儀な身体だな、イングリス!特にここがお好みか!」
イーベルは、見つけ出したイングリスの最大の弱点ーーアナルに下着越しに指を這わせる。
そして、下着を剥ぎ取りーーずぶり
「いやあああああっ!?」
本来なにかを入れる場所ではないソコにイーベルの指を無理やり入れられ、羞恥と痛みとーー快感に叫び声が上がる。
「ぐっ、くうううっ……!」
ぐっ、ぐっ、ぐちっ、ぐちっ、ぶぢゅっ
はじめは滑りが悪く痛みの割合が大きかったが、秘所から垂れてきた蜜がイーベルの指とイングリスの不浄の穴との間に入り込み、卑猥な水音が大きくなっていくに比例して、快感が強まっていってしまう。
「くぅぅぅっ……!」
イングリスは、せめて嬌声をあげまいと右手で口元をおおって耐えようとする。がーー
ズプッ、ヌプッ、グチュッ!
「あっ!ああっ!?」
アナルを蹂躙される快楽に声が押し殺せない。涎を垂らしながら喘ぎ狂う。腰が淫らに浮き上がり、足はガクガクと震える。
「なんて淫らな尻穴だ。何本咥え込むつもりだい?」
イーベルの指が一本また一本と増やされ、イングリスのアナルを隙間なく犯していく。
「〜〜〜〜〜っ!!」
ぶしゅ、とイングリスの秘所から透明な液体が飛び出す。
「はは!また達したかイングリス!」
「あうう……」
イングリスは快楽の余韻から抜け出せず、全身を震わせる。それだけでなく、快楽に加え、胸とアナルだけで絶頂させられた羞恥と屈辱が彼女から抵抗の気力を奪っていた。
そんなイングリスを見ながら、ニヤリと笑みを浮かべたイーベルはーー
「さて、そろそろ僕も気持ち良くさせてもらうとしようか」
そう言って、ズボンを脱ぎ捨てその剛直を顕にする。
「ひいっ……!」
見た目10歳ほどの天上人の股間からは、その見た目に似合わぬ圧倒的なモノが備わっていた。
「やっ、やめてっ、やめてくださいっ」
イーベルに二度、それも胸とアナルで絶頂させられ、イングリスのプライドはもはや粉々にされていた。
イーベルの剛直によって与えられる、これまでを上回るであろう暴力的な快感ーーそれを予想してしまい、情けなく許しを乞う。
「なんてザマだイングリス!溜飲の下がる思いだよ!そうだな……それでは、その口でも何でも使って僕を満足させられたら許してやろうじゃないか」
「っ……、わかりました……」
イングリスはイーベルのそれに震えながら手を伸ばし、口に含む。その暴力的なサイズは、先端だけで彼女の口をいっぱいに塞いでしまった。
「よし、いいぞ。舌を使ってしゃぶるんだ。歯は立てるなよ」
「……ふぁひ」
イングリスはそれを言われるがままに舐めはじめる。唾液をまぶすように上から順にさすり上げるようにしごいていく。
……イーベルのそれはあまりにも大きいため、とても全てを口に含むことが出来ない。仕方なく、根本や玉へと顔を移動させ舐めしゃぶる。
「ほう、初めてにしてはなかなか上手じゃないか、武よりもこちらのほうが才能があるんじゃないか?」
「ふぐっ……」
「おおっ……!はあっ……」
イングリスは早くイかせ、解放されたいがための一心でそれを強く吸い上げる。
「……っ!」
そして、とうとうイーベルのモノが決壊する。それは大量の精液となってイングリスの喉の奥まで入り込んだ。あまりの量に思わず吐き出しそうになってしまう。
「ごぼぉっ……コホ…………っ!!」
「おっと、吐き出すなよ」
「っ……、むぐぐぅっ」
両手で口を塞ぎ精液を飲み干す。なんとか口の中のものを胃に送り込み、
「こ、これで満足ですか……」
と口にする。だがーー
「そうだね。それでは特別に、僕のこれを君の中にくれてやろうじゃないか」
「なっ、約束が……!」
「だからこれまでのことを許し、この僕のモノをくれてやろうというんだ!光栄に思え!」
「そんなっ……、いやっーーいやああああああ!」
ずぶぶぶぶぶっ!!
ついに、イーベルがその剛直をイングリスの秘所に挿し込んだ。
「うっ……ぐっ……」
とてつもない圧迫感を感じ、悶絶する。
しかしそれで終わりではなく、イーベルはゆっくりと腰を動かし始めた。
「やあっ……、ああっ……、ひゃあっ、あっ、いやっ」
「はは!良いぞイングリス!君の中はとても具合が良いな!」
「うぅぅぅああああぁあああ〜〜〜っ」
イーベルはイングリスの身体を起こし、容赦なく突き上げる。
「やあ!ああんっ!うっ、ふあぁっ」
イングリスはギュッと目を閉じ、ただひたすら快楽に悶えることしかできない。
「あっ、あっ、だめぇっ」
ちかちかと目の前に光が散る。子宮口を突かれる激しい快楽に、イングリスはただ翻弄され続ける。
「あ、ああぁんっ」
そして、何度目かの絶頂を迎える。
しかし、イーベルの責めは止まらない。
「あっーー!?い、イってる!イってるのぉ!やめてえぇ!」
しかしイングリスの言葉は聞き入れられず、イングリスはより強く腰を打ち付ける。
「あぁっ!あっ、あっ、あっ、あっ」
イングリスはもはや思考することもままならず、ひたすら快楽を流し込まれるだけになっていた。
そして、不意にイングリスの体勢が変わる。正面座位の姿勢にさせられたのだ。
「クク、君みたいな無駄に凹凸のある身体は好みではないが、こうすると良い眺めだね!」
そう言ったイーベルはイングリスの両乳首を口に含み、歯で刺激したり、舌で撫ぜたり、強く吸い上げたりと刺激する。
「ああっ!いやっ、いやぁ!」
その刺激にまた甘い声を出させられる。イーベルに身体の全てを蹂躙され、もはやイングリスは快感に喘ぐだけの少女でしかなかった。
「さあ、これで最後だ、僕の精を受け取るがいい!」
「いやぁぁああああああ!!」
イーベルはこれまで以上に激しく腰を打ち付ける。そしてーー
「あっ……ああああーっ、あーっ、あぁ……っ」
どぴゅっ、どぴゅっ、どくんっ!どくんっ!どくんっ!!びゅくっ!!
イーベルのモノから大量の精液が吐き出され、イングリスの子宮を満たしていく。
「うぁ……あぁ……」
その衝撃に、イングリスは意識を飛ばしてしまう。
「ククク、中々良かったよ。屈辱を与えた後は殺してやろうかと思っていたが、やめだ。今日から君は僕の奴隷にしてやろう。くくくくっ」
イーベルはそう言い、気を失いぐったりとしたイングリスを抱える。
その後、イングリスは二度と地上に姿を現すことはなかった。
天上領に奴隷として連れられたイングリスは、イーベルの玩具として一生を過ごすこととなったのだーー。
霊素なしのイングリスちゃんでもまだイーベル殿より強い気がするけどイーベル殿がめっちゃ修行したということでここはひとつ……