マジか……すげえ……
そんな興奮した声を漏らし、鼻息を荒げながら、僕が広げるスカートの下にある薄布を齧り付くようにガン見してくるクラスメイト達。
その視線はとても熱を帯びているもので、僕がちょっとだけ足を広げてあげれば更に顔をスカートの中へと近づけた。もう少し開いてあげればパンツの中に潜ってしまうのでは無いかと思うくらいだ。
時折チラチラとこちらの顔を見上げてきている。どうやらあともう少しだけ、こちらに動いて欲しいようだった。
これで満足してよねと思いながら、更に僕が以前よりもむっちりと肉付いてしまった脚を少しずつ広げていくと、彼らは興奮しきった声で「うお」と小さな歓声を漏らす。
サービスしてほんの少しクイッと腰を動かしてみたら今度は「うほ」と一オクターブ低い声で同じ意味合いのものを上げた。
そして、もう少しあとちょっとという感じで彼らがこちらを見上げてきたので、笑みを浮かべその期待の視線に目で応えてあげると、それは嬉しそうな顔をしてくれたのであるが……それ以上開く必要は無かった。
なぜなら、彼らの興奮を加速させる為には、少し腰を下ろすだけで良いのだから。すると、自然と見やすくなっていく股間。脚が開き、その先にあった下着の薄桃色が段々と近づいてくるわけで……。
「おおおおおっ!!」
「ひゃっ」
僕が軽くガニ股になると、彼らが感極まったような声をあげるの同時に、僕の口からも悲鳴ともなんとも言えない声が零れてしまった。思わず足を閉じながらスカートの裾を押さえる。
太ももに彼らの声と共に吐きだされた熱い吐息がかかり、それに思わず体を震わせてしまったのだ。
「わ、わりぃ!」
「大丈夫か!?」
ハッとした様子ですぐさま謝ってくる彼ら。だがその表情からは反省の色は伺えなくて、むしろ先ほどの光景を脳内で反芻してニヤついているのがバレバレだった。
そんな彼らの顔を眺めながら、どうしてこうなったんだっけ……と僕は自分がこうなってしまった状況を思い出していった。
僕──
ある日の朝、いつも通りに時間を告げるアラームで目を覚まし、ベッドから起き上がろうとした時に違和感があった。
体が重い。
風邪でも引いたかなと不安になったが、熱などは特になさそうで、むしろ何かもが生まれ変わったようにスッキリしてるくらいだった。
しかし、胸だけは妙に重たい。
もしかして野良猫が寝ている間に入ってきていて、そのままくっ付いてるのだろうか? 突飛な事を考えながら視線を下げてみれば、そこには昨日までには無かった、シャツを押し上げながらその存在を主張している大きな膨らみがあった。
それが何なのか理解できずに固まっていれば、寝巻代わりにしているシャツの下にあるそれが、呼吸に合わせるかのように上下する。
試しに腕を動かし両の手でそれに触れてみれば、触れた手に収まり切らないそれが、ふわりとした柔らかな感触を手の平全体に伝えてきた。まるでマシュマロのようなその柔らかさは、僕の知らない未知の感触。
……いや違う。知らないけど知っている……これは多分女の人のおっぱいの感触だ。
そう認識した瞬間、僕はようやく自分の体に起きている変化に気づいた。慌てて布団を跳ね除け起き上がると、部屋の隅に置いている鏡の元に行き、恐る恐る自分の体を映せば……。
「うわぁ」
思わず声を漏らし、呆然とする。
そこには、いつもの見慣れた自分の姿ではなく、一人の少女が立っていたのだった。
艶のある黒髪は肩に届くくらいまで伸びており、指を通せばひっかかる事なくサラリと流れていく。
目鼻立ちが整った顔立ちは間違いなく美人と呼べる部類だろう。大きくパッチリした目に長い睫毛、スッキリと通った鼻筋に、桜色をしたぷっくりと膨れた唇は瑞々しく潤い、どことなく色気を感じさせる。
視線を下へと移してみれば、そこには手で掴めば溢れるだろう程にたわわに実った豊満な双丘が二つ。シャツの下からぷっくりと存在を主張する乳首の形が透けて見えており、なんだかとても恥ずかしい気分になる。
さらに下へ視線を動かすと、細身でありながら適度に肉が付いた魅惑的な曲線美を描く腰回りに肉付きのいい健康そうな脚。
全体的にムチムチしているというか……男には無い女性独特の柔らかそうなラインが、鏡に映っている者の性別をこれでもかという程に強調していた。
ふと股間の違和感に気付き、鏡から目を外しゆっくりと手を近づけていけば……そこにはあるべき筈のものが無かった。そんなはずはと下着を下ろして確認してみれば、代わりにと言わんばかりにぷっくりと柔らかく盛り上がった恥丘というべき物が存在していた。
「嘘ぉ……」
信じられない物を目にした僕はショックのあまり、思わずその場にしゃがみ込んでしまう。
そんな僕の目の前にある大きな胸が重力に引かれてたぷんと揺れる。それを見て更にショックを受けながら、これは夢だと目を瞑って頭を振り、もう一度自分の体を見下ろした。
……やはり見間違いではなく、鏡の中にも先ほどと同じ見知らぬ美少女の姿があった。
どうしよう、これ……。そう胸中で呟くと僕は頭を抱えてしまった。
一体全体どうしてこんなことになったのか。昨日の記憶を思い出してみても、特にこれといった原因は思いつかない。いつも通りに学校に行き、放課後はコンビニに少し寄り道をして帰ってきただけ。
そう耽っていると、鏡の中に映る姿に目が止まる。
……おっぱいおっきいな。
そう思いながら、シャツを脱いで改めて自分の胸を見る。
巨乳とか爆乳で売り出していそうなアイドルでもそう見ないほど大きいのに垂れてはなくて、しっかりと張りのある綺麗なお椀型をしていた。
ゴクリと唾を飲み込み恐る恐る手を伸ばし、そっと、でもしっかりと両手で触れてみる。すると手の平いっぱいに伝わる柔らかな感触。ずっと揉んでいたくなるような触り心地だった。
軽く握ってみればその度にむにゅっと指が食い込んでいき形を変えていき、手を離すとそんな事など無かった様に元へと戻っていく。力を入れてみても全く痛みは無く、むしろどこまで変形していくか楽しくなってきた。
……すっご。
しばらくの間夢中になって揉んでいると、次第に身体の奥の方が熱くなってきた気がして、手の平に硬いモノが当たるようになってくる。
「んっ!」
それが何か理解する間も無く、無意識に摘んでしまえば思わず声が出てしまう。同時に体に電気が走るような刺激を感じ、体をビクつかせてしまった。
「な、なに今の」
今度は自分でも驚く程のかわいらしい声が口から漏れる。それを自覚すると同時に、鏡に映る姿もまた頬を赤らめている事に気づいた。恥ずかしさのあまり咄嵯に胸から手を離す。
「あ、あれ? 僕の声こんなだったっけ」
聞きなれたはずの声ではない事に今更気付き、確かめる為にもう一度声を出してみるも、やはりいつもと違う声が出てくるだけだった。自分のものとは思えないほどに可愛らしい声に戸惑いを隠せない。
……もしかしなくても、僕って女の子になっている……よね?
改めてそう認識した途端に襲い来る羞恥心に、僕は赤くなった顔を俯かせるのであった。
その後、母さんに相談すると、あら大変ねぇと呑気な声が返ってきて、病院に連れていかれた。信じてくれたのは嬉しいけど不安になるくらい態度も行動も軽かった。
病院で詳しく調べてもらったけど、似たよう様な事例はあるらしいけど何にも分かっていません。戻った事も確認できてませんとの事。
結局どうすることもできず、女の子として暮らしていくことになってしまった。
ただ幸いなことに、役所や僕の通う高校にも特例で認めてもらい僕はそのまま学校に通えている。
だけど、友人や他の生徒達には興味の的だった。なにせ共学だというのに女子生徒が居ないなんていう有様だったのだから。
そんな中で唯一女子が──と言っても見た目だけだけど、出来たのだから仕方ない事だったのかもしれない。
僕としても、最初の頃は色々と戸惑う事が多くて大変だった。
まずは服の問題。当然ながら今までの服や下着はサイズ的に入らない物が多かったから、母さんに半ば強制的に連れられ、下着から何から何まで女性物を買いに行く羽目になった。制服もブレザーなんだし元のでいいよ、と云ったものの上も下も一部が入らず、結局女子用のブラウスとスカートにしている。
まぁ、その辺はまだ良かった。問題はその他の生活で。トイレの使い方は分かったけど、いざ実践となるとどうしても抵抗があったし。お風呂に入る時も、自分の体なのに胸や股間に手を伸ばす事に妙な罪悪感を覚えてしまった。
そんなこんなで四苦八苦しながらも、なんとか女の子の体の生活に慣れてきて、ちょっと自分の体を愉しんだりもできるようになった頃、ふと気づく物があった。
クラスメイト達の視線である。
皆、僕の事情は当然知ってるわけだけど、それでも見た目は美少女。そんなのが同じクラスにいるわけで、色々話しかけてくる事も増えた。こうなる前から仲の良かった奴も多いし、それ自体は良いのだけど、どうにもその目つきが以前とは随分と変わっていた。
例えば体育の授業中に、体操着の裾からチラリと覗くお臍や太腿を見て鼻の下を伸ばしていたり。
例えば昼休みに椅子に座って話してると時折、目線が僕の胸や足を見る様に下へ動いていたり。
例えば、床に落ちた物を拾おうとしたら、後ろから覗き込むような体勢で凝視してきたり……etc。とにかく色々と見られるようになったのである。
皆、僕に気付かれないよう見ているつもりなんだろうけど、視線というのは人に刺さる物なんだなぁ、男の視線は向けられた女性にバレるってのは本当だったんだなぁ、と僕が実感するくらいにはバレバレだった。
……うん、まあ、仕方ないのかもしれない。だって相手は思春期の健全な男子高校生。そういう事に興味があって当然だ。気持ちは分かるしそれとなく気づかない振りをしていたんだけど、最近僕の方でも少し心境が変わってきた。
楽しくなってきたのだ、皆に見られる事が。
だから僕も、会話してる時にちょいっと脚を上げてみせたり、胸のボタンをいつもより開けて胸元を緩くしてみたり、気怠いな振りをして机に寄り掛かり胸やお尻を強調するよう席に押し付けたりと、彼らを挑発するような事をしていたのだ。自分が性的に見られている事に気付いても、それを嫌がったりせず、寧ろ積極的に煽るような事までし始めた。
そんなある日、僕はクラスの男子達から放課後の教室に残るよう頼まれたのだった。
「は、は、遥! お、おおおお願いがあるんだけど!」
「ん? なに?」
そして、放課後。教室に残っていた僕は、集まっていた男子の代表として声を掛けてきたクラスメイトの一人を見た。
彼は緊張して吃りながらも、意を決した様子で僕に告げてくる。
「お、俺達に見せてくれないか? 遥のパ、パン……ツを!」
「……え?」
一瞬、何を言われているのか分からなくて、思わず聞き返してしまう。
僕のパンツを、見せてくれ?
……目の前にいるのは三人。全員顔見知りで仲の良い連中だ。
よく言えばインドア派、悪くいえば所謂オタクで 、僕もよく一緒にゲームをしたりとか漫画の貸し借りをしている。そんな彼らが僕の下着を、パンツを見たいって言った。
「えぇっと……パンツってあのパンツだよね? ズボンじゃなくて、下着の」
確認すると、彼らはコクコクと首を上下させる。どうやら聞き間違えでは無かったみたいだ。
理由も聞いてみれば、今度は顔を少し赤くしながら早口で答えてくれた。曰く、画像や動画じゃない女子高生の生のパンツが見たい、チラチラみえるスカートの中が気になって夜も眠れないからどうかお願いします、俺達の仲なら分かるだろうと言われてしまう。
「うーん……」
胸を抱えるように腕を組みながら考える。僕は別に彼らの事は嫌いじゃない。人としてはむしろ好きな方に入る。
だけど、いきなり下着を見せろと言われても困ってしまうし、何より恥ずかしい。
そうしてしばらく考えていたけど、結局僕はそのお願いを受けることにした。なぜなら、断るにしても彼らは諦めそうにないと判断したから。決意の程を見せる表情から察するに、多分この後も何度も同じような事を言ってくるに違いない。
それに、ここ最近僕を見つめる視線に慣れ、見られる快感を覚えてしまった僕にとっては、彼らの視線はむしろ心地よかったから。
……パンツを見られるだけだし。まあ、それくらいならいいかな、と。
流石に誰がくるか分からない教室で見せるのは躊躇われたので、場所は変えることにした。
僕達は、人気の少ない空き教室に移動している。そこなら滅多なことじゃ誰も来ないから、安心できるだろうと彼らからの提案だった。
僕を先頭として移動している間も、皆の視線がチラチラと僕の下半身に向けられている事には気づいていた。
だからわざと気づかない振りをして、普段よりも少しだけゆっくり歩いていった。階段を登る時に時々わざとらしくない程度に足を開き気味にしつつ、一段一段を上がっていく。
そうする事で自然と彼らは後ろをついてくる事になり、僕の足やお尻を下から見上げる形になる。彼らが見上げてくるたびに、スカートに覆われた太ももやその先にあるパンツとお尻に向かって注がれる熱い視線。
それを受けてお腹の奥が熱くなるの感じながら、僕は少しづつ階段を上がっていった。 そうして空き教室まで辿り着き、彼ら先に入らせた後、周囲に誰も居ないのを確認してから僕も中に入る。
そのまま残されていた机の近くまで行き、何故か床に正座していた三人に振り返ったその瞬間、教室の中に充満していた彼らの期待が高まるのを更に感じ取れた。ゴクリと誰かが唾を飲み込む音が室内に響き渡り、次いで僕へと向けられる視線が更に強くなる。
それに対し、僕はニッコリと微笑んでみせる。
そしてゆっくりと、ゆったりした仕草でスカートの裾を摘まみあげていくと、露わになるムッチリとした太もも。
それを見て、彼らが息を呑むのが伝わってきた。
「じゃあ、見せてあげるね……僕のパンツ」
そう告げた途端、彼らの顔つきが変わった。
まるで飢えた獣のようにギラついた瞳が、僕の足下へと注がれていく。
それに合わせて、僕は少しだけスカートを持ち上げながら、ゆっくりとその脚を開いていく。
徐々に見えていく太ももの内側の柔肌。白く滑らかなそれが晒されると同時に、室内に男達の熱気が膨れ上がっていった。本来熱として感じるはずのないそれがまるで空調が壊れて室温が上がったのかと疑いたくなるほどに僕の周囲を漂う。室内に充満しているそれは、僕に向けられた欲望と好奇心によるものに間違いなかった。
そんな熱に浮かされるかのように僕の手はスカートの布を更に摘み上げ、自身の下着を晒そうと、彼らを焦らす様にたくし上げていく。
その光景を見つめる三人は、完全に言葉を失っているようだった。目を見開き、食い入る様に見つめてくる視線は、まるで僕の下半身に吸い込まれるように注がれている。そんな様子を見ているうちに、なんだか楽しくなってきた僕は、もっと焦らしてみたくなった。
だから、もう少しでパンツが見える……というところで、ピタリと手を止める。すると、明らかに残念そうな表情を浮かべる彼ら。それがまた面白くて、今度は逆再生のようにゆっくりと布を下ろしていく。
それに合わせて露わになった肌が隠れていき、スカートの影に収まる。その様子を眺めていた三人が、再び落胆の色を滲ませてこちらを見上げた瞬間、今度は大きくスカートを捲り上げた。
「っ!!」
その瞬間、息を呑む音が聞こえてきた。
視界に飛び込んできたであろう僕の下着。それを身に纏った下半身が、はっきりと晒される。薄いピンク色の布地は上品な光沢を放ち、股間を覆い隠すように伸びていた。フルバックのシンプルなものだけど、レースが施された可愛らしいデザイン。それを履いた尻肉は、スカートを持ち上げる腕の動きに合わせるかようにムチリと柔肉を揺らす。
その様を目の当たりにして、呆然とする三人。しばし静寂が室内を満たし、それを破る様に誰かが『おぉ……』と小さく声を漏らす。
「これで満足した?」
「あ、ああ……」
「す、凄い……」
感嘆の言葉を漏らす彼らに対して、僕がそう尋ねると彼らは呆けたような表情のまま、首を縦に振った。
それを確認し、そろそろスカートから手を放そうと力を抜いたその時、待ってくれ! と、制止の声が上がる。声がした方に視線を向けてみると、一人がこちらを見上げながら、更に興奮した様子で言葉を続ける。
「も、もうちょっと、もうちょっとだけでいいから見せて貰えないか……?」
「うーん……仕方ないなぁ……」
僕が溜め息交じりに了承すると、彼らは感謝の言葉と共に再び僕の股間へと顔を近づけてきた。
それに釣られるように僕も、スカートを下ろそうと下げかけた手を再度持ち上げ、先ほどよりも少しだけ高くたくし上げてあげた。
「っ!」
再度現れた僕の下着。それを見て、彼らは小さく息を飲み、そしてゴクリと唾を呑む。
そんな様子を見つめながら、僕は更にスカートを捲り上げていく。すると、先ほどよりも大きく露わになった股間に視線が集まるのを感じた。
それを自覚しながら、僕は少しだけ脚を開いていった。そうすることでより見えやすくなるように配慮してあげると、彼らの視線はその中央に釘付けとなり、呼吸音だけが室内を満たしていく。
やがて、脚を開き腰を少し落とした僕の股間にぐいっと顔を寄せる三人。その距離はほんの僅かで、ほんの十数センチほどしかない。そこまで近づいたことで、彼らが吐き出した熱い吐息が太ももを撫で、下腹部へと伝わってきた。
「んっ!」
その感覚に思わず声を上げてしまい、その場にへたり込みそうになる。それはくすぐったいというよりは、どこかゾクリとするような感覚だった。
それと同時に、お腹の奥がキュンと疼く。僕はその正体を知っていた。彼らに注目され見られている事に、僕の体は興奮しているんだと。
だからだろうか。彼らの視線に晒されるうちに、股間の奥がむず痒くなるような感じがしてきた。
同時に、秘裂から何かがじわりと滲み出るような感覚もある。それは段々と強くなっていき、やがてそれは股布にまで達してしまう。
そこでようやく、僕は自分の股間の状態に気付くことができた。
「あっ」
僕の口から思わず小さな声が漏れる。そこはもう既に湿り気を帯び始めており、それは次第に大きく広がっていった。僕の体から分泌された愛液によって、クロッチ部分の色が濃くなっていくのが見なくてもわかる。
「んっ……」
僕の口からは再び声が漏れた。だけどそれは先ほどのものとは違い、熱を帯びたものになっている。そんな僕の様子に気付いたのか、顔を近づけていた一人が口を開いた。
「……なあ遥、もしかして興奮してるのか?」
「ち、違っ」
僕は咄嵯に否定するが、しかし身体は正直だ。お腹の奥が疼いて、股間からは愛液が染み出し続けているのが分かる。
そんな状態の僕の下着を見て、彼らが何も思わないはずが無い。彼らの視線が僕に注がれているのを感じ、そして彼らがニヤリとしたのも見逃さなかった。
「遥、ちょっと腰を突き出してくれないか?」
「こう……?」
「もう少しだ」
「うぅん……こ、こう?」
「よしそのまま。そのまま……」
言われた通りに腰を突き出し、股間を見せつけている体勢に、顔が熱くなる。
それでも、下腹部から伝わる熱に浮かれた僕は彼らの期待に応えるために、そのままの姿勢を維持しながら時々クイッと誘う様にくねらせる。
「はぁ、はぁ……」
荒くなっていく呼吸。熱を帯びた視線が、僕の股間へと向けられているのを感じる。そうしてる内に、僕は見られてるだけじゃ我慢できない、もっと欲しいと思ってしまった。 情欲にまみれた目でもっともっと見られたい、見られながら触れてほしい。そんな風に考えてしまっていた自分に驚くけれど、でも止められなかった。
いつの間にか僕の股間と三人の顔は限りなくゼロ距離に近づいており、吐き出された熱い吐息はそのまま下着へと吹きかかる。
僕はその熱を受け入れながら、無意識に腰をくねらせてしまい、それが余計に彼らの劣情を誘発させている事には気付いていない。
彼らはそんな僕の様子を観察するかのように眺めながら、ゆっくりと手を伸ばしてくる。
「んっ!」
指先が、太ももを、内股を撫で、そして僕の秘所に触れた。下着の上からなのに、その刺激だけで僕はビクッと体を跳ねさせてしまう。そんな僕を気にも留めずに、彼らはそのまま指先を動かす。ゆっくりと優しくなぞり上げるように、時には押し込むように強く、時には弱々しく撫でるように、そしてまた強く……。
まるで楽器を奏でるかのように巧みな動きを見せるそれに、僕は翻弄されっぱなしだった。
「はぁ……んっ……ふぅ……うぁ……あっ……」
漏れる吐息はどんどん熱を帯びていき、室内に満ちていく。僕達の行為に伴う熱が室温を上昇させているようだった。
僕が反応して声を漏らすたびに、股布の湿り気は強くなっていく。下着の隙間からは愛液が溢れ出して太ももに垂れていくほど濡らしていた。
「はぁ、はぁ……すげぇ濡れてんじゃん……」
「うっわすげぇ……」
「やべ……めっちゃ興奮する」
そう言いながら、彼らは更に激しく指を動かし始める。くちゅくちゅと音を立てながら掻き回される感覚が心地良い。
「あっ……やっ! パンツ見せるだけって……んんっ!!」
僕は必死に抗議するが、彼らは全く意に介していないようで、むしろ楽しげに笑ってすらいる。
「ごめん、遥があまりにエロすぎてさ、我慢できなかったんだよ」
「悪いと思ってるよ、でも止まんないんだわ」
そんな事を言いながら、彼らは股間をまさぐるのを止めようとはしない。
「ひゃう!」
一人が不意打ち気味に股布越しのクリトリスを押し込めば、僕の口から短い悲鳴が上がる。それに続いて他の二人も同じ様に、或いは異なる責め方で攻めてきた。
指先だけだった責め手はいつしか掌全体を使ったものになり、秘所だけでなくお尻の方にも及ぶ。パンツがずれて食い込むのも気に留めず、ぐにぐにと尻たぶが歪むくらいの強さで揉みしだかれ、快楽が背筋を駆け上がって脳天を突き抜けていった。
それに加えて、太ももの内側を焦らすように擦る指先の動きは絶妙そのもの。もどかしいくらいの強さと緩急で、ゾクゾクする快感に身震いしてしまう。
時折、わざとなのか偶然なのか、秘裂や尻穴を掠めるように指が動く。その度に、下腹部から広がる甘い痺れが頭の中を満たしていった。
「んっ……ふぁっ……あんっ……ふぅんっ……あっ……んんっ……」
漏れる吐息は熱く、甘いものになっている。それが自分のものだとは思えなかった。
「はぁ……んっ……んんっ!? ちょ、ちょっと待って……んあっ! ダメだよそんなところまでぇ!?」
一人がパンツの隙間から直接指を入れてきたのに続いて、他の二人もそれを真似するように指先を滑り込ませてきた。その瞬間、直接的な刺激が僕を襲う。ぬめりを帯びた粘膜を擦られる感覚に、思わず身を捩ってしまう。
「はぁ……んっ……あんっ……ひぅんっ……あっ、あっ、あっ、んあああぁっ!」
三人の指がそれぞれ好き勝手に動く。その度に僕は体をビクつかせ、喘ぎ声を漏らす。それはもう完全に情事を思わせる声色になっていた。
その間にも指先は休むことなく動き続け、その度に愛液が音を立てて溢れ出してくる。 僕の秘所は完全に濡れていた。そこをまさぐる三人も興奮してきているのだろう。鼻息は荒くなり、股間を弄る指の動きも激しくなってくる。
そしてついに、僕は限界に達した。下腹部から全身へ駆け巡る快楽の波が爆発し、絶頂へと押し上げられる。
「んあああああぁぁぁぁっ!」
僕は大きく仰け反り、全身を震わせる。それと同時に、股間から熱い奔流が迸った。それは下着を濡らすどころか、水たまりができるほどの量だった。そして僕は快感に足が震え立っていることもできずその上に座り込んでしまった。
「うわ、すげぇ」
僕のイキ様を見て感嘆の言葉を漏らす彼ら。そんな三人を余所に、僕は絶頂の余韻に浸っていた。
全身を駆け巡る快楽が心地よい。自分でした時と全然違った……頭の中が真っ白になるほど気持よかった。僕はしばらくの間、恍惚とした表情を浮かべていた。
「はぁ、はぁ……」
やがて、絶頂の波が引いてくると、呼吸を整える為に深く息をする。
すると、股間を弄っていた手が離れていった。ようやく解放されたと思い、僕がホッとしていると、彼らはズボンのベルトに手を掛ける。
「な、何するつもりなの……」
「いやぁ、遥があまりにエロ過ぎてさ、こっちも我慢の限界っていうか」
「ここまできたら最後までしなきゃ勿体無いでしょ」
「ほら、俺達のもこんなになっちゃってるし……責任取ってくれるよね?」
そう言って、彼らはズボンを下ろして勃起したペニスを僕の眼前に突きつけてきた。血管を浮き立たせるほどに怒張し、先端からは我慢汁を溢れさせているそれは、何故かとても大きく見えた。
「ま、待ってよ……こんな体だけど僕男だよ? 忘れちゃったの?」
「忘れてねーよ。でも、遥だって気持ち良くなってたじゃん。ほら見ろよ、お前のここ、トロットロになってるじゃん」
そう言って、彼らは再び僕の秘所を指先でなぞってくる。それだけで、再び快楽の波が押し寄せてきた。
「あっ……んっ……ふぅ……」
僕は思わず声を上げてしまう。すると、またも更に激しく責め始める指先達。
「あんっ……あっ……ひゃう……んんっ……」
僕は再び抵抗することもできず、ただ喘ぐ事しかできなかった。
「遥だってチンコ挿れて欲しいだろ? なぁいいだろ?」
「ていうか、これ完全に女の子だよねもう」
「だな」
三人がそんな会話を交わしている間にも、彼らの責めは続く。
そしてついに僕は、耐え切れなくなってしまった。頭の中がぼんやりして、思考が纏まらない。彼らの言葉を聞いても、何も考えられない。
「んひぃ!?」
突然後ろに押し倒される衝撃と共に股間を熱い何かが這いずるような感覚に襲われ、声を上げてしまう。
見れば、彼らの内の一人がびしょびしょに濡れていたパンツを引きずり下ろし、露わになった秘所にしゃぶりついていたのだ。
「あんっ……やっ……ふぁっ……あっ……んっ……あぁっ……」
舌先がピチャピチャと音を立てながら秘裂をなぞり上げ、それを何度も繰り返す。時にはクリトリスを転がすように刺激され、強い刺激が全身を駆け巡る。
「ひゃう……んんっ……はぁ……ふぅ……はぁん……あん……ひあっ……あぁん……」
僕が喘いでいる間も、彼らの責めは止まらない。二人がかりで僕の両足を抱えて持ち上げ、股を開かせた状態で固定すると、残りの一人が顔を埋めて舐め回す。それだけでは飽き足らず、指まで挿入し掻き回してきた。
ぐちゅぐちゅと響く音が恥ずかしくてたまらない。それに加えて、足を開かされた事で丸見えになってしまった僕の大事な場所を、彼らの眼前に晒してしまっているという事実が、どうしようもないほどの興奮を呼び起こす。
「はぁ……んっ……ふぅ……んっ……んあぁっ! あっ、あっ、あぁああああっ!!」
再び絶頂が押し寄せる。
「やべ、すげーイッてる」
「マジでエロ過ぎんだろ……」
そんな言葉を聞きながら、僕は何度も痙攣するように体を震わせていた。下半身の感覚が無くなりそうなほど気持ちよかった。
やがて、僕が落ち着いた頃を見計らい、ペニスが突きつけられる。
かつて自分にもあったそれは、まるで見覚えが無い様に見えた。眼前に突き出されたそれは大きく、太く、とても逞しい物に思えた。竿部分は長く反り返り、浮き出た血管がその迫力を際立たせている。そして、何よりも目を引くのがその先端だ。先走りでテカテカと濡れて光りを反射するグロテスクなそれが、これから自分の身に起こることを想起させ、思わず生唾を飲み込んだ。
「はぁ……はぁ……」
息を荒げながらペニスを秘裂に触れさせてくる。
そのまま割れ目に沿って擦り付けられれば、ヌチャリという音と共に愛液が掻き混ぜられる音が響き、それと同時に伝わる快感が、下腹部の奥底から全身に広がっていった。
もうこれからされる行為は避けられないのだと理解しながらも、僕の心はどこか冷静だった。それよりも、この先に訪れるであろう未知の快楽への期待の方が大きかったのだと思う。
「挿れるぞ」
宣言と共に押し付けられた亀頭が、ゆっくりと膣内へ侵入を開始する。
メリメリと押し拡げるようにして入ってくるそれを、僕はただ受け入れていた。
「あぁっ!」
やがて完全に挿入された瞬間、僕は大きく声を上げる。その声は自分でも驚くほど甘いもので、快楽を感じているのだと自覚させられた。
初めて受け入れた異物に、僕の秘裂は苦しげにでも嬉しそうに収縮している。
その締め付けを物ともせず、尚も奥へと突き進んでいった。
そしてついに最深部へ達すると子宮口にコツンと当たる感触に、僕は再び声を上げた。
「あんっ!」
それを合図にしたかのようにピストン運動が開始される。最初はゆっくりとしていた抽挿は次第に速度を増していき、やがて激しいものとなっていく。それに伴い、結合部からはグチュグチュと激しい水音が奏でられ始めた。
「あぁっ……あんっ……ふぁっ……ひゃうっ……んあっ……んんっ……」
腰を打ち付ける音が室内に響く度に、僕は嬌声を上げ続けた。僕は与えられる刺激にただ喘ぐことしかできなかった。
「はぁ……あんっ……ふぅ……んっ……やっ……ひゃうんっ……」
僕の口からはもはや言葉にならない声しか出てこない。それどころか、腰をくねらせ自ら進んで股間同士を押し付け、より強い快楽を求めるような仕草さえ見せている。
それを見た彼らも興奮したのか、先程よりも強く激しく攻め立ててきた。奥まで貫かれたかと思うと、今度は入り口近くまで引き抜かれ、再び勢いよく奥まで突かれる。脇から伸びてくる手が胸を鷲掴み、揉み拉くように刺激してくる。
その度に僕は甘い声を上げながら体を跳ねさせてしまう。まるで全身が性感帯になってしまったかのようだった。
「あっ……あっ……ダメっ……イクっ……イッちゃうっ!」
僕はただひたすら喘ぐことしかできなかった。そして遂に訪れた三度目の絶頂に、僕は大きく背中を仰け反らせた。
「あぁああああっ!!」
その瞬間、膣内が収縮し、ペニスを締め付ける。それに伴い彼のモノの形をハッキリと感じ取ることができた。それは今まで以上に大きくなっており、ドクンドクンと脈打っているのがわかる。同時に熱い奔流が膣内に叩きつけられるのを感じた。それは何度も何度も続き、終わる気配が無いようにも思えた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
絶頂の波が収まってくるにつれて呼吸が整ってくると、彼が引き抜く際に結合部からコポリと白濁が溢れ出てくる。それは太ももを伝って床に垂れていき、水溜りを作っていく。僕はそれを絶頂の余韻とともに茫然と眺めていた。
「次、俺な」
「こっちも待てないからさ、口でしてよ、遥」
すると今度は違うペニス達が僕に迫る。それは先の彼と同じくらい大きく、逞しい。
先程与えられた快楽が再び与えられるのかと思うと、下腹部が熱く疼きながら子宮の奥底から新たな蜜が分泌されているのを感じ、それを欲している自分が居る事に気づく。
もはや自分が男だったことはどうでもよくなっていて、ただその雄達を迎え入れた。
……結局あの後も、僕は三人全員に犯され続け、膣と口で欲望を受け止めながら何度も絶頂を迎え、最後には意識が飛んでしまった。
気がついた時には体を整えられて、痕跡を消す様に掃除された空き教室で一人横になっていた。三人がやってくれたらしい。
下半身には違和感と疲労感、そして何度もイカされた快感の余韻が残っていたけど、それ以外に特に変わった事は無い。
……ただ、少しだけ僕の心が変化していた。女の子である事を受け入れ、男の子に求められることに喜びを感じ始めている──と。
そんな自分に対する戸惑いも無くは無いけれど、でも、それを悪くないと思う
また挑発したらどんなことになるんだろう、少しワクワクしながらふらつく足で帰宅するのだった。