※この作品はR-18です。

やはりこんなスーパー銭湯はまちがっている。   作:クロセス

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ここは千葉県にある某スーパー銭湯。地域の人々も多く利用する人気のある商業施設だ。

入浴、サウナはもちろんのこと、多様性に富んだ素晴らしい場所となっている。

 

ある日の夜、高校の部活動の催し物を終えて疲れた身体を癒そうと考えた一行がそこを訪れた。

 

 

 

「はぁ~………お湯が気持ちいいねー。ゆきのん」

 

湯船に肩まで浸かり穏やかな表情を顔に浮かべているのは、由比ヶ浜結衣。だが彼女の豊満すぎるおっぱいは湯船に沈みきらず僅かに浮かび上がってその顔を覗かせている。

 

「ええ、そうね。まるで身体の芯まで湯が染み渡るかのような気分だわ」

 

そう話す彼女は由比ヶ浜と同じ部活に所属し友人関係にある雪ノ下雪乃。彼女の真っ白な肌は湯の熱に解されてほのかに赤みを帯びてきている。そんな彼女のおっぱいは湯船のお湯の揺らめきのせいで隠れてしまっているが、今いる女性陣の中では一番に形が整っており、とても美麗である。

 

「ほう、言うじゃないか雪ノ下。さては温泉通だな?」

 

湯船の縁に背中を預けて両腕を脇に広げくつろぐ姿を見せているのは平塚静。彼女は高校の教師を勤めており、雪ノ下と由比ヶ浜の所属する部活の顧問でもある。そんな彼女のおっぱいの大きさは由比ヶ浜ほどでは無いがなかなかの物であり、今彼女がとっている姿勢のせいで大胆にもその身すべてが湯船の上にあらわとなっている。

 

「いえ、そんなことは」

 

「でもさ、ぶっちゃけ雪ノ下んちってかなり裕福じゃん? だからそういう機会も多いのかなって」

 

額に流れる汗をハンドタオルで拭いながらそう言い放ったのは川崎沙希。彼女は部活に属してはいないが今回おこなわれた催しにおいて助っ人という形で参加して部の活動に貢献を果たした為に今日彼女たちと共にここを訪れる次第となった。彼女のおっぱいは由比ヶ浜や平塚には及ばないものの、平均して大きい部類とされるふくらみをしている。

 

「そう言われると返答に困ってしまうのだけれど、でも姉さんが大学に上がる以前はよく家族で旅行に出かけて温泉のある旅館に宿泊していたわね」

 

「あたしんとこは姉弟が多くてなかなかそういう機会を作るのが難しくてさ。内心憧れてたって言うか、ね」

 

「まあここは都内にあるごく一般的なスーパー銭湯だが、雪ノ下が言うような本物の温泉にも引け劣らない効能があるみたいだぞ」

 

そう言って平塚は右腕を前方に伸ばすと左の手のひらで右腕全体をスーッと何度かなぞってみせる。

 

「ほえー、ならこのままずっと浸かってたらお肌ツルツルになるのかな?」

 

「ぐっ……まあ、個人差はあるだろうがな………」

 

由比ヶ浜の言葉に平塚は渋い顔を浮かべて何やら小声で呟く。彼女の呟きが上手く聞き取れなかったのか、由比ヶ浜は不思議そうな顔を浮かべて雪ノ下と川崎の顔を交互に見やる。

 

ささやかな声というのが切っ掛けとなったのか、それから暫しの間浴場に沈黙が流れる。

 

ちょうど今この浴場の利用客は彼女たちしかいない。それなりの広さの浴場と湯船である為に、彼女たち"5人"だけではその広さを少々持て余してしまう。

 

「はぁ………はぁ………はぁ………っ」

 

だからといって湯船でスイミングをしようとしたり、水中息止め大会を開催する流れにはならない。それは彼女たちの中に見張り役、牽制役、諭し役が存在しているからだ。

 

この状況ではもう余程のイレギュラーでも起こらない限り、このやすらぎの時間は保たれ、いつもと変わらぬ何気ない日常として過ぎて行くだろう。

 

「ううぅ…………」

 

そんな彼女たちの沈黙を破ったのは、一つの小さなうめき声。

各々が沈黙する中で浴場に流れていた音といえば、湯を出す吐水口の音くらいなもので。自ずと彼女たちの注目はそのうめき声のした方に集まる。

 

「ん? どうかしたか? 戸塚」

 

平塚が口を開く。その声音には強かさが宿っており、気分が優れない時や嫌なことがあった時などにその声を聞くと、心根を絆されて思わず頼ってしまいたくなる様な力を感じさせた。

 

「い……いえ………なんでも…………ないです」

 

それでも"彼"は揺るがない。その全身を湯船に深く沈めて、肩口どころか顎の辺りまでしっかり湯に浸かっている。

 

「彩ちゃん、大丈夫? 平気?」

 

続いて由比ヶ浜が口を開く。彼女の声音には優しさを感じる。彼女はゆっくり立ち上がると戸塚の方に近寄って"彼"の顔色を伺う。

 

しかし由比ヶ浜が立ち上がったことで、それまで湯の中に隠れていた彼女のおっぱいが露となる。地球の重力のせいでやや垂れ下がってはいるが、若さ溢れる彼女のそれはとても綺麗で乳首も淡い桜色に染まっている。

 

湯船に浸かる際のマナーとして彼女たちは身体にバスタオルを巻かないよう心がけた。何度洗濯をしたとて、新品のタオルでなければ湯を汚してしまうからだ。

 

それ故に今彼女たちはみな一糸纏わぬ姿で入浴している。

 

「う、うん………平気………だよ。……由比ヶ浜さん」

 

そんなものを間近に見せられたら、"男"なら堪ったもんじゃない。

 

「それは要らぬお節介よ由比ヶ浜さん。入浴のペースは人それぞれなのだから」

 

淡々とした口調で雪ノ下が口を挟む。それから彼女は少しのぼせたのかその場に立ち上がると湯船の縁に座った。

 

「あっ、そっか。ごめんね彩ちゃん」

 

由比ヶ浜はハッとした様子で戸塚に平謝りをすると彼から離れて雪ノ下の隣に移動して彼女と同じように湯船の縁に座った。

 

「それにしても……よく女性で通ったよね」

 

戸塚の方に目をやりながら川崎が言う。彼女の言うことはもっともである。何故なら戸塚彩加はその顔の容姿に反して列記とした男の子なのだから。

 

「うむ。何というか、今回のメンツで彼を男湯にやるのはどうにも気が引けてしまってな」

 

「ああ…………」

 

平塚の言葉に彼女らは口を揃えて頷く。

 

「ヒッキーとか、ちょー鼻息荒くしそう」

 

「公共の施設で彼の雄としての本能を目覚めさせてしまったら、せっかく存続させることが出来た奉仕部の存在がまた危ぶまれてしまうわね」

 

「あいつ、根っからのスケベっぽいしね。確かにこれが正解だったのかも」

 

そんな感じで各々が男性である戸塚との混浴を受け入れてしまっているが、当の彼は非常に困っていた。

 

いつ他の利用客が入って来るか分からないから全く気が休まらない。それに加え見知った顔の女性陣の全裸姿を目の前に戸塚の肉棒はずっとガチガチに勃起しっぱなし。その状態を万が一にも彼女たちに知られる訳にはいかない。

 

一度湯船の中でこっそり手淫して肉棒を落ち着けてしまおうかとも考えたが、その行為がバレてしまった時のことを考えたら恐ろしくて行動に移せなかった。

 

けれど、ヌキたい気持ちを抑えるのも辛くなってきた。

 

さっきの由比ヶ浜の接近などは特に危なかった。あの大きなおっぱいに触れてみたいという欲望と衝動に激しく駆られた。

 

今だってそう。川崎はまだ湯船に浸かっていてその全貌を見ることは出来ないが、雪ノ下と由比ヶ浜は全身を晒した状態だ。目を凝らせば下の女性器も丸見えだろう。

 

女性陣が自分を受け入れてくれるのは嬉しいのだが、それは状況によりけりであって、こんな異質とも言える事態を戸塚は望んでいない。

 

「どうしよっか。そろそろ身体洗う?」

 

「そうね。あまり遅くなっても男性陣を待たせてしまうことになるでしょうし」

 

「何だもうか。私はもう少し湯に浸かっているよ」

 

「あたしもそうしてようかな」

 

いつの間にか女性陣はそんな会話を繰り広げており、そのことにやや遅れて気付いた戸塚はこの状況からの脱却の道を見て安堵する。

 

しかしその思惑に反して、突如として彼は限界を迎えた。

 

 

「う……ううっ、…………もうむり………っ!」

 

 

ザパァァァッ!!

 

 

大きな水の音をたてながら戸塚は勢いよく立ち上がると、湯船の縁に乱暴に座って両手を背後の床につくと天をあおいだ。

 

自身が置かれた状況を打開しようと必死に思考を巡らせていたが為に、もう一つの明確な限界のことに気をやるのを忘れてしまっていた。

 

戸塚は危うく湯にのぼせてしまうところだった。

 

 

「あっ………!」

 

 

突然のことに何事かと思った女性陣であったが、戸塚の様子を見て皆すぐにその異変に気が付く。

 

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